古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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◆F・フェリーニ 総括
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◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

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石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
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【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
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ウォン・カーウァイ DVDコレクション デジタル・リマスター版
いつもお世話になっている、micchiiさんのブログにて得た情報を、こちらでもご紹介。

それはなんと、“ウォン・カーウァイ DVDコレクション デジタル・リマスター版”が発売されるという情報。

何たることか。

さて、肝心の作品の内訳だが、

『いますぐ抱きしめたい』
『欲望の翼』
『恋する惑星』
『天使の涙』

の4作品とのこと。
(これにプラスして、更に上の4作品をまとめたDVD-BOXも発売されるらしい。)

鑑賞映画リスト(2004年以降鑑賞分)の“ウォン・カーウァイ”の部分を見ても分かる通り、私が最も気に入っている作品は、『恋する惑星』である。
早速「単品」で、Amazonにて予約をしてしまった。

予約するとかなり格安で購入できる上に、先着予約特典(特製アウターケース入り)があるらしい。

このDVD発売のニュースに飛び上がって喜んだ方は、お早めに是非どうぞ。

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by nijibabu | 2006-03-31 13:55 | ◆映画関連 その他
新文芸坐の日本映画特集
『気になる日本映画達〈アイツラ〉2005』と題して、池袋にある新文芸坐で特集上映が行われる。

比較的最近の日本映画を中心にスケジュールが組まれているのだが、これがなかなかの粒揃い。

以下は、その上映スケジュール。

*****************************************************
4/1(土)
サマータイムマシン・ブルース(2005/東芝エンタテインメント)
9:45/2:20/6:15

運命じゃない人 (2004/クロックワークス)
11:50/4:25/8:20 (終映10:00)
1:40より内田けんじ監督&荒木啓子さん(PFFディレクター)のトークショーあり

4/2(日)
メゾン・ド・ヒミコ(2005/アスミック・エース)
9:35/2:00/6:25

空中庭園 (2005/リトルモア)
11:55/4:20/8:45 (終映10:40)

4/3(月)
逆境ナイン(2005/アスミック・エース)
10:10/2:20/6:30

恋は五・七・五! (2004/シネカノン)
12:25/4:35/8:45 (終映10:30)

4/4(火)
タッチ(2005/東宝)
9:45/1:55

NANA (2005/東宝)
11:50/4:00 (終映5:55)

4/5(水)
タナカヒロシのすべて(2005/ファントム・フィルム)
10:30/2:30/6:30

東京ゾンビ(2005/東芝エンタテインメント)
12:35/4:35/8:35 (終映10:20)

4/6(木)
帰郷(2004/ビターズ・エンド)
12:10/3:35/7:00

さよならみどりちゃん (2004/スローラーナー)
10:30/1:55/5:20/8:45 (終映10:15)

4/7(金)
せかいのおわり(2004/ビターズ・エンド)
9:45/2:05/6:25

リンダ リンダ リンダ (2005/ビターズ・エンド)
12:00/4:20/8:35 (終映10:30)

4/8(土)
カナリア(2004/シネカノン)
12:25/5:10

レイクサイド マーダーケース (2005/東宝)〈R-15〉
10:15/3:00/7:45 (終映9:45)

4/9(日)
トニー滝谷(2004/東京テアトル)
10:40/2:30/6:20

サヨナラCOLOR(2004/ザジフィルムズ)
12:20/4:10/8:00 (終映10:00)

4/10(月)
カーテンコール(2004/コムストック)
9:50/2:00/6:50

8月のクリスマス (2005/東芝エンタテインメント)
12:05/4:15/8:50 (終映10:35)
6:10より長崎俊一監督&佐々木史朗さん(プロデューサー)のトークショーあり

4/11(火)
イン・ザ・プール(2005/角川ヘラルド)
11:25/3:10/6:55

亀は意外と速く泳ぐ (2005/ウィルコ)
9:45/1:30/5:15/8:55 (終映10:25)

4/12(水)
火火〈ひび〉 (2004/ゼアリズ)
9:45/2:05/6:25

いつか読書する日 (2004/スローラーナー)
11:50/4:10/8:30 (終映10:35)
6:15より緒方明監督と青木研次さん(原作・脚本)の舞台挨拶あり

