古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
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【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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タグ:今村昌平 ( 9 ) タグの人気記事
豚と軍艦(1961/日本)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_22594921.png『豚と軍艦』(1961/日本)
【監督】今村昌平
★★★
この作品って、邦画の歴史上、必ずといってもいいくらい名前の挙がる有名な作品。 だけど、意外とそんな良いとは思わなかった。 これだけ評価されている理由はよく分かる。 豪華キャスト、人物描写の細かさ、終盤のド派手な演出もあり、人間ドラマとしてもよく出来ている。 だが、しかし、これは好みの問題だろうけど、終始うるさいというか、なんだか深みが感じられない。 悪い作品では決してないのだが、心に深く突き刺さるものがない。 この時代の邦画は、全体的にレベルが高いので、本作が特別に傑出した作品だとは思わない。 よくできた作品ではあるが、邦画の歴史に名を刻む作品としての凄みは、それほど感じられなかった。



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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2016-01-13 23:02 | ◆映画関連 その他
盗まれた欲情
c0073737_829382.jpg盗まれた欲情』(1958)

上映時間:93分
製作国:日本
ジャンル:ドラマ

監督:今村昌平

原作:今東光
脚本:鈴木敏郎
撮影:高村倉太郎
音楽:黛敏郎

出演:長門裕之南田洋子/滝沢修/喜多道枝/柳沢真一/香月美奈子/小沢昭一

◆ブルーリボン賞 新人賞(今村昌平)

*****************************************************
 今東光原作の『テント劇場』を、今村昌平が第1回監督作品として映画化した風俗ドラマ。大阪は河内地方のドサまわり一座。大学出の文芸部員・岡田信吉は小難しい理論をたてにこの世界に飛び込んできたが、理想と現実のギャップはあまりにも大きかった……。今村昌平の演出には、新人にみられがちな緊張がみじんもみられず、ひとクセもふたクセもありそうな連中がのさばる、この人間のごった煮のような風俗ドラマを完璧に仕切り、すでに大家の風格さえ漂わせている。特に大騒ぎで村を去っていく旅役者の一座が画面狭しとひしめくラストシーンには、今村昌平の持ち味である土着のバイタリティーが見事に表われている。(「映画.com」より。)
*****************************************************

騒々しく猥雑で、暗めの映像から、今村昌平監督の息吹を既にこの頃から感じ取ることができる。


どちらかと言えば好みの監督ではないのだが、長門裕之と南田洋子二人の体当たりの演技に、吸い込まれるようにして画面に見入った。

二人の接吻は、それはそれは、心がこもっていた。

これ以上ない、極上の接吻シーンである。


この二人の役者がこの世を去り、亡くなる間際に老い衰えた姿をテレビなどで見ると、さすがにこの世の無常を感じざるを得ない。

しかしながら、この二人の役者、いや、人間には、確実に輝いていた時代があったのだと、一種の安堵感に似たようなものを感じる。

誰にでも素晴らしき頃があったのだと。


今村昌平監督は、既にこの作品から巨匠としての歩みを始めていたように思う。

本作には既に、今村昌平監督の個性と力量が十分に発揮されていたからだ。




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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2011-07-16 08:42 | ◆映画レビュー
人間蒸発
c0073737_0404662.jpg人間蒸発』(1967)

上映時間: 130分
製作国: 日本
ジャンル: ドキュメンタリー/サスペンス

監督: 今村昌平

企画: 今村昌平
撮影: 石黒健治
編集: 丹治睦夫
音楽: 黛敏郎

出演: 露口茂/早川佳江

*****************************************************
 今村昌平監督が手掛けた劇場用長編ドキュメンタリー映画。あるサラリーマンが失踪し、その許婚が彼を捜し求めていく。ここでは俳優の露木茂が監督の分身として登場し、彼女に付き添いながら取材を試みていく。カメラを向けられ続けていく中、彼女が次第におかしくなっていく様子が、ひとつひとつのリアクションから濃厚に醸し出されていき、いつしか事件の真実を追うといった趣旨からどんどん外れていくあたり、人間の複雑怪奇な内面を目の当たりにしてしまったかのような戸惑いさえ受ける。ここで彼女が変わるのは、事件の流れのせいではなく、あくまでもカメラのせいであるかのようにも思え、それはワイドショー的なニュース映像がはびこる現在の意図的な先駆けのように思えてならない。カメラ、映像、マスコミといった要素がいかに人を変えていくかに鋭く迫った確信犯的意欲作である。
(「Amazon.co.jp」より。)
*****************************************************

またしても日中に疲れる映画を観てしまった・・・というのが、まず第一の感想。


c0073737_042250.jpgさて、本作はまるでノープランな構成だ。最初は題名通りに蒸発した人間を追い求めるところから始まる。


しかし、次第に横道に逸れていき、最後には失踪した男のフィアンセ(これがまた古い言葉だ)とその実姉との罵りあいで幕を閉じ、投げっぱなしやりっぱなしで終わるという流れで幕をとじる。

実際、この姉妹というのが実におぞましい女性たちで、妹はマジで姉を嫌う神経質で怒りっぽいヒステリー、そしてその姉は、いかにも嘘くさい人間で、それでいてしかも不細工(いや、これは外見のことを単純に言っているのではなく、内面の汚さが表面に出ているという意味で)という取り合わせだ。

こんなキモイ姉妹に囲まれていたら、そりゃ男も蒸発するだろう・・・と言いたくなる。(いや、少なくとも私なら、ヨソに上品で落ちつきのある性根の美しい女性を見つけて蒸発します。)


主題となっている蒸発した男を捜すドキュメンタリーの旅は、作品半ばで完全にどこかにうっちゃられてしまう。

そして最後はクドイまでの、この姉妹の罵り合いが繰り返される。


c0073737_0403582.jpgそこで突然、今村昌平自らが登場!

