古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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最近観た映画(2009.8.31)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_22394113.jpg『浮草』(1959/日本)
【監督】小津安二郎
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_22415119.jpg『パンと植木鉢』(1996/フランス・イラン)
【監督】モフセン・マフマルバフ
★★★
イラン映画で評判が良い作品と聞き鑑賞してみた。 今までに観たことのない独創的な演出と展開。 しかし、同時に解りづらい部分もあり、のめりこめるようなのめりこめないような複雑な心境のままラストカットへ。 パンと植木鉢が唐突に差し出されるラストカットは、理屈抜きの素晴らしさ。 だけど、なんだかモヤモヤすっきりしないものがあるのも事実。 理屈っぽいけど、理屈で観ようとすると楽しめない不思議なテイストの作品。


c0073737_22434129.jpg『名もなく貧しく美しく』(1961/日本)
【監督】松山善三
★★★★
心洗われる傑作。 小林桂樹が言ったセリフで、 「家族がいさえすれば幸せだ」 というのがとっても印象的。 家族ってのは、苦楽を共にし、そしてどんなに辛い出来事があっても、家族の幸せのためなら頑張れる、そういった強いメッセージを感じ、共感できた。 家族の為なら懸命に働く。 優しい夫ながら、そういった強い意志を持った目標にすべき父親像である。 残念なのは、ラストで高峰秀子が車に跳ねられ死亡するシーン。 別にハッピーエンドじゃないからダメとか言う意味ではなくて、この内容でこの展開なら、こんなオチは不要なんじゃないか?という意味でだ。 貧しいながらも、いつかは楽になることを夢見て、家族が一致団結して生きていく。 そういうストレートな終り方で良かったんじゃなかろうか。 聾唖者の様な障害を持った人は、不遇な人生から最後まで逃れられないんだ、ということを主張したいが為のラストだったのだろうが、せっかく作品全体で前向きな人生訓が語られているのに、これではそもそも意味が・・・という脱力感に襲われるのがよろしくない。


c0073737_22452420.jpg『風の歌を聴け』(1981/日本)
【監督】大森一樹
★★★
原作は読んだことがあるし、大好きな小説だ。 うまく映画化できているかといえば微妙なライン。 陰鬱な雰囲気はうまく出ているような気もするし、だけど、どこか足りない気もする。 大体、「ねずみ」のキャラが少し明るすぎるような気が。 小説と映画を比べてうんぬんというのはナンセンスだけど、この小説に限っては大好きなだけに、どうしても比べてしまった。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-08-31 22:46 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
浮草
c0073737_0351219.jpg浮草』(1959)

上映時間: 119分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 小津安二郎



脚本: 野田高梧/小津安二郎
撮影: 宮川一夫
音楽: 斎藤高順

出演: 中村鴈治郎京マチ子若尾文子川口浩杉村春子野添ひとみ笠智衆/三井弘次/田中春男/入江洋吉/星ひかる/潮万太郎/浦辺粂子/高橋とよ/桜むつ子/賀原夏子/伊達正/島津雅彦/菅原通済/丸井太郎

*****************************************************
 数々の名作を世に残した巨匠・小津安二郎が中村鴈治郎を主演に、34年の作品『浮草物語』を小津監督自らがリメイク。志摩半島の小さな港町を舞台に、ドサ廻り一座「嵐駒十郎一座」とそれを取り巻く人々のさまざまな人間模様や恋を描く。
(「キネマ旬報社データベース」より。)
*****************************************************

後期小津印がそこかしこに感じられる作品。

c0073737_0383273.jpg『秋刀魚の味』でもそうだったけど、小津カラーは凄まじく美しい。
その美しさは小津固有のもので、小津にしか撮れない色合いである。
そこに宮川一夫が撮影担当とくれば、まさに国宝級の美しさだ。


話の内容としては、『浮草物語』の自身リメイクということで、目新しさは感じられないものの、小津がリメイクまでしたストーリーだけあって、重厚でいて斬新な面白さ、そして人生の陰影がそこかしこに感じられ素晴らしい。

中村鴈治郎は毒を含んだ男を絶妙に演じてみせている。
アメリカ映画の様に、ただの悪役で片付けることなく、その裏に見え隠れする人としての優しさみたいなものまで表現しているから凄い。

