古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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最近観た映画(2012.6.2)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1711836.jpg『七つの大罪』(1952/フランス)
【監督】エドゥアルド・デ・フィリッポ/ジャン・ドレヴィル/イヴ・アレグレ/ロベルト・ロッセリーニ/カルロ・リム/クロード・オータン=ララ/ジョルジュ・ラコンブ
★★★★
こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_1741997.jpg『ナッシュビル』(1975/アメリカ)
【監督】ロバート・アルトマン
★★
ロバート・アルトマンの代表作であるにも関わらず、ずっと日本では鑑賞することが困難であった作品で、待望のDVD化、劇場公開解禁といったところだ。 アルトマン作品はほとんど観たが、確かにアルトマン群像劇の原型という印象。 それだけに分かりづらさがあり、そして登場人物達が実はあまり絡んでいなかったりと、まだアルトマン自身が群像劇スタイルを模索中という様子がうかがえる。


c0073737_1754567.jpg『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』
(2008/中国・香港・ブラジル・日本)
【監督】ユー・リクウァイ
★★★★
こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_1783047.jpg『赤い文化住宅の初子』(2007/日本)
【監督】タナダユキ
★★★
真面目な話。 真面目な映画は嫌いではないが、これは何だか不満。 なぜだろうと考えたが、はっきりした答えが自分の中で出てこない。 タナダユキという監督との相性だと言ってしまうのは、早合点かもしれないが、女性の視点で描かれたという部分において、男の私としては、何とも言えない違和感をおぼえた。 話は過不足なく、不幸な境遇に育った女のコの数年間を描いている。 問題はないと思うが、やはりエロい部分がぼかされている、もしくはエロい部分が男性目線からは少しズレた女性目線で描かれいる。 しかし、もちろん、この映画の題材からして、エロさを求めるのは見当違いだということも分かってはいる。 だが、お金もなく身寄りもない女子中高生なら、必ずや、いやらしいオッサンの陰があってもよさそうだ。 そしてそれが、もっと大人的ないやらしさで描かれてこそ、映画そのもののリアリティが増してくるんじゃないかと思う。 そこが結局、普通に楽しめたものの、何か違和感というか不足感を感じた要因なんだろうと思う。 この監督はおそらく、本当に厳しくて、汚らしい大人がとりまく未成年の世界というものを、知らないんじゃないだろうか。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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# by nijibabu | 2012-06-02 17:10 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
【訃報】新藤兼人監督、100歳にて大往生。
新藤兼人監督が100歳にて大往生されました。

長い映画人生を通した、多大なる日本映画界への貢献に、頭が下がる思いです。


新藤兼人氏と言えば、監督というより、脚本家ですね。
何より、その書き残した脚本の数が凄いです。

溝口健二監督について、生々しく語る、生き証人でもありました。
『ある映画監督の生涯』なぞは、日本映画史に残る傑作ドキュメンタリーでもあります。

決して、悲壮な死ではないですね。
映画について、やりにやりまくったという印象です。
本当に分厚いキャリアでした。

謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。



管理人
にじばぶ
 
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# by nijibabu | 2012-05-31 22:51 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
PLASTIC CITY プラスティック・シティ
c0073737_0314821.jpgPLASTIC CITY プラスティック・シティ
(2008)

上映時間:95分
製作国:中国/ブラジル/日本/香港
ジャンル:サスペンス/犯罪/ドラマ
PG-12

監督:ユー・リクウァイ

製作:ジャ・ジャンクー/ファビアノ・グラーネ/カイオ・グラーネ/チョウ・キョン/定井勇二/ツイ・シウミン/デボラ・イワノフ/ガブリエル・ラセルダ

脚本:ユー・リクウァイ/フェルナンド・ボナシ
撮影監督:ライ・イウファイ
音楽:フェルナンド・コロナ/半野喜弘

出演:オダギリジョーアンソニー・ウォン/チェン・チャオロン/ホァン・イー/タイナ・ミューレル

*****************************************************
 アジアの才能たちが結集し、ブラジルを舞台に描くクライム・ドラマ。オダギリジョーがポルトガル語&中国語のセリフをこなし、サンパウロの裏社会で生きる青年を演じる。(「Movie Walker」より。)

c0073737_0383013.jpg 「天上の恋歌」のユー・リクウァイ監督が、オダギリ ジョーを主演に迎え、ブラジルのアジア系移民街を舞台に撮り上げたクライム・ドラマ。幼い頃に裏社会の顔役に拾われ育てられた日系ブラジル人の青年が、次第に裏社会の勢力争いを巡る抗争に巻き込まれていくさまを、幻想的なタッチを織り交ぜ綴る。共演は「インファナル・アフェア」のアンソニー・ウォン。
 幼い頃にアマゾンのジャングルでアジア系ブラジル人のユダに拾われ、息子のように育てられた日系ブラジル人のキリン。青年となった今では、ユダの右腕としてショッピングモールの闇家業に従事する日々。そんな中、裏社会を仕切るユダの失脚を狙う勢力が台頭、ユダはハメられ投獄されてしまう。命の危険が迫るユダを救い出すため、自ら激しい抗争の渦に身を投じていくキリンだったが…。(「allcinema」より。)
*****************************************************

c0073737_0395053.jpg映像的な面で、非常に個性を感じた。

ただ、個性があることと、映像センスがあることとは別。

本作の映像センスが優れているか、私には何とも判別し難いものがあった。


c0073737_045740.jpgあらゆる映像表現に挑戦し、更には、香港とブラジルの要素も入り混じっており、映像面において、見所が多い。


ただ、少しファンタジックな映像を格闘シーンなどで使ったのはどうだろうか。

チャレンジマインドは感じられたが、浮いた感は否めないだろう。


c0073737_0364144.jpgアジア特有の美しさも随所に感じられる。

特に、オチョを演じたホァン・イーが美しかった。


又、闇社会のボスとして成り上がったアンソニー・ウォンの凋落、そして死に至るまでの顛末。

人間ドラマとして楽しめる。




c0073737_037073.jpgオダギリジョーの、ボスとの絆の深さもよく描かれており、映像面だけではない、人間と人間との精神面でのつながりをも描いているのは評価に値する。




敢えて苦言を呈すれば、中国・香港・ブラジル・日本の4か国が製作に参画したことにより、映画全体が悪い意味で混沌とし、バラバラした感を否めないのが惜しい。

その点が、観る人によっては、わけの分けらなさにつながるやもしれない。




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# by nijibabu | 2012-05-24 00:39 | ◆映画レビュー | Comments(0)
七つの大罪
c0073737_0392050.jpg七つの大罪』(1952)

上映時間:148分
製作国:フランス
ジャンル:ドラマ/オムニバス


監督:
エドゥアルド・デ・フィリッポ
第1話 貪欲と憤怒
ジャン・ドレヴィル
第2話 怠惰
イヴ・アレグレ
第3話 淫欲
ロベルト・ロッセリーニ
第4話 嫉妬
カルロ=リム
第5話 美食
クロード・オータン=ララ
第6話 高慢
ジョルジュ・ラコンブ
第7話 第八の大罪

