古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
カテゴリ
◆お気に入り映画リスト
◆映画レビュー
◆映画レビュー索引
◆浅野忠信 作品リスト
◆F・フェリーニ 総括
◆各氏・各雑誌のベスト
◆映画関連 その他
◆ラーメン
最新のコメント
>秋の田のさん こんに..
by nijibabu at 11:50
すみません、仕事中に再び..
by 秋の田の at 10:09
>かっぱ太郎さん ツイ..
by nijibabu at 01:34
最近ツイッターを始めたの..
by かっぱ太郎 at 10:50
>かっぱ太郎さん お久..
by nijibabu at 23:41
お久しぶりです! 最近..
by かっぱ太郎 at 01:32
>ぁぉぃちゃん やっぱ..
by nijibabu at 23:59
わぁ~おひしー☆彡 覚..
by ぁぉぃちゃ at 23:51
ぁぉぃちゃん、お久しぶり..
by nijibabu at 22:18
映画たくさん見られていて..
by ぁぉぃちゃ at 21:33
>かっぱ太郎さん お久..
by nijibabu at 23:14
にじばぶさんこんばんは!..
by かっぱ太郎 at 23:32
>なるなるさん コメン..
by nijibabu at 22:56
成瀬の「雪崩」は、大佛次..
by なるなる at 22:29
>SSSDさん お久し..
by nijibabu at 00:22
お久し振りです sss..
by sssd18 at 14:22
>かっぱ太郎さん こん..
by nijibabu at 23:43
にじばぶさんお久しぶりで..
by かっぱ太郎 at 23:50
>Scarfaceさん ..
by nijibabu at 23:20
>Scarfaceさん ..
by nijibabu at 23:18
Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
タグ
(62)
(44)
(36)
(35)
(33)
(26)
(23)
(19)
(18)
(18)
(18)
(16)
(15)
(15)
(15)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
以前の記事
2017年 02月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2007年 11月 ( 17 )   > この月の画像一覧
ユメ十夜
c0073737_20591593.jpgユメ十夜』(2007)

上映時間: 110分
製作国: 日本
初公開年月: 2007/01/27
ジャンル: ファンタジー/コメディ/ドラマ

監督: 実相寺昭雄 「第一夜」
市川崑 「第二夜」
清水崇 「第三夜」
清水厚 「第四夜」
豊島圭介 「第五夜」
松尾スズキ 「第六夜」
天野喜孝 「第七夜」
河原真明 「第七夜」
山下敦弘 「第八夜」
西川美和 「第九夜」
山口雄大 「第十夜」

原作: 夏目漱石 『夢十夜』
脚色: 漫☆画太郎 「第十夜」

c0073737_2192625.jpg出演: 小泉今日子「第一夜」
松尾スズキ「第一夜」
うじきつよし「第二夜」
中村梅之助「第二夜」
堀部圭亮「第三夜」
香椎由宇「第三夜」
山本耕史「第四夜」
菅野莉央「第四夜」
市川実日子「第五夜」
c0073737_2195268.jpg大倉孝二「第五夜」
阿部サダヲ「第六夜」
TOZAWA「第六夜」
石原良純「第六夜」
藤岡弘、「第八夜」
山本浩司「第八夜」
緒川たまき「第九夜」
ピエール瀧「第九夜」
松山ケンイチ「第十夜」
c0073737_2117768.jpg 本上まなみ「第十夜」
石坂浩二「第十夜」
戸田恵梨香:プロローグ&エピローグ(女学生)

声の出演: Sascha「第七夜」/秀島史香「第七夜」


公式サイト


***********************************************
 文豪・夏目漱石の幻想短編集『夢十夜』を豪華にして多彩なスタッフ・キャスト陣で映画化したオムニバス・ムービー。漱石が描く不条理で幻想的な夢の世界を10人の監督がそれぞれの個性を存分に発揮して映像化を試みる。
(「allcinema」より)
***********************************************