4/13(木)
姑獲鳥〈うぶめ〉の夏(2005/角川ヘラルド)
1:10/6:00

乱歩地獄 (2005/アルバトロス)〈R-15〉
10:45/3:35/8:25 (終映10:40)

4/14(金)
TAKESHIS'(2005/松竹)
10:00/2:15/6:30

オペレッタ 狸御殿 (2005/松竹)
12:10/4:25/8:40 (終映10:30)
**************************************************

ちなみに、この中で既に観たことがあるのは、『乱歩地獄』『運命じゃない人』『トニー滝谷』の3つ。

そして、この機会に是非観に行こうと思っているのが、『TAKESHIS'』『東京ゾンビ』『サヨナラCOLOR』の3つである。

理由としては、

『TAKESHIS'』
今までの北野監督作品は全て観てきたので、その一環で。

『東京ゾンビ』
浅野忠信出演作品は全て観ようと思っているので。

『サヨナラCOLOR』
何かの機会でこの作品の予告編を偶然観たのだが、予告編だけで泣きそうになってしまったので。(笑)

といった感じ。

それ以外にも観てみたい作品は何個もあるが、そんなに池袋に通うアレもないので・・・

こんな時、無職だったならば、、(以下、自主規制)
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by nijibabu | 2006-03-31 13:35 | ◆映画関連 その他
アッカトーネ
c0073737_14284097.jpgアッカトーネ』(1961)
上映時間: 117 分
製作国: イタリア
公開情報: 日本未公開
ジャンル: ドラマ

監督: ピエル・パオロ・パゾリーニ
 Pier Paolo Pasolini

脚本: ピエル・パオロ・パゾリーニ
 セルジオ・チッティ 
撮影: トニーノ・デリ・コリ
出演: フランコ・チッティ Franco Citti
フランカ・パスット、ロベルト・スカリンジェッラ、アドリアーナ・アスティ、シルヴァーナ・コルシーニ

*****************************************************
【解説】
”アッカトーネ(乞食)”と呼ばれる娼婦のヒモ、ヴィットリオは職にも就かず優雅に暮らしていたが、金づるの娼婦マッダレーナが刑務所に入れられ運に見放される。うぶな娘に恋してようやく真面目に働き出したが…。
イタリア映画界史にひときわ異彩を放つピエル・パオロ・パゾリーニ監督のデビュー作。ローマのスラム街に住む最下層の人々の苛立ちに満ちた生活を真正面から描いた救いのない悲劇。
(TSUTAYA onlineより)

 まるで必然のように身を堕していく男を冷徹に描いたパゾリーニの劇場未公開作品。貧民街に暮らすアカトーネと呼ばれる男。彼は仕事もせず、気のあった仲間とその日暮らしを続けていた。やがてその生活は、彼の命までも奪っていく……。
(allcinema ONLINEより)
*****************************************************

イタリアの名匠、ピエル・パオロ・パゾリーニの監督デビュー作。

主演は、パゾリーニ映画の“常連”であるフランコ・チッティ
この人の顔は何度も見たことがあったけど、顔と名前をしっかり憶えたのは今回が初めて。

他の作品でもかなりの個性を発揮していた彼だが、本作においては主役ということもあって、存在感ありまくりだ。

舞台はローマのスラム街。
主人公であるアッカトーネは職にも就かず、プラプラと日々暮している。

彼の経済的根拠は“ヒモ”。
要するに、自分は毎日遊び呆け、女性に食わせてもらっているのだ。
なんという羨ましい暮らしぶりだろう。(爆)

「仕事なんて堕落した人間のすることだ。」

と、彼は劇中でのたまう。
なかなか哲学的なプータローだ。(笑)

自分も多分にプータロー気質な部分があるからして(爆)、こういった「怠け者の若者」を題材にした作品は、それだけで自分のツボにハマってしまう。

*****************************************************

袖まくりをしながら、ガタイのいい(体格のいい)彼は街をブラブラとしている。
ロクに働いてもいないのに、無意味に体格がよろしい。

とあるきっかけで肉体労働を一日だけすることになるが、すぐにバテテしまう。

あのガタイは一体、何の意味が!
見かけ倒しかよ、おい!

