古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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<   2010年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧
最近観た映画(2010.2.27)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_11195327.jpg『朝の並木路』(1936/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
貴重極まりない1930年代の成瀬巳喜男作品群の一つ。 小粒な作品ながら、さすが成瀬と言える味わいを持つ内容で、音楽もまた軽快で、観ていて楽しい気分になれる。 しかし、このような軽妙な作品を撮りながら、後年は抜き差しならない男女の愛憎劇を描いた重い作品を撮ろうとは、恐るべし成瀬巳喜男だ。 成瀬巳喜男の進化の過程を知る上でも、観ておくべき作品であろう。


c0073737_11211839.jpg『ロシュフォールの恋人たち』(1966/フランス)
【監督】ジャック・ドゥミ
★★★
色の使い方がとっても素敵! 女性たちの衣装、そして部屋の装飾。 それらの色合いを見ているだけでも楽しめてしまう映画。 カラー作品初期に特有の、コントラストのはっきりした色使いに心奪われた。 しかし疑問なのは、ミュージカルという体裁を取り、前半から終盤近くまで踊りと歌で見せていくものの、話の筋が大詰めとなるラスト付近では、それらがすっかりなりを潜め、非ミュージカルな普通の映画になるところだ。 私はミュージカルを苦手としているので、非ミュージカルなラスト付近が一番楽しめたわけだが、この点から考えると、極端なはなし、非ミュージカルで最初から最後まで通してくれた方が、もっと良い作品に仕上がったのではないかということだ。 いずれにしても、幸せになれる、ハッピー心に満ち溢れた作品であることは間違いない。


c0073737_11265441.jpg『痴呆性老人の世界』(1986/日本)
【監督】羽田澄子
★★★
念願叶って、やっと観る機会を得たドキュメンタリー映画。 川崎市民ミュージアムにて鑑賞。 東京都内地区を抑えて、川崎でこのような貴重なドキュメンタリー映画を観られるなんて、なんか複雑な気分だ。 内容は、題名の通りで、老人性痴呆症、現代においては認知症と呼ばれる病気に焦点をあてた作品だ。 老人ホーム内の廊下に、ひれ伏すおばあさん。 意味不明なことを話し続けるおばあさん。 行くあてもないのに、やたらに外に出たがる徘徊癖おばあさん。 とにかく、おばあさんおばあさんのオンパレードで、おじいさんがほとんど出てこない。 これは間違いなく、羽田澄子という女流監督ならではの意図的な内容構成だろう。 特に胸打たれるエピソードがあったわけではないが、なかなかためになる内容だった。 認知症の患者とどう向き合えばよいのか模索する当時の介護・医療の現場を見ることができたのが良かった。


c0073737_11332779.jpg『リリア 4-ever』(2002/スウェーデン)
【監督】ルーカス・ムーディソン
★★★
身に覚えがある男ほど、後味が悪いであろう映画。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-02-27 11:34 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
最近観た映画(2010.2.24)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2137520.jpg『人間みな兄弟 部落差別の記録』(1960/日本)
【監督】亀井文夫
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_20174578.jpg『爆裂都市 BURST CITY』(1982/日本)
【監督】石井聰亙

ひたすら騒がしい。 泉谷しげるが企画と美術に関わっていて、この頃の石井聰亙監督作品。 だとすれば容易に予想がついた内容だが、120分近い尺でこの手の作品を観るのは少々辛すぎた。


c0073737_21351523.jpg『君の名は』(1953/日本)
【監督】大庭秀雄
★★★
名作だけあって、ストーリーの軸はしっかりしているものの、内容は現代で言うところの昼ドラである。 なんと言っても、岸恵子演じる主人公がどうにも救いようがない。 迷いと弱さばかりが目立ち、本作のストーリーが紆余曲折するのは、全てこの岸恵子が原因と思いたくなるほどだ。 岸恵子の意志が強ければ、ハナからこんなウダウダとした流れにはならないはず。 結婚なんて決まっていたって、1年半ぶりに数寄屋橋で再会した時点で、駆け落ちすればその時点で話は終わっていたはずで、第三部どころか20分程度の短編になっていたはずなのに、なんて憎い女性なんだ!


