古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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最近観た映画(2008.9.30)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_19281238.jpg『未知への飛行』(1964/アメリカ)
【監督】シドニー・ルメット
★★★★
あまりに真面目すぎて、決して好みの作品とは言えないが、ラストに至るまでの緊迫感が尋常でなく、“隠れた傑作”と言われる所以を理解できた。 ヘンリー・フォンダの熱演も素晴らしい。


c0073737_19314839.jpg『美貌に罪あり』(1959/日本)
【監督】増村保造
★★★
増村保造っぽさはなく、ハッピーエンドな娯楽作である。 何もかもが、丸く納まっていくラストは、気分は良いが、少し都合良すぎの感がある。 話は単純なので、ハッピーエンドと単純な娯楽話を素直に楽しめれば満足できるであろう。 逆に、増村作品によくある毒ッ気を期待してしまうと、何とも居心地が悪くなってしまう作品である。


c0073737_19344549.jpg『お嬢さん乾杯』(1949/日本)
【監督】木下惠介
★★★★
本作は嫌味のない、そしてシンプルに心和ませる作品です。 ほんとに木下監督は幅が広い! 悲劇から喜劇まで撮れてしまう監督さんだ。 原節子って、やっぱり20代の頃が圧倒的に綺麗ですね。 『河内山宗俊』でもそうでしたが、まだこの頃は顔にクセもないし、ふっくらし過ぎてもいない。 まさに清楚な女性の鏡なのであります。 小津作品での原節子はどうも好きじゃありません。 笑顔が不自然で、どこか怖いのです。 作り笑いが過ぎるというか。 ところが、本作での原節子は神々しいほどに、清楚で控えめな美しさを画面いっぱいに発しています。 原節子の魅力を存分に味わえる作品だと思います。


c0073737_19381362.jpg『稲妻草紙』(1951/日本)
【監督】稲垣浩
★★★
木暮実千代はやっぱり魅力的だった。 人なつっこいしゃべり方に、あの目遣い。 女性としての色気、優しさ、美しさ、全てが備わっている女優だ。 キャストしては、阪東妻三郎、田中絹代、木暮実千代、三國連太郎と、そうそうたる顔ぶれ。 これらの面子が、一堂に会するだけでも楽しい。 惜しむべくは、話が淡々とし過ぎているところ。 そして、田中絹代の心の動きが急過ぎて、共感できないところ。 そして、何より、田中絹代より振られてしまう木暮実千代の方が魅力的であり、男性目線で観た時に、ちっとも共感できないところだ。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-09-29 20:03 | ◆映画関連 その他 | Comments(7)
最近観た映画(2008.9.29)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_19544335.jpg『恋多き女』(1956/フランス)
【監督】ジャン・ルノワール
★★
ジャン・ルノワール作品の鑑賞はこれで13本目。 今まで観てきたルノワール作品の中で、本作が一番つまらなかった。 『フレンチ・カンカン』や『黄金の馬車』に通ずる雰囲気を持った作品で、テクニカラーの中で、“色んな人々がワイワイガヤガヤ”という感じの作品だ。 ルノワール作品では『ピクニック』や『南部の人』が好きだが、どうも本作の様なワイワイガヤガヤ系は苦手である。


c0073737_19542840.jpg『夜のピクニック』(2006/日本)
【監督】長澤雅彦
★★★
80kmをひたすら歩くロード・ムーヴィ。 前半は話が掴みづらく、やや難儀したが、後半がなかなか良い。 そして音楽がいいせいか、観終えた後の気分が意外と良い。 地味な作品だが、スピンオフ作品『ピクニックの準備』も観てみたい、と思わせる魅力があった。 そして本作のテーマとなっている「歩行祭」。 これって良いなぁ。 こんな高校祭が、自分が高校生の時にあったら、しんどいけど、さぞかし楽しいだろう。 一生の想い出もできそうだしね!


