古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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成瀬巳喜男
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トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
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ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
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いよいよ半年に一度の恒例企画の時期が・・・
映画ファンの皆様、こんにちは。
ごきげんよう、にじばぶです。

さてさて、いよいよ、“あの”時期がやってきました!

そうです、「2009年上半期鑑賞映画ランキング」の季節がやってきました。

半年間に鑑賞した全ての映画を、無帽にも全てランキングづけしてしまおうというこの恒例企画。
今回で5回目となります。

出来上がり次第、発表したいと思っています。


以上、予告まで。



管理人




【バックナンバー】
◆2008年下半期ランキング
◆2008年上半期ランキング
◆2007年下半期ランキング
◆2007年上半期ランキング
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by nijibabu | 2009-06-29 20:36 | ◆映画関連 その他
真心話
c0073737_751947.jpg真心話』(1999)

上映時間: 90分
製作国: 香港
ジャンル: ロマンス/ドラマ

監督: イー・トンシン

脚本: イー・トンシン
撮影: キョン・クォッマン

出演: ピーター・ホー/ファン・ウォン/チン・カーロッ/チェン・ペイペイ/チェン・タンチョー

*****************************************************
 日本映画でもお馴染みの華流スター、ピーター・ホーがスクリーンデビューを飾った心温まるラブストーリー。雑誌記者のアシンは暗い映画館の中でサングラスをかけ、煙草をふかす少女・アゼンに出逢った。その不思議な魅力に取り付かれたアシンは、彼女を取材し始めるが…。
(「チャンネルNECO」作品解説より。)
*****************************************************

作品の冒頭でいきなり『恋する惑星』の映像が出てくる。

しかも『恋する惑星』の舞台になった重慶マンションが登場。

『恋する惑星』は大好きな作品なだけに、この引用は嬉しかった。


c0073737_71464.jpg主人公の男は、金城武ほどのインパクトも貫禄もない。

単なる、香港の学生さんという面立ち。

対するヒロインの女性も、劇中で「美人」という設定になっていながら、ブサイクでないまでも、それほど強調するほどの美人とも思えず、やや不安がよぎる。


しかし、中盤以降から俄然面白くなり、不思議かな、この二人の男女に対しても最初に感じたほどのマイナスイメージは無くなっていった。


c0073737_72162.jpg最後は色んな要素を組み合わせながら、卒なくまとめあげており、なかなか見事。

素直に楽しめるラブ・ストーリーだった。


『恋する惑星』同様、「猥雑な魅力を持つ香港の夜」を舞台にした本作は、“香港の夜が舞台”という、ただそれだけの理由で、とてもスタイリッシュ且つ倦怠な雰囲気を発散しまくっている。

これがどうにも大好きで、ベタなラブ・ストーリーであったとしても、十分楽しめてしまうのである。




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2009-06-28 07:02 | ◆映画レビュー
最近観た映画(2009.6.23)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2150733.jpg『宮本武蔵 二刀流開眼』(1963/日本)
【監督】内田吐夢
★★★
佐々木小次郎を演じた若き日の高倉健、初登場! これがかなりキマっていてカッコいい! 武蔵を演じた錦之助がかすんでしまう程の存在感だ。


c0073737_2152046.jpg『宮本武蔵 一乗寺の決斗』(1964/日本)
【監督】内田吐夢
★★★★★
1対73の対決がラストで炸裂! 動きのある対決シーンも勿論見事だが、何と言ってもロケーションと、その演出が飛び抜けて良い。 下り松とやらの大木が、田んぼの真ん中にそそり立っている。 それを早朝明け方の薄暗い映像で見せる。 戦いの火蓋が落とされる前の緊張感。 このモノクロめいた、明け方の映像から滲み出る緊迫感の演出がとにかく見事! 陽が昇る前の静けさと不気味さ、戦いの前の緊張感、暗がりにそびえ立つ下り松の不気味な迫力、そして武蔵の鬼気迫る眼光。 いやはや、このラストシーンは内田吐夢の並々ならぬ気合いを感じ、観ているこちらにもその気合いと緊張感がビシビシと伝わってくるシーンだった。 時代劇映画の中でも屈指の傑作であることは間違いない。 (P.S.) 高倉健の佐々木小次郎が、なかなかの魅力。 どこかコミカルだが、とてもスタイリッシュでもあり、カッコいい。 「だまらっしゃい!」 これにはシビれ笑けた。 その他、佐藤慶、河原崎長一郎、平幹二朗ら脇役陣も個性溢れる熱演を披露。 ただし、入江若葉は相変わらず気持ち悪かった。


