古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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◆映画レビュー
◆映画レビュー索引
◆浅野忠信 作品リスト
◆F・フェリーニ 総括
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◆映画関連 その他
◆ラーメン
Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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最近観た映画(2013.7.21)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_14485552.png『ワカラナイ』(2009/日本)
【監督】小林政広
★★
暗めのトーンを基調とした映像センスは抜群に良い。 更には、無駄な説明やセリフを排除し、映像で語ろうとする姿勢は、まさに映画的である。 それに対し、音の使い方というか拾い方が、どうにも私の好みに合わなかった。 作品の中で聞こえてくる様々な音という音が、耳障りに感じた。 主人公を演じた少年は、確かにインパクトはある。 だが、好感は持てず。 おそらく、この少年がうんぬんではなく、この少年に演技指導をし、その映画世界を作り上げた監督に問題がありそうだ。 この監督、おそらく少し馬鹿である。 だけど、すごく映画の勉強をしていそうだ。 映像センス、つまり芸術的な部分は優れているが、どうにも頭が悪い。 頭が悪いと、主人公を演じた少年も馬鹿に見える。 馬鹿だからイライラしてくるし、この少年に感情移入や同情しようとする気持ちが湧いてこない。 以上、この作品を観て感じたことを、率直に書いてみたが、単なる駄作だとは思っていない。 むしろ、この監督の他の作品を観てみたいという、好奇心が湧いてくる。 映像センスの優れた、愛すべき馬鹿作品。




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# by nijibabu | 2013-07-21 14:52 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.7.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_1956425.jpg『TOKYO EYES』(1998/日本・フランス)
【監督】ジャン=ピエール・リモザン
★★★★
この時代の東京って、こんな若者だらけだった・・・というのはウソ。 ただ、「偽造テレカ」は懐かしい。 時代を象徴している。 吉川ひなのが、おそらく最も輝いていた頃。 そんな彼女が出演しているだけでも価値がある。 あのミニスカートは素晴らしい。 それに手を出さない武田真治も、かっこいい(?)、いや、ダメだ。 なんか東京都心をフワフワと歩いている感じの気分になった。 まったくもって、時間的感覚がない。 せかせかと東京で働くサラリーマンと全くもって異質な世界。 だが、そんなサラリーマンも、同じ東京で生活している。 同じ東京という場所で、こんな人間達が居ても、おかしくはないかもしれない。 吉川ひなのの演技はダメダメだが、そのダメさ加減が、彼女を何倍にも魅力的に映しているところが面白いし、とても良い。




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# by nijibabu | 2013-07-13 19:57 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.7.7)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_1550348.jpg『劇場版 フランダースの犬』(1997/日本)
【監督】黒田昌郎
★★★★★★
この作品は、私に生きる喜びを与えてくれた。 そして正直に生きることの尊さ、“人類の友”としての犬の存在の大きさ、それを教えてくれた。 ラストは特に秀逸。 言葉には現せない感動。 感動し過ぎて、涙を流すというよりも、茫然としてしまった。 紛れもなく、私が今までに観てきたアニメ映画の中でNo1。 隠れたる、最高峰のアニメ映画を発見でき、観ることのできた喜びで胸が一杯だ。 私は、ネロとパトラッシュのことを忘れない。 そして、ネロとパトラッシュの分まで、人生を懸命に生きたい。




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# by nijibabu | 2013-07-07 15:51 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.6.30)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_8573627.png『奇跡』(1955/デンマーク・ベルギー)
【監督】カール・テオドール・ドライエル

この作品を否定するには勇気が要る。 これは完全にキリスト教的洗脳映画だ。 最期に夫までもが、キリスト教を信仰するにいたるくだりにはヘドがでる思いがした。 私は絶対、この映画、この映画で起きた内容を支持しない。 自然の摂理はキリスト教なんぞ、遥かに凌ぐ。 だからキリスト教を信仰している否かで、生死は決定されない。 全ては自然のままであるからして、この様な映画が称賛されてはならない。 (本作なんかより、よっぽど『A』や『A2』の方が良い。)




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# by nijibabu | 2013-06-30 08:58 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.6.18)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_111727.png『ヘヴンズ ストーリー』(2010/日本)
【監督】瀬々敬久
★★★★
愛する人を殺されたら、殺した人間を憎み、そこに復讐心が生まれる。 暴力として復讐を実行しても、そこには悲劇しか生まれない。 人は生まれ、やがて死んでいく。 それでも街と、その上に広がる青い空は変わらない。 死んでしまった人も、この世に残った人のことをどこかで見ている。 だけど、残された人は、一人でこの世を歩いていくしかない。 “生と死”そして“愛と復讐”というテーマを、深く追究した力作。




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# by nijibabu | 2013-06-18 01:12 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.6.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_14444070.jpg『蛇にピアス』(2008/日本)
【監督】蜷川幸雄
★★★
原作未読。 いや、既読か未読か、そんなことは映画を観る上では、どうでも良いこと。 見た目以上に、精神的に痛々しい作品。 主人公のルイが、精神崩壊していく様が、実に痛々しい。 吉高由里子は、こういった役の方が相応しいのでは?と思うほどの好演。 それに対し、相変わらずARATAはダメダメ。 実にダメ。 かなりの部分において、登場人物たちの描写が細やかであり、リアルなところも評価できる。 問題は、観た後の気分の悪さ。 良い意味でも悪い意味でもなく、ただただルイの精神状態のことを想うと、どうにもならない憂鬱な気分になる。 こういう生き方をしている人には、同情も憐れみも要らない。 というか、そんなのはなんの効果もない。 ただ傍観するしかない。 そんなやりきれなさが、とても痛い。