c0073737_19541696.jpg『わらの男』(1957/イタリア)
【監督】ピエトロ・ジェルミ
★★
途中までは、「毒にも薬にもならない映画」という感じて観ていたが、都合の良すぎるラストに憤然。 何でもハッピーエンドにするばいいってもんじゃない。 当時はヒットした作品らしいが、その後、語り継がれていない理由が解った気がする。


c0073737_1954734.jpg『紀ノ川』(1966/日本)
【監督】中村登
★★
うーん、なんだろうなぁ・・・一言で言えば、自分のリズムと合わなかった、という感じだろうか。 3時間近い尺の大作なのだが、ただ流れが緩慢なだけで、長くある必要性も感じない。 紀ノ川の流れの様に雄大で、ゆっくりとしたリズムと考えれば、良くも取れるが。 司葉子の美しさも特別に発揮されているとは思えず、むしろ司葉子の演技力ばかりが強調されていたような気がする。 ただし、岩下志麻は相変わらず美しく、それが唯一心に残ったことであった。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-09-29 19:56 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2008.9.27)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_22322363.jpg『銀河鉄道999』(1979/日本)
【監督】りんたろう

テレビシリーズや原作漫画の『銀河鉄道999』が大好きなだけに、本作はどうにも納得がいかなかった。 大体、2時間で『銀河鉄道999』をまとめてしまおうという発想自体に無理がある。 又、ラストも投げやりなのかと思ってしまうくらいの酷い展開。 『銀河鉄道999』が大好きなだけに、ショックが大きかった。


c0073737_2234975.jpg『修羅雪姫』(1973/日本)
【監督】藤田敏八
★★★★
1973年の作品とは思えない程の映像美! これは素晴らしいの一言に尽きる。 雪が降り、紫紺の着物が風に舞う。 そこに同じく紫紺の和傘。 そこに佇む梶芽衣子。 これだけで十分、画になるのに、映像まで素晴らしい。 ただし、その映像センスに比し、どうも演出が稚拙。 ストーリーもやや破綻気味で、リアリティの欠如は否めない。 しかし、そこが逆に言えば本作の楽しみ所で、それをどれくらい素直に受け入れられるかで、本作の評価は決まってくるであろう。 でも、当時、梶芽衣子は20代中盤。 それにしちゃあ老けてる。 なんか目にクマもあるし。 確かに色っぽいが、もう少しみずみずしさがあったら、もっと完璧なのだが・・・


c0073737_22353151.jpg『濡れた二人』(1968/日本)
【監督】増村保造
★★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_2237798.jpg『インド行きの船』(1947/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_2239484.jpg『野性の少年』(1970/フランス)
【監督】フランソワ・トリュフォー
★★★
ネストール・アルメンドロスによるモノクロは映像はとても美しい。 話は淡々と進み、まずまず面白いものの、フランソワ・トリュフォー作品ならではの魅力は感じられない。


c0073737_22414666.jpg『博奕打ち 総長賭博』(1968/日本)
【監督】山下耕作
★★★★
ヤクザ間の抗争を描いた群像劇であるが、なかなか見応えがあった。 主演の鶴田浩二をはじめ、脇役陣の熱演が光る力作である。


c0073737_22432697.gif『新宿泥棒日記』(1969/日本)
【監督】大島渚
★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-09-27 22:44 | ◆映画関連 その他 | Comments(11)
新宿泥棒日記
c0073737_2074194.gif新宿泥棒日記』(1969)

上映時間: 97分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ/青春

監督: 大島渚


脚本: 田村孟/佐々木守/足立正生/大島渚
撮影: 吉岡康弘/仙元誠三
編集: 大島渚

出演: 横尾忠則/横山リエ/田辺茂一/高橋鐡/佐藤慶/渡辺文雄/戸浦六宏/唐十郎麿赤兒/大久保鷹/四谷シモン/不破万作/九頭登/藤原マキ/李礼仙

*****************************************************
 '60年代日本、アンダーグラウンドの発信地にして政治活動の中心地であった新宿の息吹をセミ・ドキュメンタリータッチでフィルムに焼き付けた作品。横尾忠則、唐十郎など、日本のサブカルチャー・シーンを代表するアーティストが多数出演。
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

