古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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タグ:クリストファー・ドイル ( 19 ) タグの人気記事
パラノイドパーク
c0073737_1103743.jpgパラノイドパーク』(2007)

上映時間: 85分
製作国: フランス/アメリカ
ジャンル: ドラマ/青春/犯罪

監督: ガス・ヴァン・サント

原作: ブレイク・ネルソン
脚本: ガス・ヴァン・サント
撮影: クリストファー・ドイル/レイン・キャシー・リー
編集: ガス・ヴァン・サント

出演: ゲイブ・ネヴァンス/テイラー・モンセン/ジェイク・ミラー/ローレン・マッキニー/スコット・グリーン/ダン・リウ

カンヌ国際映画祭 60周年記念特別賞

*****************************************************
c0073737_115836.jpg「エレファント」のガス・ヴァン・サント監督が、思春期の少年の揺れ動く内面をリリカルに見つめた青春ドラマ。スケートボードに夢中の16歳の少年アレックス。その日、スケートボーダーたちの憧れの公園“パラノイドパーク”へ向かった彼は、不良グループと出会い危険な遊びに誘われる。しかしその遊びの最中、彼は誤って警備員を死なせてしまう。事件とアレックスを結びつける証拠はないものの、罪の意識を強く感じるアレックス。それでもなんとか今までと変わらない日常を送ろうとするアレックスだったが…。
(「allcinema」より。)
*****************************************************

c0073737_1153239.jpg【ネタバレあり】時間軸をずらしたストーリー展開は不要だと感じたが、主人公が過失致死させたことについて、一度は手紙を書きながらもそれを燃やし、授業中は無気力にも居眠りをするという、いかにも全ての事柄に無関心だという若者の心理を描いたラストは、締めくくり方として非常に良かった。


電車に轢かれて体が上下に真っ二つ、切れ目からは内臓が飛び出し、上半身だけで這うという描写は、人間が上下真っ二つに裂けた時、下半身は動かず上半身だけは動くのか?という素朴でグロテスクな好奇心が残った。

というか、体が真っ二つに裂けているのに、しばらくの間生きていることが可能なのか、それ自体が甚だ疑問だが、事故の生々しい描写としては鮮やか過ぎるくらいの一種の美しさを感じた。

ショッキングさと相反する形で荘厳な音楽と共に静かに描かれたこの事故シーンは、独自のセンスを感じ、クリストファー・ドイルの映像と、それとシンクロするような音楽に非凡さを感じた。


c0073737_1243145.jpgアメリカとフランスの合作という良さが出ていたように思う。

それにしても、主人公が自首して品行方正な出来レース的予定調和なラストにならなくて安心した。

このラストに、フランス風味を感じた。




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by nijibabu | 2010-04-26 01:16 | ◆映画レビュー | Comments(0)
初恋(1997)
c0073737_22281597.jpg初恋』(1997)

上映時間: 97分
製作国: 香港
ジャンル: ロマンス

監督: エリック・コット

製作: ウォン・カーウァイ
脚本: オーシャン・チャン/イップ・リムサム
撮影: クリストファー・ドイル
音楽: カール・ウォン



出演: 金城武/エリック・コット/カレン・モク/リー・ウェイウェイ

*****************************************************
 「初恋」にまつわる物語を鮮烈なタッチで綴った一編。監督はDJ・俳優・デザイナーなど幅広い活動で知られる、ラップ・ユニット軟硬天師の一員エリック・コットで、本作が長編劇映画デビュー作。製作は本作が初のプロデュース作となるウォン・カーウァイ。撮影はクリストファー・ドイル出演は金城武、カレン・モク、本作がデビュー作のリー・ウェイウェイほか。
(「Movie Walker」より一部抜粋。)

 夢遊病の少女ウェイウェイと、彼女に付き添う夜間清掃夫ラム。いつしか彼女に好意を抱くが、全く夜の記憶が無い彼女にたえられなくなったラムは夢遊病のままの彼女とあることを決行する…。結婚式の当日に逃げ出した過去をもつ男ヤッピン。今は家族もいる彼だが、いつかかつての恋人カレンに殺されるのでは、と思っていた。そんな彼の前に10年ぶりにカレンが現れ…。夜の香港の街を舞台に、初恋にまつわる二組のカップルを描く、おとぎ話のようなラブストーリー。
(「TSUTAYA online」より。)
*****************************************************

