古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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花影
c0073737_20334879.jpg花影』(1961)

上映時間: 99分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ



監督: 川島雄三

原作: 大岡昇平
脚本: 菊島隆三
撮影: 岡崎宏三

出演: 池内淳子/佐野周二/池部良/三橋達也/高島忠夫/淡島千景/有島一郎/筑波久子

*****************************************************
 大岡昇平の小説を川島雄三が映画化した作品。銀座のバーの女と彼女をとりまく男たち。夜の街に生きる女の哀しみと、彼女が死に近づいていくプロセスが描かれる。主演の池内淳子は長いブランクのあとの映画界復活第1作だったが、難しい役をさりげなくこなしている。
(「eiga.com」より。)
*****************************************************

東京・阿佐ヶ谷にある「ラピュタ阿佐ヶ谷」にて鑑賞。

この映画館に行ったのは初めてだが、とんでもなくみつけにくかった(汗)。

でも、いったん眼にとまると、あからさまに「ラピュタ」と分かる建物。

凄いインパクト。

映画館の外観でこれほどインパクトを受けたのは初めてかもしれない。

座席数が非常に少ない映画館だったのだが、池袋・新文芸坐あたりとタメをはる貴重な邦画ラインナップを連日上映しているだけに、人が少ししか集まらないのがとても不思議だ。

新文芸坐くらいの勢いで人が集まったら、あっという間に満席になってしまうところだろう。
今後の上映作品をみても、貴重な作品と魅力あふれる作品が多いので、座れない日が来るのでは?と不安だ。


さてさて、本作は川島雄三監督の作品である。

川島監督の「喜劇」イメージとはまったく異なる作品で、純粋な恋愛ものである。

文芸作品ばりにストレートな展開で、比較的好きなジャンルなのだが、残念ながら特別面白くはなかった。


c0073737_20383294.jpgその要因の一つに、ヒロインが池内淳子だったというのがある。

劇中ではモテモテの役なのだが、私の好みのせいかどうか分からないが、どうもそうは見えず、感情移入できなかったのだ。

しかも最後は恋愛人生にくたびれての自殺。

つまらない最悪のまとめ方だ。

大体、大恋愛に失恋したとかならともかく、だらしのない男と薄っぺらな恋愛を重ねて失敗したからって、死ぬこたぁないよ!

しかも、そんなに世を憂うほど美人じゃあないし!(クドイですし、池内淳子ファンに失礼ですよね、スイマセン)


c0073737_2040278.jpgまあとにもかくにも、ヒロインに対して魅力を感じなかったことと、ヒロインをとりまく男達に感情移入できなかったことが、いまいち満足できなかった最大の理由である。



もっと自分好みの女優がヒロインで、しかも成瀬巳喜男あたりが監督だったら、きっとお気に入りの作品になったんだろうけど・・・




★参照★
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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-12-31 20:40 | ◆映画レビュー | Comments(2)
最近観た映画(2008.12.30)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_20503444.jpg『秋津温泉』(1962/日本)
【監督】吉田喜重
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_20522825.jpg『推手』(1991/台湾・アメリカ)
【監督】アン・リー
★★
こりゃダメだ。 ダメだこりゃ。 まったく肌に合わない。 なんか遊びがないし、真面目すぎる。 ハメを外したと監督が意図したであろうシーンでさえ、まったくハメが外れていない。 真面目すぎて面白味のない老人に、醜いばあさん、カタにはまった真面目亭主に、ヒステリックな妻。 登場人物が全て魅力なし。 最後は多少盛り上がるものの、肝心なところでリアリティが欠如しているのが致命的。