c0073737_20122499.jpgやっと観ることができた。

でも面白くはなかった。

良くもなかった。


当時の新宿をもっとリアルに細かく描写しているのでは?と勝手に期待していたが、期待はずれ。

新宿の野外シーンがもっと出てくるのでは?と勝手に期待していたが、これも期待はずれ。

c0073737_20125524.jpg紀伊国屋のシーンが多すぎて、当時の新宿の雰囲気とか喧騒とかが伝わってこない。


ところで、1970年前後の新宿、つまりは、野坂昭如辺りがたむろっていた頃の新宿を、ドキュメンタリーに映し出した作品ってないんだろうか?

もしそんな映画が存在するのなら、是非観てみたい。


とにかく期待が大きかっただけに、かなり残念だった。

ATGなのだから、考えてみれば予想がついたことだが、前衛的な作風でなく、新宿で当時を起っていた様々な事象を、もっと客観的に描いてほしかったのだ。


c0073737_20131584.jpg唐十郎や麿赤児、そして横尾忠則など個性的な出演陣が出演している。

個人的には、どれも生理的に受け付けなかった。

その辺も居心地の悪さとして、観た後にもマイナスのイメージを遺してしまったようだ。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-09-25 20:13 | ◆映画レビュー | Comments(0)
インド行きの船
c0073737_0463852.jpgインド行きの船』(1947)

上映時間: 96分
製作国: スウェーデン


監督: イングマール・ベルイマン

原作: マッティン・セーデルイェルム
脚本: イングマール・ベルイマン
撮影: イョーラン・ストリンドベルイ
音楽: エルランド・フォン・ユック

出演: ビルイェル・マルムステーン/ホルゲル・レーヴェンアドレル/イェートルド・フリード/アンナ・リンダール/オーケ・フリデル

*****************************************************
 一人の女性をあきらめるために家を出た青年が、再び故郷へ帰ってきた。彼はそこで、かつての恋人と出会うが……。ベルイマン初期の作品で、日本では長い間未公開だった。
(「allcinema」より。)
*****************************************************

前半部分は、船長である父親とその息子との確執を描いている。

これが何とも陰惨で、観ていて辛くなった。


しかし、中盤からは恋愛の要素も絡んできて、面白くなってくる。


息子と彼女(父親の情婦)との水車小屋における戯れは、とてもすがすがしく、それまでの暗い展開のせいで、どんよりしていた気分が多少なりとも上がっていった。


それにしても、ベルイマンらしい暗すぎる映像。

これは何度観ても、単に観づらいだけで、どうも好きになれない。


、、とここまでみてくると単なる凡作のようだが、そんなことはなく、ラストがとても良かった。


愛する女性を8年もの間想い続け、8年ぶりに帰郷した息子。

しかしそこには精神的に病んでしまった彼女がいた。

息子は必死に連れ出そうとするが、自閉的になってしまった彼女はそれを拒む。

だが、彼女に一途な愛情を持つ彼は、彼女を救いたい一心で、必死に説得をする。

その想い通じてか、彼女は結局、彼と旅に出る。


女性を愛する気持ちがあれば、どんな苦難でも乗り越えられる。

そして、その女性がどんな状態だろうとも、身を呈して救うことができる。

愛の持つ力が、ストレートに伝わってくる見事なラストだ。




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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-09-23 00:51 | ◆映画レビュー | Comments(0)
濡れた二人
c0073737_912155.jpg濡れた二人』(1968)

上映時間: 82分
製作国: 日本
ジャンル: ロマンス/ドラマ

監督: 増村保造

原作: 笹沢左保
脚本: 山田信夫/重森孝子
撮影: 小林節雄
音楽: 林光

出演: 若尾文子北大路欣也/高橋悦史/渚まゆみ/平泉征/町田博子/小山内淳

*****************************************************
 夫に愛想を尽かした人妻 万里子は、ひとりで田舎の知人の家を訪れ、そこで精悍な年下の青年 重雄に出会う。彼女は、彼の素直な性格に惹かれ、やがて結ばれるが・・・。
日本映画の枠を超え、時代を疾走した孤高の映像作家"増村保造"、愛と格闘する女"若尾文子"の屈指の名コンビが贈るラブロマンス。 
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