西川美和監督の作品は、相変わらず素敵です。

同様のオムニバス映画『female フィーメイル(2005)』の中の短篇『女神のかかと』では、大塚寧々が演じるお母さんの“かかと”を優しく、そしてエロティックに撮っていて、素晴らしく非凡でした。

c0073737_2124157.jpgそして本短篇でも、“女性のかかと”“女性のふくらはぎ”を美しく撮っていました。

元々、美しい緒川たまきが更に映えて見えたのです。

女性の脚を艶かしく撮るということに関しては右に出るものはいないですね。


そして、それを女性監督が撮っているということに改めて驚きを感じました。

むしろ女性だからこそ、あの様な艶かしい映像を撮ることができるんでしょうか?


c0073737_21154485.jpgところが、西川美和監督以外の短篇は、いずれも駄作揃いです。

風変わりでセンスの無い映像のオンパレードでした。

それがとても残念でなりません。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-29 21:18 | ◆映画レビュー | Comments(0)
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
c0073737_16344497.jpgバブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2006)

上映時間: 116分
製作国: 日本
ジャンル: コメディ/SF

監督: 馬場康夫

原作: ホイチョイ・プロダクションズ
脚本: 君塚良一
撮影: 松島孝助
特撮監督: 尾上克郎
音楽: 本間勇輔

出演: 阿部寛広末涼子/吹石一恵/伊藤裕子/劇団ひとり/小木茂光/森口博子/小野ヤスシ/露木茂/ラモス瑠偉/飯島愛/八木亜希子/飯島直子/伊武雅刀/薬師丸ひろ子

公式サイト

***********************************************
c0073737_1640275.jpg「私をスキーに連れてって」「彼女が水着にきがえたら」のホイチョイ・プロダクションズが8年ぶりに手がけたSFコメディ。莫大な借金を抱え停滞を続ける日本経済の元凶を絶つため、タイムマシンでバブルに浮かれる1990年の日本に送り込まれたヒロインが体験するカルチャーギャップをコミカルに描く。主演は阿部寛と広末涼子、共演に薬師丸ひろ子。
(「allcinema」より)

c0073737_16402590.jpg2007年、莫大な借金を抱え日本経済は破綻の危機に瀕していた。財務官僚、下川路功はその原因をバブル崩壊にあると考え、歴史を遡って崩壊を防ごうとするが…。 洗濯機型タイムマシンに乗って過去を旅する真弓役を広末涼子が好演!バブル絶頂期の、ハイテンションなニッポンが再現される、痛快タイムスリップ・コメディ!
(「TSUTAYA online」より)
***********************************************

c0073737_16404171.jpgいやいや、予想以上に楽しめました!

理屈を捨てるところは捨て、時代考証などの部分はリアルさを追求する。
その辺りのバランスが優れていましたね。


広末涼子はかなりの魅力を発揮していました。
胸元が白くて綺麗でした!

そして阿部寛も相変わらずの怪気炎!

主役二人の演技がとても光っていましたね。


c0073737_16501418.jpgc0073737_165062.jpgいやー、久しぶりに大笑いできた映画です。

それにしても、自動改札ではない有人改札が、あんなに懐かしく感じるとは思いませんでした。

それと、M.C.ハマーの、あの曲はサイコーですね。
聴いてるだけで何故か笑みがこぼれてしまいます(笑)。

もちろんM.C.コミヤは、もっとサイコーです!
遣唐使ですっ!
ケンタイキですッ!気にし過ぎですッ!


【おまけ】
Mc Hammer『can't touch this』

M.C.コミヤ『ケンタイキ』『遣唐使です』(1曲目・4曲目の「聴く」をクリック!)



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-26 16:41 | ◆映画レビュー | Comments(8)
幸福(しあわせ)
c0073737_12581979.jpg幸福(しあわせ)』(1964)

上映時間: 80分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ

監督: アニエス・ヴァルダ

脚本: アニエス・ヴァルダ
撮影: ジャン・ラビエ
クロード・ボーゾレーユ
音楽: ジャン=ミシェル・デュファイ

出演: ジャン=クロード・ドルオ
クレール・ドルオ
マリー=フランス・ボワイエ

ベルリン国際映画祭(1965年) 銀熊賞(準賞)