c0073737_21533349.jpg『旅芸人の記録』(1975/ギリシア)
【監督】テオ・アンゲロプロス

やはり、この監督とはすこぶる合わない。 なんでこんなに尺が長いのか。 退屈なだけのロングショットに何を感じればいいのか。 というか、内容はこれでいいのか? 映像は綺麗だけど、感銘を受けるほど綺麗なわけじゃなし。 辛いだけの4時間弱。 休日の半分を割いて観るには辛すぎる映画。 ただ唯一のインパクトは、「ヤクセンボーレ!」の掛け声と共に行進しながら唄う人達。 ヤクセンボーレ! ヤクセンボーレ! うーん・・ 4時間弱、辛い映画を観て生まれた感想が「ヤクセンボーレ!」だけってのは、いかにも辛い。


c0073737_2224387.jpg『カンヌ映画通り』(1981/スイス)
【監督】ダニエル・シュミット
★★
これなんだ? カンヌ映画祭に素人が乗り込んだ際の、敷居の高さを訴えたいのかな? 結局、よくワカラン作風に乗り切れないうちに終わってしまった。 ただし、往年のスター達が出てくるシーンには目を奪われた。 やっぱり、若い頃のフェリーニはカッコイイ! そのほか、ブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレ、マリリン・モンローなど、華やかな登場シーンが観られたのが良かった。


c0073737_224497.jpg『略称・連続射殺魔』(1969/日本)
【監督】足立正生
★★★
これほど内容の薄い90分映画を観たのは久しぶりな気がする。 それだけ内容がない。 犯人の足跡をただ辿っただけの映像に、時折、思い出した様に入ってくるナレーション。 この組み合わせで90分をやってのける。 こんなのやってのけられたら、観ているこちらはたまったもんじゃない。 だがしかーし、退屈な内容とは裏腹に、1960年代後半の街風景をも映し出した本作は、これ以上なく私を刺激した。 戦後間もない雰囲気とも異なり、又、1970年代以降の高度成長しきった雰囲気とも異なる、私が観たことのない東京の街風景がそこにあった。 内容は全くもってボツだが、常に変化する東京という街の、瞬間的な街風景を世に残したという観点において、非常に価値のある1本であろう。




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作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-06-23 22:09 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2009.6.19)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_19421621.jpg『チャップリンのゴルフ狂時代(のらくら)』
(1921/アメリカ)
【監督】チャールズ・チャップリン
★★★
傑作とどこかの解説に書いてあったが、チャップリンの短編の中で特に秀でてるとは感じなかった。 チャップリンは一人二役で大活躍なんだけど、動きの面白さもそんなでもなく、泣き所もなく、で期待外れの感があった。 ただ、ゴルフがらみの寸劇はさすがの一言。 楽しむことができた。


c0073737_19301824.jpg『キートンのセブン・チャンス』(1925/アメリカ)
【監督】バスター・キートン
★★★
沢山の花嫁が出てくるという内容をあらかじめどこかで見聞きしていたので、存分には楽しめなかった。 しかも、DVDの淀川長治氏による解説も相変わらずネタバレ全開である。 本作ではキートンのスタントはあまり出てこない。 後半にやっと出てくる程度である。 キートンの、あの無謀なスタントが大好きなので物足りなかった。


c0073737_19345047.jpg『燃えよドラゴン』(1973/アメリカ・香港)
【監督】ロバート・クローズ
★★★
ひゃー、オープニングロール時に流れる、あの音楽。 素晴らしい! そして、そのバックに流れる返還前の香港の映像。 実にエキゾチック! 啓徳空港が演出する香港の風物詩、ビルすれすれの飛行機の離着陸が映される。 この映像とこの音楽。 そしてテクニカラー。 そしてそしてブルース・リーのアチョー!の叫び声。 このオープニングだけで既に興奮状態になってしまった。 ところがところが・・・ 内容は非常に退屈。 しかも微妙に分かりづらいストーリー。 何故、この外人達が香港に集まってきているのか? 何故、こいつらは戦っているのか? その目的を理解できなかった私は、致命傷を負った。 アチョー!! チャーン、チャーン、チャーン、チャラーン♪ アチョー! そう、退屈な致命傷を負ったのである。 それにしても、やたらにマッチョなアジア人が出てきたが、あれは凄い! 西洋人、顔負けの体格。 あれぞまさに東洋の神秘。 そして義手のオッサン。 香港映画界では超がつく有名俳優のようだが、どうにも外見が弱い。 しかもはげているし・・・