内容的には、情熱的メロドラマです。

都会の欲求不満な女性(若尾文子)と、熱いだけで子供な青年(北大路欣也)とのロマンスなのです。


若尾文子は二の腕のたるみが気になるものの、足もスラリと綺麗で、美白で、とても色っぽいです。


それに対し、北大路はドラえもんみたいで、全然かっこよくないです。

でも、このドラえもんの様な垢抜けない感じが、見事に役にハマっています。

さすがは増村保造監督という感じです。


c0073737_944755.jpgそれにしても、北大路のバイク運転技術はすごい!

私もバイク乗りですが、あの運転は見事だった。


さて、内容に話を戻します。

北大路の若い情熱が若尾文子に向けられます。

その情熱に若尾文子は吸い寄せられてしまいます。

外見とか世間体とか関係なく、ただただ「自分のことを好きと言ってくれる」ということに惹かれてしまうのです。

もし本当だとすれば、女性を口説くには、一にもニにも情熱ということになります。

いや、情熱が一番に決まってます!

情熱さえあれば、ドラえもん田舎男でも、洗練された大人の都会人女性を口説けるのですから!


決して傑作とは思えませんが、本作はとても味わいのある作品だと思いますね。

「好きだから会いたい」。

この言葉、非常に含蓄があります。


だけど、実際には厳しい現実社会が横たわっています。

c0073737_953164.jpg現実社会と「好きだ」という感情とが、激しくぶつかり合い、そこにジレンマが生まれ、言葉では言い表すことのできない状況に男と女は巻き込まれる。

そういった様子が、映像的にとても巧く表現されています。

それを巧みに表現してみせた増村監督は、まさに職人監督ですね。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-09-21 09:06 | ◆映画レビュー | Comments(6)
最近観た映画(2008.9.19)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_22555470.jpg『フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像』(1993/フランス)
【監督】セルジュ・トゥビアナ
★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_22584195.jpg『お嬢さん社長』(1953/日本)
【監督】川島雄三
★★★★
私的には川島監督の魅力というか、川島作品らしさがよく出ていた作品だと思いました。 確かに美空ひばりの歌ばかりで、どうかと思うシーンも多いですが、川島監督作品らしい人情・喜劇ぶり、そして川島監督の人間に対する愛情みたいなものが良く伝わってきました。 けっして傑作と言える様な作品ではありませんが、愛すべき川島作品の一つだと私は感じました。


c0073737_2304953.jpg『どん底』(1936/フランス)
【監督】ジャン・ルノワール
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_2362419.jpg『シミキンのスポーツ王』(1949/日本)
【監督】川島雄三
★★★
題名からして凄い。 なんだ「スポーツ王」って。 日本語の範疇を超えたキテレツな題名。 内容はとにかくハチャメチャ。 ドタバタ喜劇を超えて、ハチャメチャ喜劇。 もうやりたい放題。 バカに成りきって観られれば楽しめる、かも(?)。 ところで、川島作品のキャスト・スタッフ表示って面白い。 とても個性的。 『お嬢さん社長』でもそうだったけど、ナナメに字が流れたり、そもそも字がナナメだったりする。 これは独創的だ。


c0073737_2385535.jpg『私のように美しい娘』(1972/フランス)
【監督】フランソワ・トリュフォー
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_23102898.jpg『草の上の昼食』(1959/フランス)
【監督】ジャン・ルノワール
★★★★
フランスの巨匠ジャン・ルノワールらしい王道的な作り。 小ざかしい技法は一切排し、自然の素晴らしさ、美しさを観る者にストレートに訴えかけてくる秀作である。 本作は、緑の美しさ、小鳥のさえずり、草の根の息吹、母なる女性の美しさ、自然の開放感などを雄弁に語っているのだ。 科学は人々の生活を豊かにするが、それと同時に自然の素晴らしさをお座成りにしてしまっている。 自然の素晴らしさとは何か、科学とはどういうものか、そういったことを考えさせると同時に、自然の気持ちよさを体感できる、非常にバランスのとれた作品である。


