古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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四つの恋の物語(1947)
c0073737_21582811.jpg四つの恋の物語』(1947)

上映時間: 112分
製作国: 日本
ジャンル: ロマンス

監督:
豊田四郎(第一話「初恋」)
成瀬巳喜男(第二話「別れも愉し」)
山本嘉次郎(第三話「恋はやさし」)
衣笠貞之助(第四話「恋のサーカス」)
脚本:
黒澤明(第一話「初恋」)
小国英雄(第二話「別れも愉し」)
山崎謙太(第三話「恋はやさし」)
八住利雄(第四話「恋のサーカス」)

撮影:
川村清衛(第一話「初恋」)
木塚誠一(第二話「別れも愉し」)
伊藤武夫(第三話「恋はやさし」)
中井朝一(第四話「恋のサーカス」)

音楽: 早坂文雄/栗原重一

出演:
c0073737_2234528.jpg池部良(第一話「初恋」)
久我美子(第一話「初恋」)
志村喬(第一話「初恋」)
杉村春子(第一話「初恋」)
石田鉱(第一話「初恋」)
友坂四郎(第一話「初恋」)
木暮実千代(第二話「別れも愉し」)
沼崎勲(第二話「別れも愉し」)
英百合子(第二話「別れも愉し」)
菅井一郎(「第二話「別れも愉し」)
小林十九二(第二話「別れも愉し」)
竹久千恵子(第二話「別れも愉し」)
榎本健一(第三話「恋はやさし」)
若山セツコ(第三話「恋はやさし」)
飯田蝶子(第三話「恋はやさし」)
浜田百合子(第四話「恋のサーカス」)
c0073737_2224043.jpg河野秋武(第四話「恋のサーカス」)
田中筆子(第四話「恋のサーカス」)
清水将夫(第四話「恋のサーカス」)
久松保夫(第四話「恋のサーカス」)
進藤英太郎(第四話「恋のサーカス」)
浅田健三(第四話「恋のサーカス」)
花沢徳衛(第四話「恋のサーカス」)

*****************************************************
 恋をテーマにした4話のオムニバス。同じ家に住むことになった若者たちの恋を描く「初恋」(第一話)は、豊田四郎が監督し、黒澤明が脚本を担当。ほぼアパートの一室を舞台に進行する恋人たちの別れ話「別れも愉し」(第二話)は 成瀬巳喜男が監督。山本嘉次郎が監督し、エノケンのパフォーマンスが堪能できるラブコメディ「恋はやさし」(第三話)。空中ブランコ殺人事件の顛末からサーカス内の恋愛模様が明かされる「恋のサーカス」(第四話)。
(「日本映画専門チャンネル」解説より。)
*****************************************************

豊田四郎監督の第一話が圧倒的に良かった。
こういう純愛モノには弱い。

久我美子が若くてびっくり。

c0073737_2214854.jpg池部良も、相変わらず前髪が垂れていて良い(笑)。

二人のロマンスは、純情の極みで、観ていて清清しい気分になれる。

終り方も素晴らしく良い。


木暮実千代が魅力を発揮している成瀬巳喜男監督の第二話も、なかなかの出来栄え。


しかしながら、喜劇風な第三話やミステリーじかけの第四話は、「恋の物語」と銘打った本作からすると期待はずれ。


全体としては全くまとまりがないが、第一話が良かったので満足はできた。

改めて、豊田四郎監督の力量を感じたオムニバス作品であった。


そして、成瀬巳喜男監督の安定した底力を再確認できたのも、一つの収穫であった。




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by nijibabu | 2008-03-31 22:04 | ◆映画レビュー | Comments(10)
第十七番
c0073737_131649.jpg第十七番』(1932)

上映時間: 61分
製作国: イギリス
ジャンル: ドラマ

監督: アルフレッド・ヒッチコック

脚本: アルフレッド・ヒッチコック/アルマ・レヴィル/ロドニー・アックランド
撮影: ジャック・コックス

出演: レオン・M・ライオン/アン・グレイ/ジョン・スチュアート/ドナルド・カルスロップ/バリー・ジョーンズ

*****************************************************
 アルフレッド・ヒッチコック監督によるコミカルサスペンス。宝石泥棒を追う刑事が、第十七番と呼ばれる廃屋で死体を発見。そこでベンという謎の男と出会い…。ミニチュアと実写の融合など、後年のヒッチコック作品に繋がるシーンが多数見られる。
(「DVD NAVIGATOR」データベースより。)
*****************************************************

c0073737_133913.jpg列車アクションモノのヒッチコック作品としては、後の『バルカン超特急』より面白いと感じた。


ただ、全体的に分かりにくい部分が多いのがネックではある。

c0073737_13581.jpg登場人物とか、実は渡した物がダイヤではなく鎖だったとか。

映像的に分かりづらいのもあるが、単純に登場人物の顔つきが似通っているという部分にも要因がある様に思う。


ただし、1時間という尺の短さによるスピード感は、非常に魅力的。
c0073737_142021.jpg
長すぎる映画が多い中、本作の様なスピード感あふれる作品がもっと評価されてもいいのではなかろうか?