音楽:ジョルジュ・オーリック/ルネ・クロエレック

出演:
パオロ・ストッパ/エドゥアルド・デ・フィリッポ/イザ・ミランダ
第1話 貪欲と憤怒

ジャクリーヌ・プレシス/ノエル=ノエル
第2話 怠惰

フランク・ヴィラール/ヴィヴィアーヌ・ロマンス
第3話 淫欲

オルフェ・タンブリ/アンドレ・ドバール
第4話 嫉妬

アンリ・ヴィダル/クローディヌ・デュビュイ
第5話 美食

フランソワーズ・ロゼー/ミシェル・モルガン
第6話 高慢

ジェラール・フィリップ
第7話 第八の大罪

*****************************************************
 フランスとイタリアの映画人が、聖書で説かれている“七つの大罪”を下敷きに、現代風俗を軽妙なタッチで描いたオムニバス映画である。ジェラール・フィリップは各挿話をつなぐ狂言まわしを演じ、ラスト“第八の大罪”の挿話ではアッとビックリのオチをつける。遊園地の球投げ遊技場で客引きをする彼の軽快な演技が楽しい。(「HMV ONLINE」より。)
*****************************************************

イタリア、フランス人監督が競演するオムニバス。

進行役に“貴公子”ジェラール・フィリップ。


◆第一話/貪欲と憤怒
ドケチ主人も凄いが、身勝手な妻も凄い。

ある意味、似た者夫婦。


◆第二話/怠惰
SFコメディで、今観るとさすがに白けてしまった。


◆第三話/淫欲
スカートめくれまくりでテンション高め。13歳の少女の想像妊娠騒ぎの顛末は、何とも微笑ましく印象的。


◆第四話/嫉妬
猫に嫉妬する妻。金髪女優選びのセンスと趣味、そして、その女優の心の内を描く術は、さすがロベルト・ロッセリーニ。


◆第5話/美食
観ている男子をあざ笑うかの様な、“美食”なオチは、かなりエスプリが効いていて、上質なチーズさながらにスパイシー。


◆第6話/高慢
新旧女優対決、フランソワーズ・ロゼーとミシェル・モルガン。この二人が演じた毒気たっぷりで、息の合った母娘の演技が素晴らしい。


c0073737_046432.png◆第七話/第八の大罪
進行役ジェラール・フィリップ自らが出陣!観客の心の裏をかいてみせるラストに唖然。しまりが良い。



オムニバス映画が元々好きなので、全体的にかなり楽しめた。

この様な良質なオムニバス映画が、あまり陽の目を見ていないのは残念なことである。




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# by nijibabu | 2012-05-17 00:50 | ◆映画レビュー | Comments(4)
最近観た映画(2012.5.12)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2381396.jpg『ビフォア・ザ・レイン』(1994/フランス・イギリス)
【監督】ミルチョ・マンチェフスキー

時折挿入される気分を害するグロテスクな映像。 痰を吐いたり、ゲップしたり、とにかく下品な演出のオンパレード。 ひげ面のジジイが主人公なのも頂けない。 いや、そういった理由以前に、とにかく映像・音楽・演出などの全ての面において、生理的に合わなかった。


c0073737_23103158.jpg『ミミ』(1996/フランス)
【監督】ルシール・アザリロヴィック
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_2312247.jpg『ばかのハコ船』(2002/日本)
【監督】山下敦弘
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_2313195.jpg『魅せられて四月』(1992/イギリス)
【監督】マイク・ニューウェル
★★
イタリアのとある城。 そこに集まった人々は皆結ばれる。 そんな運命的な話。 いい話だが、途中かなり退屈。 偶然すぎる登場人物達の集結も少し違和感があった。




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# by nijibabu | 2012-05-12 23:14 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
ばかのハコ船
c0073737_471626.jpgばかのハコ船』(2002)

上映時間:111分
製作国:日本
ジャンル:ドラマ/コメディ
R-18

監督:山下敦弘

脚本:山下敦弘/向井康介
撮影:近藤龍人
音楽:赤犬
照明:向井康介

出演:山本浩司/小寺智子/山本剛史/細江祐子/田中暁子/松江哲明/今枝真紀/木野花/笹野高史

*****************************************************
 バンクーバー国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭で好評を博した脱力感漂うコメディ・ドラマ。東京での事業に失敗した冴えないカップルが、再起を期して帰った地元でも思うように行かず空回りばかりしている姿を、アンニュイかつ悲哀を込めたタッチで描く。監督・脚本は「どんてん生活」の山下敦弘。
 東京に住む酒井大輔とその恋人・島田久子は、自分たちで開発した健康飲料“あかじる”の自主販売を始める。だが商品はさっぱり売れず、2人はついに500万の借金を作ってしまった。それでもこの事業をあきらめきれない彼らは、心機一転、大輔の故郷での再起を図る。さっそく大輔の実家に帰ってきた2人は、地元のコネを頼りに起死回生を狙うが、両親や親類、同級生たちからことごとく反対され、逆に行き場を失ってしまった。2人は途方に暮れ、いつしか無為に日々をやり過ごすだけの生活が続くようになり…。(「allcinema」より。)
*****************************************************

山下敦弘監督の味わいが実によく出た一本。


山本浩司が着ている服のダサさ加減も全開。

その彼女の微妙さ加減も絶妙。


c0073737_451438.jpg夢を追うツール“赤じる”ってのは、単に象徴であって、そのツールが何であれ、若者は夢を追いかけて突っ走るものだ。

それが成功する確率っておそらく低いけど、若者は夢を追う。

それが周りから見たら、“バカ”げていて無謀であっても、当の若者本人は気にもしない。


そして、その夢が破れた時、更にどん底まで落ちていく若者もいれば、普通に社会に復帰する若者もいるだろう。

そんな顛末はどうでもよくて、本作で山下敦弘監督は、そんな夢を追いかける若者の、良くも悪くも“バカ”な姿をフィルムで表現したかったに違いない。


c0073737_453470.jpg田舎では人間関係が限定されていて、例えば風俗で働いていれば、当然知り合いが客としてやってくることだってある。

又、狭い人間関係だからこそ、誰かと誰かが深い関係になっていてもおかしくないし、そういう複雑で乱れた繋がりが田舎には存在する。


その辺りの田舎の人間模様も、丁寧に描かれていて、リアリズムを感じる。


チープな線を意図的に、そしてリアルに表現しており、山下敦弘監督の描く世界観ってのは、庶民的日本的なリアリズムに満ちていて好感が持てる。

そして、若者の持つイタさがよく伝わってくる。


c0073737_46699.jpgこのような点において、楽しく、そして時には切ない気持ちになったりする。

地味ながら、実に人間的で、愛すべき作品だ。




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# by nijibabu | 2012-05-02 04:06 | ◆映画レビュー | Comments(2)
ミミ
c0073737_22584467.jpgミミ』(1996)