***********************************************
 大輪のひまわりと、その畑を往く夫婦に二人の幼な子のぼんやりした人影が交錯する印象的なタイトルが終ると、モーツァルトの明るい調べに乗ってピクニックに興ずる親子の姿が写し出され、誰もが題名の“幸福”をそこに実感する。舞台が彼ら夫婦の叔母の家に転ずると、ピクニックから戻った夫婦が何気なく目にするのは、ブラウン管の中の映画「草の上の昼食」。本作自体が巨匠ルノワールの名作「ピクニック」のオマージュであるが、そんなさり気ない形でも巨匠に敬意を表することを忘れぬヴァルダだ。
(「allcinema」より一部抜粋。)
***********************************************

(以下、ネタバレあり)
前半部分は、まさに“画に描いた様な幸せな家庭”を実写で見せている。

モーツァルトの調べにのってつむぎ出される暖かな映像は、観る者を夢見心地にさせる。

しかしながら、夫に愛人ができてからは雲行きが急変。

それに対する妻の対応は、まったく不満のかけらもみせない慎ましやかなものだったが、自殺という形で激しく抵抗してみせた。

ソフトな雰囲気を漂わせながらも、強い衝撃を与えてくる作品だった。


c0073737_12583011.jpgこれが女性監督により撮られたというところに、価値を感じる。

男の独善的な愛を、隠喩めいたストーリーの内に表現し、批判してみせた。

アニエス・ヴァルダの、その痛烈なまでの見事な手腕に脱帽する他ない。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-24 12:59 | ◆映画レビュー | Comments(8)
最近観た映画(2007.11.21)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作中の傑作
★★★★・・・十分に満足できた傑作
★★★・・・しっかりと楽しめた良作
★★・・・やや問題アリも、それなりに楽しめた作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1049289.jpg『ジュノーと孔雀』(1929/イギリス)
【監督】アルフレッド・ヒッチコック
★★
主人公夫婦の奥さんが「ジュノー」で、夫の方が「孔雀」ということになっています。 要するに夫婦の物語ですが、これがとるに足らない上に、終り方もよく分かりません。 はっきり言って面白くはないです。 ただし、ヒッチコックを全制覇したい方には通らなくてはならない作品です(笑)。


c0073737_10522028.jpg『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』(2007/日本)
【監督】蝶野博
★★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_1055233.jpg『ハヴァ、ナイスデー』(2006/日本)
【監督】 長澤雅彦/本田隆一/安里麻里/飯塚健/村松正浩/矢部浩也/富永まい/緒方明/矢崎仁司/筧昌也/日向朝子/山内健司/永田琴/柿本ケンサク/タナダユキ/本田昌広/福岡芳穂/中野裕之
★★★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_10583316.jpg『華岡青洲の妻』(1967/日本)
【監督】増村保造
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_1102554.jpg『イル・ポスティーノ』(1994/イタリア/フランス)
【監督】マイケル・ラドフォード
★★★
あまりにヒューマン臭が強く、乗り切れず。 最後はハッとさせられたが、それまでがやや退屈した。


c0073737_1121416.jpg『永遠(とわ)の語らい』(2003/ポルトガル/フランス/イタリア)
【監督】マノエル・デ・オリヴェイラ
★★
テオ・アンゲロプロスと似た感じなんですね、オリヴェイラって。 いや、テオがオリヴェイラ的なのかな? とにかく苦手な作風だ。 ただし、少女はとても可愛らしかった。 そして話題のラストも凄い。 とても悲しいラストだ。


c0073737_1165774.jpg『怪談』(1965/日本)
【監督】小林正樹
★★★
第一話が一番良かった。 後は全体的に冗長気味。 特に『耳無し芳一』は退屈であった。 しかしながら色彩美と空前のスケールで造られたセットは見事だった。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 
 
[PR]
by nijibabu | 2007-11-21 11:05 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
華岡青洲の妻(1967)
c0073737_2020391.jpg華岡青洲の妻』(1967)

上映時間: 99分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 増村保造

原作: 有吉佐和子
脚本: 新藤兼人
撮影: 小林節雄
音楽: 林光


c0073737_2021497.jpg出演: 市川雷蔵若尾文子高峰秀子/伊藤雄之助/渡辺美佐子/丹阿弥谷津子/浪花千栄子/内藤武敏/原知佐子/伊達三郎/木村玄/南部彰三/舟木洋一/沖時男