c0073737_21391879.jpg『君の名は 第二部』(1953/日本)
【監督】大庭秀雄
★★★
第一部にひき続き、まさに王道をいくドラマだが、長い時間観ていると、これが不思議と心地良くなってくる。 本作の佐田啓二は、とにかくカッコイイし、とにかくモテる。 決してうまい俳優ではないけど、顔がここまで特徴的にカッコイイと、ただそれだけで十分である。 当時の佐田啓二ファンは、これを観てさぞかしメロメロだっただろうなぁ。 それにしても、笠智衆のアクションを観られるとは思わなんだ! 笠智衆のアクションを観ることができる数少ない作品だろう。


c0073737_21353368.jpg『君の名は 第三部』(1954/日本)
【監督】大庭秀雄
★★★
まどろっこしいところや、煮え切らないところなど、観ていてイライラさせられる部分も多い作品だったが、第一部、第二部、第三部と全て観て得られたことは、愛すべき人と一緒に居られることが、どんなに素晴らしいことか、どんなに有り難味のあることかを実感できたということだ。 それを感じることができただけでも、本作を観た価値はあったし、有意義であった。


c0073737_2325250.jpg『路傍の石』(1938/日本)
【監督】田坂具隆
★★★
原作は二度読んだことがあるだけに、ストーリーはよく理解できた。 母親の内職を手伝おうとしたが、うまく行かずいじける吾一。 その吾一を「吾一が悪いんじゃない、こんなことをやらせようとした私が悪いんだよ」と慰める母子のシーンが原作同様印象的だった。 ラストで、吾一が一人去っていくシーン。 これだけ辛い過去を早くも体験した吾一なら、きっとこの先逞しく生きていける、そんな気持ちにさせてくれる吾一の頼もしい後姿だった。




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作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-02-24 21:35 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
「珠玉のアジアン・ライブラリー」シリーズDVD発売!
珠玉のアジアン・ライブラリーというDVDが続々発売されている。

以前、タイ映画特集が開催されて、六本木まで足を運んだがことがあるが、このようなDVDが発売されることによって、気軽にレンタルして、アジア映画を観ることができるようになった。

私が映画館で観たのは、vol.1の2本だけなので、残りVol.2~Vol.7まで未見であり、全部レンタルする予定。

メジャーなアジア映画しか、なかなか鑑賞の機会がない現状で、このようなDVDシリーズが発売されたのは、アジア映画ファンとしてとても嬉しい。

アジア映画ファンの方、更には日頃それほどアジア映画をご覧にならない方にも、是非この機会に鑑賞して頂き、こちらに感想を頂ければ嬉しく思います。

***************************************************

c0073737_20204027.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.1
良質なアジア作品を紹介するアジアン・ライブラリー第1弾。タイのイケメン俳優、アナンダ・エヴァリンハム主演作『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』と、記憶を失ったスターとパパラッチ女性の恋を描いた『メモリー~君といた場所~』の2作品を収録。(「キネマ旬報社」データベースより)


「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密」
監督:
ポンパット・ワチラバンジョン
出演:
アナンダ・エヴァリンハム
チャーヤナン・マノーマイサンティパープ
モントン・アヌパープマート

「メモリー ~君といた場所~」
監督:
ヘーマン・チェータミー
出演:
ラッタプーム・トーコンサップ
ポーラ・テイラー
イード・ポーンラーンサオーン
ラーラー
ルールー


c0073737_20205369.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.2
良質なアジア作品を紹介するアジアン・ライブラリー第2弾。『怪盗ブラック・タイガー』のウィシット・サーサナティアン監督によるラブファンタジー『シチズン・ドッグ』と、タイの人気漫画を映画化した『ヌーヒン バンコクへ行く』の2作品を収録。(「キネマ旬報社」データベースより)