c0073737_19372467.jpg『小さな中国のお針子』(2002/フランス)
【監督】ダイ・シージエ
★★★
中国映画だと思っていたら、フランス映画だったとは。 テンポも悪くないし、映像もそれなりに綺麗だし、話も普通に楽しめた。 これといったパンチもなく、衝撃もなく、感動もなく・・・ うーん、これは何と言ったらいいか。 つまらなくもないけど、面白くもない。 ヒロインの女性も、綺麗じゃないけどブサイクでもない。 中国映画じゃないけど、フランス映画の雰囲気でもない・・・ それはそうと、この作品は山峡ダム建設がテーマになっていたとは。 “山峡ダムによって水の中に沈んだ男女3人の青春の思い出” そんな感じの作品。


c0073737_19395411.jpg『真珠の耳飾りの少女』(2003/イギリス・ルクセンブルグ)
【監督】ピーター・ウェーバー
★★★
何か起こりそうな雰囲気のする序盤から中盤。 しかし、何も起らなかった終盤。 スカーレット・ヨハンソンは終始、頭巾をかぶっている。 しかし、一度だけその頭巾を取るシーンが出てくる。 そのシーンの、なんとエロティックなことか。 ただ頭巾を取るだけなのに、何だかいやらしい。 恥じらいながら頭巾をとるその仕草が、何とも言えずいやらしいのだ。 直接的な性の描写は少ないのに、全体的にエロティックな香りの漂った作品だった。 というより、スカーレット・ヨハンソンが召使いに下宿しに来る時点で、いやらしい設定なわけだが(笑)。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-06-19 19:41 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2009.6.17)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_20133195.jpg『宮本武蔵』(1961/日本)
【監督】内田吐夢
★★
内田吐夢監督の代表的シリーズ作品。 そして、日本映画を代表するシリーズ大作。 それだけに、不満。 これなら、まだ溝口健二の撮った『宮本武蔵』の方が良い。 シリーズ大作って、『仁義なき戦い』シリーズにしてもそうだけど、評価が高い割に、自分的にはそれほど凄いとは感じられないことも多く、本シリーズもその例にもれないんじゃないかと、ちと不安になった。 次回作以降に期待。


c0073737_20133987.jpg『宮本武蔵 般若坂の決斗』(1962/日本)
【監督】内田吐夢
★★
まったりまったりと観ているうちに、いつの間にかラストの般若坂のシーンへ。 錦之助の立ち回りは斬新さと躍動感があり、さすがの素晴らしさだった。 しかし、それ以外に心を動かされたり、興奮したり、感情移入できたりしたシーンなどはなく、これまた一作目に続き、自分の中で名前負けの部類に入ってしまった。 今回も残念だった。 次回の三作目に期待。


c0073737_20155345.jpg『ペイル・ライダー』(1985/アメリカ)
【監督】クリント・イーストウッド
★★
イーストウッド好きにはたまらない作品だろう。 何しろ、肉弾戦でも強い、銃を扱わせても速い、15歳の少女には告白され、熟女には熱いキスを受けての親子ドンブリ状態、最後は一人で悪役連をなぎたおし、善良な村人達を救ったヒーローはひとり去っていく・・・のだから。 だけど、私のようなイーストウッドに対して特別な興味を持っていない人間がこの作品を観たら、どうだろう。 監督して製作して主演をはって、やりたい放題。 大体、人間、歳をとればどんな人間でも反射神経は鈍り、早撃ちは無理になるはず。 男が50過ぎて、15歳の少女から告白を受けるなんてことはありえないし、仮にあったとしても、それを男が断るはずはない。 それに多勢に無勢という言葉があるように、いくら強くても多人数を相手に回して勝てるワケがない。 少女がレイプされようとしているその瞬間に助けにくるタイミングは、リアリティを欠く都合よすぎるタイミングで興ざめ。 まあ、それらはともかく、イーストウッドのやりたい放題にどこまで陶酔できるか、これが本作を楽しめるか否かの分かれ目であることだけは間違いない。


