古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
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乱れ雲
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晩菊
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眼には眼を
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恐怖の報酬(1953)
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幸福の黄色いハンカチ
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成田三樹夫
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池部良
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デルフィーヌ・セイリグ
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ケリー・チャン
フィオナ・シッ
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メモリー ~君といた場所~
c0073737_19111662.jpgメモリー ~君といた場所~』(2006)

上映時間: 105分
製作国: タイ
ジャンル: ロマンス



監督:ヘーマン・チェータミー

主演:ラッタプーム・トーコンサップ/ポーラ・テイラー/イード・ポーンラーンサオーン/ラーラー/ルールー

*****************************************************
c0073737_19222528.jpg記憶を失ったスーパースターと、その過去を知るパパラッチの女性とのロマンティックな恋物語。チェンマイ、チェンライ、メーホンソンといったタイ北部の風光明媚な自然を背景に、タイの実際のスーパースター、フィルムとポーラが夢の共演を果たしている。ポーラは雑誌「CLASSY」専属モデルも務める大の日本通。
(「タイ式シネマ★パラダイス」より。)



*****************************************************

先を読めないタイプの私でも、完全に読めてしまうくらいベタベタなタイ式ラブストーリー。

前半はCG全開でアクションがあり、やたらにうるさいキャラが登場して日本人にとっては厳しいギャグを連発したりと、映画館から途中退出したくなるほどの苦痛ぶりでした。

c0073737_1915868.jpgしかし、中盤からピュアなラブストーリーものへと変化します。

この変化の仕方がすごいのです!

日本映画にはないギアチェンジの急激さ!

これはこれで面白いです。


日本やアメリカやヨーロッパといった映画大国の方程式を良い意味で覆すストーリーの転換ぶり。

これでこそ、わざわざ六本木まで観に来た甲斐があったってもんです。

前半の雰囲気と後半の雰囲気がまるで異なり、まるで二本立てで映画を観ているかのようでした。


前半はとにかくうるさくてギブアップ気味でしたが、後半はかなり盛り返します。

こういうピュアでベタベタなラブストーリーって結構好きですね~。


c0073737_1914363.jpg惜しむべくは、女優さんの方がイマイチだったことです。

主演俳優がかなりイケメンだっただけに、少しバランスが悪かったかなぁと。

まあ、これは女性に対する好みの問題でしょうけれども。


タイ式映画を手軽に楽しむには最適な作品だったと思います。

変に力まずに楽しく観ることができました。

なかなか映画好きでも東南アジア作品って観ている人が少ないような気がします。

タイはエンターテインメント大国で楽しい作品も多いですし、レベルが高い作品も多いので、もっと皆さんに観てもらいたいです!




★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-10-29 19:16 | ◆映画レビュー
野火
c0073737_22392495.jpg野火』(1959)

上映時間: 105分
製作国: 日本
ジャンル: 文芸/戦争/ドラマ

監督: 市川崑

原作: 大岡昇平
脚本: 和田夏十
撮影: 小林節雄
音楽: 芥川也寸志



出演: 船越英二/ミッキー・カーティス/滝沢修/浜口喜博/石黒達也/稲葉義男/星ひかる/月田昌也/杉田康/佐野浅夫/中條静夫/伊達信/伊藤光一/浜村純/潮万太郎/飛田喜佐夫/大川修/此木透/夏木章/竹内哲郎/早川雄三/志保京助/守田学/津田駿二

ブルーリボン賞(1959年) 撮影賞 小林節雄

*****************************************************
 「俘虜記」「武蔵野夫人」の大岡昇平の原作を市川昆が映画化。第二次大戦末期のフィリピン戦線レイテ島。敗戦色濃い戦況の中、病気を理由に部隊から追い出された兵士が、野戦病院にも受け入れられず、敗走する仲間の群に加わる。飢餓の極限に達していた彼らは、味方の兵士を殺し“猿”と称してその肉を食らっていた・・・。人間の極限状態とその先にあるものを描いた問題作。
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