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# by nijibabu | 2013-06-13 14:46 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.6.2)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_16424350.jpg『赤線地帯』(1956/日本)
【監督】溝口健二
★★★
溝口健二監督作品の中で、現存するものは全て鑑賞してきた。 そして、最後に私が観ることにしたのが、溝口健二の遺作である本作だ。 溝口健二の過去の重厚な作品に比べると、軽い仕上がり。 現代劇ゆえか、晩年からくる衰えゆえか、はたまた意図的なものか。 原因たるは知る由もない。 京マチ子、若尾文子、木暮実千代らが名を連ね、実に豪華キャスト。 脇役陣も層が厚い。 しかしながら、群像劇的というか、それぞれの登場人物達の掘り下げが浅いというか、やや散漫な印象を受ける。 そんな中、浦辺粂子は意外なほどの存在感。 沢村貞子や進藤英太郎もベテランの味を十二分に発揮していた。 東京最強の赤線地帯、吉原をリアルタイムで描いたという点で、貴重な作品だ。 それも「売春禁止法」が制定される直前、まさに吉原が風前の灯火な状態であり、そこで生計を立てている人々の混乱が、実にリアルに繊細に描かれている。 実際に吉原で遊んでいたか、よっぽど吉原について入念に取材しない限り、描けなかったのでは?と思うほどの、リアルな描写とセリフの数々。 吉原という街の全盛期を知る上でも、この上なく興味深い内容となっている。 個人的に「売春禁止法」に関して言及すれば、制定されたことは実に残念なことである。 放置すれば、勿論、社会の悪がはびこってしまうことは勿論分かっている。 しかし、こうした規制法がどんどん増えていき、日本は時代が進むにつれ、面白くなくなっていった。 こうした規制をかけることは、社会的に言えば正論であるが、一方で、日本をつまらなくする。 私は批判を覚悟で、「売春禁止法」に断固、反対する! いや、もうとっくのとうに遅い話だが(笑)。 現代で言えば、監視社会がそのテーマに該当する。 街のいたる処に監視カメラが設置され、人々の暮らしは常に監視下におかれ、つまり、「何も悪さのできないつまらない社会生活」が日に日に構築されている。 これを正論一言で、「犯罪抑止に役立つから素晴らしい!」と言ってしまえば簡単である。 だが、本当にそれでいいのだろうか? こうした命題を本作は歴史を超えて、観る者に訴えかけている。




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# by nijibabu | 2013-06-02 16:42 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.5.22)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_18211760.png『厳重に監視された列車』(1966/チェコ)
【監督】イジー・メンツェル
★★★★
これって、観ている最中は何とも思わないのだが、観終えた後、じんわりくるような不思議な魅力を持った作品だ。 監督のイジー・メンツェルの作品は、なかなか観る機会がないので、わくわくしながら鑑賞した。 この監督ならではの、不思議な余韻を残す独特の味わいは、他に類をみない。 楽しい作品ではないが、記憶に残るであろう作品。 戦時下で思春期を過ごすと、こうなるのかなぁ、と何だか哀愁さえ感じさせるのは見事。 それでいて、どの時代の若者にも通ずる、普遍的な思春期の悩みを描いているのが、これまた凄い。


c0073737_18242834.png『血』(1989/ポルトガル)
【監督】ペドロ・コスタ
★★★
ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』やベルイマンの『処女の泉』を彷彿とさせる様な、凄まじく美しいモノクロの映像。 物語をいくら真剣に追っても、どうにも解釈にいたらない。 おそらく、美しい映像を感覚として捉えるべき作品だろう。 作品全体に関して言うと、どうにも暗ったいおはなし。 夜のシーンも多いが、内容もどんよりと暗い。 そして登場人物が暗い表情をしている。 決して楽しいとは言えない。 だが、例えば美しい絵画を鑑賞する際に、笑顔とか楽しさって必要だろうか? そう考えると、この暗さは必然か? いや、正直、よく分からない。 だが、この作品の映像が美しいということだけは分かる。 いや、感じる。