そんなとこも自分に似てて楽しかったりする。(笑)

そんな彼もついには奥さんに見捨てられ、家を追い出されてしまう。

それでも彼は働かない。
ガタイを活かさない。(笑)

しかしながら、さすがにそんな彼でも飯なしでは生きていけない。

「お腹が空くのは、食べることが習慣になってしまった証拠だ。」

と、またしても哲学的なことをのたまうが、要するに腹ペコな彼。
ついには、子供をあやすフリをして、子供の首にかかったネックレスを盗んでしまう。

そうして堕落の道をひたすら突き進んでいくのだが・・・

*****************************************************

上の「解説」でかなりネタバレしているが、結果として救いようのない形で終りを迎える。

この時代の「イタリアン・ネオリアリスモ」作品の終わり方としては王道とも言えよう。

話としては、ただ「堕ちていくスラム街の男」を描いただけだ。
しかし、私は最初から最後までこの作品に引き込まれ続けた。

なぜだろう。

おそらく、この作品が最初から最後まで、“純粋なるパゾリーニ一色”だったからだろう。

後期の彼の作品群に比べると、過激な描写はほとんど無い本作。
それだけに、パゾリーニの描き出す独特の映像世界にどっぷりと浸ることができた。

パゾリーニ映画のモノクロ世界は、見ていてとても心地良くなる。
彼の作品群の中で、それを最も強く感じさせたのは、この『アッカトーネ』という作品だった。

巷のレビューサイト等で、非常に評判が良かった為、観ることを決めた本作。
どうやらその「口コミ評判」に間違いはなかった様だ。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

 
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by nijibabu | 2006-03-30 15:04 | ◆映画レビュー
フェリーニ 大いなる嘘つき
c0073737_1410125.jpgフェリーニ 大いなる嘘つき』(2002)
上映時間: 105 分
製作国: フランス/イタリア/イギリス
ジャンル: ドキュメンタリー

監督: ダミアン・ペティグリュー Damian Pettigrew
音楽: ニーノ・ロータ Nino Rota
ルイス・バカロフ Luis Bacalov
 

出演: フェデリコ・フェリーニ Federico Fellini
ロベルト・ベニーニ Roberto Benigni
ドナルド・サザーランド Donald Sutherland

テレンス・スタンプ Terence Stamp
イタロ・カルヴィーノ Italo Calvino

*****************************************************
【解説】
 イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督最晩年のインタビューを中心に、関係者の様々な証言を織り交ぜて構成されたドキュメンタリー。監督は、自らフェリーニへのインタビューも行ったダミアン・ペティグリュー。2003年11月開催の『フェデリコ・フェリーニ映画祭』の中の1本として上映。
 1920年、イタリア・リミニに生まれたフェリーニは、「甘い生活」「8 1/2」をはじめ数々の名作を世に送り出し、ロベルト・ベニーニ主演作「ボイス・オブ・ムーン」の監督を最後に93年10月31日この世を去った。本作は、フェリーニが亡くなる直前の91年から92年にかけて、延べ10時間にわたって行われたインタビューを基に、フェリーニの人となりと、その創作の秘密の一端を明らかにしていく。また、ロベルト・ベニーニやドナルド・サザーランド、テレンス・スタンプといったフェリーニ作品に関わりのある人物のインタビューも収められている。
(allcinema ONLINEより)
*****************************************************

同じフェリーニのドキュメンタリー『20世紀の巨匠 フェデリコ・フェリーニ』を観た直後に、続けざまに本作を鑑賞。

日頃、滅多にドキュメンタリーなんて観ないのに、ドキュメンタリー尽くしになってしまった。

こちらはDVDにて鑑賞したのだが、最近は昔の作品をビデオで観まくっているので、DVDの輝かしい映像にははっとさせられた。

*****************************************************

まず、始まりの音楽と映像が素晴らしかった。
海の映像と、そこに流れるゆったりとしたクラシック音楽。

それらにぼぉ~っとしていると、突然、“おじいさんフェリーニ”が登場。(笑)

『20世紀の巨匠~』で観た、“働き盛り”のフェリーニとは全く違った雰囲気でびっくり。
全く、若かりし頃の面影がない。
これにはちょっとショックだったかも。

『20世紀の巨匠~』のフェリーニは体格もよくて、一応見た目は“社交的で気さくなおじさん”だ。
ところが、本作『大いなる嘘つき』のフェリーニは、“理屈っぽい気難しいおじいさん”という感じだったのだ。