ウォン・カーウァイ製作、クリストファー・ドイル撮影、金城武出演という、まさに鉄板の組み合わせで、監督の腕次第では、『恋する惑星』『天使の涙』に匹敵する作品が出来上がる要素は十分だったのだが・・・


俳優出身のエリック・コットが、カーウァイから打診を受けて2年かけて作ったという不要なエピソードがあまりにしつこすぎて、作品全体の雰囲気を台無しにしている。

金城武とリー・ウェイウェイ共演のパート、「夢遊病の少女と精神病の清掃員」の話が素晴らしいできだっただけに余計に残念!


c0073737_2228528.jpg不夜城の香港を舞台にしていて、香港の夜の雰囲気が十分に表現された傑作だった。

リー・ウェイウェイは脚が綺麗で、しかもそのサービスショットも多く、見とれてしまった。

金城武は、相変わらず香港の夜を彷徨う男が良く似合う。


一方、もう一つのパートである「10年前に結婚が嫌で逃げた男と、逃げられた女の再会と復讐」を描いたパートはいまいちの出来。

ドイルの幻想的な映像とこのような現実的すぎる話は合っていない。


ラストは監督が出てきて、この作品を作り終えた感想を涙顔で語って終わるのだが、これがちっともよろしくない。

大体、おっさんの涙なんてラストに観たくない!

これじゃあ、「天使の涙」じゃなくて「おっさんの涙」だよ!




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by nijibabu | 2010-03-21 22:28 | ◆映画レビュー | Comments(0)
緑茶
c0073737_1936479.jpg緑茶』(2002)

上映時間: 89分
製作国: 中国
ジャンル: ロマンス/ドラマ

監督: チャン・ユアン

脚本: チャン・ユアン/ジン・レンシュン
撮影: クリストファー・ドイル


出演: ヴィッキー・チャオ/チアン・ウェン/ファン・リジュン/ワン・ハイジェン


*****************************************************
 孤独な男女の恋の駆け引きを描くスタイリッシュなラブ・ストーリー。ヴィッキー・チャオが内気な学生と奔放なピアニストというニ役を魅力的に演じている。緑茶で相手との相性が分かると信じる内気な性格のファンと誰とでも関係してしまう奔放な性格のランラン。顔はそっくりな二人と知り合い、心が揺れるミンリャンだったが……。(「eiga.com」より。)
*****************************************************

c0073737_19445151.jpgある女と男は見合いをした。

女は見合いを繰り返す内気な性格。
それに対し、男は見合いは初めてで、そんな内気な女性に興味を持ち、執拗にまとわりつく。

そんな矢先、男はその見合い相手の女性とそっくりなピアニストと出会い、やがて男は、この二人の女が同一人物なのでは、と疑い持つようになるが・・・

世界を股にかける名カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影を担当し、緑茶のごとき清涼感と苦味を味わえる作品である。

*****************************************************

c0073737_23455225.jpgDVDジャケットの雰囲気や、撮影をクリストファー・ドイルが担当しているところなど、期待は大きすぎるほどに膨らんだ。

期待を十分に満たしてくれたとは言い難いものの、それでも並の作品ではなかった。

実に余韻を残すストーリーで、ドイルの映像と相まって、鮮烈な印象を残した。

この監督の他の作品も是非観てみたくなったほどだ。


c0073737_19435568.jpg主演女優のヴィッキー・チャオは、それほど好みの顔立ちではないが、実に画的に映える女優だ。

ドイルの映像とのコラボレーションは、それになり成功していたのではないだろうか。


c0073737_19454627.jpg又、特筆すべきなのが、その音楽。

ラストで流れるアップテンポな音楽には、何か胸躍るものを感じた。

終り方の余韻もなかなかで、幾度かの鑑賞にも耐え得るレベルの作品だと思われる。


c0073737_23442689.jpgストーリーは、ロマンス色よりもミステリー色の方が強く出ている為、謎かけ話が好きな人にとってはそれなり楽しめる内容だが、ムーディなロマンス劇を期待すると、少し物足りないかもしれない。



いずれにしても、本作がアジア映画ならではの魅力を放っていることは間違いないし、自分の好みど真ん中ではなかったにしても、並の作品からは決して感じられぬ空気感を、感じ取ることができた作品であった。