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# by nijibabu | 2013-05-22 18:25 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.5.12)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_822555.jpg『スイッチ! ~短篇.jpルーキーズ第2弾~』
(2008/日本)
【監督】佐藤克則/池/廣田正興/中野量太/高橋明大/田中智章
★★
「短篇.jpルーキーズ」というWEB発信の作品を集めたオムニバス。 その第2弾。 このシリーズ全般に言えることは、残念だが、それほどレベルが高くはないということ。 この手の日本映画オムニバスって、結構な数あるのだが、このシリーズはレベル的に下の部類に入る。 もちろん好みの問題もあるだろうが、全体的に在り得ない設定、、、なんていうかファンタジー要素が強い。 そこに焦点があてられていて、なんだか逃げ道的なものを感じてしまう。 つまり、このシリーズ全般、本格派とは言えない。 一つの作品の尺が10分ちょっとという短さも一因の一つなので、全くダメと、一言で切り捨てられない部分もあるにはあるが・・・


c0073737_844493.png『ポリー・マグーお前は誰だ』(1966/フランス)
【監督】ウィリアム・クライン
★★
当時のフランスにおけるモードファッションやマヌカン(ファッションモデル)を題材に描いた、ドキュメンタリー風味漂う実験的な作品。 『勝手にしやがれ』を模倣したかのようなつくり、ひたすら当時の流行を追うだけの展開に辟易させられた。 本作なりの、ちょっとしたアート性を感じられたのが救いかな。 当時のモード界そのままをむき出したかのような内容であり、当時の当事者たちが笑えるほどマジにつくっちゃってるのが、また別の意味で楽しいかも。




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# by nijibabu | 2013-05-12 08:07 | ◆映画関連 その他
【訃報】俳優の三國連太郎さんが死去。
人気ではなく、受賞歴や実力からみて、日本映画史における頂点を極めた俳優の一人、三國連太郎さんが急性呼吸不全のため東京都内の病院で亡くなりました。90歳でした。

存命する大物俳優の中では最高齢だと思っていただけに、いつこの訃報がくるか・・・と気に病んでいましたが、ついにこの日が来てしまいました。

ニュースを見ていて、「残念なニュースが入りました」とアナウンサーがしゃべった瞬間、私は三國連太郎さんの死を悟りました。
その予感は哀しくも当たっていました。
90歳という立派な年齢ながら、この偉人の死は残念無念です。

デビューが遅かったことから、比較的、晩成型の俳優だったと思います。
「釣りばか」での知名度が圧倒的ですが、ここ30~40年くらいをみても、かなりの良作・傑作に出演しています。

もちろん代表作は『飢餓海峡』になるんでしょう。
わたくし、にじばぶも大好きな作品の一つです。


あー、それにしても寂しい・・・
寂しい以外の言葉がみつかりません。



管理人
にじばぶ

 
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# by nijibabu | 2013-04-15 21:44 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.4.11)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_23151455.png『神様の言うとおり ~短篇.jpルーキーズ第1弾~』
(2007/日本)
【監督】松尾博司/田中有紀美/大森研一/江藤有吾/片岡翔/岡元雄作
★★
邦画オムニバス。 非常にチープでマイナーな、邦画オムニバスだ。 全作品がリンクしている、いや、リンクしているかどうか微妙なところだが、その作品のまとめ方がファンタジー入っているのが残念。 恋愛色の強いオムニバスなんだから、何もこんなファンタジーにしなくても・・・ 一つ一つの作品は、まあまあ観れるので、まあまあってことで。


c0073737_23132915.jpg『1000の瞬き』(1994/香港)
【監督】ジェフ・ラウ
★★★
「恋と偶然の出会い」を描いた映画。 レオン・ライがかっこいいので、それだけで満足しなければいけないのか、それとも内容まで厳しくつっこまなければいけないのか・・・ それは人それぞれだろうけど、この「偶然の出会い」とやらが、やけにしつこいのが問題かも。 父と息子のつながりを描いた部分は、なかなかの味わい。 恋愛映画として観るより、親子愛を描いた映画として観た方が感動するかもしれない。




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# by nijibabu | 2013-04-11 23:13 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.3.29)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_6114997.jpg『ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区』
(2012/ポルトガル)
【監督】アキ・カウリスマキ/ペドロ・コスタ/ヴィクトル・エリセ/マノエル・デ・オリヴェイラ
★★★

錚々たる顔ぶれの監督が揃ったオムニバス映画。 目当ては、ヴィクトル・エリセ監督の作品だったが、不発。 代わりに、しぶとくアキ・カウリスマキ監督の作品が、自分の中では最上位にきた。 しがないバーテンダー。 セリフなし。 しかしその分、動きと表情で饒舌に語る。 これがまた、男の哀愁が存分に感じられて、なかなか良かった。 他の三つの短編は微妙なところ。 監督の名前負けしているのは確実といったところだが、これだけのメンツが揃うと、さすがに観に行かないわけにはいかない。 それが映画ファンの心境というものだろう。




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# by nijibabu | 2013-04-04 06:15 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.3.29)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23381472.jpg『夢のまにまに』(2008/日本)
【監督】木村威夫

映画美術を仕事としてきた木村威夫自身の、人生を投影したかの様な内容。 決して面白くはない。 浅野忠信もチョイ役なのが悔しい。 その中で唯一、長門裕之の熟達した演技はさすがの一言で、孤軍奮闘といった感じ。 他は全てダメダメの、老いきった映画。


c0073737_23423456.jpg『適齢三人娘』(1951/日本)
【監督】川島雄三
★★★
川島雄三監督らしいユーモアが随所にみられる。 惹かれあう男女が、やがて結ばれるまでの顛末を描いている。 お互いが、お見合いの話を持ち出され、それぞれが替え玉を使ったことによって起こる、少々、面倒なストーリー。 喜劇としては、やや複雑な人間関係が邪魔をして、少し疲れたことは否めない。 川島作品としては、無難なレベルの作品だろう。