c0073737_20533030.jpg『吸血鬼ゴケミドロ』(1968/日本)
【監督】佐藤肇
★★★★
これでハッピーエンドなら評価をもっと下げるところだが、あのバッドエンドはサイコー。 それより最高なのは、本作のお目当て佐藤友美! 白いブラウスに、タイトなグレーのスカート。 スチューワデス姿の佐藤友美を堪能できるのだ。 私が吉田輝雄の立場だったら、二人で逃げるフリをして、岩場で乱暴をはたらくやもしれない(笑)。 それにしても、前半の飛行機内における、人間模様が面白い! メインのSFホラーな部分より、前半の心理劇の方がよほど面白かった。 会社社長に政治家に精神科医に学者、と何だか知らないが社会的地位の高いエリートメンバーが勢ぞろい。 これらの登場人物たちが、極限の状況でエゴをむき出しにし、互いを罵り合う。 この人間模様が面白い。 吸血鬼のゴケミドロなんかどうでもいいから、いっそのこと、機内密室心理劇として最後まで通して欲しかった。


c0073737_2055163.jpg『嘆きのテレーズ』(1952/フランス・イタリア)
【監督】マルセル・カルネ
★★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_2102853.jpg『Keiko』(1979/日本)
【監督】クロード・ガニオン

日本映画専門チャンネルの作品紹介では、「伝説の作品が、ついにテレビ初登場!」。 そして、私の最も敬愛する映画評論家である佐藤忠男氏の書籍に本作が紹介されていたことから、かなりの期待をもって鑑賞を始めた・・・ ところが、これがとんでもなく肌に合わなかった。 内面的にも外面的にも魅力を全く感じない主演二人の女性(女優)。 そして、これまた魅力ゼロの野郎ども。 又、映像面においても、音楽面においても、まったく魅力を感じず。 更には、ストーリー重視ではないということで、まさにその通りに面白味ゼロ。 自然な演技とやらが、一部に高い評価を得ている要因とのことだが、自然とは感じなかった。 友人、知人同士が語り合う場合、あんなに淡々とは普通しゃべらないはず。 もっと、わきあいあいと会話するのが自然だと思う。 つまりは、何らいいところを見出すことはできなかったのだ。 一応、個性は感じられる作品なので駄作とまでは言わないが、私にとっては退屈極まりない作品だった。




★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-12-30 20:55 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
嘆きのテレーズ
c0073737_19255764.jpg嘆きのテレーズ』(1952)

上映時間: 107分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ

監督: マルセル・カルネ

原作: エミール・ゾラ
脚本: マルセル・カルネ/シャルル・スパーク
撮影: ロジェ・ユベール
音楽: モーリス・ティリエ



出演: シモーヌ・シニョレ/ラフ・ヴァローネ/ローラン・ルザッフル/ジャック・デュビー/シルヴィー

*****************************************************
c0073737_19292247.jpgゾラの『テレーズ・ラカン』を現代に焼き直したC・スパークの脚本を、M・カルネが映画化。病弱な夫をよそに逞しい運転手と恋に落ち、夫の殺害を企てる女の冷酷さをシニョレが完璧に演じた。ヴァローネの愛人も適役。完全犯罪にするため仕掛けたトリックが、自分で自分の首を絞める結果となる。このラスト近くのサスペンスの、淡々とした畳みかけは迫力満点。フランス映画のエスプリ……という所か。
(「allcinema」より。)

ゾラ原作『テレーズ・ラカン』を現代風に脚色した作品。リヨンで商売を営むテレーズは、病弱な夫をよそに、頑健な運転手と恋仲に。三角関係から生じる殺人事件と当事者たちの運命が、カルネの冷徹な演出で見事に描かれた名作。
(「eiga.com」より。)
*****************************************************

マルセル・カルネ監督と言えば『天井桟敷の人々』と本作『嘆きのテレーズ』が代表作ですが、私は本作により強い魅力を感じました。


後半のもっていきかたは、決してうまくはなく、むしろ顛末が分かってしまう時点で、面白味の観点で言えばかなりマイナスポイントです。


しかしながら、ゆすりの男が車に跳ねられ、息を引き取る間際に「てがみ、てがみ・・・」と繰り返すシーンは非常に心を打たれました。


c0073737_1935883.jpgゆすりという卑怯なことをしながらも、お金を受け取ったからには、死の瀬戸際に立たされても、義理堅く手紙のことを何とか伝えようとする。