ヒッチコックのイギリス時代の作品としては、最高傑作である。




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by nijibabu | 2008-03-30 01:05 | ◆映画レビュー | Comments(3)
最後の人
c0073737_2054085.jpg最後の人』(1924)

上映時間: 72分
製作国: ドイツ
ジャンル: ドラマ

監督: F・W・ムルナウ

脚本: カール・マイヤー
撮影: カール・フロイント

出演: エミール・ヤニングス/マリー・デルシャフト/マックス・ヒラー/エミリー・クルツ/ハンス・ウンターキルヒェン


*****************************************************
c0073737_20542793.jpgF.W.ムルナウ監督が手掛けるサイレント映画の金字塔。ホテルでポーターとして働く老人。彼は金モールの制服と自らの仕事に誇りを持っていた。ある日、ふいに疲れを見せた老人の姿を、ホテルのマネージャーが目撃していて…。
(「DVD NAVIGATOR」データベースより。)

c0073737_20552955.jpgホテルでポーターをしている老人は、金モールの制服を着るこの仕事を誇りにしていた。しかし、ある日、思わず疲れを見せているところをホテルのマネージャーに目撃されてしまい…。F.W.ムルナウ監督の映画の才能が存分に発揮されたサイレント映画の金字塔。
(「Oricon」データベースより。)

*****************************************************

c0073737_2056211.jpgさすがに字幕を一切排されていると、分かりにくさがあった。

特に前半から中盤までは、よほどの集中力をもって画面をにらんでいない限り、容易には理解できない。

少なくとも私はそうだった。


c0073737_20562551.jpgところが、終盤に入ったところで、がぜん話は盛り上がる。

とても分かりやすくなるのだ。


c0073737_20564918.jpgそしてラストシーン。

自らが辛い経験をしたことがあるからこそできる、トイレの掃除夫への心遣い、そして理解。

下積みを経験しないと、ろくな人間にはなれない、それを雄弁に語った作品だ。

苦労した時には、「今の苦労は必ず後々の役に立つ」と自分を勇気付けて踏ん張る。

本作は、そうした気持ちをもって前向きに生きている人々への讃歌なのではないだろうか。





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by nijibabu | 2008-03-27 20:57 | ◆映画レビュー | Comments(0)
晩菊
c0073737_2133962.jpg晩菊』(1954)

上映時間: 102分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 成瀬巳喜男

原作: 林芙美子
脚本: 田中澄江/井手俊郎
撮影: 玉井正夫

出演: 杉村春子/沢村貞子/細川ちか子望月優子上原謙/小泉博/有馬稲子/見明凡太郎/沢村宗之助/加東大介/鏑木ハルナ/坪内美子/出雲八枝子

*****************************************************
 かつて芸者だったきん(杉村春子)は、現在金貸しを営みながら生活している。そこにしょっちゅう出入りするのは、彼女の元朋輩たち(細川ちか子、望月優子、沢村貞子)。そしてきんは、昔熱愛していた男(上原謙)が自分に会いたいと言ってきたので、美しく化粧を施してその来訪を待つのだが、彼の目的は借金の催促に過ぎなかった……。
名匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の3つの短編小説『晩菊』『水仙』『白鷺』をひとつにまとめて原作とし、もう若くはない女たちの日常を、哀しくもユーモラスに描いた秀作。4人のベテラン女優ひとりひとりの安定した演技を繊細にすくい上げ、ほのかな魅力を描出していく成瀬演出は、ここでも絶好調であった。
(「Amazon.co.jp」より。)
*****************************************************