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# by nijibabu | 2013-03-29 23:44 | ◆映画関連 その他
“若い頃は沢山映画を観ていた”自慢は、映画ファンに非ず
“これでも映画好きで、若い頃は腐るほど映画を観ていたよ。ここ数十年は忙しくて映画を観るどころじゃなかったけどね。これでも映画好きなんだよ”

ってなことを言ってる人って、たまに居たりしますが、やっぱり歳を重ねて家庭を持ったり、仕事が忙しくなったりして、映画から完全に遠ざかってしまった場合は、もはや映画好きとは言えないと、勝手に個人的に思っています。
(あくまで個人的な映画というものに対する考え方ですので、ご了承下さい)

かくいう私も、まさにその危険にさらされています。
働き盛りに差し掛かり、家庭も持ち、子供もできて、映画を観ることが非常に困難になっています。
生活にもいっぱいいっぱいで、映画を観たいという欲求すら減退しています。

しかし、前の記事にも書きましたが、無理やり映画を観ても、趣味としての本質が失われてしまうので、ノルマ的に映画を観るというのも、問題があると思います。

そうした中で、ローペースでもいいから、映画との接点を持ち続けるという姿勢が重要になってくるんだと思っています。

月に数本でもいいですから、なんとか時間を捻出して、観たい気分の時に時間を合わせれば、月に数本なら観ることが可能だと思います。

今は、月に2,3本観るのが現実的なラインですが、一生の趣味にできる要素のある映画鑑賞という趣味を、一生涯、続けていきたいと考えております。

マイペースで無理せず、観たくない気分の時には無理せず観ない、だけど、月に数本を観ていこう、こういった映画に対する接し方で、しばらく様子をみていきたいと考えております。


管理人
にじばぶ


 
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# by nijibabu | 2013-03-29 23:29 | ◆映画関連 その他
ちょこっと復活
何年もハイペースで映画を観てきました。
しかし、今月は昨日初めて1本映画を観ただけです。

「趣味がノルマ化しては意味が無い」

これが、私の趣味に対する信条で、映画もそれに当てはまります。
映画を沢山観てきましたが、ここ1年くらいは、「映画を観なければいけない」という、一種の脅迫観念に似たものを自覚していました。

今月は、その信条に危機感をおぼえ、「心底、映画を観たい!と思うまでは、映画を観ない」と心に決めました。

その結果、3月も終わりに近づいた昨日、ヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」を観るにいたりました。
ちなみに、この作品を選んだ理由に、特別のものはありません(笑)。

というわけで、1か月ほど更新が滞っておりました。
当ブログ「にじばぶの映画」をチェックして頂いていた方々には、ご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

今後も、マイペースで映画と接して参りたい所存です。


管理人
にじばぶ


 
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# by nijibabu | 2013-03-27 23:14 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.2.17)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2330453.jpg『昼下りの情事』(1957/アメリカ)
【監督】ビリー・ワイルダー
★★★
ビリー・ワイルダーは、とにかく巧い! ただし、内容が二人の恋愛関連話一本槍なのが、たまにキズ。 だけど、このキズというかクドさが、好きな人にはたまらないはず。 とにかく、恋愛模様満載なのだ。 若き少女が、初恋の相手に選んだのは、長身で二枚目とはいえ、50代のオッサン。 しかも遊び人。 この組み合わせ、男にとっては、羨ましさを通り越して、怒りさえ感じてしまう(笑)。 逆に、この年代の男なら、希望を感じるのかな? いや、人によりけりか。 とにかくけしからん恋愛絵巻!


c0073737_23413918.png『夢を召しませ』(1950/日本)
【監督】川島雄三

私が今までに鑑賞した多数の川島雄三監督作品の中でワースト。 歌劇団が出ずっぱりで、やたらにウザイ。 男役の女がウザイ。 うるさい、そして疲れる。 川島雄三作品の中には、体力を要する作品が多いが、本作は単に「疲れた」だけだった。




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# by nijibabu | 2013-02-17 23:32 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.29)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_22534947.jpg『カリートの道』(1993/アメリカ)
【監督】ブライアン・デ・パルマ
★★★★
この映画から学んだこと。 ①出世する為には、仲間を裏切ればよい。 ②最期まで味方でいてくれる人間は、自分を愛してくれている女性のみ。 ③冒頭で結末を見せてはいけない。 以上。


c0073737_225438.jpg『サヨナラの恋』(2010/日本)
【監督】大木綾子
★★★★
昼メロっぽいし、チープっぽさ、都合の良さも否定はしない。 しかし、非常に感動できる恋愛ドラマ。 一人の若き女性が、二人の男性の間で揺れる恋心を丁寧に描写している。 丁寧に描写されているからこそ、強引な展開でも最後は納得できてしまう。 隠れた、恋愛ドラマの秀作だ。




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# by nijibabu | 2013-01-29 22:54 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.26)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