まあ70歳ちょいで亡くなったことを考えると、かなり健康も害していた時期だろうから、この不健全な雰囲気は仕方ないんだろうけど・・・

それにしても「理屈っぽい」。(笑)
ひたすら、“オレ流の映画論”や“フェリーニ流人生論”をしゃべり続ける。

『20世紀の巨匠~』の方が、ドキュメンタリーとしては楽しかった。

ただ、本作『大いなる嘘つき』の方がフェリーニという人間像をより深く掘り下げており、そういう意味では本作の方が完成度は高いかもしれない。

*****************************************************

フェリーニ作品の全てを観た後に、これらのドキュメンタリーを観れた点は良かったと思う。

しかも、ここ1,2年でその全ての作品を観たので、ドキュメンタリーを観ていても、すぐにそのシーンが頭に思い浮かんできた。

「あぁ~、この俳優さん、こんなになっちまったのか・・・」
とか、
「このシーンはこんな風に苦労して作られたのか・・・」
とかみたいに。

本作『大いなる嘘つき』には、フェリーニに縁(ゆかり)のある俳優さんが何人か出てくる。

その中でも特に印象的だったのは、ドナルド・サザーランド

カサノバ (1976)』について彼が振り返り、その最後のついた“ためいき”が、とてもリアリティがあった。

「即興で彼(フェリーニ)は脚本を変えてしまう。ある時、彼は3ページに及ぶ独白を私に5分で憶えろと言ってきた。その後、5分後に本当に撮影が始まった。彼は悪魔だ。」

といった様な内容だったと思う。
その最後に、深い“ためいき”が出たのだ。
それはそれは深くて真実味のある“ためいき”だった。

私もこのブログで記事に書いているが、私にとって『カサノバ』という作品は、フェリーニ作品群の中で、最も体力を奪われた作品だ。

この作品は、言ってみれば“フェリーニ映画の集大成”的な作品。
晩年の“フェリーニ・ワールド”が最高潮に達した、非常に濃い作品だ。

そんなに面白いとは思わなかったが、そのあまりの“フェリーニ色満載”さに圧倒されたのおぼえている。

あと印象的だったのは、ロベルト・ベニーニ

フェリーニ作品では、遺作の『ボイス・オブ・ムーン(1990)』に出ただけの俳優さんなので、それ程縁があるとは思えないのだが、何しろよくしゃべるのだ。

“マシンガントーク”は映画の中だけでなく、プライベートなインタビューでも健在だった。(笑)

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★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

 
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by nijibabu | 2006-03-28 14:37 | ◆映画レビュー
「ボクが植物を愛するになるまで(仮)」<2>
購入後「8日目」

c0073737_13353254.jpgおおぉ。
かなり芽が出てきたぞ。
大丈夫そうかな。

この前、水を一度にあげすぎて、「受け皿」に水があふれてしまったが、あれは大丈夫だったんだね。(笑)

でも植物って、ここまで伸びるのに8日もかかるんだね。
意外に知らなかったね。
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by nijibabu | 2006-03-28 13:37
待望のDVDを購入!
訳あって経済的困窮状態(要するにビンボー)に陥っていたので、ずっとDVDを買うのを我慢していた。

我慢すること約1年(ちょっと大げさかな?)。
ようやく“その日”がやってきたのだ・・・

おとといの24日に給料をゲットした私は、これ以上ない気合いを込めて、HMV JapanにてDVDを注文した。

注文した品は、
太陽はひとりぼっち』(ミケランジェロ・アントニオーニ)
珈琲時光』(ホウ・シャオシェン)
SF Short Films』(中野裕之)
だ。

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どれもこれも、ず~~~っと欲しかったDVDばかり。
3本とも「何度も何度も何度も観てみたい」作品ばかりだ。

まあこれで今月の予算は全て放出したわけだが・・・(汗)

本日、午前便で自宅にDVDが到着。
記念に何枚かジャケット画像を。

あとでじっくり観るつもりだったが、我慢できず「つまみ鑑賞」をしてしまった。
その時のスナップ画像も何枚かアップしてみた。

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by nijibabu | 2006-03-26 11:17 | ◆映画関連 その他
“フェデリコ・フェリーニ”総括
先日、『世にも怪奇な物語(1967)』を鑑賞しました。