c0073737_23124621.jpg『大地の子守歌』(1976/日本)
【監督】増村保造
★★★
『おしん』の様な話はどうも苦手なのだが、ラストは感動できた。


c0073737_2314278.jpg『ある結婚の風景』(1973/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★★★
何と言うか、気分が軽くなるような作品ではないものの、とても重厚でいて、いかにもイングマール・ベルイマンらしい作品だ。 「夫婦喧嘩は猫も食わない」というが、前半は夫婦喧嘩のシーンばかりで、正直嫌気がさした。 しかし、観進めて行くうちに、そんな単純な内容でないことに気付かされた。 夫婦というより、一組の男女の生き様をあらゆる方向から描いた力作だったのだ。 まさに凄い考察力。 ベルイマンの凄さを再認識した作品となった。




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by nijibabu | 2008-09-19 23:16 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
私のように美しい娘
c0073737_2024117.jpg私のように美しい娘』(1972)

上映時間: 98分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ/コメディ

監督: フランソワ・トリュフォー

原作: ヘンリー・ファレル
脚本: ジャン=ルー・ダバディ/フランソワ・トリュフォー
撮影: ピエール=ウィリアム・グレン
音楽: ジョルジュ・ドルリュー

出演: ベルナデット・ラフォン/アンドレ・デュソリエ/シャルル・デネ/ギイ・マルシャン/フィリップ・レオタール/クロード・ブラッスール

*****************************************************
  トリュフォーの天才的映画話芸が堪能できる、悪女をめぐる懲りない男たちのおとぎ話。
(「allcinema」より一部抜粋。)
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c0073737_20244973.jpgフランソワ・トリュフォーにしては珍しい作風。

サスペンス風味と探偵モノと犯罪モノとラブストーリーとエロティックな要素が複雑に絡み合った作品。

トリュフォーがいかにジャンルを問わないチャレンジ精神を持っていたかが解る。

同胞のジャン=リュック・ゴダールが自己の形式を確立し、その中にこもり続けるのに対して、対照的であると感じた。
c0073737_2025724.jpg

ヒロインの女性よりも、主人公の秘書役を演じたアンヌ・クレイスに目を奪われた。

とてもオシャレだし、とにかく愛らしい。

本作の後、映画に出演していないのが残念だ。


ただし、作品の内容自体はなかなか楽しめるものに仕上がっている。

c0073737_20252799.jpg傑作とまではいかないが、なかなかの良作である。


最後まで飽きずに観ることができたし、ラストの二転三転する展開も良かった。




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by nijibabu | 2008-09-17 20:25 | ◆映画レビュー | Comments(0)
どん底
c0073737_20141284.jpgどん底』(1936)

上映時間: 95分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ

監督: ジャン・ルノワール

原作: マキシム・ゴーリキー
脚本: ジャン・ルノワール/シャルル・スパーク
撮影: F・ブルガース/ジャック・メルカントン
音楽: ジャン・ウィエネル

出演: ジャン・ギャバン/ルイ・ジューヴェ/シュジー・プリム/ジュニー・アストル/ウラジミール・ソコロフ/ジャニー・オルト

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 設定をオリジナルの帝政ロシアから現代のパリに移し、独自の大らかさを湛えたルノワール流の“どん底”にしている。特に主人公もなく、ドラマ性も希薄な原作に比べ、はっきりと中心人物を置き、筋も盛り込んで映画的になった。
 富める者と持たざる者の絶望と希望の交錯を描いて、しみじみと人生に想いを馳せさす作品。威厳あるジューヴェの演技が圧巻。 
(「allcinema」より一部抜粋。)
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本作で根底に流れているテーマは「愛の力」。

愛さえあれば、人はどんな“どん底”からでも這い上がれる。

そんな前向きで楽観的なメッセージが伝わってくる作品です。


その反面、アル中である人間が更生を夢みて前に進もうとするが、ちょっとした一言でその夢は儚くもくずれ、その後首をつってしまうという、「人生、一寸先は闇」といったシリアスな面も描いています。