***********************************************
c0073737_20213493.jpg世界で初めて全身麻酔を用いて乳がん手術を成功させた医師・華岡青洲(市川雷蔵)。しかしその影には彼を愛する妻・加恵(若尾文子)と母・於継(高峰秀子)との深い対立と確執があった。ふたりの女は青洲のため、危険も顧みずに競って麻酔の実験台に上ろうとする…。
有吉佐和子の同名小説を原作に、鬼才・増村保造監督が日本の嫁と姑の葛藤を鋭くえぐった情念劇。当然女優同士の演技合戦が主となるわけだが、実はその間に位置する市川雷蔵の存在感が素晴らしく、ひたすら実験を続けるその姿からは、まるで目的のたc0073737_20215326.jpgめには自分を愛する者の犠牲もやむなしといった研究者の冷酷さまで感じさせられ、その意味でも女性のみならず男性のサガまで見事に描出した秀作といっていい。動物実験などグロテスクなシーンもあるが、それ以上に鬼気迫る演出によって、人間の壮絶な情念そのものがどこかすっきりするほど印象に残るのが不思議である。
(「Amazon.co.jp」より。)
***********************************************

c0073737_20221470.jpg高峰秀子若尾文子のバトルは、聞きしに勝る壮絶なものでした。


それに対し市川雷蔵は、トップクレジットながらやや控えめな役どくろを巧く演じていました。

ただ、他の作品で見られた様な雷蔵のかっこよさは本作では観ることができませんでした。
そこが残念です。

どうしてなんでしょうか。

c0073737_20222658.jpg髪の毛がボサボサという設定が悪かったのか、それとも役どころが地味過ぎたのか?!

雷蔵ファンの私としては、理由はともかく残念で仕方ありません。


しかし若尾文子は、やはり健気に尽くす妻役を演じると、右に出るものはいませんね。

ただ真面目な妻になるのではなく、そこにエロティシズムまで浮かばせるのが凄いの一言です。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-19 20:23 | ◆映画レビュー | Comments(10)
最近観た映画(2007.11.17)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作中の傑作
★★★★・・・十分に満足できた傑作
★★★・・・しっかりと楽しめた良作
★★・・・やや問題アリも、それなりに楽しめた作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_10324390.jpg『バタフライ・マン』(2002/イギリス/タイ)
【監督】カプライス・キー
★★★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_1039596.jpg『青春の殺人者』(1976/日本)
【監督】長谷川和彦
★★★★
前半の両親殺しのくだりは、凄い緊迫感。 これだけの緊迫感を放つ作品は、そうあるもんじゃない。 しかし、中盤から終盤にかけてダレダレ。 そこが残念。 もう少し尺が短い方が良かったかも。


c0073737_1041171.jpg『突撃』(1957/アメリカ)
【監督】スタンリー・キューブリック
★★★★★
今まで観たキューブリック作品の中では最上位。 カーク・ダグラスが端整で素晴らしくかっこ良かった。 そして、カーク・ダグラスが砲撃の降る濠の中を、顔一つゆがめずに歩く姿に痺れた。 シャープなモノクロ映像も印象的。


c0073737_10484198.jpg『芝居道』(1944/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
長谷川一夫も山田五十鈴も、外見的に好みではない。 話としても、うまく出来すぎ。 芸道モノとして、溝口健二の『残菊物語』があるが、あの作品で見られた様な終盤の盛り上がりがあれば良かったのだが・・・ 戦時中に作られた作品には良いものが無い気がする。


c0073737_10534379.jpg『スエーデンの城』(1962/フランス)
【監督】ロジェ・ヴァディム
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_10571278.jpg『河』(1951/アメリカ)
【監督】ジャン・ルノワール
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_11294240.jpg『落第はしたけれど』(1930/日本)
【監督】小津安二郎
★★★
この頃の田中絹代は可憐で可愛らしい! 落第しても、あんなコに支えられていたならば頑張れるのではなかろうか。 前半は面白くなかったが、後半になるにつれ面白さが増した。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 
 
[PR]
by nijibabu | 2007-11-17 11:30 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~
c0073737_920155.jpg未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』(2007)