c0073737_22454490.jpg第二次世界大戦末期、フィリピンで敗走する日本兵の顛末を描いた戦争映画。

敗残兵が絶望にまみれながら、ウロウロと彷徨うところは、さながらロード・ムーヴィーの様相を呈している。


食糧に飢えた敗残兵たちは、人間を殺し“サルの肉”と称して、人肉を食らう。

飢えと絶望に苦しむ人間にとっては、至極当たり前の行動の様に思う。

そういった極限の状態を、市川崑監督はモノクロ映像を通して、にくいまでに巧く撮りあげている。


c0073737_22453320.jpgラスト。

人肉を食らうぐらいならば、死を覚悟で現地の“普通の人間が集う”場所へ一人向かう。

最後まで人間らしく生きることを肯定した内容だが、それはどうだろう。

生き残ることについて本能的に動くであろう状況において、そんな奇麗事が成立するのだろうか。

しかし、あくまで同胞を殺し、その肉を食らうことは否定すべき内容でもある。


c0073737_2246527.jpg極限の状況において、死を選択するのか、それとも人肉を食らって本能的に生き延びるのか。

その場に置かれない限りは、自分がどっちを選択するかは分からない。


こういったことまで考察させられる本作は、極めて問題提起性の高い作品で、傑出した戦争映画であり、異色な戦争映画とも言えるだろう。


いずれにしても、最初から最後までグイグイ引きこまれ、楽しめたのも事実。

市川崑監督の底力を感じ取ることができた作品だった。




★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-10-26 22:46 | ◆映画レビュー
最近観た映画(2008.10.25)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_9422426.jpg『秋のソナタ』(1978/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★★
可もなく不可もないベルイマンの晩期作品。 母と娘との葛藤を、会話を中心に描いた室内劇。 室内で家庭の問題を徹底的に描き出すという点において、『ある結婚の風景』に通ずるものがあった。 面白くはないが、苦もなく淡々と観ることができた。


c0073737_9454060.jpg『風の前奏曲』(2004/タイ)
【監督】イッティスーントーン・ウィチャイラック
★★★★
全体的に散漫な印象。 一番印象的だったシーンは、女性との出会いのシーン。 トラン・アン・ユン監督の作品を思わせるような美しいシーン。 花がひらひらと舞い、水の上に落ちる。 アジアならではの透明感あふれるシーンで、とても良かった。 しかし、こういったシーンはこのシーンのみで、他には全く出てこない。 それに、この女性とのロマンスも投げっぱなし状態。 クライマックスの対決シーンは手に汗握る興奮をおぼえたものの、タイの政治的な問題にまで手を広げているので、最後が間延びしてしまっている。 ただし、タイの歴史を学べるという点ではとてもいいし、タイ映画ならではの雰囲気が出ていたのは良かった。


c0073737_9475716.jpg『戒厳令』(1973/フランス・イタリア)
【監督】コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
★★★
同じくコスタ=ガヴラス監督の『告白』を観たばかりだったので、少し物足りない感じがした。 『告白』は観ていて疲れるほどの過酷で残忍な内容だったが、本作はそれほどでもない。 ただし、冒頭で主演のイヴ・モンタンがいきなり死体で登場した時はびっくりした。 そして、拷問の“実演”シーン。 これもかなり衝撃的。 随所にインパクトはあるものの、本作と同じコンビであるコスタ=ガヴラス&イヴ・モンタンの『Z』や『告白』に比べると、凡作の感は否めなかった。


c0073737_950733.jpg『小間使の日記』(1963/フランス・イタリア)
【監督】ルイス・ブニュエル
★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_9515686.jpg『沈黙』(1963/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_9543190.jpg『わかれ雲』(1951/日本)
【監督】五所平之助
★★
神保町シアターにて鑑賞。 表題通り、「わかれ」というテーマを主題に描いたドラマだが、どうも結末がはっきりしない。 しかし、非常に強く印象に残ったシーンもあった。 それは、娘が父親の足をマッサージするシーン。 父親の足の上に娘が乗り、優しくマッサージし、それを鏡越しに父親が観て、娘の幸せを想う。 なんという素晴らしいシーンだろうか。 このシーンを観れただけでも、本作を観た価値はあったかもしれない。


c0073737_9563083.jpg『大阪の宿』(1954/日本)
【監督】五所平之助
★★★
内容的には文句のつけようがない人情・庶民劇なのだが、何故だか眠かった。 これは、五所平之助監督との個人的相性の問題かもしれない。




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by nijibabu | 2008-10-25 09:57 | ◆映画関連 その他
沈黙
c0073737_20465152.jpg沈黙』(1962)