又、日本だとこういう作品は創れないだろうなぁ、とも思うわけで、アジア映画の良さを満喫できたという点については、十分満足のいく作品であった。




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by nijibabu | 2009-11-29 19:46 | ◆映画レビュー | Comments(0)
最近観た映画(2009.4.3)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_21191.jpg『ガス燈』(1944/アメリカ)
【監督】ジョージ・キューカー
★★
シャルル・ボワイエとイングリッド・バーグマン共演ということで鑑賞してみた。 やっぱり、アメリカ映画とは相性が悪いみたい。 途中、いや、最後までよく分からんかった。 結局、ボワイエが悪くてつかまったんか、というだけの印象。


c0073737_2121662.jpg『北北西に進路を取れ』(1959/アメリカ)
【監督】アルフレッド・ヒッチコック
★★★
やっぱり、アメリカに引っこ抜かれてからのヒッチコック作品は、都合よく展開が二転三転しすぎだなぁ。 ヒッチコック作品の初期に感じられた、あのみなぎる緊迫感が二の次にされ、観客をただ飽きさせないことばかり執心しているように感じる。 これはひとえにアメリカという国の影響かもしれない。 ミステリーで観客をのめりこませ、二転三転するストーリー展開で観客を飽きさせず、最後はハラハラドキドキさせてTHE END。 まあ、確かに卒がなくて無難なんだけど、結局はアメリカ映画なんだなぁ。 ヒッチコックの良さは、もっと他にあると思う。 個人的には、サスペンス全開の初期ヒッチコック作品の方が好きだ。


c0073737_2133110.jpg『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』
(1998/イギリス)
【監督】ガイ・リッチー
★★★★
まあ、脚本ありきの映画。 はっきり言って細部の話なんか理解できないし、説明不足。 だけど、最後までひっぱるパワーと面白さはある。 余韻に浸れるような作品ではないが、無難に楽しめる作品ではある。


c0073737_2161536.jpg『ラフ ROUGH』(2006/日本)
【監督】大谷健太郎
★★★
ストーリーは究極にベタで、まるでテレビドラマの様。 出演者たちの演技も巧いとは言い難い。 だが、しかし、そんなことは関係ない! これは、長澤まさみの水着姿、そして、彼女の色白肌を愉しむべき作品だからだ! 本作の長澤まさみほど美しい長澤まさみを私は観たことがない。 この頃より若かった頃は、単なる生意気な少女風情だったし、その後は肌も汚くなり、脂肪も増えた。 この頃の長澤まさみは、まさに一瞬たる奇跡の美しさを放っていた。 それを、V字に食い込んだ豪快な水着で、ここぞとばかりに発揮した素晴らしき作品。 映画の出来なんか関係なく、それが観られるだけで、男性諸氏なら観る価値のある作品と言えるだろう。


c0073737_2171974.jpg『くちづけ』(1955/日本)
【監督】筧正典/鈴木英夫/成瀬巳喜男
★★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_21105610.jpg『旅役者』(1940/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_21105558.jpg『パリ、ジュテーム』
(2006/フランス・ドイツ・スイス・リヒテンシュタイン)
【監督】ガス・ヴァン・サント/ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/クリストファー・ドイル/諏訪敦彦/ジェラール・ドパルデュー/トム・ティクヴァ/オリヴィエ・アサヤス ほか
★★★
トム・ティクヴァ監督の作品とクリストファー・ドイルの作品が良かった。 後は流し見した感じ、というか、流し見にならざるを得ない感じ。 何しろ、一篇につき5分というのは、短すぎる。 『10ミニッツ・オールダー』では、10分だったが、その作品において、10分あれば十分堪能できるのが映画だと感じた。 しかし、5分だと厳しかった。 その点、トム・ティクヴァの作品は早送りの様なスタイルを採っており、威力を発揮していた。 アイデアの勝利だろう。 全体としてみた時、ジーナ・ローランズは、ずば抜けて存在感を発揮していた。 さすがの一言に尽きる。




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by nijibabu | 2009-04-03 21:15 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
wkw/tk/1996@7'55''hk.net
c0073737_5311965.jpgwkw/tk/1996@7'55''hk.net』(1996)

上映時間: 10分
製作国: 香港/日本
ジャンル: バイオレンス/ショート(短篇)

監督: ウォン・カーウァイ

撮影: クリストファー・ドイル
音楽/美術/編集: ウィリアム・チャン
衣装/エグゼクティヴ・プロデューサー: 菊池武夫

出演: 浅野忠信/カレン・モク

************************************
 世紀末の香港に生きる日本人青年のある日常を、モノローグでスタイリッシュに切り取った短編。監督は90年代を代表する映画作家ウォン・カーウァイ。かねてファンだったファッション・デザイナー菊池武夫の打診を受け、彼をエグゼクティヴ・プロデューサーに迎え、短期間で脚本もない状態で即興的に撮り上げた。撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集のウィリアム・チャンは「天使の涙」などでおなじみのカーウァイ組の常連スタッフ。出演は「ACRI」の浅野忠信、「天使の涙」のカレン・モク。一部がテレビ各局でワールドのCMとしても放映された。
(「goo 映画」より)
***********************************************

ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇をついに観ることができた!