上映時間:52分
製作国:フランス
ジャンル:ドラマ

監督:ルシール・アザリロヴィック

製作:ルシール・アザリロヴィック
ギャスパー・ノエ
脚本:ルシール・アザリロヴィック
撮影:ギャスパー・ノエ
美術:ギャスパー・ノエ


出演:サンドラ・サマルティーノ/デニス・スクロプファー/ミシェル・トリロ

*****************************************************
 キャスパー・ノエ監督の『カルネ』で撮影を担当した、ルシール・アザリロヴィックが描く異色ファンタジー。童話“赤ずきんちゃん”を題材に、大人の男性から性的な目で見られる少女の恐怖体験を寓話的タッチで彩る。12歳の少女ミミの母親がある日、大量の薬を飲んで入院した。幼い彼女は叔母夫婦のマンションに引き取られ、新生活がはじまる。だが日が経つにつれ、彼女は徐々にぞんざいに扱われはじめ...。(「allcinema」より。)
*****************************************************

オープニングロールのシンプルさ加減と、その間に流れ続ける不気味な効果音。

冒頭からして、緊張感が高まる。

「いったい何をされるのか?」
「いったい何をしでかすのか?」
「その何かは、どこまで過激に描かれるのか?」

などなど。


勿論これは、多少前知識あっての緊張感だけど、この緊張感が52分間続くのが凄い。

勿論、尺が短いせいもあるだろうが、これだけの高い緊張感を、最初から最後まで感じ取れたのは、音楽の使い方その他、その演出手腕の高さからだろう。


あと特筆すべきは、黄色を多用した色使いの映像センス。

それとなく黄色を、いたるところに配した映像センスと構図の良さは抜群だ。


c0073737_2328212.pngさて肝心の、ミミが何かをされる問題のシーン。

ここくらいまでが、現代においては表現の限界ラインか。

その限界ギリギリをついている。

最後まで見終えた後、この問題のシーンまで巻き戻し、もう一度観てしまった(これ内緒!)。


ミミにスカートを履かせているあざとさは、監督の仕業なのかギャスパー・ノエの仕業なのか、いずれにしてもニクイ演出をしている。




★参照★
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# by nijibabu | 2012-04-29 23:29 | ◆映画レビュー | Comments(0)
最近観た映画(2012.4.22)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_753599.jpg『主婦マリーがしたこと』(1988/フランス)
【監督】クロード・シャブロル
★★★
この作品で描かれる悲劇は、大きく言えば戦争が生んだ悲劇。 主婦マリーがしたことが良いことか悪いことか、それは平和な世の中に生まれ育った男の私には、計り知れないことである。 少なくとも、極刑に処せられるのは割に合わないということだけは、はっきり言える。 いくらなんでも、法に背いて、堕胎をしていたとしても、さすがに極刑はひどすぎる。 だが、戦争がからんでくると、そうもいかない。 戦争は、戦場だけでなく、あらゆる部分に、こういった悲惨な影を落とす。 とても重い話で、特に、残された子供の将来を考えると、心が痛んで仕方ない。


c0073737_7564553.jpg『パリのランデブー』(1994/フランス)
【監督】エリック・ロメール
★★★★★
エリック・ロメール作品は、会話が多く、基本的に苦手な監督なのだが、本作はその会話の多さが逆に魅力的に感じた。 3編の短編から成るオムニバスで、全ての短編に共通するのは、パリという街が身近に描かれいること。 観光地としてのパリではなくて、まるでパリに住んでいる人に、パリを案内してもらっている様な気分になれるのが素敵。 地味な路地や建物、そして地味な登場人物たち。 そんな状況の中で、これまた面白い短編を3つも楽しむことができる内容で、エリック・ロメール作品の中では、ダントツにお気に入りの1本となった。




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# by nijibabu | 2012-04-22 07:58 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.4.16)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_2248984.jpg『エンジェル・ダスト』(1994/日本)
【監督】石井聰亙

石井聰亙監督作品と言えば、面白いとか面白くないとかにかかわらず、音楽や映像面において、何らかの個性が感じられ、内容はさておいても、それなりの収穫があるものがほとんだ。 しかしながら、本作には残念ながら、何ら見るべきものがなかった。 多少、映像感覚や音楽の使い方に特殊性は感じられるものの、別にこれといった良い印象も残らず。 キャスティングもまたよろしくない。 そしてなんといっても、話がつまらない。 もしかすると、石井聰亙監督はこんな駄作を作ってしまったからこそ、せっかくの才能が、その実力ほどには評価されずにいるのではないか? 石井聰亙監督が好きだからこそ、そう感じてならず、とても残念である。


c0073737_22531032.jpg『愛と怒り』(1969/イタリア・フランス)
【監督】マルコ・ベロッキオ/ベルナルド・ベルトルッチ/ジャン=リュック・ゴダール/カルロ・リッツァーニ/ピエル・パオロ・パゾリーニ
★★★
非常に貴重なビデオを発見できたことに、まず興奮。 まだ観ぬピエル・パオロ・パゾリーニ作品を観ることができただけでも嬉しい。 おまけにジャン=リュック・ゴダールやベルナルド・ベルトルッチの名まで連なっているオムニバス。 自然と期待は膨らむ。 内容としては、実に時代性が強く、正直、今観ても置いてきぼり(?)にされる。 ベトナム戦争や学生運動などのテーマが主で、特に興味はわかなかった。 しかし、その時代ならではのパワーと躍動感も感じることができた。 面白いのは、ビッグネームが並ぶ中で、一番普通に楽しめたのはカルロ・リッツァーニの短編だったことだ。 既に名を馳せた監督は、こういったオムニバスでは実験的なものをつくる傾向が強い気がする。 そうなると、観ているものは、これまた置いてきぼりをくらう。 他の4人の監督よりも、日本ではマイナーなカルロ・リッツァーニの方が、堅実で楽しめる短編を作る。 そういったことを感じたオムニバスでもあった。 それにしても、久しぶりにパゾリーニ作品でのニネット・ダヴォリを観た! 相変わらずピョンピョンと飛び跳ねていた(笑)。 彼に会えて嬉しい。 色々書いたが、正直、収穫はそれだけだった。




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# by nijibabu | 2012-04-16 22:54 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.4.8)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_050727.png『マンハッタンの二人の男』(1958/フランス)
【監督】ジャン=ピエール・メルヴィル
★★★★
題名通り、マンハッタンが舞台。 それもほとんどが夜。 ジャン=ピエール・メルヴィルの手腕がここぞとばかりに発揮される設定となっている。 話は正直言って分かりづらいし、さして面白くもない。 しかし、メルヴィルの描き出すマンハッタンの夜は、メルヴィルにしか描くことのできない、実にハードボイルドな暗の雰囲気に満ち溢れている。 夜のマンハッタンにうごめく裏社会の人間たちが描き出されており、それらが淡々と描かれるドンヨリとした雰囲気に、酔いしれるための映画かもしれない。 モノクロの映像も一躍かっており、わびしいながら大都会然としたマンハッタンの街並みが、効果的に映像化されている。 マンハッタンの夜に、トレンチコートを着た男たち、都会の夜を疾走する高級アメ車、犯罪のにおい、寂しい光を放つ高層ビル群の灯り。 その全てを自由自在に描いてみせた、メルヴィルの監督しての手腕と個性に拍手を送りたい。


c0073737_0541325.png『餌食』(1979/日本)
【監督】若松孝二
★★★
内田裕也主演作、ただそれだけの理由で鑑賞しようと決めた。 なかなか貴重な作品で、苦労してビデオをレンタルしてきた。 この頃の内田裕也が出ている映画は、私の知り合い曰く「ヤバイ」らしい。 確かに、この頃の内田裕也自体が、暴走していて、危険である。 本作も、実にいい意味で、内田裕也が暴走していて、いい感じの「ヤバイ」仕上がり具合である。 ストーリー自体は陳腐だが、1970年代特有の臭いがプンプンしていて、実に楽しい。 内田裕也主演、1970年代の東京の香り、ただそれだけで良い。 ただそれだけで楽しい。