上映時間: 94分
製作国: スウェーデン
ジャンル: ドラマ

監督: イングマール・ベルイマン

脚本: イングマール・ベルイマン
撮影: スヴェン・ニクヴィスト


出演: イングリッド・チューリン/グンネル・リンドブロム/ヨルゲン・リンドストロム

*****************************************************
 独身女性エステルは、妹とその息子と共に見知らぬ町へ行く。その夜、エステルは虚しさを覚え、部屋で酒を飲み自慰に耽る。一方、奔放な妹は、欲望のままに男を部屋へ連れ込み愛し合う。その事を甥から聞いたエステルは、妹の部屋へ忠告に行くが話を受け付けず、行為を続行する。その背景には姉妹の確執があった・・・。
 「鏡の中にある如く」「冬の光」に続く、巨匠イングマール・ベルイマンが”神の存在”をテーマにした3部作の第3弾!!
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

c0073737_20483356.jpgベルイマン作品に共通するテーマである「人間の苦悩」「精神的な病」「孤独」「愛と憎しみの共存」などが散りばめられた作品です。

それらのテーマを扱っているわけですから、ベルイマン作品としては、比較的に王道的な作品だといえるでしょう。

しかし、何故だか本作はあまり良く感じません。

私がそう感じたのは、おそらく本作には刺激が足りないからでしょう。

c0073737_2055255.jpg他のベルイマン作品で見られる様な、精神的に揺さぶりをかけられるといった刺激がないのです。

天才的だが精神病に悩む姉と自由奔放ながら世俗な快楽に身を委ねることしかできない妹。

この姉妹の根深い衝突を描き、そこに双方の愛や憎しみを織り交ぜること自体は、面白い題材なのですが、どうも全体的にトーンが低すぎてだめでした。




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by nijibabu | 2008-10-24 20:49 | ◆映画レビュー
小間使の日記
c0073737_2053456.jpg小間使の日記』(1963)

上映時間: 98分
製作国: フランス/イタリア
ジャンル: ドラマ

監督: ルイス・ブニュエル


脚本: ルイス・ブニュエル/ジャン=クロード・カリエール
撮影: ロジェ・フェルー

出演: ジャンヌ・モロー/ミシェル・ピッコリ/ジョルジュ・ジェレ/フランソワーズ・リュガーニュ

*****************************************************
 セレスチーヌ(ジャンヌ・モロー)はパリで侯爵夫人邸の小間使いをしていたが、都会が嫌になり田舎町のモンテイユウ家に奉公した。そこは家つき娘の夫人が実権を握り、夫(ミシェル・ピッコリ)は狩猟と女漁りの好きな田舎紳士、夫人の父親も婦人靴を異常に愛する癖があり、下男のジョゼフ(ジョルジュ・ジェレ)も変った性格の持ち主だった。セレスチーヌは老人の身の廻りの世話をすることになったが、早くもモンテイユウ氏が淫らな目を向けはじめ、老人も夜毎彼女に靴をはかせて楽しんでいた。隣家には退役大尉、モージェ氏が住んでいたが、両家の仲は大変悪い。ある日老人が急死、その日から近くに住む少女が行方不明になった・・・
(「goo 映画」より一部抜粋。)
*****************************************************

c0073737_2073049.jpgブーツフェチ老人や片っ端から下女を孕ませる主人、そして少女を強姦する男など、変態男たちが幾人か登場する。

彼らはいずれも地位も金もある男達で、社会的に立派な立場にいるのだが、その裏には、性的倒錯や性癖を隠し持っている。


それらの欲求を、立場を悪用して強要する男達に対し、ジャンヌ・モロー演じる小間使は、至極冷静に受け流す。

その態度は、それらの男達を嘲笑するかのような態度であり、魅力ある女性の前には、社会的力はあっても、男はいかに無力であるかを表現しているようだ。


c0073737_207131.jpgしかし、全体的に間接的な描写や、遠まわしな表現が多いので、決して解りやすい作品には仕上がっていない。

それが災いしてか、どうもストレートに楽しむことができなかった。

フランス映画的ではあるが、もう少し表現するべきところははっきりと表現し、メリハリの利いた、スキャンダラスな問題作に仕上げてくれると、もっと楽しめたように思う。




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by nijibabu | 2008-10-21 20:08 | ◆映画レビュー
最近観た映画(2008.10.18)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1004557.jpg『月はどっちに出ている』(1993/日本)
【監督】崔洋一
★★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_102233.jpg『幸福な食卓』(2006/日本)
【監督】小松隆志
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_104433.jpg『犬の生活』(1918/アメリカ)
【監督】チャールズ・チャップリン
★★★
チャップリンと犬って、とっても相性が良いと思う。 犬を枕にしつつも、全体重を犬に乗せていない。 チャップリンが撮影に当たっても、犬を大切にしていたことが伺われる。