この頃のカーウァイとドイルが生み出す映像は、やっぱりかっこよすぎ!

c0073737_533672.jpg浅野忠信も、まだキレ味の鋭さが残っており、これまた負けず劣らずかっこよかった。


『恋する惑星』などの、油の乗り切った頃のウォン・カーウァイが送り出した作品だけあって、あの頃の雰囲気をそのまま感じることができる。

なかなか観る機会はないかもしれないが、どこかで上映された際には、お見逃しなく!

言うまでもなく、ウォン・カーウァイと浅野忠信ファンの方は、必見の短篇映画だ!



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by nijibabu | 2008-03-01 05:33 | ◆映画レビュー | Comments(7)
恋する惑星
c0073737_19141488.jpg恋する惑星』(1994)

上映時間: 101分
製作国: 香港
ジャンル: 青春

監督: ウォン・カーウァイ

脚本: ウォン・カーウァイ
撮影: クリストファー・ドイル/ケン・ラーワイ
美術: ウィリアム・チャン
音楽: チャン・ファンカイ/ロエル・A・ガルシア

出演: トニー・レオン
フェイ・ウォン
ブリジット・リン
金城武
ヴァレリー・チョウ
***********************************************
警官223号は雑踏の中ですれちがった金髪の美女に恋をする。同じ頃、小食店の新入りの娘フェイは店の常連、警官633号に恋をする。
c0073737_19210100.jpg4人の男女の恋愛を大胆なドラマの構成と独創的な映像美で綴る。冒頭の、夜の香港を疾走するカメラが捉えた映像が絶品。全編を彩るテーマ曲も素晴らしい。

(「TSUTAYA online」より)
***********************************************

私が生涯観てきた作品の中でもTOP5に入る、宝物の様な作品。

音楽も素晴らしいし、金城武やトニー・レオンも素晴らしい。


返還前の香港の夜を知っている人には、たまらない映像の数々。

実際に香港に行ったことがあるかどうかでも、見方はかなり変わるかも。


パイナップルの缶詰、トニー・レオンが女性を口説くシーンなど、その他どれをとっても記憶に残るシーンばかり。

c0073737_19191486.jpgこれらにクリストファー・ドイルのカメラが一役かっていることは間違いない。

やはりドイルは天才だ。

本作でドイルのファンになり、今でも彼の撮る作品は追い続けている。


又、舞台となった重慶(チョンキン)マンションには実際に宿泊したことがあるので、その点においても感動が高まった。


本作くらいの作品を、またカーウァイに撮ってもらいたいなぁ。



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by nijibabu | 2008-02-07 19:22 | ◆映画レビュー | Comments(9)
愛の神、エロス
c0073737_14242346.jpg愛の神、エロス』(2004)

上映時間: 109分
製作国: アメリカ/イタリア/フランス/中国
ジャンル: ロマンス/ドラマ/エロティック
R-15

監督: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」

原案: ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」

脚本: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
トニーノ・グエッラ 「エロスの誘惑~危険な道筋」

c0073737_14521234.jpg撮影監督: クリストファー・ドイル 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
マルコ・ポンテコルヴォ 「エロスの誘惑~危険な道筋」

美術監督: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」

衣装: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
ミレーナ・カノネロ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」