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# by nijibabu | 2012-04-08 00:54 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2012.4.1)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_505589.jpg『ブルース・リーの生と死』(1973/香港)
【監督】ウー・シン
★★★
稀代のアクションスター、ブルース・リーが急死した直後に作られた、貴重なドキュメンタリー。 ブルース・リーについてそれほど詳しくない私には、数々のエピソードに思わず見入ってしまった。 32歳という若さで亡くなった世界的スター。 その急死というニュースが、いかに香港でショッキングなものだったか、それを実感できる映像の数々であった。 端正な顔立ちに、究極なまでに鍛え上げられた肉体美、そしてそのスピード、アクション技術。 全てが“完全主義者”の名に相応しい。 当時の生々しい映像、そしてブルース・リーの秘話や自宅の風景、しょぼい音楽(笑)。 哀愁の漂う、非常に観る価値のあるドキュメンタリーだった。


c0073737_582060.png『ソフィーの選択』(1982/アメリカ・イギリス)
【監督】アラン・J・パクラ
★★★
人間と人間との出会い、それぞれの人間が持つそれぞれの過去。 そして、それらの人間が交錯し、やがて別れが訪れる。 人間ドラマとして普通に楽しめるが、背景にドイツによるユダヤ人虐殺という重いテーマが広がっており、快い気持ちになれる内容ではない。




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# by nijibabu | 2012-04-01 05:11 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.3.25)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_15204643.png『あゝ野麦峠』(1979/日本)
【監督】山本薩夫
★★★
川崎市民ミュージアムにて鑑賞。 この作品も念願叶っての鑑賞だった。 原作者の娘さんとお孫さんが、私の実家の隣りにお住まいだった時期があって、どうにかこの作品を観てみたかった。 有名な作品なので、無難な出来具合だが、いかんともしがたい真面目さがあった。 ここまで生真面目な内容だと、逆に泣けないひねくれた自分がいる。 明治の時代、女性は手先が器用でないと、人生まで左右されるというのが、実に怖い話。 蚕の糸を朝から晩までたぐる。 想像を絶する辛い作業だろう。 そして、それを搾取する資本家たち。 お金のためなら、情け容赦なく労働者をこき使う。 それは現代でも変わらない気がする。 お金というものは、人間の温かみさえもそぎ取ってしまう。 経営者たちは、お金に振り回され続けた揚句に、「仕事だから」とうそぶき、労働者たちを搾取する。 私はお金のために、人間味を失いたくはないと、強く思った。


c0073737_15231339.png『生さぬ仲』(1932/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
現存する成瀬巳喜男映画の中でも、最古の部類に入る作品。 “産みの親”対“育ての親”の構図。 劇中の岡譲二のセリフが印象的。 「子供を産むのが母親ではなくて、子供を育てるのが、母親の母親たる所以だ」。 まあ確かに理屈ではそうなんだけど、お腹を痛めて産んだ我が子を、手元に置きたいという、産みの親の心情というものがあるのでは? ここは少し、一方的な善人の主張という感じだが、まあ、分かりやすくて良い。 成瀬巳喜男作品にしては、軽いノリで分かりやすく、心情的にも感情移入しやすい作品である。 それにしても、1930年代の成瀬巳喜男映画は、本当に鑑賞にこぎつけるだけで大変である。 正直なところ、映画の内容より、貴重な成瀬巳喜男映画を観られたということに、より満足感を得た感じである(苦笑)。




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# by nijibabu | 2012-03-25 15:24 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2012.3.18)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2255372.jpg『母なる証明』(2009/韓国)
【監督】ポン・ジュノ
★★★
母が息子のためなら何でもする。 それが殺人であり、しかもその殺人が勘違いによるミスだったとしても、大して気にはしない。 つまり、息子のためなら、関係のない人間を殺しても、「まあ、仕方ないわね」程度なのだ。 この描き方が実に明快で分かりやすく、障害を持つ息子を溺愛する母親の心情が、ストレートに語られている。 話はテンポよく進み、飽きさせないが、何だかテレビでサスペンスドラマを観ているような感覚に陥ってしまったのが、個人的には大きな感動を得ることのできなかったマイナス要因。 一方で、テンポがいい、どんでん返しがある、ドキっとする演出があるなど、誰もが楽しみやすく、入り込みやすい作りになっており、興行成績や口コミ評価を高くすることに一躍かっている。 いずれにしても、同監督作品『殺人の追憶』ほどの出来ではなかった。


c0073737_2293077.jpg『nude』(2010/日本)
【監督】小沼雄一

AV界の実態をよく知らないので、何とも言えないが、大半はお金目当てでAV出演している女優が多いと勝手に思っている。 そうした先入観の中で観ていると、終始、何だかとてつもない違和感と苛立ちを感じた。 結局は、お金を稼ぎたい女と、AVを観たい野郎と、それをビジネスにして儲けたい男が絡んでる世界というのは、変わらない気がする。 それを美化した映画で、全てがニセモノという感を最後まで払拭できなかった。




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# by nijibabu | 2012-03-18 22:11 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.3.15)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_1343854.jpg『女囚701号 さそり』(1972/日本)
【監督】伊藤俊也
★★★
梶芽衣子の代表作の一つであり、日本映画の中でもそれなりに有名な本作を鑑賞。 なんというか、いかにも70年代東宝映画というか、エログロナンセンス路線というか、そんな平たい面白さ、くだらなさが満載の内容。 日本映画の、一つの衰退の形を観るような気持ちと、新たなる日本娯楽映画の幕開けを観るような気持ちとが交錯した。 皆さん、脱ぎっぷりもよろしく、最後も見せ場あり。 この映画で描かれたような女刑務所が実在したからこそ、女刑務所は男子禁制になったのだろうか? それとも、この映画の影響だったら、それこそ凄いが、私にはその変の知識が残念ながら無い。 こういったシリーズの皮切り的作品というわけで、無難に楽しめた映画だった。


c0073737_139148.png『大殺陣』(1964/日本)
【監督】工藤栄一
★★★
最後の決闘が迫り、不気味に太鼓の音が鳴り響く。 この緊迫感だけでも、時代劇映画史上、屈指の緊迫感である。 そして、決闘のシーンの迫力も凄まじい。 演じている人達の鬼気迫る息遣いが伝わってくる様だ。 しかししかし・・・ それらのシーンは、決闘の緊迫感たる頂点を極めた演出なのだが、いかんせん、暗すぎる。 話も暗すぎるし、モノクロの映像も暗ったい。 とにかく空気が澱んでいる。 徳川家の覇権を争う為に、何故にここまでやらなあかんのか理解に苦しんだ。 家族を皆殺しにしてまで、出陣する侍の気持ちがまるで分らない。 そこんとこが分からないから、根本的に分からない。 ここまでやる必要が、そもそもない。 これは、これ以上なく心が暗くなる稀有な時代劇である。 それにしても、安部徹は酷い。 あいつは偉そうにしていて、何もしない。 そして生き残る。 しょぼい脇役の多かった安部徹が、最も暗く輝いた、彼の代表作であるように思う。




