
『
陸軍中野学校』(1966)
上映時間: 95分
製作国: 日本
ジャンル: サスペンス/ドラマ/戦争
監督:
増村保造 監修: 日下部一郎
脚本: 星川清司
撮影: 小林節雄
音楽: 山内正
美術: 下河原友雄
出演:
市川雷蔵/
小川真由美/待田京介/E・H・エリック/
加東大介/村瀬幸子/早川雄三/仁木多鶴子/飛田喜佐夫/中条静夫/小山内淳/佐原新治/穂高のり子/有島圭子
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三好次郎ら18人の少尉たちは上層部の命令で日本陸軍のスパイ養成機関・陸軍中野学校へ。彼らは戸籍を抹消され、過酷な特殊訓練を受けるが、ひとり、またひとりと脱落していく。
「眠狂四郎」シリーズと並ぶ市川雷蔵の人気シリーズ。実在したスパイ養成機関に基づくスパイ・サスペンス!(「KADOKAWA Entertainment, Inc.」より。)
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大映作品らしい重厚さとモノクロの美しさを併せもった作品で、完成度は高い。しかし、どうにも
加東大介がミスキャストだ。
陸軍中野学校を率いる教官として、人間的厳しさが要求される役どころだが、加東大介にそれを演じさせるには無理がありすぎる。
加東大介は大好きな俳優だが、この役柄を演じるには相応しくない。
ユーモアと人情味あふれる役を演じさせてこそ味の出る俳優なのだから。
小川真由美だが、本作から10年後に作られた
『実録三億円事件 時効成立』で観た、「疲れ果てた中年女」のイメージが強く、若い頃はこんなにも美しかったのか、、と衝撃というか、ショックを受けた。
美しさを奪う時の経過というものは、ほんとに残酷なものと痛感した。

全体として緊張感がみなぎり、まとめ方もうまく引き締まった穴のない作品だが、ミスキャスティングが響き、傑作とまではいかない気がする。
しかし、主演の
市川雷蔵はさすがの渋さとクールさ。
やはり時代劇の雷蔵より、現代劇でこその雷蔵だ。
雷蔵出演の現代劇は全て観てみたい。
★参照★【作品レビュー目次】
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【浅野忠信 作品リスト】