出演: コン・リー/チャン・チェン/アラン・アーキン/ロバート・ダウニー・Jr/エル・キーツ/クリストファー・ブッフホルツ/レジーナ・ネムニ/ルイーザ・ラニエリ

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c0073737_144946100.gif「花様年華」「2046」のウォン・カーウァイ、「セックスと嘘とビデオテープ」「オーシャンズ12」のスティーヴン・ソダーバーグ、「情事」「欲望」のミケランジェロ・アントニオーニ、いずれ劣らぬ世界の名匠3人が愛とエロスをテーマに競作した贅沢なオムニバス映画。
 (「allcinema」より。)
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『若き仕立て屋の恋』は勿論素晴らしいが、やはりアントニオーニの『危険な道筋』でしょう。

c0073737_15105944.jpg何かと批判されがちな本作のアントニオーニ短篇ですが、個人的にはかなり気に入っています。

まず映像が綺麗。

そして、アントニオーニ色が、そこかしこに散りばめられていて、思わず目を細めてニンマリしてしまいました。

車が三叉路を戻ったり、支柱すれすれに通ったりする何気ない(意味のない?)シーンに、アントニオーニの香りを感じました。


c0073737_7412277.jpgそれと、男性が女性の住むお城を訪ねる際に階段を登った時、不自然な風が吹きますが、あれを観て私は『欲望』を思い出しました。

『欲望』の公園に吹いたあの不自然な風。

あれを想起させませんか??

c0073737_7414242.jpgえ?想起させない??
いや、そんなことはないですよ。
想起させますよ!

いや、絶対に!!

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c0073737_15112296.jpgところで傑作間違いないウォン・カーウァイの「若き仕立屋の恋」ですが、本作の魅力を女性諸氏には理解できないのでは?という不安が沸き起こりました。

なぜならば、男性側から見た非常に直接的な性的欲求が根本に横たわっているからです。

そして、自慰的行為として青春時におぼえる「手」による行為。
その流れから、憧れの女性の「手」というものは、女性から見た単なる「手」とは異なり、感動的で純愛的な感触を生む。

「手」という器官を通して伝わる男性の純愛的な性的欲求。

これがまさに本短篇の副題に掲げられた“純愛”を指すわけなのです。


以上の様な意味合いで、“女性には分からないだろうな”という言葉を敢えて使わせて頂きました。

これは決して女性を見下しての意見ではなく、上記の様な理由に基づく記述ですから、どうか誤解のないようにお願い致します。<m(__)m>


それにしても主演のコン・リーは色っぽい!



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by nijibabu | 2008-02-04 15:12 | ◆映画レビュー | Comments(7)
「浅野忠信 作品リスト」を更新(57作品目)
「浅野忠信 作品リスト」を更新しました。

今回は57作品目となる『wkw/tk/1996@7'55"hk.net』を追加しました。
リンク先をご参照下さいませ。


管理人


(追伸)
長年追い求めてきた、ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇をついに観ることができました!この頃のカーウァイとドイルが生み出す映像は、やっぱりかっこよすぎでした!この頃の浅野忠信も、まだキレ味の鋭さが残っており、これまた負けず劣らずかっこよかったです!
 
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by nijibabu | 2007-09-20 19:42 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇映画が11年振りに公開
シネマート六本木で先日『wkw/tk/1996@7'55"hk.net』という、ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇作品が11年振りに上映されました。

主演に浅野忠信、監督はウォン・カーウァイ、そして撮影はクリストファー・ドイルというメンバーにより撮られた幻の短篇映画です。

製作年は1996年で、直前に『恋する惑星』や『天使の涙』という傑作をカーウァイは撮っており、あの頃のテイストが凝縮された短篇らしいです。


そして本作は、『浅野忠信出演作、全制覇』をもくろみ、又、ウォン・カーウァイ監督のファンでもある私が、ずっと観てみたいと思い続けてきた作品でした。

しかも大好きなクリストファー・ドイルによる撮影で、しかもあの『恋する惑星』的な雰囲気と映像の中で、浅野忠信が主演を演じた作品。

ノドから手が出るほど、観てみたい作品でした。


しかし・・・

見逃しました。

この短篇が上映されることを知ったのは、六本木での上映期間が終わった後でした。

『インビジブル・ウェーブ』の上映終了後にセットで上映されたらしいのですが、『インビジブル・ウェーブ』自体は新宿の映画館で観ました。

もし六本木の方で観ていれば、この短篇が併映されることは偶然にも知ることができたと思うんですが・・・


これは言葉に言い現せないほど、残念です。

次はいつ上映されるやら。(23日から梅田や心斎橋で上映されるらしいですが、私が住んでいるのは関東なものですから・・・)


もしまた奇跡的に上映される日が来たり、DVDが何かの付録で出るかしたら、是非こちらに情報をお寄せ頂けると嬉しいです。

ウォン・カーウァイ監督の『wkw/tk/1996@7'55"hk.net』という短篇映画です。

よろしくお願い致します。<m(__)m>


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(以下は、上映された映画館のホームページよりコピーしたものです。)


c0073737_12331380.jpg幻のショートムービー『wkw/tk/1996@7’55”hk.net』 6月23日より上映決定 !!