『乱暴と待機c0073737_23481569.jpg(2010/日本)
【監督】冨永昌敬
★★★
4人の登場人物から成る物語で、舞台も非常に限定されている。 物語のほとんどは、古びた平屋で展開される。 そこに暮らしている男女は、恋人同士でもなく、家族でもない。 とても複雑な動機と成り行きで、二人は5年もの間、暮らし続けている。 その近くに引っ越してくる夫婦。 夫は無職でだらしなく、妻は腹ボテで怒りっぽい。 その夫婦が、先述の二人と絡み、物語はこれら4人を主軸にして進んでいく・・・ とても複雑で、不思議な人間関係が構築されている。 良い言い方をすれば奥が深い、悪い言い方をすれば分かりづらい。 これは好みの分かれる作品に違いない。 私的には、どれも理解に苦しむ登場人物達ばかりで、理解に苦しみながら鑑賞した末、いつの間にか終わってしまった、という感じ。 特に感慨深いものは感じられなかった。 つまり、ツボにはハマらなかった。 ツボにはまれば、この作品が持つ独特の異空間に吸い込まれたかもしれない。 そう思うと、何だか、恐ろしく潜在的能力の高い作品に感じられる。 いや、気のせいかもしれないが(笑)。


c0073737_23552553.jpg『呪怨』(1999/日本)
【監督】清水崇/高橋洋

確かに気味が悪い雰囲気は漂っているが、ホラー映画として怖いかといえば、怖くない。 おそらく“恐怖”というものの感性に関して、世代の違いがあるかもしれない。 私の子供の頃は、とにかく心霊写真が怖かった。 だから、本作よりも『女優霊』の方が怖い。 『女優霊』は、心霊写真を動画化したような趣向を持つ映画だからだ。 『リング』と比較すると、『リング』に何度もしつこく出てくる古井戸の画像が怖すぎるので、やはり本作の方が怖くない。 よって、ホラー映画として怖くないので、失格(笑)。




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# by nijibabu | 2013-01-26 23:56 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.21)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2311569.jpg『春の惑い』(2002/中国・香港・フランス・オランダ)
【監督】ティエン・チュアンチュアン
★★★
題は「小城之春」。 邦題が悪い。 それはともかくとして、原題の通り、狭くて閉塞的な邸宅の中で巻き起こる、愛情に関わる心理的葛藤を主に描いている。 これって題材として悪くはないのだが、この邸宅内での出来事を、何とか別の方法で解決できそうな気がして、ストーリーの流れに、苛立ちを感じた。 私がそれぞれの人物の立場なら、もっと他の方法を試していたと思う。 例えば、邸宅の夫婦について言えば、もっと早い段階で、冷めきった夫婦関係を解消して離婚をするとか。 それを時代的背景が許さなかったというのならば、仕方ないが。 そして友人の医師の立場なら、再三、若奥様の据え膳を拒否しているわけで、受け入れるつもりがないのだから、早々と邸宅を後にした方が良い。 色んな面で、各登場人物達の立ち振る舞いについて、納得がいかない点が多い。 これを観ていると、物語を面白くするための、作り手側の工作と勘繰らざるを得ない。 繊細なテーマだけに、もっと脚本を繊細に、緻密に作ってほしかった。 それと、物語には直接関係がないのだが、ビデオソフトの画質が悪すぎる。 せっかく撮影担当が、名手のリー・ピンビンなのだから、画質がもっと良ければ、評価も上がったかもしれない。


c0073737_23161283.jpg『天使の眼、野獣の街』(2007/香港)
【監督】ヤウ・ナイホイ
★★★★
冒頭のセリフの無い緊迫したシーンと大げさなBGM。 またこのパターンか、と思った。 そして、香港を舞台にした犯罪モノ。 またこのパターンか、と思った。 こうして斜に構えて観ていたら、いつの間にか引き込まれていく。 理由は、単なる香港クライムサスペンスではなく、そこに人情劇が絡んでいたからだ。 “犬頭(サイモン・ヤム)”と“子豚(ケイト・ツイ)”の子弟関係。 これがとても人情味豊かに描かれている。 特に後半が素晴らしい。 子豚の勝手な行動が原因で、犬頭が頸動脈を刺され、瀕死の重傷を負ってしまう。 子豚を守ったが故の負傷。 それを心配して泣く子豚。 子弟関係の絆がとても良く描かれているが秀逸。 最後の悪役ボス(レオン・カーフェイ)の死に方も粋。 近年の香港映画は信じられないくらいに進化し、洗練された。 古臭いカンフー映画の時代も、それはそれで良かったが、現代の香港映画も、映像・音楽・ストーリーの点で格段に洗練され、独特の魅力を感じる。 余談だが、いくら子弟愛とはいえ、犬頭が子豚の顔や体にやたらにボディタッチする。 スキンシップで励ます。 これは立派なセクハラだ!(笑) それはそうと、レオン・カーフェイは、マジでかっこいい!! 男の色気漂うダンディズム。 香港ならではの素晴らしくカッコイイ俳優だ。




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# by nijibabu | 2013-01-21 23:14 | ◆映画関連 その他
【訃報】大島渚監督が死去。
『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』などで知られる、“鬼才”大島渚監督が、亡くなられました。
80歳でした。