卑怯なゆすり男が、死ぬ間際にみせた誠意。

これには心打たれました。


ストーリー展開のうまさに関して言えば、ハリウッド映画などの娯楽性を重視する作品たちには劣りますが、観る者の心に訴えかけるラストと演出は、単なる娯楽作品にはない崇高なものを感じます。


c0073737_19352992.jpgしかし、シモーヌ・シニョレって、個人的にどうも好みに合いません。

顔が大きいのがネックです^^;



最後に、余談ですが、CS放送チャンネル「シネフィル・イマジカ」の、放映前のストーリー解説は、ネタバレばりばりなんですが、どうにかならないのでしょうか。

感の悪い方である私でさえも、大体の流れとオチが分かってしまったんですが・・・




★参照★
作品レビュー目次

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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-12-29 19:36 | ◆映画レビュー | Comments(6)
当ブログの記事数が1000に到達!
c0073737_1191392.jpg2004年から始めた当ブログですが、この度、投稿記事数が1000に達しました。

これは一重に、皆様方のご愛顧のお陰だと思っております。

来年も可能な限り、映画に関する記事をアップして参る所存です。
今後とも、当ブログをよろしくお願い致します。


なお、皆様方からの熱いご要望にお応えして、当ブログの名物ともなりつつある「半年間に鑑賞した全ての鑑賞映画ランキング」を、来年早々にアップするつもりです。

題して、“2008年下半期鑑賞映画ランキング”!!


どうぞご期待下さいませ。



管理人


【バックナンバー】
◆2008年上半期ランキング
◆2007年下半期ランキング
◆2007年上半期ランキング
 
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by nijibabu | 2008-12-29 01:18 | Comments(0)
秋津温泉
c0073737_0365930.jpg秋津温泉』(1962)

上映時間: 112分
製作国: 日本
ジャンル: 青春/ロマンス

監督: 吉田喜重


製作: 白井昌夫/岡田茉莉子
原作: 藤原審爾
脚本: 吉田喜重
撮影: 成島東一郎
音楽: 林光


出演: 岡田茉莉子長門裕之/芳村真理/清川虹子/日高澄子/殿山泰司/宇野重吉/神山繁/小池朝雄/東野英治郎/吉川満子/山村聡

*****************************************************
 藤原審爾の原作を主演の岡田茉莉子が企画し、後の夫となった吉田喜重が脚本・監督をした、戦中戦後を生き抜いた男女のプラトニックな愛のすれ違いを、岡山県の山奥の温泉“秋津荘”を舞台に移り行く時の流れ、日本の四季折々を背景に描く。
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

c0073737_0414070.jpg桑田佳祐、、いや違った、長門裕之がこの役にマッチしているかは別にして、男女の愛のもつれ、腐れ縁を美しく叙情的に描いている。