京マチ子は外見的に苦手な女優だが、本作では驚くほどに魅力的に見えた。
口は悪いが、情にもろいといった浮世の女性を、これまた見事に演じている。

c0073737_0392070.jpgその他、川口浩の若さ溢れる熱演、杉村春子の抑えた演技、若尾文子の色気、野添ひとみの可憐さ、そして笠智衆のご愛嬌カメオ出演、と見所にいとまがない。

小津作品の中でナンバー1とは思わないが、その完成度や奥深さという点において、上位にランクされるべき力作であろう。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2009-08-28 00:39 | ◆映画レビュー | Comments(4)
最近観た映画(2009.8.24)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_23442573.jpg『初恋のきた道』(1999/中国・アメリカ)
【監督】チャン・イーモウ
★★★★
チャン・ツィイーが可憐で美しく映っていることは勿論だが、中国の農村風景がとにかく美しくカメラに収められている。 ほんと、ため息が出るほどの美しさ。 それと、やはりチャン・イーモウ監督は赤系の色の撮り方が徹底的に巧い。 チャン・ツィイーが身に纏っていた服の色も印象的だ。 チャン・ツィイーの恋人役の男優がいい味を出しており、いいスパイスになっていた気がする(笑)。 ただし、チャン・ツィイー自体は非常に美しいが、少々ミスキャストではないだろうか。 農村に住む純朴な少女にしては、表情が女優すぎる。 自然な美しさというより、職人芸的な美しさなのだ。 それとチャン・イーモウ監督の必死さが伝わってこないのもマイナス点。 元々綺麗なチャン・ツィイーを、持ち前の慣れた監督手腕で撮りあげ、器用に作品として仕上げた感があって、どうも物足りないのだ。


c0073737_2351177.jpg『アレクサンダー大王』(1980/ギリシア・イタリア・西ドイツ)
【監督】テオ・アンゲロプロス

テオ・アンゲロプロス作品を観るのもこれで何本目だろう。 結構観た気がするが、この退屈感は何本観ても解消されることはなかった。 特に、本作は殊更退屈だった。 退屈プラス理解不能。 話が陳腐とかではなく、むしろ高尚な感じのするものなのだが、そもそも冒頭からラストまで何が言いたいのか解らない状態が3時間半持続し、致命傷を負った次第である。 共産主義体制であるとか、宗教であるとかの問題が背景にドデーンと据わっているのは分かるものの、それに対する知識も造詣もないので、やっぱり解らない。 あと、この監督の作品とは波長が合わない。 何も起らない作品が嫌いというわけではないが、この作品の何も起らない感じは、どうにも私の感性とマッチしないようである。


c0073737_23525994.jpg『カルネ』(1994/フランス)
【監督】ギャスパー・ノエ
★★★
ツタヤ新宿の棚に書いてあった本作の説明文が、 「観たら後悔する映画。責任持てません。」 だったので、ややビビリつつ鑑賞。 しかし、冒頭の馬を殺すシーン以外は特別にトラウマになる様なシーンはなし。 一人娘を溺愛する父親を軸に描いているが、40分という短編にしては、実によく出来ている。 無駄に長い映画が多い中、これは賞賛に値するのではなかろうか。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-08-24 23:53 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2009.8.22)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1834940.jpg『霧の中の風景』(1988/ギリシア・フランス)
【監督】テオ・アンゲロプロス
★★
テオ・アンゲロプロスという監督とは、とことん相性が悪くて、今までに観たこの監督の作品はことごとく合わなかったという経緯がある。 しかし本作は私が最も好きとも言えるジャンル“ロードムービー”なので、少しは期待して観てみることに・・・ 前半からなかなかの良い雰囲気。 幼い子供二人が父親の面影を追い求め、旅を始める。 旅先で出会ったバイク青年との絡みはなかなか味わい深く、期待は増していったが、後半になるにつれ、いつものテオ節が炸裂!。 あえなく撃沈しそうになった。 そして、これまたテオ作品に多い、突然のハプニング。 終始、静かにゆっくり話が進んでいくと思いきや、突然、嵐が巻き起こる。 それがテオ作品。 今回は、少女への強姦事件。 描かれ方がとても地味であるため、余計にリアリティが増し、後味の悪さが残った。 この強姦シーンについては、個人的に不要と感じた。 別にこんな悲惨なエピソード盛り込まなくたって、二人の子供が静かにゆっくり旅をする・・・でいい様に思うんだが。 やっぱり、この監督とは相性が悪いらしい。