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# by nijibabu | 2012-03-15 01:39 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
観たいけど観れない映画リスト<2012.3.9更新>
ずっと観たい観たいと思っていても、なかなか鑑賞の機会に恵まれない作品たちです。

中には、DVD録画したけどエラーでダメになった作品とか、劇場まで足を運んだのに満席で観れなかったとか、事情は様々ですが、結局観れていない作品たちです。

どうやって観ようかといくら考えても、どうにもならないので、気長に鑑賞の機会を待っている状況です。

力技で高価なDVDを購入すればカタがつくのもありますが、それは実質無理なので(苦笑)。

***************************************************
<2012.3.9更新>

仮面/ペルソナ(イングマール・ベルイマン)
愛と殺意(ミケランジェロ・アントニオーニ)
クラスメイト(バンディット・リッタコン)
異邦人(ルキノ・ヴィスコンティ)
華やかな魔女たち(ヴィスコンティ/パゾリーニ/デ・シーカ)
花を摘む少女と虫を殺す少女(矢崎仁司)
ナッシュビル(ロバート・アルトマン)
幻の殺意(沢島忠)
奇跡(カール・テオドール・ドライヤー)
霊魂の不滅(ヴィクトル・シェストレム)
砂のミラージュ(アルマンド=ロブレス・ゴドイ)
ポリー・マグー お前は誰だ(ウイリアム・クライン)
生きていた男(マイケル・アンダーソン)
シュトロツェクの不思議な旅(ヴェルナー・ヘルツォーク)
砂漠のシモン(ルイス・ブニュエル)
酔っぱらった馬の時間(バフマン・ゴバディ)
腰辨頑張れ(成瀬巳喜男)
生さぬ仲(成瀬巳喜男)
君と別れて(成瀬巳喜男)
限りなき舗道(成瀬巳喜男)
上海の月(成瀬巳喜男)
勝利の日まで 藝能戰線版第二輯(成瀬巳喜男)
母は死なず(成瀬巳喜男)
白い野獣(成瀬巳喜男)
女優と詩人(成瀬巳喜男)
なつかしの顔(成瀬巳喜男)
太陽の子(阿部豊)
警視庁物語全国縦断捜査(飯塚増一)
新版大岡政談(伊藤大輔)
情熱の詩人啄木(熊谷久虎)
子宝騒動(斎藤寅次郎)
子供の四季(清水宏)
ブワナ・トシの歌(羽仁進)
歌舞伎役者片岡仁左衛門(羽田澄子)
くもとちゅうりっぷ(政岡憲三)
ねむの木の詩がきこえる(宮城まり子)
あゝ野麦峠(山本薩夫)
血(ペドロ・コスタ)
夜のたわむれ(マイ・ゼッタリング)
不知火海(土本典昭)
小さな赤い花(チャン・ユアン)
ラザロ -LAZARUS-(井土紀州)
今、僕は(竹馬靖具)
悪の階段(鈴木英夫)
菊五郎の鏡獅子(小津安二郎)
リュミエールと仲間たち(サラ・ムーン)
白夜(ロベール・ブレッソン)

↓以下、新規追加
サーカス五人組(成瀬巳喜男)
怪盗ルパン(ジャック・ベッケル)
アラブの盗賊(ジャック・ベッケル)
エストラパード街(ジャック・ベッケル)


 
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# by nijibabu | 2012-03-09 13:46 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
最近観た映画(2012.3.4)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_951048.jpg『芙蓉鎮』(1987/中国)
【監督】シェ・チン
★★★
文化大革命の実態を垣間見ることができるだけでも面白い。 長いが、「歴史を語る」という点において、叙事詩的な大作感を出すのに一躍かっている。 しかし、美人後家さんをモノにした、あの男がうらやましい! あの環境なら、誰でもおとせそうな気がする。 つまり役得だ。 まあ、その後は悲惨だが、美人後家さんを慰めものにした罰だろう(笑)。


c0073737_9531025.jpg『赤い天使』(1966/日本)
【監督】増村保造
★★★
川津祐介が演じた男は、とっても卑劣だ。 別にスケベなのはいいのだが、気弱な口調で従軍看護婦に手淫を願い出て、股にまで足を挟む。 普通の男なら、あんなことは看護婦に頼めないはず。 もし現実にあんな男がいたとしたら、とんでもなく陰湿でスケベな男なはずだ。 でも最期は飛び降り自殺をしたから、まあ許されるか・・・ 当時観れば、スケベでセンセーショナルな題材たっぷりな内容なのかもしれないが、現代から観ると大したことはない。 そして小話が何個もつながって全体を構成したつくりになっているので、重厚感がない。 まるでオムニバス映画を、軽い気持ちで観ている気分になってしまう。 軍医と従軍看護婦とのロマンスが主な柱だとは思うが、それも後半に集中して描かれるのみである。 結局、従軍看護婦の、性的な部分を含めての、過酷な戦場を見せたかったのだろうが、散漫な印象はぬぐえない。 そして、いたずらをされる従軍看護婦役として、若尾文子が適していたかどうかが一番の疑問である。 若尾文子は十分に魅力的であったが、いたずらを受ける“天使”としてのキャラに無理がある気がする。 もう少し素朴な印象を持つ女優さんを、この役に抜擢した方が、より興奮度が高かったに違いない。 つまらないわけではないが、題材が先走りし、作品全体の完成度と重厚感は、他の増村保造作品に一歩劣る気がした。




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# by nijibabu | 2012-03-04 09:54 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.3.1)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_2137777.jpg『刺青』(1966/日本)
【監督】増村保造
★★
話がお粗末の一言に尽きる。 「女郎蜘蛛の刺青を彫られ、男を食い物にする」 こんなセリフが冒頭で語られ、予定調和に話が展開。 そして最後はみんな死んで終わり。 何たる安易な内容だろうか。 増村保造×若尾文子のコンビによる、若尾文子の妖艶さと演技だけが見所という作品だった。


c0073737_21395337.png『なま夏』(2005/日本)
【監督】吉田恵輔
★★★
観る前のテンションが一番高く、序盤で少し興奮し、終盤にかけて失速しまくり。 エロ度は低く、言ってみれば、蒼井そらの「ちょいエロプロモーション映画」という感じ。 主演の男が変態設定なので、もっと変態路線で突っ走れば、面白かっただろう。 何だか、売れ筋のありきたりなAVビデオを観たような印象。