内容的には「雪国」とそっくりだが、「雪国」のモノクロ映像と比較してしまうと、どうも不満が残る。

映像は綺麗ではあるが、もう一つ雰囲気に欠けるのだ。

c0073737_043663.jpgただカラー映像で映しているだけと感じた。


そしてメロドラマといえば音楽。

確かにメロドラマっぽい音楽なのだが、どうも音楽が一人歩きしていて、映像にマッチしていないように感じた。

「乱れ雲」の様に、もう少しストーリーに華を添え、音楽と映像とストーリーの相乗効果をもたらすような音楽がほしかった。


c0073737_0434844.jpgだが、ストーリー的にはメロドラマの王道をいくもので、卒がない。

なかなか濃密で、満足はできた。


話の内容はいいだけに、演出面でもう少しプラスがほしかった。

ただし、それとは別に、主演ふたりの演技は素晴らしくうまかった。





★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-12-28 00:44 | ◆映画レビュー | Comments(3)
最近観た映画(2008.12.26)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_21503188.jpg『最後の切り札』(1942/フランス)
【監督】ジャック・ベッケル
★★★
東京・銀座「有楽町朝日ホール」にて、宿願叶っての未見ジャック・ベッケル作品の鑑賞に成功した。 ベッケル作品の鑑賞は、これで8本目。 まだまだベッケル作品を観て見たい! それはそうと、本作だが、どうも期待はずれだった。 犯罪もので、ミステリー色も豊かなので、普通に楽しめる内容になってはいるが、ベッケル作品として期待して観てしまうと、どうも物足りない。 ベッケル作品に、ベッケルファンが期待するもの・・・それは、「傑作」の二文字である。 ベッケル作品には傑作が多いので、普通の出来では、もはや満足がいかないのだ。


c0073737_2152734.jpg『血槍富士』(1955/日本)
【監督】内田吐夢
★★★★
日本時代劇映画屈指のシーンといわれるラスト。 そういったフレコミを知らずに観たので、余計にラストには衝撃をおぼえた。 鬼気迫る片岡千恵蔵の演技。 これに尽きる。 話としては特別面白くはないが、ラストの衝撃が強く印象に残る、時代劇映画の傑作!


c0073737_2153284.jpg『喜劇 とんかつ一代』(1963/日本)
【監督】川島雄三
★★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。




★参照★
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by nijibabu | 2008-12-26 21:55 | ◆映画関連 その他 | Comments(13)
喜劇 とんかつ一代
c0073737_23534325.jpg喜劇 とんかつ一代』(1963)

上映時間: 94分
製作国: 日本
ジャンル: コメディ

監督: 川島雄三


原作: 八住利雄
脚本: 柳沢類寿
撮影: 岡崎宏三

出演: 森繁久彌/淡島千景/フランキー堺加東大介三木のり平/池内淳子/木暮実千代/水谷良重/団令子/山茶花究/岡田真澄/益田喜頓

*****************************************************
 東京の下町にある実在の名門とんかつ屋を舞台に、豪華キャストで綴る風俗喜劇。それぞれの主役スターによる短いエピソードが並列的に進行していく構成になっている。“駅前”シリーズなどの東宝喜劇の得意のパターンを踏襲した作品といえるだろう。
(「eiga.com」より。)
*****************************************************

東京・京橋「フィルムセンター」にて鑑賞。

川島雄三監督作品、21本目の鑑賞。


c0073737_2359788.jpgこれ面白い!

森繁久彌、フランキー堺、加東大介、三木のり平らが、「とんかつ」をめぐって繰り広げる喜劇が最高。


この4人の中では、やっぱり断然フランキー堺が好きだ。

あの膨れた体型に見合わない軽快な動きは本作でも健在!

特に、加東大介が住んでいる家の庭先にある、お隣の屋根の上によじ登ったのは「よくやってくれた!」と言いたい。

なぜなら、「あの屋根によじ登ってくれないかなぁ・・・」という、私の期待に見事応えてくれたからだ。

ほんとに、フランキー堺っていう人は、体全体で笑わしてくれる。


それと、フランキー堺が工事現場で物凄い高いところから降りてくるシーン。

これも凄い。
体を張っている。

危険をいとわない、その体を張った演技には脱帽だ。


c0073737_23574487.jpg森繁は比較的面白いものの、本作では加東大介がイマイチ不調。

役柄がカンシャク持ちだったせいもあるが。




もちろん私、映画館を出た後は「とんかつ屋」に直行した。

だけど、ただのとんかつ屋じゃなく、本作で舞台になった「上野のとんかつ屋」に行ったのだ。

「上野公園の周りに、ほんとにとんかつ屋はあるのか?」という期待と不安を抱ながら、雨の中、一路地下鉄で上野に向かい、執念で「上野のとんかつ屋」を探し、食べてきた。

頼んだ品は「上ロースかつ定食(1800円)」。

美味しかったけど、やっぱり上野は食事代が高くつく。


あ、映画の話をしなければ・・・


後半は少し失速気味で、笑える箇所もなくなってしまったが、とにかく前半から飛ばす飛ばす。

c0073737_235876.jpg森繁が経営するとんかつ屋のマークが良かった!