c0073737_18364433.jpg『激突!』(1971/アメリカ)
【監督】スティーヴン・スピルバーグ
★★★
アメリカの田舎道で繰り広げられる、巻き込まれ型サスペンス。 序盤の恐怖を盛り上げていく演出が秀逸。 何てことのない日常から、ふって湧いたトラブル。 最初はなんてことなさそうだったのに、相手が悪かったのか、どんどんその火種は大きくなり、最後は・・・ 緊迫感があり、興味をひく序盤は良かったが、後半になるにつれどんどんダレていったのが残念。 特に、相手が殺意をむき出しにして襲いかかってくる頃には、緊迫感もへったくれもなく、単なるアクション映画へといつの間にか移行していた。 この系統の作品って、序盤のサスペンス仕込みの部分が肝だと思うが、ラストへのもっていきかたとオチが難しい。 あたかも、その失敗の典型をみたような作品だが、それになりに楽しめるところはさすがアメリカ映画だ。


c0073737_1838128.jpg『素晴らしき哉、人生!』(1946/アメリカ)
【監督】フランク・キャプラ
★★★
生きているだけで素晴らしいんだ!というメッセージが伝わってきて、観終えた後も生きていることの有り難味がじんわりと体感できる作品。 だけど、アメリカ映画ならではのくだらない演出方法がハナにつき、観ている最中は不快で仕方なかった。 題材はいいだけに勿体無い。


c0073737_18393013.jpg『マッドマックス』(1979/オーストラリア)
【監督】ジョージ・ミラー
★★
エピソードや映画史における位置づけうんぬん含めても、つまりはつまらない映画。 内容がとにかく薄く、ただただ危険なスタントシーンが断片的に出てくるばかり。 お粗末すぎる。 ただ、バイク好きとしては、あのスピード感に興奮は覚えたが。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-08-22 18:41 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2009.8.18)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1350728.jpg『石中先生行状記』(1950/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★
オムニバス作品ということで、無難に楽しめた反面、少し物足りない印象も受けた。 しかし、三船敏郎が出たパートはとても良かった。 何と言っても三船敏郎がカッコよい。 さすがアラン・ドロンに「三船敏郎さんはカッコいい」と言わしめた俳優だ。 体格もガッチリしていて、風格もあり、だけどシャイで、心も優しい。 そして時折見せるあどけない表情。 これはおそらく女心を揺さぶるに違いない。 パっと見怖いんだけど、こういう可愛らしい表情も出せる。 三船敏郎という俳優は、決して大根役者なんかではなく、演技に幅の広さと深みを持つ偉大な俳優だということが、本作を通しても理解できる。 それにしても杉葉子キュートだなぁ~。。 最近ハマりつつある今日この頃。


c0073737_13512378.jpg『不良少年』(1961/日本)
【監督】羽仁進
★★★★
不良少年の非行、そして特別少年院への入院。 少年院内でのトラブルや友情、そしてシャバに出るまでの顛末を描いた、“記録映画的体裁をとったフィクション作品”である。 銀座や浅草、その他、東京都内のいたる所でロケを行っており、そういう点でも非常に楽しめる。 当時の「不良少年」って、こんな言葉遣いだったんだぁ、とか興味がつきなかった。 主演の少年は迫力も全くなく、大した不良少年に見えなかったのはご愛嬌。


c0073737_13531067.jpg『スピオーネ』(1928/ドイツ)
【監督】フリッツ・ラング

サイレントで150分近いとなると、かなりシンドイ。 それでもサイレントならではの何かがあれば耐えられるが、退屈なスパイもの以外の何物でもなかった。 それと、悪役が決まりきっているのも難点。 あの近未来的なデスク装置に電動車椅子は、さすがフリッツ・ラングという感じではあったが。