c0073737_106863.jpg『ココニイルコト』(2001/日本)
【監督】長澤雅彦
★★
まあ、これは凡作でしょう。 間違いなく鉄板の凡作だ。 だけど極端につまらないわけじゃない。 それがまたこの作品の欠点だ。 好みが分れる様な個性あふれる作品でもないし、なんてことのない話。 なんてことない話を、なんてことなく描いただけのおはなし。 更に頂けないのは、心臓病の彼をあっさり殺してしまうところ。 最近の邦画って、安易に重要人物を殺して、物語を収束させるものが多い気がする。 少なくとも私が観た最近の邦画は、そんなんばっかだ。 人はそんなに簡単には死なないし、だいいち人を殺す前に、人を殺すことなしに作品を巧く仕上げる脚本を書いてほしい。


c0073737_107770.jpg『娘・妻・母』(1960/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_1010387.jpg『しいのみ学園』(1955/日本)
【監督】清水宏
★★
池袋の新文芸坐「香川京子特集」にて鑑賞。 小児麻痺をテーマに扱った至極真面目な作品。 いや、少し真面目すぎる。 真面目な作品が嫌いなわけではないが、まったく遊びというものがない。 ストレートに小児麻痺児童の悲哀を描くのみ。 こうなると、単なる社会科ビデオを観ている感じになり、映画を楽しむという感じがしない。 ただし、しいのみ学園のテーマソングは印象的だったが。


c0073737_10115983.jpg『告白』(1970/フランス・イタリア)
【監督】コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。





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by nijibabu | 2008-10-18 10:13 | ◆映画関連 その他
告白
c0073737_19182045.jpg告白』(1969)

上映時間: 136分
製作国: フランス/イタリア
ジャンル: ドラマ

監督: コンスタンタン・コスタ=ガヴラス

原作: アルトゥール・ロンドン/リーズ・ロンドン
脚本: ホルヘ・センプラン
撮影: ラウール・クタール



出演: イヴ・モンタンシモーヌ・シニョレ/ガブリエル・フェルゼッティ/ミシェル・ヴィトルド/ウンベルト・ラオ/アントワーヌ・ビテ/クロード・ベルニエール/モーリス・ジャックモン/モンコル・ビエール/ジョルジュ・オーベール

*****************************************************
 1951年チェコスロヴァキアの首都プラハで、外務次官のジェラールは突然拉致される。暗黒の暗闇の中で睡眠も食事もほとんど与えられず、監禁され、拷問を受ける。そして、身に覚えのない反逆行為の”自由”を強要される。
 故国ギリシャにおけるファシズムを痛烈に批判したコスタ=ガヴラス監督が、かつて冷戦下の51年にチェコスロヴァキアで起こったスランスキー事件を体験した夫妻の共著「告白」に基づき、スターリズムの恐るべき内幕を徹底的に暴露。人間の自由と尊厳を踏みにじる政治体制を鋭く告発した、戦慄の社会派ドラマ。
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

高度に政治的で過酷なドラマ。

超がつくほどの力作。

最後までみるのに相当な体力を要した。


冒頭から続くイヴ・モンタンに対する尋問シーン。

拷問とまではいかないものの、限りなく拷問に近い尋問だ。

この描写が何とも独特で良い。

残酷な描写を、大げさにハリウッド的に見せるのではなく、リアルで細かくネチっこく見せてくる。

独房の中で立ち止まることも許されず、ずっと歩けと言われる。

想像しただけでも辛い。


そして寝ていいと言われても、あっという間にたたき起こされる。

こりゃきつい。


ご飯をくれても、すぐに取り上げられる。

ひどい。


こんなシーンが1時間以上もリアルに綴られ、主人公同様、観ているこちらも体力を奪われていく・・・


イヴ・モンタンの迫真の演技も光り、ただならぬ作品に仕上がっている。

c0073737_19213514.jpgただ、楽しい作品という表現は適切でない気がする。

ただただ凄くて過酷な作品なのだ。

そういった作品をどう評価するか。

それはとても難しいし、評価の分れるところだろう。






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by nijibabu | 2008-10-17 19:21 | ◆映画レビュー
娘・妻・母
c0073737_20101368.jpg娘・妻・母』(1960)

上映時間: 123分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 成瀬巳喜男

脚本: 井手俊郎/松山善三
撮影: 安本淳
美術: 中古智
音楽: 斎藤一郎




出演: 高峰秀子原節子森雅之上原謙宝田明草笛光子笠智衆仲代達矢杉村春子加東大介三益愛子/団令子/小泉博/淡路恵子/太刀川寛/中北千枝子/北あけみ/加代キミ子/笹森礼子/松岡高史/江幡秀子/杉浦千恵