上映時間: 115分
製作国: 日本
初公開年月: 2007/10/06
ジャンル: ロマンス/ドラマ

監督: 蝶野博

脚本: 狗飼恭子/志羽竜一
撮影: 石坂拓郎
音楽監修: 中村正人
主題歌: Dreams Come True


出演: 松下奈緒/竹財輝之助/原田泰造/西田尚美/関めぐみ/弓削智久/藤井美菜/加藤雅也/石黒賢/松坂慶子

公式サイト

***********************************************
c0073737_9181966.jpgDREAMS COME TRUEの人気ラブソングをモチーフに、「アジアンタムブルー」の松下奈緒と「仮面ライダー剣」の竹財輝之助の主演で贈るハートフル・ラブストーリー。印刷会社に勤める宮本さやかには、大学時代からの恋人・福島慶太がいた。ガウディに憧れ、建築事務所に働く彼の言葉に後押しされ、さやかは、一度は断念した雑誌編集者を再び目指し始める。そしてついに夢が叶い採用が決まった矢先、慶太のスペイン赴任が決まり、2人は別々の道を歩むことを決断するが…。
(「allcinema」より。)
***********************************************

c0073737_9161494.jpg先に言っておきますと、本作はかなりベタベタな作品です。
観ていて恥ずかしいです。

ですが、意中の女性とデートで行くにはベストな作品かもしれません。

それ以上は何もないです(笑)。


バイクの後ろに女性が乗り、耳元で「ア・イ・シ・テ・ル」。

c0073737_917429.jpgだけどエンジン音でよく聞こえず、もう一度「ア・イ・シ・テ・ル」。

これにはさすがにゾクゾクと寒気がしました(笑)。

ヘタなホラー映画よりゾクゾクすること請け合いです。


ところで、主演の松下奈緒さんは、池谷幸雄氏に似てますよね?(え?!似てない?)


c0073737_9212112.jpgc0073737_9213034.jpgc0073737_9213819.jpgc0073737_9214862.jpgc0073737_9215545.jpg



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-15 09:23 | ◆映画レビュー | Comments(2)
河(1951)
c0073737_11145397.jpg』(1951)

上映時間: 105分
製作国: アメリカ
ジャンル: ドラマ

監督: ジャン・ルノワール

助監督: サタジット・レイ
原作: ルーマー・ゴッデン
脚本: ルーマー・ゴッデン/ジャン・ルノワール
撮影: クロード・ルノワール

出演: パトリシア・ウォルターズ
エイドリアン・コリ
ラーダ
トーマス・ブリーン
アーサー・シールズ

***********************************************
 印象派画家の第一人者、父オーギュストの絵画に匹敵する色彩に溢れた、ジャン・ルノワールのインド随想。
 ゴッデン女史の半自伝的小説に圧倒されたルノワールが彼女の脚本協力を得て取り上げた心洗われる、癒しの文明論。ハリエットが語って聞かせる、“クリシュナとラーダ”になる村の恋人たちの逸話の幻想美は圧巻だ。
(「allcinema」より一部抜粋。)
***********************************************

c0073737_11161941.jpgジャン・ルノワールの代表作をやっと鑑賞できた。

インドが舞台だが、とても美しく撮られている。


ストーリーの本筋は、少女が大人になっていく過程における喜びと苦しみだ。

子猫から雌猫(本作からの引用)へ、さなぎから蝶へ、美しく立派な女性になる上での、心の葛藤を描いた本作。


恋というものへの「憧れ」が「現実」となってしまった時の喪失感も巧く表現されていた。

娯楽性は低いが、何とも心にしみいる作品であった。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-14 11:17 | ◆映画レビュー | Comments(2)
スエーデンの城
c0073737_11595746.jpgスエーデンの城』(1962)

上映時間: 102分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ

監督: ロジェ・ヴァディム

原作: フランソワーズ・サガン
脚本: ロジェ・ヴァディム/クロード・シュプリエ
撮影: アルマン・ティラール
音楽: レーモン・ル・セネシャル

出演: モニカ・ヴィッティ
ジャン=ルイ・トランティニャン
ジャン=クロード・ブリアリ
クルト・ユルゲンス
フランソワーズ・アルディ
シュザンヌ・フロン
シルヴィー