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by nijibabu | 2009-08-18 13:53 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2009.8.16)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23405654.jpg『ワンナイト イン モンコック』(2004/香港)
【監督】イー・トンシン
★★★
香港の夜の雰囲気が良く出ていて楽しめた。 しかも、全編にわたって現地ロケに徹しているのが良い。 新宿とか香港とかを題名に銘打っていても、ちょろちょろっと街頭の風景だけ撮ってみせて、あとはその街らしさのかけらも出てこない、なんて作品が多い中、本作はその部分で既に秀でている。 ただし、変に凝った映像と演出には少し問題がアリかと。 前半はサスペンス色を出そうと頑張ったせいか、とても解りにくい。 そして、映像も臨場感を出そうと頑張ったせいか、とても見づらい。 時間軸をずらす手法も、必然性がいまいちだ。 そして何より、後味がよろしくない。 主人公が死ななければならない理由が見えてこないのだ。 それに、あの若い警官が撃たれて死ななければならない運命的なものも感じない。 惨殺と呼べるほどの衝撃的な死に方をさせたその意図が分からないというか、関連付けが感じられないのが致命傷ではある。 ただし、最初から最後まで飽きずに観られたという娯楽性の面においてはそれなりのレベルに達している。 香港を舞台にしたクライムサスペンスとして単純に楽しめばよいのかもしれない。


c0073737_23423692.jpg『私の夜はあなたの昼より美しい』(1989/フランス)
【監督】アンジェイ・ズラウスキー
★★
解りにくそうでいて案外単純な内容なのだが、そういったことより何より、「面白くない!」の一言。 主演の男女二人は、それぞれ幼少期にトラウマになるような体験をしている。 そんな二人がある日、運命の出会いを果たす。 互いは共通の苦しい過去を持つことから、反発し合いながらも、互いを深く理解し、愛し合っていく。 お互いの苦しみを理解しているからこそ、ラストの海での入水心中へとつながっていくのだ。 これで愛し合う二人は全てから解放されるのだ、と。 まあ、こんな解釈しかできないが、いずれにしても、だからって別に感銘を受けることもないし、まして感情移入もできない。 それでいて、哲学的なセリフの垂れ流しが最初から最後までしつこく、ただ単に疲れるだけだった。 「フランス映画は理屈っぽくて小難しい」 そんな、一般のフランス映画に対するイメージを助長するような作品。


c0073737_23463769.jpg『山猫令嬢』(1948/日本)
【監督】森一生
★★★
戦前の作品の雰囲気だなぁ・・・と思ったら、ギリギリ戦後の作品だったようだ。 テーマ自体は戦前を思わせる古臭い内容で、やや苦手なものだったが、テンポがなかなかに良く、意外にも最後までサラリと観ることができた。 実は学校の先生が父親だったと明かされた時、正直ビックリしてしまった。 これにはやられた。 これがいいスパイスになって、後半もそれなりにだが楽しむことができた。 ただし、ラスト付近のお涙頂戴的な母娘の抱きしめ合いと、テンポが良すぎるまとめ方に多少の違和感を感じた。 1940年代の日本映画っぽさというか、1950年代以降の様な成熟しきった感じのない、荒削りな印象を受けた。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-08-16 23:46 | ◆映画関連 その他 | Comments(6)
最近観た映画(2009.8.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23565912.jpg『仮面の米国』(1932/アメリカ)
【監督】マーヴィン・ルロイ
★★★★
アメリカ映画の器用さが、良い方向に出た逸品。 ストーリーは適度に起伏があり、飽きさせない。 そしてメッセージ性も十分である。 主人公を演じたポール・ムニも、相変わらず存在感がある。 1930年代前半という年代を考えると、脱獄モノとしての、その出来の良さは傑出している。


c0073737_23583757.jpg『神の子たち』(2001/日本)
【監督】四ノ宮浩
★★★
世界の貧しい子供たちの悲惨さを映像で伝えるという観点でみれば、間違いなく成功している。 だけど、私はドキュメンタリー映画にそういったことは求めていない。 私は、娯楽性重視のフィクション映画はあまり好きではないが、ドキュメンタリー映画だけは例外で、娯楽性重視のドキュメンタリー映画が好きである。 そういう個人的な好みからみて、本作は少し真面目すぎる。 ドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』を大好きな人は、本作を観ても楽しめないだろうし、逆に、本作を傑作ドキュメンタリーと感じた人は、『ゆきゆきて、神軍』にヘドが出るに違いない。