「Q」の文字が、なんと豚の顔になっている!!

これは凄い!

何たる、芸の細かさ。

非常に感心してしまった。


この作品、語りつくせぬ面白さがある。

DVD化されていないのが残念で仕方ない。




★参照★
作品レビュー目次

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by nijibabu | 2008-12-26 00:00 | ◆映画レビュー | Comments(0)
最近観た映画(2008.12.24)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_20101040.jpg『秋立ちぬ』(1960/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
子供たちが主役を演じており、そういった意味では小津安二郎の初期作品群を想起させる。 中盤は、子供二人の会話が延々と続くが、これははっきり言って面白くはない。 子供たちを扱わせたら、やはり小津の方が数段上である。 成瀬巳喜男監督は、大人の男女の愛憎劇や、腐れ縁などを演出させるとピカイチだが、本作のような子供をメインに据えた作品には不向きの様に思う。 ただ、子供二人の不幸の背後には、大人たちの勝手な色恋沙汰が見え隠れしている。 そういった部分を見れば、確かに成瀬作品であることが分かる。 背景描写や音楽の使い方などは、まさに成瀬作品らしい内容となっており、成瀬ファンにとっては、「愛すべき小品」となるに違いない。


c0073737_20114142.jpg『虎の尾を踏む男達』(1945/日本)
【監督】黒澤明
★★★★
黒澤映画としては、『羅生門』に次いで好きな作品だ。 アクション過ぎる『七人の侍』や、ヒューマン臭が過ぎる『生きる』『赤ひげ』などの世間的評価の高い黒澤作品よりも、本作の方が好きである。 尺も短く、緊迫感が最後まで持続し、見事な出来栄え。 大河内傳次郎の、迫真の演技も特筆すべき素晴らしさであった。


c0073737_20131441.jpg『用心棒』(1961/日本)
【監督】黒澤明
★★★★
相変わらずヒューマン臭が強く、うまくまとめすぎ感のあるストーリーは、私の黒澤作品に対する苦手意識を払拭するには至らなかったが、娯楽作品としてまずまず楽しめた。 それにしても、司葉子が3番クレジットにしては、出番が少なすぎる! 黒澤映画は、男を優先し過ぎ!!


c0073737_20143432.jpg『海の沈黙』(1947/フランス)
【監督】ジャン=ピエール・メルヴィル
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_20161821.jpg『野蛮な遊戯』(1983/フランス)
【監督】ジャン=クロード・ブリソー
★★★
東京・銀座の「有楽町朝日ホール」にて鑑賞。 比較的、入り込みやすい作品。 でも、テーマが拡散しすぎ。 とにかく色んな題材を詰め込み過ぎている。 恋愛、失恋、障害者教育、家庭内暴力、殺人、精神異常、エロス・・・ とにかく、よくありがちな題材を無理矢理取り込んでいる。 主人公の少女はとても魅力的だし、両足に障害を持ち、その父親が暴力的にそれを教育する、という内容だけで面白いものが撮れそうなものを、もったいない気がした。




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by nijibabu | 2008-12-24 20:17 | ◆映画関連 その他 | Comments(3)
海の沈黙
c0073737_951864.jpg海の沈黙』(1947)

上映時間: 84分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ/戦争


監督: ジャン=ピエール・メルヴィル

製作: ジャン=ピエール・メルヴィル
原作: ヴェルコール
脚本: ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影: アンリ・ドカエ
音楽: エドガー・ビショフ