c0073737_20193344.jpg『濹東綺譚』(1960/日本)
【監督】豊田四郎
★★★
新藤兼人監督のリメイク版を先に見ていたが、脚本はかなり異なった趣で、ストーリーは新鮮味をもって楽しむことができた。芥川比呂志の演技も控えめな味わいがあって素晴らしく、隅田川べりにあった「玉ノ井」の娼婦街も、場末な雰囲気が出ていた。街の風景描写を楽しみ、昭和初期の東京下町風情を楽しめる作品に仕上がっている。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-06-17 20:18 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2009.6.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2153633.jpg『女体渦巻島』(1960/日本)
【監督】石井輝男
★★★
これは何と言ったらいいか・・・^^; 石井輝男ワールド全開というか、B級路線の極みというか、うぅむ・・・石井輝男好きとしては、ここで感想を終わらせたい作品なのだが、強いて感想を言えば、 「石井輝男を好きな人なら間違いなく楽しめる内容。そうでない人には無理な内容。」 って感じかなぁ。 それにしても、吉田輝雄に天知茂のご両人。 いずれもひけをとらずニヒル! 特に天知茂のニヒルぶりと成りきりぶりは凄い!の一言だ。 そして、三原葉子は相変わらず顔が下膨れである(笑)。


c0073737_21555834.jpg『最後のブルース・リー ドラゴンへの道』(1972/香港)
【監督】ブルース・リー
★★★★★
こんなにもブルース・リー作品が素晴らしかったとは! 前半のコミカルな音楽と、ブルース・リーのとぼけた演技。 とってつけたような欧米女性のオッパイ露出シーンと、楳図かずお似のオカマキャラの登場。 これで笑いを誘っておいて、後半へ突入。 後半になって、前半で溜められていたブルース・リーのアクションが解禁! アクセル全開モードへ! そしてラストでは、全米ナンバー1空手家(!)である金髪外人とのガチンコ対決。 しかも場所は、ローマの観光地、コロッセオ。 盛り上げ方も素晴らしい。 しかし、エンドロールで気付いたが、ボスキャラがあのチャック・ノリスだったとは! なんかどこかで見たことのある顔だなぁ・・・と思っていたら、『デルタ・フォース』のチャックだったんだねー^^; (P.S.) いやだけどさぁ、、硬派なキャラというのは分かるんだけど、女性との別れ際、つまりラストシーンで、ホッペでいいから、軽くチューくらいしてもいいんじゃないかなぁ・・・


c0073737_21581463.jpg『君のいた永遠(とき)』(1999/香港)
【監督】シルヴィア・チャン
★★★
前半のあまりにつまらなすぎる恋愛絵巻に愕然とするも、後半になるにつれ、男女二人のエピソードに俄然、深みが増してくる。 後半の盛り返し、そしてラストシーンの印象度が、前半のどうでもいい雰囲気を挽回せしめた。 シルヴィア・チャンの一人相撲的作品で、シルヴィア・チャン好きにはたまらない作品かもしれないが、シルヴィア・チャンに特別な興味を持っていない私にとっては、気持ちの悪い(?)作品だった。




★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-06-13 21:59 | ◆映画関連 その他
トラン・アン・ユン監督の久々の新作が公開!
『青いパパイヤの香り』『夏至』『シクロ』と、寡作ながら圧倒的な映像美を誇る傑作を放ち続けているトラン・アン・ユン監督が、久々に新作を発表した。

その名も『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』

キムタクが出ているということで、賛否は両論だが、トラン・アン・ユン監督の作品なら、そんなの全然気にならない!
そんだけ、この監督の新作公開は嬉しい。


しかも音楽を、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品で素晴らしい音楽を披露したグスターボ・サンタオラヤが担当。
トラン・アン・ユン監督が放つ映像美とのコラボレーションに期待が膨らむ。


個人的には、久しぶりに新作を映画館で鑑賞するだけに、楽しみだ。
来週か再来週にでも新宿で鑑賞予定。



c0073737_2250360.jpg『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2009)