これにより、イタリアの巨匠“フェデリコ・フェリーニ”の監督作品を全て観たことになりました。(長編・短編全てを含む。)

合計すると全部で「24作品」。
いくら巨匠とはいえ、その作品全てをレンタルできるっていうのは凄いことです。

これは東京という街に住んでいるからという理由だけでなく、むしろフェリーニがそれだけ偉大であることに起因すると思われます。

彼の作品は全てそれなりの完成度を持っていますし、全てそれなりに有名だったりもします。
これは世界的な巨匠と言えど、稀なことだと思うわけです。

そこで、“フェリーニ作品コンプリート”を記念して、私なりに「フェリーニ作品の総括」をしてみたいと思います。

    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

【最も好きな作品】
(1955)

c0073737_1963372.jpg「主人公の男と小児麻痺の女性との会話シーン」「主人公の男とその娘との会話シーン」が印象的。
一般的にフェリーニ作品で一番有名である『道(1954)』とほぼ同時期に作られ、邦題も同じ“漢字一文字”であるにも関わらず、知名度はかなり劣る本作品であるが、私個人的にはイチオシである。




【好きな作品(次点)】
寄席の脚光(1950)

c0073737_1994073.jpgフェリーニの処女作。
「本邦未公開作品」且つ「ビデオが発売されたのも古い」ので、観るのはなかなか難しい本作品。
しかし、“巨匠”のデビュー作だけあってかなりの出来。
この時代の作品って、「歴史的価値がある」とか「映像が芸術的」とか「音楽が素晴らしい」とかの評価は出来ても、「掛け値なしに面白い」作品って、案外少ないと私は感じている。
しかし、この作品は「掛け値なしに面白い」のだ。
そして、他の作品では“常におばさんっぽい”のあのジュリエッタ・マシーナが、本作品ではまだ若く綺麗だったりするのは非常に新鮮味があった。(笑)



【好きな作品(次点)】
青春群像(1953)

c0073737_19104625.jpgフェリーニが初期の初期に放った「青春映画」の傑作。
個人的には、「一人、汽車で町を出ていく男と、それを駅で見送る少年とのシーン」が最も印象的。
初期(1950年代)フェリーニ作品には、こういった「終盤の印象的な会話シーン」が多く、それはフェリーニにしか演出できないレベルのものだと私は思う。



【好きな作品(次点)】
甘い生活(1959)

c0073737_1911334.jpg「185分」という非常に尺の長い作品。
本来、私は長尺の作品は苦手としているのだが、本作品は例外。
退廃したローマの風俗を余すことなく味わうことのできる本作は、感動的ラストシーンを持って終焉を迎える。
不毛で乱痴気なパーティが終わった後、主人公は気だるい体を引きずって海辺へと向かう。
そこで顔見知りの少女と再会する。
その海辺における、「主人公と少女との再会シーン」はあまりに素晴らしすぎる。
そして、あまりに眩しすぎた。
やっぱりフェリーニは凄い。



【好きな作品(次点)】
街の恋(1953)
当ブログのこちらの記事で詳しく書いているので割愛。



【一番苦手な作品】
フェリーニの8 1/2(1963)

c0073737_1911256.jpg言わずとしれた「フェリーニの代表作」。
この作品を「フェリーニの一番」に推す方々も多い。
確かに他の作品とは異色であり、「現実と幻想」が渾然一体となった演出は素晴らしいのかもしれない。
しかし、1950年代のフェリーニ作品が大好きな私には、「この作品辺りからフェリーニの作風が変化したマイナス記念碑的作品」の様が気がして、どうも好きになれない。



【一番疲弊し且つ圧倒された作品】
カサノバ(1976)

c0073737_19114078.jpg「154分」と長めであるのも一役かっているが、それより何より「晩年のフェリーニ色全開」であるところがこの作品の肝。
まず「音楽」が凄い。
「鳥が顔を出す気味の悪いオルゴール」が奏でる音楽は、聞いてるだけで心が乱される。(笑)
あと、「主人公が気味の悪い(だけど美しい)等身大の女性人形と“一戦交える”シーン」もかなり体力が奪われる。(笑)
絶対好きにはなれないが、「晩年のフェリーニ・ワールドの完成形」とも言ってよい、凄まじい作品である。