映画監督としてだけでなく、文化人としても活躍し、「朝まで生テレビ」での熱い討論も記憶に残っています。
野坂昭如氏に殴られた事件も、大変面白かったです(笑)。

一人の個性的な人が亡くなったことは、寂しい気持ちがします。


謹んで、哀悼の意を表します。




管理人
にじばぶ

 
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# by nijibabu | 2013-01-16 13:40 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_039375.jpg『限りなき舗道』(1934/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
なんだろう・・・これは物語の進行具合いに、悪い意味での時代を感じさせる。 非常に突飛な展開。 要するに、人は身の丈に合った生き方が幸せなのだ、と主張したいのだと思われるが、その表現の仕方がいささか乱暴だ。 いくら弱い男でも、一度愛した男のことなら、死に際くらいもう少し優しくしてあげてもよかろうに・・・ 苦笑せざるを得ない、主人公の女性の冷たさよ。 さすがにあの突き放し方はないだろうに、と思う(笑)。 一番冷たいのは、主人公の女性じゃないだろうか?! 時代背景を感じられたのと、銀座の当時の風景を観ることができたのは良かったが、いかんせん、物語の進行具合になじめなかった。 成瀬巳喜男作品としては、失敗作の部類に入るんじゃなかろうか。


c0073737_0415836.jpg『666号室』(1982/フランス・西ドイツ)
【監督】ヴィム・ヴェンダース
★★★
何人もの著名な監督に対し、「映画の危機」についてインタビューを試みたドキュメンタリー。 監督は、ヴィム・ヴェンダース。 中でもミケランジェロ・アントニオーニヴェルナー・ヘルツォークのインタビューが心に残った。 アントニオーニは、おそらくこの作品の出演者の中で一番の高齢であるのに、何度も「時代に対応する」という言葉を発していたのが、非常に興味深い。 まるで今のデジタル化時代をも見通していたかのような発言には、ドキっとさせられた。 いつまでも若さを保っていた秘訣を、そこに感じた気がする。 ヘルツォークは、断じて「映画の衰退など在り得ない!」と主張。 まるで叫ぶがごとく、彼のスピリッツを感じた。 このヘルツォークの盲目たる自信は、彼の作品からも十分に感じとることができる。 一人あたりのインタビュー尺は短いので、それほど重厚なつくりのドキュメンタリーではないが、様々な成功者たちの心の内が聞けて、非常にためになる作品だった。 最後に、「目先のことばかり考えないで、永遠と続く将来のことを考えよう」という言葉。 誰が言ったかわからなかった(名前が表示されないので)が、これもまた心に残る言葉だった。




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# by nijibabu | 2013-01-13 00:44 | ◆映画関連 その他
【訃報】女優の、千石規子さん死去。
女優の千石規子さんが、老衰のため、2012年12月27日に亡くなられました。
90歳でした。

晩年より、1940年~1950年代の千石規子さんが、印象に残っています。
日本映画黄金期を支えた、常連女優の訃報に、妙に寂しさがこみあげます。


謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。




管理人
にじばぶ

 
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# by nijibabu | 2013-01-13 00:33 | ◆映画関連 その他
【訃報】個性派俳優、佐藤允さん死去。
“個性派”で日本映画界を鳴らした佐藤允さんが、急性肺炎のため、2012年12月6日に亡くなられました。
78歳でした。

一ファンであった私としては、寂しい思いです。


謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。




管理人
にじばぶ
 
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# by nijibabu | 2013-01-13 00:23 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.10)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2352196.jpg『エクソシスト』(1973/アメリカ)
【監督】ウィリアム・フリードキン

キリスト教うんぬんの時点で、物語に入り込めない。 内容がつまらない上に、観ていて気分も晴れない。 なんら見所がない。


c0073737_23535141.jpg『ランボー』(1982/アメリカ)
【監督】テッド・コッチェフ
★★★
アメリカの愚かさをアメリカ人が撮ったからこそ価値のある作品。 だが、その後も同じことを繰り返すアメリカ人。 ほんと、自分勝手でマヌケな人種だ。 この作品自体は、なかなかの出来である。 スタローンが、まさに適役。 アクションや爆破シーンも面白い。




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# by nijibabu | 2013-01-10 23:54 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2013.1.4)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_0304798.png『インディア』(1958/イタリア・フランス)
【監督】ロベルト・ロッセリーニ
★★★
イタリア・フランス合作で、1950年代当時のインドを撮った、異色のカラー・ドキュメンタリー。 オープニングロールの、異様にカラフルなバックカラーに、この時代のフランスやイタリアのカラー映画の特色を感じる。 ロッセリーニは元々、ドキュメンタリー映画を得意としているが、本作はインドが題材とあって、一風変わった作品に仕上がっている。 自然と人間の関わり合いを主軸に、発展していくインドを様々な切り口で映像におさめている。 淡々と進む感じで、何か劇的に面白いとか、興味をそそられる内容ではなかったが、そこはロッセリーニ作品とあって、つまらないということもなかった。 欧州人から観たインドの印象を伺い知ることができて面白かったし、当時のインドの様子も観ることができた。 又、カラー映画としては未発達なザラついた映像が、逆にいい味を出していて、これはこれで良かったように思う。 象使いは特に印象的だった。 象って、あんなに賢い生き物なんだな、と。 そしてこの作品は、発展を続けていた当時のインドが、どの様にダムを造り、どの様に自然を壊していったかも、問題提起している。 ちなみに当時、インド政府は、このフィルムの国外持ち出しを禁じたらしい。