「晩菊」とは、年頃をすぎた女性を意味している。

通常は脇役を務める杉村春子が主演を演じた、成瀬巳喜男作品の中でも異端の位置を占める作品。

それが功を奏し、いぶし銀的魅力を存分に発揮しており、成瀬監督の代表作『浮雲』と表裏対を成す出来栄えとなっている。

成瀬監督による隠れた名作である。

*****************************************************

成瀬巳喜男監督作品はそれなりに観てきたが、本作は今まで観た成瀬作品の中でもベスト。

元芸者達の行く末、まさしく“晩菊”を飾り気無く辛辣に、そしてユーモアに描いており見事。


c0073737_219845.jpg杉村春子をはじめ、普段は脇役を演じることの多い女優達が主たる役を演じている。

その為、とても地味な仕上がりなのだが、その地味さを逆手にとっており、そこが本作の傑作たる所以となっている。


成瀬監督の傑出した風景描写は、本作でも健在であり、その点も観るに値する。


それにしても、細川ちか子という女優さんは美しいなぁ。

なんというか、“枯れた美しさ”が飛びぬけて良いのだ。


そしてラストシーン。

望月優子が道行く若い女性の歩き方を真似て、腰をくねくねさせて歩くシーン。

これには、思わず笑みがこぼれてしまった。

c0073737_21105011.jpg本作には、こういった思わず笑みをこぼさずには居られないシーンが随所に散りばめられている。

シビアなテーマとは裏腹に、ユーモアあふれるこれらのシーンが、コントラストをはっきり浮かび上がらせ、深みのある面白さを発揮している。

それが何とも言えず見事だった。




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by nijibabu | 2008-03-24 21:14 | ◆映画レビュー | Comments(10)
最近観た映画(2008.3.21)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2124413.jpg『バートン・フィンク』(1991/アメリカ)
【監督】ジョエル・コーエン
★★★
映像面にも特筆すべきものなし、たまにビックリ、あとは退屈傾向。


c0073737_21262795.jpg『マリア・ブラウンの結婚』(1979/西ドイツ)
【監督】ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
★★★
“夭折の天才監督”と呼ばれる人は、何人かいらっしゃいますが、本作の監督であるライナー・ヴェルナー・ファスビンダーも、その一人です。 しかしながら、少しそれは過大評価かと・・・ まあ一応、賞とかも取ってはいるみたいですが、どうも良いとは思えません。 『ベロニカ・フォスのあこがれ』にしても同様です。


c0073737_21275449.jpg『お引越し』(1993/日本)
【監督】相米慎二
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_21305363.jpg『ホーリー・マウンテン』(1973/メキシコ/アメリカ)
【監督】アレハンドロ・ホドロフスキー
★★★
映像的には凡庸だが、内容としてはかなりの密度。 考え付く限りの不快な映像を垂れ流す。 まあ、それだけでもそれなりには楽しめる。 でも、それ以上はない。 映像的な美しさ、深みのあるテーマ背景などの点において、パゾリーニの『ソドムの市』には劣る。 ただし、カルト・ムービーとして楽しむ分には問題ないでしょう。


c0073737_21325637.jpg『夕陽のギャングたち』(1971/イタリア)
【監督】セルジオ・レオーネ
★★★
とてもいいストーリーだし、ラストも納得のいくものだったが、とにかく長い。 長いのが最大のネック。


c0073737_21342924.jpg『スキン・ゲーム』(1931/イギリス)
【監督】アルフレッド・ヒッチコック
★★★
“スキン・ゲーム”とは、「上っ面だけの話し合い」つまりは「騙しあい」みたいな意味です。 一方は会社の利益を上げる為、もう一方は知り合いの住まいを守る為、必死に「騙しあい」をします。 結局、どちらかが勝つわけですが、最高のオチは別にあります。 勝つ負けるに執着し過ぎた挙句、本来の目的とは別のところに向かってしまったというオチです。 これがなかなかうまく出来ていました。 ヒッチコックも、この頃になると、ますます巧くなってきますね。 この辺りから、後年の傑作へ向けてパワーアップしていったんだと思われます。


c0073737_21371741.jpg『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』(1932/日本)
【監督】小津安二郎
★★★
小津のサイレント作品は大体観てきたが、本作は特別秀でているとは感じなかった。 本作が他の小津サイレント作品に比べ、高く評価されている意味が分からない。 というか、他の小津サイレント作品って、そもそも観ている人が少ないだけの気がする。 本作にこれだけの評価が集まるのであれば、もっと他の小津サイレント作品を観て欲しい。 そんな気持ちになってしまった。


c0073737_21385858.jpg『にごりえ』(1953/日本)
【監督】今井正
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_2141260.jpg『生きるべきか死ぬべきか』(1942/アメリカ)
【監督】エルンスト・ルビッチ
★★★
うーん、どうも話が理解できず。 そして、リズミカルすぎるご都合主義的な展開が自分には合わなかった。 ただし、不思議と退屈はしない。 画面展開、話の持っていき方が巧みだからであろう。