「シチズン・ドッグ」
監督:
ポンパット・ワチラバンジョン
出演:
マハーサムット・ブンヤラック
セーントーン・ゲートウートーン
ルアンカム・セーンイン
ペンエーグ・ラッタナルアーン

「ヌーヒン バンコクへ行く」
監督:
コムグリット・ドゥリーウィモン
出演:
ルンラーワン・トーナホンサー
コッチャコーン・スパカーンキッジャクン
パーニサー・ブアジャルー


c0073737_20211491.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.3
韓国映画『手紙』をタイでリメイクしたラブストーリー。キャリアウーマンのディウは都会の生活を捨て、田舎の純朴な青年・トンと結婚する。しかし、トンは難病の末に急逝してしまう。そんなある日、悲しみに暮れるディウの下にトンからの手紙が届く。(「キネマ旬報社」データベースより)


「レター 僕を忘れないで」
監督:パウーン・チャンタラシリ
プロデューサー:ノンスィー・ニミブット
プロデューサー:ドゥアンガモン・リムジャルーン
脚本:コンデート・チャトゥランラッサミー
出演:
エーン・トーンプラソム
アタポーン・ティーマゴーン


c0073737_20212689.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.4
青く切ない同性愛の行方を描いたドラマ。ネットアイドルの女子高生・小緑は、憧れていた刺青師の竹子と再会を果たす。やがてふたりは互いの痛みを埋めるように惹かれ合い…。台湾のアイドル、レイニー・ヤンとイザベラ・リョンが共演。(「キネマ旬報社」データベースより)


「Tatoo-刺青」
監督:
ゼロ・チョウ
出演:
レイニー・ヤン
イザベラ・リョン
2007年ベルリン映画祭テディベア賞受賞


c0073737_20214830.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.5
良質なアジア作品を紹介するアジアン・ライブラリー第5弾。ホウ・シャオシェン作品で知られるカメラマン、チェン・ホァイエンが監督を手掛けた『練習曲』と、映画監督の苦悩を描いた『ビバ!監督人生!!』の2作品を収録。(「キネマ旬報社」データベースより)



「練習曲」
監督:
チェン・ホァイエン
出演:
イーストン・ドン
Saya
2008年台湾シネマコレクション 公開
2007年「アジア海洋映画祭イン幕張」審査員特別賞
2007年台湾映画興収 第1位


「ビバ! 監督人生!!」
監督:
ニウ・チェンザー
出演:
ニウ・チェンザー
チャン・チュンニン
2008年ロッテルダム国際映画祭NETPACK賞受賞
2007年台湾金馬賞FIPRESCI賞 受賞
2008年上半期台湾映画興収 第1位



c0073737_20231183.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.6
良質なアジア作品を紹介するアジアン・ライブラリー第6弾。『花蓮の夏』のジョセフ・チャン主演によるラブファンタジー『午後3時の初恋』と、それぞれに孤独を抱える男女3人の“自分探しの旅”を描いたロードムービー『遠い道のり』の2作品を収録。(「キネマ旬報社」データベースより)


「午後3時の初恋」
監督:
チェン・フェンフェン
出演:
ジョセフ・チャン
クォ・ビーティン

「遠い道のり」
監督:
リン・チンチェ
出演:
グイ・ルンメイ
モー・ズーイー
ジア・シャオグオ
2007年 ベネチア国際映画祭 批評家週間最優秀作品賞 受賞


c0073737_20273888.jpg珠玉のアジアン・ライブラリーVol.7
良質なアジア作品を紹介するアジアン・ライブラリー第7弾。台湾の人気俳優、エディ・ポンとイーサン・ルァンの共演作『ウエスト・ゲートNo.6』と、『靴に恋する人魚』のロビン・リー監督によるラブコメディ『DNAがアイ・ラブ・ユー』の2作品を収録。(「キネマ旬報社」データベースより)