【一番オープニングがかっこよかった作品】
カサノバ(1976)

c0073737_24494.jpg「映画の冒頭から“CASANOVA”という文字が出るまでの間」はとにかくかっこよく、しびれまくった。
巻き戻しして、繰り返し観たほどだ。
「“CASANOVA”の文字が浮き上がる瞬間」なんか、ゾクゾクしてしまった。
(こんなことを感じてる人はいないかもしれないが。)
でも本編が始まると、「オープニングと本編とのギャップ」にまた別の意味で驚いた。(笑)



【アナザー・ワールドへ誘われる度ナンバー1の作品】
女の都(1980)

c0073737_19121616.jpg1980年という晩年の作品だからして、大して期待せずに観始めた。
ところが、これがかなりの「力作」だった。
題名そのまんまに「女の都(世界)」を描いた内容なのだが、主人公と共に、観ているこっちまで旅をしている様な気分にさせられた。
この“映画への引き込まれ度”はかなりのものだ。
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by nijibabu | 2006-03-25 11:58 | ◆F・フェリーニ 総括
鑑賞映画リストを更新。(2006.3.25)
鑑賞映画リスト(2004年以降鑑賞分)を更新しました。
(今回の追加分は緑色で記載してあります。)

仁義』(ジャン=ピエール・メルヴィル)
リスボン特急』(ジャン=ピエール・メルヴィル)
世にも怪奇な物語』(ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニ)

の3本です。
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by nijibabu | 2006-03-25 10:50 | ◆映画関連 その他
“ラーメン屋ランキング”更新、361軒目。
【361軒目】
<食べに行った日>(2006.3.24)
福心(品川区)  7.3点
東京都品川区上大崎1-3-1

「昔行ったラーメン屋かもしれないけど、行ったかどうかいまいちはっきりしないお店を、ことごとく制覇するノスタルジック・シリーズ(謎)」の第三弾。JR山手線「目黒」駅が最寄り。目黒通りに「ラーメン」ののぼりが見えるが、店自体は奥まっている。屋台風で店内は非常に狭く、席は6席しかない。大学時代の通学路にあったラーメン屋だったが、食べたか食べないか記憶が定かでなかったので、どうせなら行ってみることに。丁度、恵比寿ガーデンプレイスに映画のレンタル関連で用事があったので、恵比寿駅から目黒駅まで歩き、更にこのラーメン屋まで歩いた。懐かしさを感じながらも、少し閉鎖的な趣きのラーメン屋なだけに、入るのには少し勇気が要った。客は私一人だけだった。年季の入ったおばちゃんが一人で店番をしていた。妙に咳き込んでいたのが気になった。状況的に話しかけてくるパターンだったが、一番端っこの席に座ったので話しかけられずに済んだ。ラーメン(600円)を注文。オーソドックスな普通の醤油ラーメンだった。600円としては少し割高感があった。しかし味の方は案外しっかりしていて、平凡な外観のラーメンだが、しっかりとした味わいが感じられた。コショウをたっぷりかけて食べると美味しいタイプのあっさり醤油ラーメンだった。こういう普通っぽいラーメンって、一般的には評価されにくいタイプのものだと思われるが、私は案外好きである。おばちゃんの咳き込みと、メガネが曇った私に配慮して窓を開けてくれたおばちゃんの気配りに7.3点を献上。


★参照★
制覇ラーメン屋ランキング(7.0点以上)
制覇ラーメン屋ランキング(7.0点未満)

地域別ランキング(東京23区)
地域別ランキング(東京多摩地区)
地域別ランキング(東京以外)

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by nijibabu | 2006-03-25 00:04
健康診断の結果
本日、健康診断の結果が自宅に郵送されてきた。
結果は・・・

; ̄ロ ̄)!!

な感じ。
いやぁな感じの結果だった。(汗)

所見欄には、「コレステロール値上昇」と書いてある。
「原因」はこのブログをいつもご覧になっている方ならもうお分かりでしょう。(自嘲笑)


ラーメン屋巡りのペースを落としていきたいと思った一日だった。
(まあできるかどうかは別として。笑)
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by nijibabu | 2006-03-23 13:43