***********************************************
 ジャズ好きで知られるヴァディムの、音楽が印象深い、フランソワーズ・サガンの戯曲の映画化。人妻との醜聞で決闘騒ぎを起こした青年が、ほとぼりが冷めるまでと、遠縁のスウェーデンの城を頼る。奇妙な寄せ集め家族が、腹にイチモツ抱えながら暮らすそこは、決して居心地のよい所ではなかった。しかし、城主の後妻(ヴィッティ)に誘惑されて居着くことに。寄生虫的な彼女の弟や、城主の嫉妬から殺されたはずの前妻……R・ル・セネシャルの主題曲が、H・ロスタンによるモダン・ジャズ・アレンジで様々に展開する。
(「allcinema」より一部抜粋。)
***********************************************

“モニカ・ヴィッティが最も美しく撮られた作品”と誰かが評していたが、まさにその通り!

ただでさえ美しいモニカが、本作ではことのほか美しさと色気を待ち散らしている。

この作品は、モニカの美しさを、ただただ堪能すれば良い作品なのだ。

***********************************************

スエーデンの孤島に存在する、とあるお城で繰り広げられる怪しい貴族の物語。

そのお城にはモニカ・ヴィッティ演ずる美しき女性が住んでいる。


c0073737_1220788.jpgヴィッティはこのお城の主である暴君の妻だが、訪れる客人をことごとく誘惑する。

そんな美しき人妻に誘惑されれば、男なんぞひとたまりもない。
一瞬にして恋に落ちる主役のジャン=ルイ・トランティニャン。


しかし彼は妻と関係を持ったことが暴君の夫にバレて命を狙われることに。

孤島のお城という逃げ場の無い場所で命を狙われ、絶対絶命のトランティニャン。

さて、その結末はいかに?!

***********************************************

とまぁ、話の展開はこんな感じであるが、ここから先は少し余談を・・・


監督のロジェ・ヴァディムは、稀代のプレイボーイとしても知られた人物。

彼が今まで付き合ってきた女性はブリジッド・バルドーやジェーン・フォンダ、そしてカトリーヌ・ドヌーヴだ。

その名前を聞けば分かるとおり、女性に関してはかなりのメンクイ。
そしてセンスもいい。


そんな彼に主役に見出されたヴィッティも、これら二人の女優に負けず劣らず美しいが、本作の後にヴィッティとヴァディムが交際したという話は出ていない。

c0073737_12204070.jpgロジェ・ヴァディムもさすがにヴィッティは口説けなかったのか?!
それとも、アントニオーニの影響か?!

それは当の二人にしか分からない・・・



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2007-11-12 12:21 | ◆映画レビュー | Comments(4)
最近観た映画(2007.11.11)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作中の傑作
★★★★・・・十分に満足できた傑作
★★★・・・しっかりと楽しめた良作
★★・・・やや問題アリも、それなりに楽しめた作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_026179.jpg『その夜の妻』(1930/日本)
【監督】小津安二郎
★★★★
ややや、楽しめました。サイレント作品ということで、サイレントが苦手な私は、あんまり期待して観なかったのですが、これが予想を裏切る面白さ!奥さん役の八雲恵美子がとても美しかったです。


c0073737_028428.jpg『「エロ事師たち」より 人類学入門』(1966/日本)
【監督】今村昌平
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_0363114.jpg『婦系図』(1942/日本)
【監督】マキノ正博
★★★
長谷川一夫をけなげに愛する女性を山田五十鈴が演じている。 これがミスキャストかどうかは微妙なところ。 ストーリー展開が緩慢なので、筋を追ってばかりいるとイライラしたが、最後まで観たら、なかなか良い後味を残してくれた。


c0073737_038437.jpg『愛の集会』(1964/イタリア)
【監督】ピエル・パオロ・パゾリーニ
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_0411932.jpg『マンクスマン』(1929/イギリス)
【監督】アルフレッド・ヒッチコック
★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_0424374.jpg『深海 Blue Cha-Cha』(2005/台湾)
【監督】チェン・ウェンタン
★★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 
 
[PR]
by nijibabu | 2007-11-11 00:45 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)