「ウエスト・ゲートNo.6」
監督:
リン・ユゥシェン
出演:
エディ・ポン
イーサン・ルァン

「DNAがアイ・ラブ・ユー」
監督:
ロビン・リー
出演:
ピーター・ホー
テリー・クワン
ユー・ナン
エディ・ポン


 
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by nijibabu | 2010-02-22 20:31 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
人間みな兄弟 部落差別の記録
c0073737_17111294.jpg人間みな兄弟 部落差別の記録』(1960)

製作国: 日本
ジャンル: ドキュメンタリー
上映時間: 60分



監督: 亀井文夫

製作: 松本酉三/大野忠/木村繁夫
原案: 杉浦明平
脚本: 杉浦明平
撮影: 菊池周
音楽: 長沢勝俊
製作会社:日本ドキュメント・フィルム、芸術映画社、松本プロダクション
提供:日本ドキュメント・フィルム

◆ブルーリボン教育文化映画賞
◆毎日映画コンクール教育文化映画賞


*****************************************************
 月ロケットが飛ぶ宇宙時代の日本に、6000部落、300万人が理由なき差別を強いられ、苦しみのどん底にあえいでいる。この映画は、部落差別を当然と思いこんでいる人たちに反省を求め、知らない多数の国民にこの恐るべき悲しむべき事実をありのままに訴えるために製作された。スタッフ7人は、大阪、京都、奈良、和歌山、三重、長野と、1959年の8月から半年かけて撮影、結婚差別、就職差別など様々な人々の悩める声を聞き、差別の実態に迫っていく。ハンダの屑が含まれるゴミ土や灰を集めて小川で洗い出す少年、鹿子絞りをする女性、草履づくり、食肉関連事業、皮革生産者などの生活を追う。差別構造の発端は、近世封建社会において民衆を支配するために人為的、政治的に作られた身分制度。明治4年の太政官布告(解放令)で身分差別は廃止されたが、形式的なものとなり資本主義の発達と共に差別は助長されてきた。戦前の水平社運動から発展して戦後、部落解放同盟が結成され、行政闘争を行いアパートも一部建設されているが、部落解放の闘争はまだまだ続く。人権意識の高まりを背景として1965年8月、国の同和対策審議会は「同和地区に関する社会的及び経済的諸問題を解決するための基本方策」について内閣総理大臣に答申。その結果、同和対策事業特別措置法が制定され、1969年7月から施行、地区の改善が進められたが、この映画は答申前の貴重な記録となっている。
(「YIDFF 2001 公式カタログ」より。)
*****************************************************

1960年当時、全国52箇所に存在した“部落”を取り上げた貴重なドキュメンタリー・フィルム。

太くて舗装された住宅街の路地が終り、そこから先は細くて未舗装な道がある。

つまり、それが被差別部落とそれ以外との境界線である。

何たる露骨な差別だろうか。


c0073737_1712075.jpg江戸時代の「士・農・工・商・えた・ひにん」の差別制度に端を発し、高度成長の始まった昭和の時代においてもなお存在した被差別部落。

彼らの住む場所は、およそ人間が住むには適さない一つ以上の条件を満たした場所であったらしい。

こういったナレーションがとても印象に残っており、白黒ドキュメンタリーを観る興奮を高めてくれた。


現代において、被差別部落の話題は、テレビで真っ向から取り上げられる機会はほとんど無い。

それだけに、こういった上映の機会は、貴重極まりないのではなかろうか。

少なくとも、こういった差別が日本人によって日本人に行われていたという事実は、厳然として認めなければならないだろう。


それにしても、当時、被差別部落の人々が、スト妨害などの反社会的な暴力運動にお金によって駆り出されていたことは、悲しむべき事実である。

お金のためとはいえ、そのような反社会的運動に参加してしまった以上、それ以降は更に社会からの風当たりも厳しく、なお一層厳しい環境に追い込まれたことは想像に難くない。