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# by nijibabu | 2012-03-01 21:40 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
都内レンタルビデオ屋の雄「ヴイ・レックス」閉店(PART2)
今日も昨日に続き行ってきました。

今日こそは大量に買って帰ろうと意気込んで入店しましたが、結局19本どまりでした。

山手線を経由して1時間かけてビデオテープを持ち帰るには、物量的に19本辺りが限界と知った次第です・・・


c0073737_2335134.jpg

こんな感じです。

部屋が中古ビデオの山になりました。
まあ、貴重な機会ですから、こんな部屋の風景もたまには良いでしょう。



・機械じかけのピアノための未完成の戯曲(ニキータ・ミハルコフ)
・黄色い大地(チェン・カイコー)
・ルージュ(レスリー・チャン主演)
・園子温ファンタ・ジア
・花の影(チェン・カイコー)
・大地のうた
・大河のうた
・大樹のうた
・インドシナ
・Uボート
・野獣死すべし
・はつ恋(田中麗奈主演)
・ふたり(大林宣彦)
・日本のいちばん長い日
・魅せられて四月
・成功の甘き香り
・巌窟の野獣
・シルビーの帰郷
・血と砂(岡本喜八)

の19本です。

 
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# by nijibabu | 2012-02-27 23:43 | ◆映画関連 その他 | Comments(8)
都内レンタルビデオ屋の雄「ヴイ・レックス」閉店
当ブログでお世話になっている、かっぱ太郎さんから教えて頂いたばかりのレンタルビデオ屋さん、「ヴイ・レックス」さんが、今月いっぱいで閉店というニュースを知りました。

ツタヤ全盛の時代において、これだけのマニアックで貴重なビデオ在庫を誇るレンタルビデオ屋さんも、都内広しと言えど、そう簡単に存在するものではありません。

そんな「ヴイ・レックス」さんを知って3週間。
足しげく毎週通っていましたが、あまり早すぎるお別れとなってしまいました。

閉店処分セールをやっていましたので、とりあえず手に持てるだけ買ってきました。
19本を購入しました。

c0073737_2313257.jpg

針の眼(リチャード・マーカンド)
殺し屋たちの挽歌(スティーヴン・フリアーズ)
花火降る夏(フルーツ・チャン)
ドリアン ドリアン(フルーツ・チャン)
美しすぎて(ベルトラン・ブリエ)
アナとオットー(フリオ・メデム)
ミュージックボックス(コンスタンタン・コスタ=ガヴラス)
インディア(ロベルト・ロッセリーニ)
春の惑い(ティエン・チュアンチュアン)
ハメット(ヴィム・ヴェンダース)
ニックス・ムービー/水上の稲妻(ヴィム・ヴェンダース)
友よ、静かに瞑れ(崔洋一)
黒いドレスの女(崔洋一)
蜜の味(トニー・リチャードソン)

この三人(ウィリアム・ワイラー)
穴(市川崑)
マダムと泥棒(アレクサンダー・マッケンドリック)
ビバ!マリア(ルイ・マル)
欲望の翼(ウォン・カーウァイ)


以上の19本です。


 
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# by nijibabu | 2012-02-26 23:41 | ◆映画関連 その他 | Comments(6)
最近観た映画(2012.2.23)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_5313813.jpg『ジャンヌ・ダルク裁判』(1962/フランス)
【監督】ロベール・ブレッソン
★★★
ジャンヌ・ダルクに関する話なので、内容は既に知っていた。 興味は、ロベール・ブレッソンが、その題材をどう料理するかであった。 結果として、ジャンヌに関する裁判が中心テーマになっており、史実に極めて忠実なる内容だった。 又、火刑に処せられるシーンは、間接的な描写に留まり、むごたらしさはそれほど感じられない。 ブレッソンは、ジャンヌという人物にまつわる伝記を、映像に残したかった。 ただ、それだけだったように思う。 それが賛否を分けると考えるが、個人的にはただ観流した感じに終わってしまった。 裁判のシーンが断続的にただ流れるのを観るのは、正直、退屈感があり、決して面白いとは言えない。 というより、この題材自体が面白いものではない。 楽しむために観る作品ではなく、ブレッソンスタイルそのままに、有名なジャンヌ・ダルクの最期を、映像として観るというスタンスが、正しい観方のような気がする。


c0073737_5333837.jpg『おとうと』(2009/日本)
【監督】山田洋次
★★★★★
素直に感動した! 吉永小百合の演技が素晴らしい。 単なる綺麗な女優さんではなくなっていた。 そしていつまでも美しい。 山田洋次監督作品を観るのはこれで60本目。 山田監督の名だたる作品群の中でも、本作は決して劣らない1本だと思う。 一人の人間の荘厳な死を見届ける。 実に身に迫るテーマ。 いずれ私も誰かを看取り、私自身もいずれは看取られる。 誰にでも必ずや起こる当たり前の出来事。 それを真っ向から演出した山田監督の力量は、流石だと言わざるを得ない。




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# by nijibabu | 2012-02-23 05:34 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.2.18)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_9362211.jpg『裸の十九才』(1970/日本)
【監督】新藤兼人
★★★★
新藤兼人監督の作品はそれなりに観てきたが、本作が個人的には一番。 主人公の生い立ちを丁寧に描くことで、暴発する要因となった背景が浮き彫りにされている。 集団就職で東京に出てきたが、仕事から何から全てがうまくいかず、歯車が狂う。 だがそれはきっかけに過ぎない。 主人公が暴走し、連続殺人を犯すに至った根本的要因は、その生い立ちにあった。 不遇な生い立ちを経て大人になった人間は、一生、その不幸な生い立ちを背負い続けねばならない。 それを、監督の新藤兼人は訴えたかったのだと思われる。 勿論、不幸な生い立ちを経験した全ての人間が殺人を犯すわけではない。 だが、大なり小なり、社会で疎外感を感じるであろうことは、想像に難くない。 ただその一方で、目を覆いたくなるほど凄惨なシーンが、主人公の生い立ちを描く部分において沢山出てくる。 これにはさすがに暗い気持ちになった。 暗い気持ちになる映画は、あまり好きではないが、作品の重厚さとメッセージ性の強さが秀でているので、映画として十分に楽しむことができた。


c0073737_9381682.jpg『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』
(2008/アメリカ・シンガポール)
【監督】デイヴ・フィローニ
★★★★
いつも映画鑑賞のご参考にさせて頂いている用心棒さんが絶賛されていたので観てみた。 これがおっしゃる通り、素晴らしい出来。 新3部作は、元々CG部分が多いので、違和感なく観ることができた。 話としては、おそらくエピソード2と3の間、すなわち「クローン戦争」を題材にしていると思われるが、2と3をつなぐ作品として、有意義な内容となっている。 アナキンがアナキンに見えないのはご愛嬌としても、SW好きの私からすると、おまけをひょんなことから観ることができた感覚で、嬉しさ倍増。 SW好きの体が反応してしまった。 また、SWシリーズを観返したいと思ったほど、SW魂に火がついた格好だ。 例えば、本作のようなCGアニメで良いので、エピソード7以降も作品にしてくれたら有難い。 勿論、実写の方が良いに決まっているが、実写が無理なら全然CGアニメでOK! いやー、それにしても良かった! 久しぶりにSWの世界に引き戻された感覚だ。