c0073737_0331343.jpg『白夜』(1971/フランス・イタリア)
【監督】ロベール・ブレッソン
★★★
ロベール・ブレッソンの貴重極まりない作品を、やっとこさ鑑賞することができた。 しかし、貴重ということは、それだけ評価されていないという見方もできるわけで、残念ながら、本作もロベール・ブレッソン作品の中では、それほど出来がいいとは言えなかった。 うだつの上がらない主人公の男は、ある晩、ある女と出会う。 この女は、付き合っている彼氏とうまくいっていない。 そこで、男はその女性の相談相手となる。 これが悲劇の始まり。 私自身も、若かりし頃、経験があるが、とかく彼氏とうまくいっていない女性って、近くにいる相談しやすそうな男に頼ったりする。 つまり、相談にのってくれそうな男に一時的にすがる。 それが、この映画の主人公で、「自分を頼ってくれている」、「自分のことを異性として好んでくれている」と、勘違いしてしまう。 だが、その女性が彼氏とよりを戻すと、とたんに相談相手だった男友達など用無しになってしまう。 そして、アッサリと関係を切られてしまう。 自分にもそういった苦い経験があるだけに、非常にリアルなものを感じた。 リアルさという点では、さすがロベール・ブレッソンと言いたいところだが、話の内容が薄っぺら過ぎる。 相談にのった男が、ただ失望し、茫然するばかりという締めくくりだ。 まあ、これはこれでリアルだから、アリと言えばアリだが・・・ どうにも救いようの無い話だ。




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# by nijibabu | 2013-01-04 00:35 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2012.12.29)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_01303.jpg『血と骨』(2004/日本)
【監督】崔洋一
★★★
話自体はとても重厚で、見応えのある内容。 だが、ビートたけしがミスキャスト。 これが最大の致命傷。 そして、見ていて楽しい内容ではない。 一人の化け物を扱った一代記として、ただ鑑賞するだけの作品。


c0073737_034122.jpg『ラ・ジュテ』(1962/フランス)
【監督】クリス・マルケル
★★
難解なフランス映画って、非常に苦手で、「退屈」というイメージが先に立つ。 本作は“静止画”で見せる個性的な作品だが、フランス映画特有の「退屈」さを、更にパワーアップさせた様な代物だった。 これはもはや、「退屈」という言葉を超越している。 実験的な映画だが、私にとっては「退屈さを超越した難解なフランス映画」であり、それ以外の形容は思い浮かばない。




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# by nijibabu | 2012-12-29 00:05 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2012.12.25)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_23481222.png『鍵泥棒のメソッド』(2012/日本)
【監督】内田けんじ
★★★★
内田けんじ監督&オリジナル脚本の強味は、本作でも発揮されていた。 しかし、脚本の強引と都合の良さも、同時に弱みとして散見されたようにも思う。 冒頭の音楽が、後に効果的に使われるなどの、布石の数々も面白い。 又、「金より恋」という恋愛至上主義的な監督の主張も、最後の最後まで貫かれていた。 それに対し、それらの演出を効果的に見せる為、細かい不自然さについては、観ているこちらも意図的に目を反らすしかないだろう。 なぜなら、この監督の映画を楽しむには、監督に気持ち良くだまされるという姿勢が重要だからだ。 「この部分はおかしいだろ!」とか、「ここの展開は都合良すぎだろ!」とか、いちいちツッコミを入れると、十分には楽しめない。 キャスティングに関して言えば、広末涼子が恋に奥手な女性を演じたのは、少しミスキャストかな、と個人的に感じた。 香川照之はやはり巧かったが、歌舞伎俳優になってから、急に眼光が鋭くなったのは、ひょっとして整形では?と勘繰りたくなる。 境雅人も好演していたように思う。 さて、ここまで発表する作品に、極端なハズレの無い内田けんじ監督だが、少しワンパターン化してきた感がある。 次回作では、是非、新境地を見せてほしい。 にしても何にしても、とにかく香川照之のダサ服装が最高に面白かった! あれは、全くもって似合ってない(笑)。 チェックのシャツと、だぼだぼのジーンズ。 香川照之が着ると面白過ぎ!


c0073737_23515015.jpg『アラブの盗賊(アリババと四十人の盗賊)』(1954/フランス)
【監督】ジャック・ベッケル
★★★★★
ジャック・ベッケル監督、初のカラー作品。 遺作『穴』が緻密な作品なら、本作『アラブの盗賊』は壮大なスケールを持った作品。 舞台はモロッコの砂漠というか、山岳地帯。 実に異国情緒溢れるロケ地。 主演はフェルナンデルで、実にいい味を出している。 おっさんなのに、動きが速いのなんの! ちょこまか、実に速く、そして面白い動きをする。 ジャック・ベッケルが脚本を書いているが、構想10年とあって、完成度も高い。 そして面白い。 90分の尺の中に、面白さがギュっと詰まっている。 貧乏人が一気に大金持ちになるという、夢のようなお話で、観ていてとても気分が晴れる作品だ。 ジャック・ベッケル監督作品は実にバラエティ豊かで、どれもハズレがない。 未見の『エストラパード街』『怪盗ルパン』『七月のランデブー』も是非、観てみたい!