まさに負の循環であり、そこまで計算して被差別部落の人々を使った権力団体は、断罪に値する。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2010-02-20 17:12 | ◆映画レビュー | Comments(2)
映画評論家・映画雑誌等の選出映画 INDEX
【映画評論家】
1.蓮實重彦ベスト141
2.双葉十三郎ベスト100(洋画)
3.双葉十三郎ベスト100(邦画)
4.淀川長治ベスト100(クラシック映画)
5.小林信彦ベスト100(洋画)
6.小林信彦ベスト100(邦画)
7.佐藤忠男ベスト300(邦画)
8.淀川長治「究極の映画ベスト100」

【映画監督】
1.黒澤明ベスト100

【映画雑誌等】
1.キネマ旬報オールタイム・ベスト100(洋画)
2.キネマ旬報オールタイム・ベスト100(邦画)
3.キネマ旬報主催「映画検定」見るべき映画100本(洋画)
4.キネマ旬報主催「映画検定」見るべき映画100本(邦画)
5.文藝春秋編「大アンケートによる洋画ベスト150」
6.文藝春秋編「大アンケートによる邦画ベスト150」
7.文藝春秋編「名画ベスト150/中上級篇」(洋画・邦画)
8.キネ旬ムック「オールタイム・ベスト 映画遺産200」(洋画)
9.キネ旬ムック「オールタイム・ベスト 映画遺産200」(邦画) 
 
 
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by nijibabu | 2010-02-18 19:23 | ◆各氏・各雑誌のベスト | Comments(21)
最近観た映画(2010.2.16)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_17444429.jpg『狩人の夜』(1955/アメリカ)
【監督】チャールズ・ロートン
★★★
普通に楽しめる内容だが、キリスト教がらみのしつこい引用が気に障った。 最大にして唯一の見所は、悪の牧師が最後につかまるシーンで、父親の姿がオーバーラップし、少年が思わず止めに入ってしまうところ。 父親を失ったトラウマがフラッシュバックした場面として、ドキっとさせられるものがあり、胸が痛んだ。 そして最後に特筆すべきは、川辺のシーンの映像的美しさか。


c0073737_1746668.jpg『一瞬の夢』(1997/香港・中国)
【監督】ジャ・ジャンクー
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_1748190.jpg『運が良けりゃ』(1966/日本)
【監督】山田洋次
★★★
まずまず楽しめた。 欲を言えば、底抜けに明るい時代劇コメディも悪くはないが、『男はつらいよ』シリーズの様な一抹の寂しさがもっと漂っていればなぁ。


c0073737_17494985.jpg『水のないプール』(1982/日本)
【監督】若松孝二
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_17505014.jpg『初恋の想い出』(2005/中国)
【監督】フォ・ジェンチイ
★★
ラストシーン。 二人は記念撮影を行う。 この時の、ヴィッキー・チャオの涙顔は、さすが女優!と言わざるを得ない素晴らしさ。 その後の微笑みも、また格別。 寂しげな表情でカメラに向う二人のシーンは、ラストに相応しい余韻を残す。 ただ、親同士のしがらみによって、その子供同士の恋愛が成就しないという筋は、理解し難いものがある。 父親が末期ガンになって、ようやく娘のことを思い、二人を結びつけようとするが、それもいささか無理を感じた。 死に際にいきなり信念を曲げるというのも、私の人生観に合わない。 それなら、最初から娘のために結婚を容認すればよかっただろうに・・・ 脚本もまどろっこしく、時間が長く感じた。 ラストシーンは素晴らしかったが、それまでのほとんどが凡庸なだけに、満足とは言い難い。


c0073737_17543222.jpg『浅草の灯』(1937/日本)
【監督】島津保次郎
★★★
1930年代当時の浅草の景観が何度となく出てきて興味深い。 しかし、それにしても、皆さん若い!若い! 上原謙も杉村春子も高峰美枝子も、とにかく若い! 特に高峰美枝子の純朴さ加減が一番のインパクト。 後年に、『犬神家の一族』で見せたあの気味の悪いオバサン役が目に焼きついているだけに・・・