上映時間: 114分
製作国: フランス
ジャンル: サスペンス/ドラマ/ミステリ

監督: トラン・アン・ユン


脚本: トラン・アン・ユン
撮影: ファン・ルイス・アンチア
音楽: レディオヘッド/グスターボ・サンタオラヤ

出演: ジョシュ・ハートネット/イ・ビョンホン/木村拓哉/トラン・ヌー・イェン・ケー/ショーン・ユー


公式サイト
 
 
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by nijibabu | 2009-06-09 22:53 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2009.6.7)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_0374949.jpg『黒い画集 第二話 寒流』(1961/日本)
【監督】鈴木英夫
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_0411860.jpg『或る夜の出来事』(1934/アメリカ)
【監督】フランク・キャプラ
★★★
突然最後で物分りが良く成り過ぎる富豪の父親とか、二人の絶妙なタイミングのすれ違いとか、アメリカ映画、いやアメリカ文化特有のご都合主義は、当アメリカ映画でも健在。 だが、話的には楽しめたので、まあ、そこそこということで。


c0073737_0433268.jpg『ふくろうの河』(1963/フランス)
【監督】ロベール・アンリコ
★★★★★
DVDに収録されているオムニバス版を鑑賞した。 3話収録されている中では、3話目にあたる、「河における絞死刑の顛末」を描いた話がダントツで良かった。 これがアカデミー短編賞を勝ち取ったのもうなずける面白さ。 映像良し、音楽良し。 そして、河を逃げるあの躍動感が最高である。 逃げ切った後に、河岸の砂の上で無邪気にはしゃぐ、あの気持ちに感情移入しまくり! 観ているこちらも、生きている喜びを感じさせられる素晴らしいワンシーンだった。


c0073737_0452129.jpg『舞踏会の手帖』(1937/フランス)
【監督】ジュリアン・デュヴィヴィエ
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_0462197.jpg『禁じられた遊び』(1952/フランス)
【監督】ルネ・クレマン
★★★★
この音楽に、この子役! まさに名作中の名作だ。 少年と少女の心の交流。 そして別れ。 素朴な内容ながら、美しいモノクロ映像と、かの有名な美しいテーマ曲が織り成す総合芸術品として、見事な趣きに仕上がっている。 ラストシーン。 ミシェルという名前に反応する少女。 そのつぶらな瞳には涙が・・・ あー、なんて素晴らしいシーンだろうか。 胸がジーンと熱くなった。




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by nijibabu | 2009-06-07 00:47 | ◆映画関連 その他
舞踏会の手帖
c0073737_2561637.jpg舞踏会の手帖』(1937)

上映時間: 130分
製作国: フランス
ジャンル: ドラマ

監督: ジュリアン・デュヴィヴィエ

脚本: アンリ・ジャンソン
撮影: ミシェル・ケルベ/フィリップ・アゴスティーニ/ピエール・ルヴァン
音楽: モーリス・ジョーベール

出演: マリー・ベル/フランソワーズ・ロゼー/アリ・ボール/フェルナンデル/ルイ・ジューヴェ/ピエール・リシャール=ウィルム/ガブリエル・フォンタン/シルヴィー/ピエール・ブランシャール/レイミュ

*****************************************************
 16歳で社交界へデビューをしたクリスティーヌ。20年後、未亡人となった彼女は偶然一冊の手帖を発見する。それはかつて彼女がデビューした時に、舞踏会でダンスの相手をした男性たちのことを書き記したものだった。クリスティーヌは、あの夢のように美しかった日々を想いだし、そこに綴られた10人の男性を捜す旅に出る。しかし現実は厳しいもの、彼らは皆あの頃とはすっかり変わってしまっていた…。
 "フランス4大巨匠"のひとり「巴里の空の下セーヌは流れる」のジュリアン・デュヴィヴィエ監督による、フランスの香り豊かな名作。舞踏会デビューの輝かしい思い出に囚われている女性クリスティーヌとダンス相手の男性との優雅で切ないエピソードがオムニバス形式で構成されている。1937年ヴェネチア映画祭最優秀外国映画賞受賞作品。
(「YESASIA.com」より。)
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初舞踏会という、一生忘れないであろう晴れ舞台。
一生に一度の思い出の場所。
煌めく青春の思い出。