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# by nijibabu | 2012-12-25 23:53 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2012.12.21)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_1051965.jpg『Sweet Room スウィートルーム』(2010/日本)
【監督】耶雲哉治/関和亮/菊池久志/中野裕之
★★★
男性俳優陣が実に豪華。 それに対して、女優陣は少し貧弱。 このキャスティングのアンバランスさは、予算の関係もあるだろうが、明らかに女性向けに創られたからだと思われる。 一番良かったのは、中野裕之監督の短編。 さすがは中野裕之監督という感じ。 他の短編が比較的若手俳優を起用していたのに対し、中野裕之監督のは、豊原功補というベテランを起用。 これがまたいい演技をしていて、若い綺麗な女性に一目ぼれをしてしまう、哀れな男を巧く演じている。


c0073737_10552812.jpg『東南角部屋二階の女』(2008/日本)
【監督】池田千尋
★★★
奇をてらった内容ではなく、普通の人達の何てことない日常を淡々と描いた内容。 西島秀俊と加瀬亮という二人の俳優が出ていなかったら、もっと平凡な作品になっていただろう。 ある古びたアパートには、それなりの歴史があって、そこで何十年も前に存在した、青春なるエピソードが土台になっている。 それなりに生きていれば、どんな人にも忘れがたき思い出というものがあり、又、それなりに古いアパートには、そこに住んでいた人達の様々な人生劇場が存在する。 それを地味に描いた本作は、突出した面白さは無いが、日本映画特有の味わいを感じることができた。




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# by nijibabu | 2012-12-21 10:56 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2012.12.12)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_0482246.png『君と別れて』(1933/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★★★
なんという切ない話なんだ・・・ 「別れ」をテーマに扱った映画で、これほどまでに哀しい映画は観たことがない。 切なくて哀しくて仕方ない。 主人公の青年の気持ちがよく分かる。 綺麗な女性に頼ってもらい、相談まで受けて、余計に好きになったところで、一方的な「別れ」の通告。 そして、その女性が大切にしろと再三言っている母親を捨てて、彼女と一緒に旅立てない事情。 切ない。 切なすぎる。 これより以前の成瀬作品にはない叙情的な作品で、それ以降の作品ともまた異なった、瑞々しさをも兼ね備えた逸品。 成瀬巳喜男のキャリアの過程で、この時期にだからこそ生まれたであろう奇跡的な作品で、心を鷲掴みにされた思いがする。 電車の中で、チョコレートを食べるシーン。 まるでチョコレートの甘い香りがしてきそうなワンシーンだ。 青春の一瞬の輝きを、見事画面におさめた奇跡的なワンシーンである。 成瀬巳喜男のサイレント作品としては、自分の中で最上位にくる作品。 もう一度、書く。 私はこれまで、ここまで切なくて哀しい「別れ」を描いた映画を観たことがない。 そしてこの作品は、そこに瑞々しさをも兼ね備えている。 あぁ、自分の辛かった頃の青春が甦る・・・


c0073737_0485423.png『女優と詩人』(1935/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
1930年代の市井の人々の暮らしを活き活きと描いている。 作品名は「女優と詩人」だが、要するに、成瀬巳喜男が得意とした「夫婦」ものである。 妻が女優をしていて、夫は詩人。 その内実は、女優である妻が収入を得ていて、夫は詩人といっても家政婦そのもの。 妻に頭の上がらない夫が、いかに夫婦生活を送っているのか? その描き方が、今観ても斬新で、面白い。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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# by nijibabu | 2012-12-12 00:51 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2012.12.8)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_06441.jpg『クラスメイト』(1990/タイ)
【監督】バンディット・リッタコン
★★
まるで学校の教科書を読んだような、真面目すぎる内容。 やたらに正義感が強く、おっせかいな美人主人公が、タイはバンコクの街を疾走するといった内容。 随所に都合の良すぎる場面も散見され、色んな意味でイタイ映画。 現代のタイ映画と言えば、映像センスも素晴らしく、内容も多岐に渡るような良作が多いが、この時代はまだまだといった印象。 思ったのは、この時代からバンコクで多発していた売春問題を、真正面から指摘する本作のような作品がヒットしていたにも関わらず、現代においても、バンコクの歓楽街としてのイメージと現実が修正されていないということ。 バンコクが抱える事情は、非常に複雑で根深い問題が介在していると、感じた次第である。


c0073737_09736.jpg『なつかしの顔』(1941/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
戦地に出ている主人が、街のニュース映画に出るということで、家族や近所の人たちが、はるばる映画館まで足を運ぶ。 とてもシンプルな内容で、実にほのぼのとしている。 戦時中だからこそ、意図的なまでにほのぼのとした内容で、それがまた、静かな恐怖を感じさせた。 後年の成瀬巳喜男映画にあるような、感情を揺さぶる激しい演出は鳴りを潜め、家庭で見守る人達の日常を、静かに、そして極めて穏やかに描いている。




★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 
 
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# by nijibabu | 2012-12-08 00:09 | ◆映画関連 その他