★参照★
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by nijibabu | 2010-02-16 17:55 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
水のないプール
c0073737_0375581.jpg水のないプール』(1982)

上映時間: 103分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ/サスペンス/エロティック

監督: 若松孝二

脚本: 内田栄一
撮影: 袴一喜
音楽: 大野克夫


出演: 内田裕也/MIE/中村れい子/藤田弓子/紗貴めぐみ/浅岡朱美/殿山泰司/安岡力也/常田富士男/赤塚不二夫/黒田征太郎/タモリ/沢田研二/原田芳雄

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c0073737_0521750.jpgクロロホルムを使って意識を失った若い娘を犯すという、世間を騒がせた実在の事件を基に、若松孝二監督が内田裕也主演で映画化した実録犯罪ドラマ。昼は地下鉄の駅員としてキップ切りや駅の清掃をし、夜は口やかましい女房の相手と、単調で退屈な日々を送るしがない男。男はある日、息子が昆虫の標本作りで使う注射器を見てあることを思いつく。さっそく薬局で大量のクロロホルムを購入、夜、若い女の住む部屋の窓からクロロホルムを吹き込むと予想通り女を眠らせることに成功した……。
(「allcinema」より。)
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『十階のモスキート』『コミック雑誌なんかいらない!』に匹敵する、“ヤバイ”内田裕也の観られる貴重な邦画。

1980年代の邦画ならではのチープさがたまらない。


c0073737_0512943.jpgクロロホルムで眠らせて、連日レイプ。

これが本作の主題だが、それを延々と見せる後半は、むしろマンネリを感じた。

それより良かったのが前半部分。


内田裕也は、しがない駅員で、“カチカチカチ”と鋏を鳴らしながら毎日改札で切符を切る退屈な毎日。

家に帰れば、肥えた醜い嫁さんが待っている。

だけど、その鬱積したものが突如爆発し、暴言を吐いたりして、意外に暴れん坊な内田裕也。

この退廃した日常にやられ、狂気を孕み、危うい雰囲気をプンプンさせる目つきの悪い内田裕也が、コミカルでいてとてもカッコよい。
c0073737_0515433.jpg

エロ目的で観るのが本来だろうけど、エロとは直接関係のない、この前半部分に、本作ならではの魅力、そして内田裕也ならではの魅力を感じた。




★参照★
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by nijibabu | 2010-02-13 00:53 | ◆映画レビュー | Comments(11)
一瞬の夢
c0073737_0223349.jpg一瞬の夢』(1997)

上映時間: 108分
製作国: 中国/香港
ジャンル: ドラマ

監督: ジャ・ジャンクー


製作: ジャ・ジャンクー
脚本: ジャ・ジャンクー
撮影: ユー・リクウァイ

出演: ワン・ホンウェイ/ハオ・ホンジャン/ズオ・バイタオ

◆ベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞
◆ベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞
◆プサン国際映画祭グランプリ
◆バンクーバー国際映画祭グランプリ
◆ナント三大陸映画祭グランプリ


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c0073737_0372733.jpgスリを生業とする青年は、孤独な日常の中で淡い恋をみつける。偶然に訪れた小さな幸福に、将来への「夢」が青年の心に芽生え始めるが残酷な「現実」が立ちはだかり・・・。27歳の長篇デビュー作。そして、一気にジャ・ジャンクーの名を世界に轟かせた衝撃作!
(「シネマート六本木」作品解説より。)