c0073737_01598.jpg『プラットホーム』(2000/香港・日本・フランス・中国)
【監督】ジャ・ジャンクー
★★★
この作品を観終えた時、想起したものといえば、ホウ・シャオシェンであり、テオ・アンゲロプロスだ。 素朴でポップなナンバーが頻繁に流れ、外見のイケてない若者が無邪気に自然の中を駆け回る。 そういった面で見ればホウ・シャオシェンの空気を感じる。 一方で、遠景のロングショットが多く、しかも尺も長く、叙事詩的な趣きがあるという面からいえばテオ・アンゲロプロスの作品にも似ているような気がする。 いずれにしても本作から受けた印象としては、もう一度観たらもっと味が出るだろうなぁ、ということだ。 ある村を舞台に繰り広げられる若者たちの群像劇。 そこには筋書きのない現実的な日々が映し出されているにすぎないが、かといって即興的演出でもって撮られたわけではなく、作為性も感じられる。 そういう意味で、ジャ・ジャンクー監督ならではの独自の感性が感じられる作品であった。


c0073737_045747.jpg『長距離ランナーの孤独』(1962/イギリス)
【監督】トニー・リチャードソン
★★★★
屈折した少年の生き様を飾り気なく描いた作品だ。 非行に明け暮れた少年が、感化院に入るハメになったのは当然の成り行きだったが、そこで彼の長距離ランナーとしての隠れた才能が開花し、彼の人生に最大のチャンスが訪れる。 しかし、彼はクロスカントリーの大会で、ゴール直前で失速。 この失速が、意図的なのか、それとも単にバテただけなのか。 そういった疑問を観る者に提起するが、やはり意図的だったと解釈するのが妥当だろうか。 彼の脳裏に過去の様々なシーンが浮かび上がり、それにうなされるようにして失速していったが、これは彼の中での“優等生になることへの抵抗”のようなものが原因である。 優勝すれば、優等生として周囲の期待に応えることができる。 しかし、その反面、彼は自分を裏切ってしまうことになる。 反逆精神の塊で生きてきた彼が優等生になるということは、すなわち自分をごまかし裏切ることになるのだ。 そんな葛藤がレース終盤で彼を襲い、失速してしまった。 いや、自ら失速したのだ。 あらゆる面で恵まれない環境で育った少年が、その根底に持っているであろう反骨精神を、見事に描いた良作である。


c0073737_07019.jpg『つきせぬ想い』(1993/香港)
【監督】イー・トンシン
★★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。




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by nijibabu | 2009-08-14 00:08 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
つきせぬ想い
c0073737_038437.jpgつきせぬ想い』(1993)

上映時間: 96分
製作国: 香港
ジャンル: ドラマ/ロマンス


監督: イー・トンシン

脚本: イー・トンシン
撮影: タン・チーワイ
音楽: パオ・ペイタ


出演: ラウ・チンワン/カリーナ・ラウ/アニタ・ユン/フォン・ボー・ボー

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 短命の少女と作曲家の青年の恋を描いたクラシカルな純愛物語。1993年度香港電影金像奬で最優秀作品・監督・主演女優・助演男優・助演女優・脚本の6部門を独占。(「Oriconデータベース」より。)
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香港恋愛映画の傑作。


飾り気のないシンプルなストーリーに、ベタな展開。

だけど、ツボはしっかりおさえている。

イー・トンシン監督の確かな手腕を感じ取れる素晴らしいラブ・ストーリーだ。


ラストは悲劇として幕を閉じる。

が、しかし、それは決して後味の悪いものではない。

愛する者同士は、いくら愛し合っても、いつかは死によって別離せざるを得ない。

そんな二人にとって一番大事なことは、どれだけ純粋に、そして真剣に相手を愛することができたか?ではないだろうか。


その点において、本作の二人は互いを真剣に愛していた。

別れるには早過ぎたかもしれないが、一瞬一瞬がとても輝き、幸せに満ち溢れていた。

あの無邪気にはしゃぐ二人の笑顔が忘れられない。

短い時間でも二人が一緒に居られ、互いを真剣に愛することができたならば、二人の心の中にはきっと美しい思い出が残るに違いない。


c0073737_0452827.jpgそれよりむしろ、この取り残された男からすれば、彼女が死ぬ前に彼女と出会えたことが幸せだったと考えることもできるのではないだろうか。

そして、この女性は、独りで死ぬことなく、死ぬ前に自分を本当に愛してくれる彼と出会えて良かったんじゃないだろうか。

そういう風に別の角度から二人の人生を考えてみると、単純に悲劇なだけのお話だとは言えないんじゃないだろうか。


男と女にとって何が本当に幸せか?