それはとても遠い日の記憶で、なおのこと美化されている。
そして、「あの頃は良かった」という、ある種の呪縛にかかっているのだ。

つまり過去にとらわれている。
そんな状態を打破する為にも、主人公の女性が取った、思い出の人達を訪ねて回るという行動は、意味があったのではないだろうか。

しかし一方で、せっかくの若き日の思い出を、歳月が過ぎてから暴いてしまうことで、本作のような幻滅を味わってしまいかねない。

c0073737_382920.jpgだけど、やっぱり私なら、ふとした時に過去の素晴らしき思い出の人と会いたいと思うだろう。
別にそれは過去の縛りから脱却したいとか、もう一度ロマンスを味わいたいとか、そんな大げさな理由からではなく、単なる好奇心を満たす為ではあるが。
実際それに似たことを実生活でも実行したことがあるが、別に感慨めいたものはなく、むしろ相手方が自分が思っていた以上には自分のことを憶えていてくれなくて、ガッカリしたという経験がある。

青春の淡い思い出の蓋をもう一度開けてみたい、だけど、幻滅するかもしれない。
開けてみた方がいいのか、それとも、そのまま閉じておいた方がいいのか。
このテーマを様々なエピソードを交えて表現した本作は、なかなか見応えがあった。
ただテンポが悪く、尺の長さも気になった。

思い出の地や思い出の人を久しぶりに訪れたい。
このノスタルジアに溢れたテーマ。
実に興味ひかれるテーマである。

c0073737_38097.jpgそれにしても、最後の終わらせ方が印象的だ。
これから初舞踏会を迎える男に、自分の人生をダブらせて、肩をそっと押してあげる主人公の女性。
結局、この女性にとって、若かりし頃の初舞踏会の思い出は、やはり美しく輝きを持ったまま、この女性の心の中に残っている。
そんな女性の胸中を、やんわりと観る者に伝える、味のあるラストであった。




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by nijibabu | 2009-06-05 03:08 | ◆映画レビュー
黒い画集 第二話 寒流
c0073737_21115342.jpg黒い画集 第二話 寒流』(1961)

上映時間: 96分
製作国: 日本
ジャンル: サスペンス/ミステリー


監督: 鈴木英夫

原作: 松本清張
脚本: 若尾徳平
撮影: 逢沢譲
音楽: 斎藤一郎

出演: 池部良新珠三千代/平田昭彦/志村喬/宮口精二/丹波哲郎/中村伸郎

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 銀行支店長の沖野は料亭の美人女将と深い関係になるが、上役との三角関係の果てに左遷。憎悪と嫉妬に燃える彼は復讐を決意する…。松本清張原作の傑作サスペンス。一見貞淑そうな悪女に新珠三千代が扮し、抜群の味をだす。
(「ラピュタ阿佐ケ谷」作品解説より。)

 原作は松本清張。大手銀行の支店長は料亭の女将と深い関係になるが、そこに上司が割りこんでくる。嫉妬に狂った支店長は上司の不正を暴こうとするが……。打つ手が裏目に出て転落する主人公の姿を悪夢のように描いた不条理スリラー。モノクロの映像美が秀逸。
(「アテネ・フランセ文化センター」データベースより。)
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これはこれは、胸がすくほどの傑作バッドエンド。

これでもし都合よくラストで池部良が救われたなら、凡作となっていたに違いない。


二転三転する出来すぎた展開に、途中、不安になったが、ラストのひねりなし、情け容赦なしのバッドエンドで不安解消!

ストーリーを二転三転させて最後に悪者をやっつける、といった陳腐な娯楽サスペンスとなることなく、弱肉強食の世界を痛烈に表現したのは見事と言うほかない。


c0073737_21193943.jpg要するに池部良は新珠三千代に溺れさえしなければ何も起らなかった。

女に溺れたが為に、順調な出世街道から外れ“寒流”に流れされた。
家族にも逃げられた。

全ては女に溺れたのが原因だ。


男がその全人生をかけて築き上げてきた社会的地位が、たった一人の女性と懇意になったが為に、あっという間に崩壊してしまったのである。

なんという怖い話であろうか。

女というものの奪い合いから生じる人間関係の歪み。
そこから生まれる嫉妬や憎悪。
本当に怖い。


これはおそらく、守るべき物を沢山持っている人ほど怖い話なんじゃないだろうか。




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by nijibabu | 2009-06-02 21:19 | ◆映画レビュー