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by nijibabu | 2008-03-21 21:46 | ◆映画関連 その他 | Comments(7)
にごりえ
c0073737_20445654.jpgにごりえ』(1953)

製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 今井正

原作: 樋口一葉
脚本: 水木洋子/井手俊郎
撮影: 中尾駿一郎

出演: 淡島千景/久我美子/丹阿弥谷津子/山村聡/芥川比呂志/仲谷昇/田村秋子
*****************************************************
 樋口一葉の短編小説「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」の3作品をオムニバス形式で描いた今井正監督による名作。出演は久我美子、淡島千景ほか。
(Oriconデータベース」より。)
*****************************************************

c0073737_20473476.jpg三つの話から成るオムニバス。

樋口一葉の小説を映画化したもの。


第一話と第二話は普通の出来。

第三話はとても良い。

c0073737_20534523.jpg山村聡、淡島千景ともにいい味を出している。

最後の幕切れはありきたりだが、その裏には、理屈では割り切れない“切りたくても切れない男女の仲”という、永遠不変のテーマが横たわっている。


そう、成瀬巳喜男監督の作品に通ずるテーマが、本作の根底には流れているのだ。


c0073737_2054142.jpg




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by nijibabu | 2008-03-19 20:55 | ◆映画レビュー | Comments(2)
「浅野忠信 作品リスト」を更新(58作品目)
「浅野忠信 作品リスト」を更新しました。

今回は58作品目となる『サッド ヴァケイション』を追加しました。
リンク先をご参照下さいませ。


管理人
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by nijibabu | 2008-03-16 00:17 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
観に行く予定の映画。
映画館に観に行くつもりの作品をピックアップしてみました。

3月・4月と、土日が映画館通いで埋まってしまいました(汗)。

だって、良い作品がいっぱい上映されるんだもーんヽ( ´ー`)ノ

***************************************************

【フィルムセンター】
4/12(土)草の上の昼食(ジャン・ルノワール) 1959年/フランス
4/13(日)ボヴァリィ夫人(ジャン・ルノワール) 1933年/フランス
4/19(土)のらくら兵(ジャン・ルノワール) 1928年/フランス

【神保町シアター】
3/22(土)大江戸五人男(伊藤大輔) 1951年/日本
3/23(日)治郎吉格子(伊藤大輔) 1952年/日本
4/29(火)今年の恋(木下惠介) 1962年/日本

【アテネ・フランセ文化センター】
4/26(土)奇跡(カール・テオドール・ドライエル) 1955年/ベルギー=デンマーク
4/26(土)ガートルード(カール・テオドール・ドライエル) 1964年/デンマーク


c0073737_3302352.jpgc0073737_3303444.jpgc0073737_331695.jpgc0073737_3363214.jpg

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by nijibabu | 2008-03-15 03:31 | ◆映画関連 その他 | Comments(5)
お引越し
c0073737_20104840.jpgお引越し』(1993)

監督: 相米慎二

原作: ひこ・田中
脚本: 奥寺佐渡子/小此木聡
撮影: 栗田豊通
音楽: 三枝成章

出演: 中井貴一/桜田淳子/田畑智子/須藤真理子/田中太郎/茂山逸平/青木秋美/森秀人/千原しのぶ/笑福亭鶴瓶

報知映画賞(1993年) 助演女優賞(桜田淳子)
キネマ旬報賞(1993年) 助演女優賞(桜田淳子)


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c0073737_20113256.jpgレンコは気の強い11歳の少女。彼女の両親が離婚を前提とした別居を始めた時、初めのうちは家が2つできたと喜んでいた彼女だったが、自分勝手な事ばかり言っていがみ合う両親の姿を見ているうちに納得できないものを感じるようになる。家族の絆を取り戻そうと以前行った琵琶湖畔の旅行に両親を無理矢理連れ出したレンコは、父母の間の溝の深さを思い知るが…。

「風花」の相米慎二監督が両親の離婚を機に揺れ動きながらも成長していく少女の姿を描いたドラマ作品。主人公レンコを演じるのは、8,000人の中からオーディションで選ばれた田畑智子。脇を中井貴一、桜田淳子、笑福亭鶴瓶などが固めている。
(「TSUTAYA online」より)
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c0073737_20111317.gif田畑智子という子役、どこかで見たことがあるなぁ・・・と思っていたら、現在も活躍している、あの「タレント」の田畑智子なんですね!