 浅野忠信×クリストファー・ドイル×TAKEO KIKUCHI…『インビジブル・ウェーブ』の3強が参加した幻のショートムービー『wkw/tk/1996@7’55”hk.net』。
TAKEO KIKUCHIのプロモーション映画としてウォン・カーウァイ監督により製作され、その後ファンの間で幻の名作として語り継がれてきた秘蔵作が、たくさんのリクエストに応え、『インビジブル・ウェーブ』上映時のスペシャル特典としてシネマート心斎橋でも上映することとなりました。
この企画のため、倉庫の奥深くに眠っていた映像素材を、実に数多くの方々のご協力をいただいて、やっと見つけ出しました。ベッドの上でマシンガンを乱射する格好良くすぎる浅野忠信をスクリーンで味わえるまたとないチャンス!絶対にお見逃しなく!

■『wkw/tk/1996@7’55”hk.net』
(1996年/香港=日本/8分)
出演:浅野忠信、カレン・モク 監督:ウォン・カーウァイ/撮影:クリストファー・ドイル/衣裳:TAKEO KIKUCHI
■上映劇場:シネマート心斎橋 6/23(土)~7/6(金)
『インビジブル・ウェーブ』最終回のみに併映




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by nijibabu | 2007-06-24 12:35 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
インビジブル・ウェーブ
c0073737_18113580.jpgインビジブル・ウェーブ』(2006)

上映時間: 115分
製作国: タイ/オランダ/香港/韓国
初公開年月: 2007/05/26
ジャンル: ドラマ/犯罪


監督: ペンエーグ・ラッタナルアーン

脚本: プラープダー・ユン
撮影: クリストファー・ドイル
美術: サクシー・ジャンランシー
音楽: フアラムポーン・リッディム
出演: 浅野忠信
カン・ヘジョン
エリック・ツァン
光石研
マリア・コルデーロ
トゥーン・ヒランヤサップ
久我朋乃
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 「地球で最後のふたり」のペンエーグ・ラッタナルアーン監督が再び浅野忠信を主演に迎えて贈る国際色豊かなアジアン・ロードムービー。脚本のプラープダー・ユン、撮影のクリストファー・ドイルはじめスタッフ陣も再結集。
 共演には韓国のカン・ヘジョン、香港のエリック・ツァン、日本の光石研。愛する人を自ら殺した男が、罪悪感を抱えて旅立った異国の地で不思議な人々と出会うさまを描く。
 香港のレストランで料理人として働くキョウジは、店主であるボスの妻と秘密の情事に溺れていた。しかし、ボスから彼女の殺害を命じられ、やむなく毒殺を実行する。任務を果たしたキョウジは、ボスから休暇を言い渡され、タイのプーケット島へと向かう船に乗り込む。船上で彼は、ミステリアスな女性ノイと出会うが…。
(「allcinema」より)
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『地球で最後のふたり』は私にとってマイベストな映画。

その『地球で最後のふたり』と同じ監督、同じカメラマン、同じ脚本家、そして主演も同じ浅野忠信で撮られた本作。


『地球で最後のふたり』で感動し、「次回作も同じスタッフで撮る」というニュースを入手してから待つこと、実に3年余り。

この『インビジブル・ウェーブ』という作品を観るために、私は3歳も歳を取ってしまったのです。

そして2007年5月26日は、記念すべき日本での初公開日。

気合いを入れて前売り券を前売り発売日に入手し、それを握り締めて公開初日に映画館に行ってまいりました!

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まずは映画館から。

席数は60席程度で、かなり小さめの映画館。
そしてこの日は公開初日。

普通ならあっという間に満席となるところであろうが、なんと埋まったのは全体の3分の1程度。

公開初日というのに、である。

まあ仕方ない。
これが現実。

別に人気がなくたって関係ない。
賞を逃したからといって関係ない。

何故なら、監督がペンエーグ・ラッタナルアーンで、撮影がクリストファー・ドイルで、原作・脚本がプラープダー・ユンで、主演が浅野忠信なのだから。

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前売り券を渡したら、券と一緒に“プーケット・ビール”をもらった。

本作の舞台にもなっているタイ・プーケットの地ビールだ。

いやぁ、いいじゃないですか。
粋な計らいですよ。
気分が盛り上がります!