出演: ニコール・ステファーヌ/ハワード・ヴァーノン/ジャン=マリー・ロバン

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 占領下のパリを舞台に、ドイツ軍将校の宿舎として接収された家に住む「わたし」「姪」と、2人のもとにやってきたドイツ軍の青年将校ヴェルナーを描いた作品。「わたし」と「姪」のもとにヴェルナーがやってきた。誠実な好青年に見えるが、彼はドイツ人。2人は絶対に口をきかないと決心をし、最期の日までそれを続けるのだが…。
(「Oriconデータベース」より。)
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東京は有楽町(銀座)、「有楽町朝日ホール」にて鑑賞。

これって、一見すると分かりにくい作品のように思えて、実は主張がハッキリしていて、いたってシンプル。

それでいて、観る者の心を鷲づかみにする魅力を持った作品である。


ジャン=ピエール・メルヴィルといえば、フィルム・ノワールを撮る監督の代名詞的な存在であるが、本作はフィルム・ノワールではない。

ナチス・ドイツを題材にした、戦争心理劇である。


前半から中盤にかけて、主人公のいかにもドイツ人といった感じの不気味な将校がとにかくしゃべりまくる。

これが凄い。

室内でずっと一人でしゃべっている。

c0073737_957472.gifでも独り言ではない。
ちゃんと相手がいるのだ。
しかも二人も。

その二人はフランス人の父娘なのだが、ナチス将校の話を全て無視する。

フランス人からすれば、ナチスは敵なわけで、とにかく無視を続けるのだ。


そのナチス将校は、フランス人父娘が住む家に寝泊りを続けるのだが、とにかく精神的な孤独を強いられる。

しかし、ナチス将校はじっと我慢し、暴れたりもしない。

ひたすら一人で話しまくり、フランス人父娘の心に訴えかけるのだ。

そして最後には、敵であるはずの冷たい二人の父娘の心を開いてしまう。

これに至るまでの経過が面白く、無言の中にも、父娘の微妙な心理変化が読んでとれる。
c0073737_9582046.jpg

最初は頑なに心を閉ざす相手がいたとしても、長期間かけて真心を伝えていけば、いつか相手は心を開いてくれる。

そんなメッセージが伝わってきた。


メルヴィル作品らしい地味な作品だが、ラストに娘が口をきいた時の衝撃度はかなり高く、心を打たれる素晴らしいラストであった。




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by nijibabu | 2008-12-23 09:58 | ◆映画レビュー | Comments(4)
最近観た映画(2008.12.22)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_19175769.jpg『夏の遊び』(1951/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★
ベルイマンの良さが成りを潜めてしまった感のある凡作。 なんてことのない男女の戯れ、凡庸な映像、そして又、よくあるパターンの主人公の頓死。 内容は薄く、映像面でも特筆すべき点がない以上、本作で秀でた部分を探すのは難しい。


c0073737_19193057.jpg『やくざ戦争 日本の首領(ドン)』(1977/日本)
【監督】中島貞夫
★★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_19212736.jpg『青べか物語』(1962/日本)
【監督】川島雄三
★★
川島雄三監督作品、自身20本目の鑑賞作。 フィルムセンターにて鑑賞。 これは退屈だった。 ほんとまいった。 退屈で退屈で。 川島雄三監督と森繁久彌の相性って、たぶん悪いんじゃないかと思う。 『グラマ島の誘惑』もそうだったけど、森繁にこういう愛嬌がなくぶっきらぼうな男を演じさせるのは良くない気がする。 『夫婦善哉』の森繁には、おとぼけた愛嬌があった。 だけど、本作の森繁にそれはみられない。 ただ単に、ぶっきらぼうな男なのだ。 フランキー堺が特別出演という形で出てくるが、彼の登場するシーンだけは例外的に面白かった。


c0073737_19232343.jpg『シンドラーのリスト』(1993/アメリカ)
【監督】スティーヴン・スピルバーグ
★★
アメリカのためのナチス映画。 英語が鼻につく。 無駄に長い。




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by nijibabu | 2008-12-22 19:24 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)