田畑智子のデビュー作ということで、何か掘り出し物を観たような気になれました。


しかし、鬼の様な長回しの連続ですなぁ(汗)

すごい、すごすぎました。

溝口健二もビックリの気合いの入った長回しシーンの数々に感動しました。

c0073737_20115357.jpgしかも、当時まだ子供だった田畑智子を使っての、あれだけの長回し。

さぞかし厳しい演技指導を受けたのでしょうな。


田畑智子というタレント、いや、「女優」を見直しました。

単なる愛嬌のあるタレントではなかったんですね!




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-03-14 20:12 | ◆映画レビュー | Comments(2)
最近観た映画(2008.3.10)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作中の傑作
★★★★・・・十分に満足できた傑作
★★★・・・しっかりと楽しめた良作
★★・・・やや問題アリも、それなりに楽しめた作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_22225691.jpg『街の灯』(1931/アメリカ)
【監督】チャールズ・チャップリン
★★★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_22253239.jpg『アマデウス』(1984/アメリカ)
【監督】ミロス・フォアマン
★★★★
モーツァルトの音楽とオペラを堪能できるが、少し長い。


c0073737_2227795.jpg『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』(1967/西ドイツ/イタリア)
【監督】 ジャン=マリー・ストローブ/ダニエル・ユイレ
★★★
ただひたすらクラシック音楽の演奏映像が垂れ流されるだけの作品。 クラシック音楽が好きかどうかで、点数が0点から10点まで割れるかもしれない。


c0073737_22293960.jpg『稲妻』(1952/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
なるほど、あの稲妻はそんなきかっけを示唆していたんですね、青観さん。 まだまだ映画を観る力が足りないようです。 それにしても、あまりに香川京子の出番が少ないのが残念で仕方ないです。


c0073737_22331710.jpg『雪之丞変化』(1959/日本)
【監督】マキノ雅弘
★★★
長谷川一夫の『雪之丞変化』は2本とも観たが、本作“マキノ版”の方が良かった。 やはり、長谷川一夫より大川橋蔵の方がかっこよい。


c0073737_22344881.jpg『女の園』(1954/日本)
【監督】木下恵介
★★★
どうも木下監督は真面目過ぎて、私には合わない。 小津の様なユーモアもなく、溝口の様な良い意味でのネチっこさもない。 男の映画を撮りまくった黒澤明監督に対し、木下監督はその女性版といった感じが、個人的にはする。 つまり、良くも悪くも直線的なのである。 これは良いとか悪いとかではなく、完全に好みの問題。 直線的で張りのある作風が好きな人には向いた監督かもしれない。 しかしながら、私にとっては黒澤明監督同様、どうも相性が悪いようだ。


c0073737_22385262.gif『妻の心』(1956/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_22423524.jpg『青春の夢いまいづこ』(1932/日本)
【監督】小津安二郎
★★★
小津のサイレント作品の中では、比較的安心して観られる方じゃないでしょうか。 学生時代、青春時代に構築した“友情”という目に見えないものが、社会に出て環境が一変し、崩壊していく・・・そんな危機感は誰にもあるものです。 そして、それは時に現実に起りうる悲劇なのです。 それを巧く表現した本作。 なかなかの佳作だと思いますけどね。 かと言って、特別な感慨や感動が起るという作品ではありませんが・・・


c0073737_22531711.jpg『エルストリー・コーリング』
(1930/イギリス)
【監督】アルフレッド・ヒッチコック/エイドリアン・ブラネル/アンドレ・シャルロ/ポール・マレイ
★★★★
なんか出し物的に次々にミョウチクリンなTV番組が紹介されていきます。 これが、何とも奇妙な番組ばかり。 古臭さが逆に現代から見ると新鮮さに映る。 特に、太ったおじさんが器用に楽器を叩くのがクセになる楽しさ。 ヒッチコック作品だからと言って、本作はサスペンスでもミステリーでもラブストーリーでもありません。 れっきとした奇妙奇天烈な娯楽作品なのであります。 素直に楽しめたので、十分に満足できました。


c0073737_22485134.jpg『四つの恋の物語』(1965/日本)
【監督】西河克己
★★★
吉永小百合より断然、芦川いづみ! 芦川いづみの美しさが何より際立っていた。 最後も晴れやかな幕切れで気分爽快。 難しいことを考えずに、女優たちの美しさと楽しさを満喫すべき作品である。



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by nijibabu | 2008-03-10 22:49 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)