さて、前置きが長くなりましたが、簡単にレビューを書いてみたいと思います。

なんせ、公開したばかりですし、ネタバレしてしまうのもこわいので。

さわりだけ語ってみましょう。

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映画は極めて静かにスタート。

最初は上記あらすじにもあるように、浅野忠信演じる主人公が、“ボス”の女性を殺めるシーンから始まる。

地下室の様な、独特の暗い感じのする部屋で、これがいい雰囲気を出している。

既にドイルのカメラのニオイを感じる。
素晴らしい。

この冒頭のシーンでは直接出てこなかったが、作品の中盤に突如映される毒殺シーン。

“ボス”の妻は浅野忠信に毒をもられ、苦しみもがきながら死んでいく。

これがなかなかに迫真の演技。

最後に“ビクッ、ビクッ”と痙攣。
あー、コワイ。

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予定通り“ボス”の妻を毒殺した浅野忠信は、“ボス”の手配した船に乗って、香港からタイのプーケットへと渡る。

ここからいよいよ、私の大好きな“ロード・ムーヴィ”のはじまりはじまり。


えらい汚い船で、何故か人気(ひとけ)が感じられない。
誰もいないのだ。

間接的に窓の向こうに人影が見えたり、部屋を船員などが訪れたりはするが、基本的に浅野忠信以外の人間が出てこないのだ。

後に甲板に出てカン・ヘジョン演ずる女性と出会うまでは、こんな調子でずっと一人きり。

これがとても気味悪く、奇妙な雰囲気を演出することに成功していた。

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あ、そういえば、エレベーターの中でも浅野忠信の旧友と名乗る奇妙な日本人男性と遭遇したっけ。

ここでの浅野忠信の振る舞いやリアクションがとても良かった。

別に普通に聞いてる分には、特別、面白くもない会話なのだが、浅野忠信のリアクションが面白かったのだ。

この辺りは浅野忠信ファンでないとなかなか理解してもらえないところなので、詳細な説明は割愛させて頂く。

逆に、浅野忠信ファンならば、この奇妙な男性に対する浅野忠信のとぼけた対応に注目すべし。

これを演じた浅野忠信、そしてこれを演出したペンエーグ監督はさすがのセンスである。

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その後、部屋に戻った浅野忠信。

シャワー・ルームに入るが、そこでシャワーの操作の仕方が分からず、頭に水をかぶったりしてしまう。

これ自体も結構ウケたが、もっとウケたのは浅野忠信の伝家の宝刀“独り言のつぶやき”である。

「わけわかんねーよ。」

ともらす浅野忠信。

やっぱり浅野忠信のツブヤキ系演技はサイコーです。

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さてさて、こんな調子でずっと見所を全て書いていくと、あまりに長くなり過ぎてしまうので、この辺でやめておきます。

ところで本作では、香港島やタイ・プーケットの風景を名カメラマン、クリストファー・ドイルが見事なまでに美しく、そして独創的に映しています。

これは見事の一言。
というか、彼はやっぱり天才ですね!

あんな映像、彼以外の誰にも撮ることはできませんよ。

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そして音楽。

『地球で最後のふたり』と同じ感じの音楽が本作でもずっと流れ続けます。

同じ感じの音楽なんで、おそらく同じ人が音楽を担当したんじゃないかと思います。

静かなBGMでしたが、ペンエーグ監督とドイルが描き出す世界観に見事にマッチしており、これまた最高でした。

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本作ですが、結論から言うと満足はできました。

ただ、前作『地球で最後のふたり』と比べてしまうとさすがに見劣りはします。


ですが、『地球で最後のふたり』は私にとってマイベストな映画です。

ですから『地球で最後のふたり』より見劣りするとは言っても、それは“つまらない”という意味ではありません。念のため。

ロード・ムーヴィちっくなところも良かったですし、ドイルの撮ったアジア各国の映像美も感動しましたし、浅野忠信の魅力も十二分に発揮されていた久しぶりの作品でした。

ただ、ストーリーにそれ程の厚みはありませんし、話も淡々とゆっくり進むので、人によっては退屈な映画に感じてしまうかもしれません。

この辺が賞を逃したことを含め、本国タイでも観客から支持を受けることができなかった理由なんじゃないかと思います。


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by nijibabu | 2007-05-27 19:08 | ◆映画レビュー | Comments(7)