それを観る者に鋭く訴えてくる含蓄のあるラブストーリー。

香港恋愛映画の奥深さを垣間見ることができた作品であった。




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by nijibabu | 2009-08-11 00:42 | ◆映画レビュー | Comments(0)
最近観た映画(2009.8.6)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23344877.jpg『パリの灯は遠く』(1976/フランス・イタリア)
【監督】ジョセフ・ロージー
★★
淡々と進む展開は、いかにもフランス映画って感じでそれはいいんだけど、話があまりにつまらない。 アラン・ドロン演じる主人公のフランス人をどんどん追い詰めていく内容で、その狙いは分かるのだが、スリリングさもないし、謎かけもないし、工夫がない。 それでもアラン・ドロンの魅力でなんとか魅せるが、それ以外に見所がないのが、どうにも救い難い。


c0073737_23421344.jpg『戦国群盗伝』(1959/日本)
【監督】杉江敏男

脚本の「山中貞雄」色は感じられず、潤色の「黒澤明」色が著しく出てしまっている。 なので、山中貞雄の面影を感じたい人、つまりは、『人情紙風船』の凍りついた様な殺伐感、『百万両の壺』で感じたあの躍動感、『河内山宗俊』の粋な世界を期待して観ると、確実に裏切られる。 一方で、黒澤明好きならおそらく無難ながらも楽しめる時代劇だと思われる。 良い人・悪い人が明確に別れすぎた人物設定、強引で都合よすぎる展開、悪い人たちが簡単に死んでいく予定調和なラスト、とまさにハリウッド映画的な短絡さ。 これで娯楽作として素晴らしい出来なら、それなりに楽しめただろうに、残念ながら本作はそれほど娯楽性という観点においても突出してはいなかった。 三船敏郎に鶴田浩二、志村喬に千秋実、そして司葉子、と贅沢な布陣だけに、何とも勿体無い。


c0073737_23435266.jpg『旅愁の都』(1962/日本)
【監督】鈴木英夫
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_23451449.jpg『特別な一日』(1977/イタリア・カナダ)
【監督】エットーレ・スコラ
★★★
子供6人を抱える母親が、家事に追われ、刺激を求めたというソフィア・ローレンの心理は理解できたものの、同性愛とやらのマルチェロ・マストロヤンニが、ソフィア・ローレンを執拗に誘う心理がどうも理解できなかった。 反ファシズムの党員として、アパートメントから出立する前日の「特別な一日」にそういう行動に出たともとれるが、それにしてもシックリはこない。 前半から中盤にかけての、男性から誘われる側の女性の心理を緻密に描いた部分は良かったのだが、後半にかけていまいち乗りきれない作品だった。 ただし、淡々と描写される室内の登場人物達の動き、屋上での男女二人のやりとりなどは、とても印象に残るシーンだった。


c0073737_23464585.jpg『シャッフル』(1981/日本)
【監督】石井聰亙
★★★
後年の石井聰亙作品である「DEAD AND RUN」の原型ともいえる内容の作品。 走る、走る、走る! 手持ちカメラでブレまくりでひたすら追う、そして逃げる! とにかく走る映画。 そこに石井聰亙監督ならではのテイストが加わり、ハイテンションな仕上がりをみせている。 まさに“疾走感”という名に合致する内容で、石井聰亙の世界を十分に堪能できる異色短編である。


c0073737_2348964.jpg『灯台守の恋』(2004/フランス)
【監督】フィリップ・リオレ
★★★
なんとなく観始めて、なんとくなく盛り上がって、最後はしょぼくおちた感のある内容。




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by nijibabu | 2009-08-06 23:58 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
アクセスが殺到。
三池崇史監督の『オーディション』という作品がらみで、当ブログのアクセス数が急騰しています。

なぜ今、『オーディション』なのか?

原因がよく分からないので、このキーワードで当ブログにいらっしゃった方は教えて頂けると幸いです。


管理人
にじばぶ

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by nijibabu | 2009-08-06 23:57 | Comments(5)