70年生まれのジャ・ジャンクー監督がわずか27歳の時に北京電影学院の卒業製作として監督を務めた16mm長編劇映画。故郷の汾陽を舞台にすべて素人を俳優として起用したこの作品は、ワールド・プレミア上映となった98年のベルリン国際映画祭でヴォルフガング・シュタウテ賞(最優秀新人監督賞)を受賞したのをはじめ、プサン国際映画祭、バンクーバー国際映画祭、ナント三大陸映画祭で連続してグランプリを獲得し、国際的に大きな注目を集めた。経済政策を推し進める中国で取り残され、スリをして日々を送る主人公の姿がひたすら切ない。映像もドキュメンタリーのようで生々しい。ラストも予想がつかないほど衝撃的な場面で幕を閉じる。
(「紀伊國屋書店 Forest Plus」より。)
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c0073737_036299.jpg定職を持たずスリで生計を立て、女性に対しても奥手で、それでいて言動はツッパッている。

コンプレックスを抱え、人生の目標や明確な生き甲斐を見出せていない迷える若者像(外見は若者っぽくないが)が、本作の主人公ウーである。


器用に生きてきた人間には決して共感はできないだろう。

ウーは、長い目で人生をみることができていない。
それでいて、どこかで刺激を求めているし、カラオケバーで出会った女性には、一応恋心みたいなものを持ちはする。

しかし、そんなフラフラした男に、女性は魅力を感じるはずもなく、それは“一瞬の夢”と終り、失恋することになる。


自分の20代の頃の苦しみを思い出すようで、観ていると辛いが、その分、強烈に感情移入できた。

何かが満ち足りていないからこそ、女性にのめりこむが、満ち足りていないプラプラ人間だから、相手にされず、逃げられる。

それで余計にふさぎこむ・・・


c0073737_0365957.jpgこのような負のスパイラル、苦悩の青春の日々に立たされているウーを、本作は淡々と冷淡に客観的にカメラに捉えているが、物語の最後も何も救済は行われず、突き放した形で、本作は幕を閉じる。

作品としては救いがないが、アメリカ映画のように短絡的なハッピーエンドやバッドエンドにするよりは、数段マシである。


青春の一時期を切り取ったような作品だから、そんな短時間で結論めいたものは出なくて当然で、むしろその方が自然でリアリティがある。


ところで、カラオケバーのシーンで、室内の照明の影響で画面が赤くなる。

本作の監督ジャ・ジャンクーを、“キタノブルー”の北野武が見出したわけだが、このカラオケバーのシーンは、まさに“ジャジャンクーレッド”とでも命名したい様な映像で、北野武とジャ・ジャンクーという二人の監督の接点を見た気がした。




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by nijibabu | 2010-02-09 00:38 | ◆映画レビュー | Comments(3)
最近観た映画(2010.2.7)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_18452885.jpg『さらば愛しき大地』(1982/日本)
【監督】柳町光男
★★★
茨城の閑村を舞台にした、非常に重たいドラマ。 田舎だからこその閉塞感というか、行き場のない退屈さ加減が、観ている者を憂鬱にさせる。 都会の人間関係は希薄で冷たいというが、田舎でも結局は違う形で人間は追い詰められているのであって、本質は何ら変わりがない。 人間のつながりの脆さ、人間は結局は孤独という思いがこみ上げてくる。 そんな中で、根津甚八と秋吉久美子は、諍いを起こしながらも、お互いにすがりつき、そういった孤独感を少しでも埋めようとする。 だがそれは決して問題を根本的に解決するような行いではなくて、結局は破綻の道を辿った。 たとえ毎日が退屈で変化のないものであったとしても、コツコツとやっていけば、きっとこういうことにはならないのではないか。 嫌なことから逃げずに、地道に踏ん張ることこそが、自分や家族を守る最善の方法なのでは、と考えさせられた。 行き場を失い、覚せい剤に溺れた人間の行く末を、どうしようもなくリアルに描いた本作は、観ていて決して気持ちの良くなる代物ではないが、監督の言わんとしていることは、実に明確に伝わってくる骨太な作品であった。