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 東京・山の手に住む、とある中流の家族。一見何不自由ない生活ではあるが、ことお金の問題に関しては家族の皆がシビアに接してしまい、やがてはそれがもとで家族の絆に亀裂が生じてしまう……。母親に三益愛子、長男の妻に高峰秀子、出戻りの長女に原節子など、名匠・成瀬巳喜男監督が時の東宝オールスター・キャストを揃えて豪華絢爛に奏でたホームドラマの秀作で、その年の同社の興行トップになった大ヒット作でもある。
(「Amazon.co.jp」より一部抜粋。)
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「お金」というものが重大なテーマともなっている家族群像劇。

そこに恋愛、親子の情、夫婦問題、老後の生活などが盛り込まれ、まさにてんこ盛り状態。

c0073737_20112745.jpgそこに、原節子、高峰秀子、宝田明、仲代達矢、草笛光子、淡路恵子、加東大介、上原謙、杉村春子、笠智衆、三益愛子、森雅之という凄まじいまでのオールキャスト。

ここまで大風呂敷を広げてしまうと、さすがにまとまりは悪い。


ただし、ラストの笠智衆と三益愛子の出会いのシーンは素晴らしい余韻を残した。

まとまっていないようで、実はまとまっているような気もする不思議な作品だった。
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また、原節子は自然な美しさを放っていて良かった。

小津作品では、どうもいびつな笑顔や役回りが目立ち、小津作品を観ている限りではあまり好きな女優ではなかったが、本作での原節子は、とても魅力を感じた。

彼女のイメージにかなり近い役柄であったような気がする。

だからこそ、彼女のナチュラルな魅力が出ていたのではないだろうか。

c0073737_20121431.jpg高峰秀子だが、彼女ほどの女優をこんな役に使うのはもったいない。

森雅之にしてもそうだ。

そして上原謙もチョイ役すぎた。

杉村春子のいじわる姑は板についていて良かったのだが。




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-10-14 20:19 | ◆映画レビュー
久しぶりに「Profile」を追加更新!
当ブログの左側欄外にある“Profile”を久しぶりに追加更新しました。

「お気に入り監督」に、ピエル・パオロ・パゾリーニトラン・アン・ユン、そして「お気に入り女優」に、草笛光子をそれぞれ追加しました。

最近、どんどんお気に入りの監督、作品や俳優・女優が増えてきて、だんだん整理が困難になってきています(苦笑)。


管理人
 
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by nijibabu | 2008-10-14 19:36 | ◆映画関連 その他
幸福な食卓
c0073737_22252650.jpg幸福な食卓』(2006)

上映時間: 108分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ/青春/ロマンス

監督: 小松隆志

原作: 瀬尾まいこ
『幸福な食卓』(講談社刊)
脚本: 長谷川康夫
撮影: 喜久村徳章
音楽: 小林武史
主題歌: Mr.Children
『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』

出演: 北乃きい/勝地涼/平岡祐太/さくら/中村育二/久保京子/羽場裕一/石田ゆり子

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 中原家は、教師の父、専業主婦の母、兄の直、佐和子の4人家族。言いたい事がある時は、毎朝の食卓の場で伝え合うというルールがある。3年前―父の心が崩壊し、中原家の歯車が狂い始める…。成績優秀の直が大学進学ではなく農業をはじめ、母は家を出て1人暮らしをはじめた…。崩壊した家族を支えてきた佐和子。彼女に待ち受けるものとは…。
(「TSUTAYA online」より。)
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 注目の作家・瀬尾まいこの第26回吉川英治新人文学賞受賞作を映画化した家族ドラマ。様々な問題を抱え崩壊寸前の家族の再生の道のりを、その中で悩み傷つきながらも成長していく思春期の娘の目を通して優しいタッチで描き出す。主演はこれが映画初主演の北乃きい。監督は「奇談 キダン」の小松隆志。
(「allcinema」より。)
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c0073737_22285070.jpg恋人が不慮の事故で亡くなるという悲劇を含みながら、なかなかうまくまとまった良い話だと思います。


恋人の死というものを事実として受け止めながら、過去を自分の中での綺麗な想い出として残し、その後の人生を生きていく。

出会いというものがそこにあれば、やがて別離というものが必ずやってきます。

その時、人は死というものにどう向き合っていけばいいのか。
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そのヒントがこの作品には込められていると思います。

忘れるのではなく、心の奥底にかけがえのない記憶として残しながら、今の人生を精一杯生きて、前へ進んでいく。

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ただ単に哀しい話で終わらせず、こういったメッセージを観る者に残した本作は、なかなかの作品なんじゃないでしょうか。




★参照★
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by nijibabu | 2008-10-12 22:30 | ◆映画レビュー