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# by nijibabu | 2012-02-18 09:40 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
【訃報】女優の淡島千景さんが死去
日本映画黄金期に活躍し、近年でも尚、ご活躍されていた数少ない女優の一人、淡島千景さんが2月16日、膵臓がんでお亡くなりになられました。
享年87歳でした。

どんどん往年の俳優・女優さんが、お亡くなりになっていきます。
特に淡島千景さんは、最近まで現役でテレビなどにも出演されていた方なので、余計に寂しい思いがします。

謹んで哀悼の意を表します。



管理人
にじばぶ


 
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# by nijibabu | 2012-02-17 10:13 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
【訃報】女優の三﨑千恵子さんが死去
映画『男はつらいよ』で、寅さんのおばちゃん役でお馴染み、女優の三﨑千恵子さんが、2月13日にお亡くなりになられました。
享年92歳でした。

『男はつらいよ』全48作の全てに出演した、数少ない出演者の一人でした。

謹んで哀悼の意を表します。



管理人
にじばぶ


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# by nijibabu | 2012-02-17 10:10 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
【訃報】元大相撲力士、久島海啓太氏死去
久島海啓太氏が2月13日に急死されました。
享年47歳でした。

私は映画好きであると同時に、大の大相撲ファンでして、久島海啓太氏の急死のニュースは大変ショックでした。
元々、心臓が弱かったそうです。


久島海啓太氏は、学生相撲出身の方の中では、最も偉大な記録を残された方です。

高校時代に3年連続高校横綱。
更には、アマチュア横綱(略してアマ横綱)のタイトルも獲得。

高校生でアマ横綱になるためには、高校生でありながら、大学生や社会人などに混じって、トーナメントで優勝する必要があります。
これがいかに凄いことか。
ちなみに、高校生でのアマ横綱は史上初の快挙でした。

その後、大学生になった久島海啓太氏は、3年連続学生横綱という、これまた快挙を成し遂げます。
大学4年間で、凄い人でも普通、学生横綱に1回輝けば、十分な実績で、大相撲の世界で優遇処置がなされます。
それを久島海啓太氏は、3年連続で成し遂げたのです。
大学時代に獲得したタイトル(優勝したトーナメント)は、合計で28個。
これまた史上初の快挙です。

こうして“快挙”、“史上初”を連発し、文字通り鳴り物入りで大相撲界にデビューした久島海啓太氏。

残念ながら、大相撲界では大きな実績を残せませんでしたが、こうした偉大な実績を残した方が、大相撲界にデビューしたニュース自体がセンセーショナルな出来事でした。

47歳という、あまりにも早すぎる死。
久島海という名をよく知る人にとっては、あまりに哀しい訃報でした。

謹んで、哀悼の意を表します。



管理人
にじばぶ
 
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# by nijibabu | 2012-02-17 10:05 | Comments(0)
最近観た映画(2012.2.12)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_9324532.jpg『アンナ・カレーニナ』(1997/イギリス・アメリカ)
【監督】バーナード・ローズ
★★★
実に14年ぶりに再見。 よっぽどのお気に入り作品でない限り、基本、二度は同じ映画を観ないのだが、これはどうしても気になって再見するにいたった。 それはやはりソフィー・マルソーの魅力に尽きる。 この時30歳を超えていたはずだが、妖艶な魅力と同時に、幼ささえも感じるから素晴らしい。 実に悲劇的なお話で、目を背けたくなる内容。 だが、命をかけた愛というものの凄みを堪能できた。 全てを捨てて愛に走るというのは、言葉ではたやすいが、実際にはこの映画の内容の様に、過酷であり残酷な結末をたどるのだろう。 そういった内容を絶妙に表現した内容は、原作の素晴らしさに起因するところだろう。 トルストイなんて、名前しか聞いたことがないが、この映画を通して、その凄さを知ることができた。


c0073737_9345976.jpg『スミス都へ行く』(1939/日本)
【監督】フランク・キャプラ
★★★
いかにもアメリカのクラシック映画という感じで、最初は嫌気がさしたが、観てみると意外にも入り込みやすく、普通に楽しめた。 お気楽アメリカ人が描く、理想物語の範疇からは逃れられないものの、純粋たる人間の根性と意気込みを観た気がして、悪い気分にはならない。




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# by nijibabu | 2012-02-12 09:35 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.2.9)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_9545165.jpg『ゲルマニウムの夜』(2005/日本)
【監督】大森立嗣
★★★
元々、暗めのトーンでカメラが引き気味の映像って好みじゃないのだが、それ以上に内容が生理的に合わなかった。 ただグロテスクだけならともかく、生理的に合わない。 むしろ、はっちゃけたグロ映像ならそれはそれで刺激的で楽しめるが、本作のそれは地味にグロテスクな描写を間接的に映しているだけで、面白みや刺激性に欠けるのである。 退屈はしない内容だが、確実に観る人を選ぶ映画であり、私にとってはストーリーうんぬんより、クドイようだが生理的に合わなかった。


c0073737_1012557.jpg『ヘッドショット』(2011/タイ・フランス)
【監督】ぺンエーグ・ラッタナルアーン
★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_1061587.png『二百萬人還る(人生への回帰)』(1949/フランス)
【監督】アンドレ・カイヤット/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー他
★★★
5話からなるオムニバス映画。 第二次大戦後、大量の捕虜がフランスへと帰還した。 戦勝国とはいえ、5年も町を離れていた帰還兵たちにとって、種類は違えど、様々な苦悩が彼らを待ち受けていた。 5話の中で、4話目と5話目を撮ったジャン・ドレヴィル監督の作品が素晴らしかった。 全く知らない監督だが、素晴らしい短編を撮る監督だ。 この監督の撮った長編映画を観てみたいものだ。 逆に期待していたアンドレ・カイヤットとアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの作品は普通の出来で残念。 こういう何人もの監督が競作する形で作られたオムニバス映画って、短編でこそ力を発揮したりする監督がいたりして、意外性があって面白いという見方もある。 やはり、オムニバス映画はなんだかんだ言って好きだ。 次は同じくオムニバス映画の『七つの大罪』でも観よう!