c0073737_18514469.jpg『SOS北極.../赤いテント』(1970/イタリア・ソ連)
【監督】ミハイル・カトラーゾフ
★★★
話としては面白いが、北極探検に参加したからには(時代的背景や諸事情によって参加せざるを得なかったという場合は違うが)、リスクも承知なわけで、遭難事件が発生し、それに伴い悲惨なことが起ったとしても、それは好きでやったんだから仕方ないでしょ的な思いが、どうも頭から離れなかった。 雪山の遭難でもそうだけど、危険を承知でそういった場所に挑んだ人間達が、どんな苦悩に苛まれようと、それは我々の知ったことではない。


c0073737_18571362.jpg『傷ついた男』(1983/フランス)
【監督】パトリス・シェロー

イメージとしてのホモ映画ではなくて、直接的なホモ性描写が多すぎて、気色の悪さが先に立った。 レビューを書く気さえ失せた。


c0073737_18585632.jpg『愛と希望の街』(1959/日本)
【監督】大島渚
★★★
とても大島渚監督の作品とは思えない作風で、ストレートなテーマの訴えかけに驚きながら鑑賞した。 タイトルの『愛と希望の街』とは、およそかけ離れた内容。 貧富の格差が生み出す、社会の不条理を、とても分かりやすく描いており、すんなりとは観られる。 ただ、安易なキャラクター設定の出演陣に魅力を見出せず、又、暗いというより、ただ単に血の通っていない冷たい内容に、感情移入することができなかった。 しかしながら、感情移入ができないというより、むしろ感情移入させることを敢えて拒んでいるかの様な硬質な作りに、早くも大島渚監督の反骨的な精神を垣間見た気もした。




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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2010-02-07 18:59 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
最近観た映画(2010.2.4)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23521085.jpg『亀虫』(2003/日本)
【監督】冨永昌敬

実験的精神が感じられる連作ドラマ仕立てだが、ほぼ面白くない。 独特のナレーションが耳障りで、不快感が募った。


c0073737_23521918.jpg『美しき冒険旅行』(1971/イギリス)
【監督】ニコラス・ローグ
★★★★
エログロナンセンス満載でありながら、アドベンチャー的要素も併せ持った類い稀なる作品。 後年の『ブリキの太鼓』に類似し、そして匹敵するインパクトを感じた。 とにかく美脚がすごい! すばらしい! そして、虫がわいてるシーンの映像、特に音が気持ち悪い。 これほど気持ち悪い映像を観たのは、ほんと久しぶりだ。 夢に出そうである。 ラスト近くで、○人のアレが見えてしまうのが、ご愛嬌ではなく、狙いとすら感じてしまう程の内容だった。 にしても、これは『美しき冒険旅行』ではなく、『エログロナンセンスな冒険旅行』と改名した方がいいだろう。 カルト的な作品として有名な他の作品たちを、凌駕する程の濃い内容だった。 一度観たら忘れられない作品となった(なってしまった)。 だけどやっぱり、美脚の一言に尽きるかな。 腰のくびれた白ブラウスに、ミニスカート。 あれで冒険旅行とやらは、完全に反則!


c0073737_23553464.jpg『コミック雑誌なんかいらない!』(1986/日本)
【監督】滝田洋二郎
★★★★
久しぶりに再見。 前半から飛ばしまくりの疾走感で早くも興奮。 三浦和義への突撃取材でその興奮はピークに達した。 しかし、それから先は徐々にトーンダウン。 当時話題になった時事問題や芸能ゴシップをブツ切り的に網羅した内容なので、てんこ盛りな充実感の反面、間延びも感じた。 だが、内田裕也はとにかくヤバかった! このヤバさ、この孤独感、このふざけたキャラは、内田裕也ならではのもので、うん、かなり好きかも。 ビートたけしの暴れシーンは、言われているほど狂気迫ってはいなかった。 バブル絶頂期の六本木を見られたのは楽しかったし、とにかく当時の時事問題満載で、時代を回顧しながら観るだけでも、十分楽しめる作品である。




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by nijibabu | 2010-02-04 23:56 | ◆映画関連 その他 | Comments(6)