また、「友情」「仲間意識」「嫉妬」「愛と金と権力」など、様々な人生に関するテーマがてんこ盛りで、人生勉強すらできてしまうという内容。


ジャン・ルノワールに対し、私はブルジョアというイメージを持っていました。

しかし、そんなルノワールが、こういった社会の底辺にいる様な市井の人々の暮らしや気持ちを、ここまで詳細に描けるなんて、とても驚きました。

ルノワールという監督は、何て幅が広いんでしょうか。

本当に驚きです。

この人間的な幅の広さこそが、ルノワールをして、巨匠と呼ばれている所以なんじゃないでしょうか。




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by nijibabu | 2008-09-16 20:19 | ◆映画レビュー | Comments(6)
フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像
c0073737_0282615.jpgフランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像』(1993)

上映時間: 93分
製作国: フランス
ジャンル: ドキュメンタリー

監督: セルジュ・トゥビアナ/ミシェル・パスカル


撮影: モーリス・フェルー/ジェン=イヴ・ル・ムネ/ミシェル・スリュー
音楽: ヨーゼフ・ハイドン

出演: フランソワ・トリュフォー/ファニー・アルダン/ナタリー・バイクロード・シャブロル/ジェラール・ドパルデュー/エリック・ロメール/マリー=フランス・ピジェ/アルフレッド・ヒッチコックジャン=リュック・ゴダール/ジャン・ルノワール

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 フランスの映画作家、フランソワ・トリュフォーの生涯に迫ったドキュメンタリー・フィルム。元『カイエ・デュ・シネマ』誌編集長のセルジュ・トゥビアナと、テレビ・ディレクターのミシェル・パスカルの共同監督で、2年間にわたりトリュフォーと親交の深かった30数名に取材し、彼の実像を追った。証言者は、エリック・ロメール、クロード・シャブロルといったヌーヴェルヴァーグの映画的同志から、彼の遺族、娘ローラや未亡人マドレーヌ・モルゲンステルスらのそして幼少時代からの親友ロベール・ラシェネー氏まで幅広く、これまで公にされなかった事実も明らかにされる。また、「大人は判ってくれない」のスクリーン・テストや「野生の少年」の演出風景、著書『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』(晶文社刊)の生録テープなどの貴重な素材の数々、「あこがれ」に始まるトリュフォー作品からの断片のコラージュを織りまぜて、この不世出の映画監督の素顔を生き生きと描きだしている。
(「goo 映画」より。)
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題名の通り、フランスの巨匠監督であるフランソワ・トリュフォーの人生を綴ったドキュメンタリー。


ちなみに、私の好きな映画の見方は、監督別に作品を次々と観ていって、ほとんどの作品を観終えたところで、その監督についてのドキュメンタリー作品を観る、といったものである。


トリュフォー作品は現時点で20本を鑑賞した。

そこでようやく本ドキュメンタリーを鑑賞することにしたのだ。



c0073737_0332827.jpg本作はインタビュー中心で、作品映像はそれほど沢山は出てこない。

その他、ジャン・ルノワールやアルフレッド・ヒッチコックといった巨匠たちの貴重な映像も観ることができる。

特にルノワールが実際に話す映像を観られたのは収穫だった。


トリュフォーという人は、陽気でありながら内気で、男性でありながら女性的で、インテリ風でありながらゴロツキという、常に二面性を持った人間である。


そして、又、本作では沢山の人のトリュフォーに対する意見が出てくるが、それが面白いように相反している。

トリュフォーに対する人間像というのは、面白いくらいに人によって異なっている。

それだけトリュフォーという監督が、人間的に奥深く、魅力溢れる人間だったということだろう。


それにしても『緑色の部屋』に出てきたナタリー・バイは、いつになっても綺麗だなぁ・・・




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by nijibabu | 2008-09-15 00:35 | ◆映画レビュー | Comments(0)