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# by nijibabu | 2012-02-09 10:08 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
ヘッドショット
c0073737_18263673.jpgヘッドショット』(2011)

上映時間:105分
製作国:タイ/フランス
ジャンル:ドラマ/犯罪もの


監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン

脚本:ペンエーグ・ラッタナルアーン






第24回東京国際映画祭コンペティション参加作品

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 実力派ラッタナルアーン監督(『地球で最後のふたり』)の新作は、警官からヒットマンに転向した男の命運をダークな画質で描くハードボイルド・スリラー。善と悪の境目にいる男を通じ、価値観の逆転を奇抜な発想で問う監督の才気が光る。(「タイランドハイパーリンクス」より。)
*****************************************************

c0073737_18351071.jpg私の一番好きな監督であるペンエーグ・ラッタナルアーンの最新作が、東京国際映画祭のコンペ部門で上映されるときき、観に行った。


月曜日の夜9時過ぎから六本木ヒルズで上映という、まことに過酷なタイムスケジュール。

それでも観に行くだけの魅力を感じる監督なので、次の日の撃沈を覚悟して足を運んだ。


本作は、ペンエーグ・ラッタナルアーンが得意とするサスペンスものである。

ハズレは無いと確信しつつも、期待が大きいだけに一抹の不安も。


c0073737_18353618.jpg時間軸が複雑に前後する構成だが、やや分かりにくい。

得意とするサスペンスもので、東京国際映画祭のコンペ出品ということで、賞も狙えるかと思ったが、やや厳しい分かりづらさ。

ただ、こういった時間軸の交錯するサスペンスものって、一般受けもいいので、私の好みとは別に高い評価を受ける可能性はもちろんあるだろう。


結論としては、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督作品で今まで観た中では、最下位という私的な評価だ。

c0073737_1836934.jpg映像はやはりペンエーグ・ラッタナルアーンらしさが抜群に出ていて、特に薄暗い森林でのシーンは、ペンエーグ・ラッタナルアーンにしか撮れないであろう特別な魅力を感じ、わくわくした。


しかし、それ以上に話がくどくて飽きがきてしまった。

話が堂々巡りというか、何が正義で何が悪かをしつこく追い過ぎている。

正義と悪の価値観の逆転に継ぐ逆転を、めまぐるしく描いたという意味で、評価される可能性はあるが、どうにもくどさが目立ち、最後にいつ終わるのか?という致命的な状態になった。


ストーリーテーラーとしてのペンエーグ・ラッタナルアーンの才能には、やや疑問を持ち始めてしまった。

でもこれは決してペンエーグ・ラッタナルアーンを嫌いになったとかではない。

ペンエーグ・ラッタナルアーン監督に私が期待することが明確になっただけである。


c0073737_18364184.jpgペンエーグ・ラッタナルアーン監督は、飛びぬけたセンスと個性を映像から感じることのできる稀有な監督である。

脚本は平凡な内容でいいので、その独自の映像美を、全面に押し出した作品を観てみたいと思った次第である。




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# by nijibabu | 2012-02-05 18:36 | ◆映画レビュー | Comments(0)
最近観た映画(2012.1.22)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_23543518.png『伽倻子のために』(1984/日本)
【監督】小栗康平

南果歩のふくらはぎが綺麗に撮られていると思ったら、後半、そのふくらはぎを男が触りまくる。 良かったのはこの部分のみ。 はっきり言って、つまらない映画。


c0073737_23544772.jpg『顔』(2000/日本)
【監督】阪本順治
★★★★
殺人を犯した人間が逃走する様を、実にリアルに描いている。 人間、何がなくても何とか生きていけるもんだなぁ、と別なところで感心してしまった。 行く先々で色んな人と出会い、別れ、ひどい目に遭い、ちょっとした幸せも感じた。 そして何より、劣等感の塊だった一人の女性が、逃亡生活の中でちょっとずつ自我を発掘し、今までの人生で抱えていた劣等感を克服して、活き活きとしていく様が実に興味深い。 社会から隔絶していた人間が、反社会的な行動に出た時、初めて社会と本当の意味で接することができた。 何たる皮肉、何たる人生の数奇さよ。 人間、どこまで堕ちたとしても、とりあえずは生きているべきだということ、それを本作から学ぶことができた。 実に有意義な2時間だった。




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# by nijibabu | 2012-01-22 22:36 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2012.1.14)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1332521.jpg『麻雀放浪記』(1984/日本)
【監督】和田誠
★★★★
モノクロの映像が実に自然で素晴らしく、風景もまたリアル。 戦後の荒涼とした状況の中で、博打に生きる男たちの生き様を通し、重厚な人間ドラマが実に巧く表現されている。 一方で、キャスティングについては好みに合わず、鹿賀丈史や加賀まりこ、大竹しのぶ辺りが、この戦後を舞台に描いたせっかくのリアル感を、少なからず損なわせている気がした。 しかし、主演の真田広之は意外にも良かったし、女衒役を演じた加藤健一がとにかくカッコよかった! ただ、あんな情け深い女衒じゃあ、商売にならないだろうに・・・ 麻雀については、ツミコミや賽の目の出し方テクニックなど、見所があった。 戦後の闇賭場として、バーだかクラブだかが出てきたが、場末で怪しげな雰囲気を醸し出していて、実に味わいがあった。


c0073737_1335173.jpg『GO』(2001/日本)
【監督】行定勲
★★★★
序盤はむやみにハイテンション・ハイスピードで物語が展開され、「こんだけブッ飛ばしておけば、つかみはOK!」的な、あざとい狙いが脚本に感じられる。 やはり、この脚本家は苦手だ。 中盤からは、在日をテーマにした恋愛ドラマにシフト。 ハチャメチャさだけで最後まで突っ走ってくれたら、おそらく傑作間違いなしだっただろう。 ところが、在日という変に真面目なテーマを掲げるているもんだから、どうにもアンバランス。 バイオレンスとスピード感、そしてほろ苦くも甘いラブストーリーだけで構成すれば十分だったんじゃないだろうか。 今から10年前の作品で、一応“ゼロ年代”の映画ということになるが、古臭さが既に感じられるから驚き。 この10年の日本映画の変わり様は、私が思っている以上に早いようだ。




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# by nijibabu | 2012-01-14 13:35 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2012.1.6)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_324985.jpg『台北に舞う雪』(2009/中国・日本・香港・台湾)
【監督】フォ・ジェンチイ
★★★★
おもいっきりベタな展開の恋愛映画だが、ストーリーよりも、映像の美しさ、風景描写の素晴らしさ、色使いの美しさに目を奪われた。 台湾特有の、街中を線路が突き抜けるロケーション。 その近くに建つ、おんぼろの家。 これらが美しい映像によって映し出されている時点で、ストーリーがむしろオマケにも思えてしまう。 主演の男女二人は、特別、美男・美女とも思えないが、かえって親近感をおぼえた。


c0073737_351031.jpg『エレクション』(2005/香港)
【監督】ジョニー・トー
★★★★
レオン・カーファイが、中山ゴンに似ているが、これがまたかっこいい!! 実にカチっとヤクザ役がキマっている。 要するに、香港の裏社会を描いたヤクザものだが、そこはさすがのジョニー・トー監督、後半にたたみかける様にアっと言わせるシーンが連発! 実に魅せてくれるヤクザ映画だ。 北野武のヤクザ映画とはまた異なる面白さを持った内容で、香港のチムチャーツイの夜景を堪能できるのも、また素晴らしい。




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# by nijibabu | 2012-01-06 03:06 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)