さんざん好き放題撮った挙句に、出た締めの言葉がコレ。


『結局、何が真実かなんて誰にもわかりゃしないッスよネ。」だ。


おいマジか!今村監督!

これだけ出演者に負担をかけておいて、この締め方は何ぞや!

特に、姉を目撃したと呼び出された近所のアンちゃんが可哀そうじゃないかっ!


c0073737_0431345.jpgまあ、それはそれとして、監督今村昌平が言いたかったことは、まさにドキュメンタリーの限界性であって、結局、カチンコがなってよーいドン!でフィルムを回している以上、撮る側の恣意性が介在しない真のノンフィクションなんて存在しない、ということだ。

撮る者は撮る側として意識してカメラを回し、撮られる者も撮られていることを意識して言動を行う。

そんな中で繰り広げられた現象が、全てを客観的に映し出しているとは到底思えないのである。


そしてこれと同時に、メディアというものが万人に発するメッセージ、例えばテレビによる情報の発信とかは、それをそのまま鵜呑みにするのは実に危険で、何が真実か何が虚像かは皆目分からないという事実、そんな事実を今村昌平監督はこのドキュメンタリーの中で訴えたかったのだろう。




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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2009-09-15 00:43 | ◆映画レビュー
ゆきゆきて、神軍
c0073737_19514774.jpgゆきゆきて、神軍』(1987)

上映時間: 122分
製作国: 日本
ジャンル: ドキュメンタリー

監督: 原一男

企画: 今村昌平
撮影: 原一男

出演: 奥崎謙三




ブルーリボン賞(1987年) 監督賞(原一男)
報知映画賞(1987年) 監督賞(原一男)
毎日映画コンクール(1987年) 監督賞(原一男)


*****************************************************
 昭和天皇にパチンコを射るなど、常に過激な手段で戦争責任を追及し続けたアナーキスト奥崎謙三を追い続けていくドキュメンタリー映画の問題作。彼がニューギニア戦線で起きた兵士たちの食人事件の真相を突き詰めていくときなど、そのすさまじさには時に驚き、時に呆れ、そして背筋が凍りつくほどで、また奥崎氏自身キャメラを向けられていることを意識してか、言動がどんどんエスカレートしていくあたりはドキュメンタリーというものの本質を垣間見る想いもする。また、ここで語られる戦争の傷痕に触れるにつけ、改めてあの戦争は何だったのかと思わざるを得ない辛さを体感してしまう。その意味でも本作は究極の戦争映画でもある。
(「Amazon.co.jp」より。)
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私はこれほどまでに刺激的な映画を観たことがない。

凄いの一言。



c0073737_20205792.jpg奥崎謙三という人間は、類い稀なる人物だ。

自らの暴力を「世間の間違いを暴くための暴力なら、それも必要」と、肯定する。

キ印であることは、まず間違いない。


c0073737_20211911.jpgしかし、同時にエンターテイナーとしても一流。

カメラを意識し、常に最高のパフォーマンスをカメラの前で発揮してみせる。

興奮しながらも、自分の言いたいことは、的確にしゃべっている。


そして何より、もの凄い度胸の持ち主。

「無理が通れば道理ひっこむ」

まさにこれが証明されている感じ。


c0073737_2020550.jpg戦時中、仲間殺しをしたと思われる人物をアポなしで訪問しては、ねじふせる。

時には暴力、時には執拗なまでの詰問で。

最初は相手方も口を堅く閉ざしているが、奥崎謙三の執念の詰問に、やがては重い口を割らざるを得ない状況に追いこまれる。

この執念と技術が凄い。

この人は、お金もうけをしようと思ったら、まず間違いなく成功するに違いない。


c0073737_20214718.jpgこのドキュメンタリーは、ものすごく良くできている。

頭から最後まで、時間を忘れるほどにのめりこめた。

暴力あり、暴言あり、泣きどころあり。

そして反戦映画としての真面目な側面もありだ。

とにかく観ていて血の騒ぐドキュメンタリーだった。


正論をかざして正義感ぶったり、気が弱くて自分の言いたいこと言えなくて悩んでる人、綺麗なアメリカ戦争映画しか観たことない人、などなどは是非観てほしい。


c0073737_20225010.jpgそして疑問に思ったのは、奥崎謙三氏の不思議なほどの喧嘩強さ。

痩せていているのに、何故だかめっぽう強い。

喧嘩には度胸と喧嘩慣れが一番重要だと言うことを、奥崎謙三氏は体を張って教えてくれた。

喧嘩に強くなりたいヤンキー諸君にも、非常にタメになる作品である。


印象的なシーンを挙げてみる。

c0073737_20184315.jpgそれは、皇居でのお手製マークⅡによる街宣シーンだ。

警官たちが車を取り囲むが、全く意に介していない。

世の中で最強権力とされる国家権力を向こうに回しても、全く動じないのだ。

この人に怖いものってあるんだろうか。

私もこの人の様な度胸が欲しい。


そういえば奥崎謙三氏、誰かに似ていると思ったら、ボクシング評論家のジョー小泉氏と軍事評論家の江畑謙介を足して二で割った感じの風貌である。

どうりで喧嘩と戦争に強いハズだ。


エンドロールで流れる激しい太鼓が素晴らしい。

最後の最後まで完璧な演出。

一人でも多くの人に観てもらいたい作品だ。


最後に一言。


この映画を、知らぬ存ぜぬは許しません!



c0073737_20232822.jpg



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by nijibabu | 2008-11-07 20:24 | ◆映画レビュー
最近観た映画(2008.7.13)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_853581.jpg『サッド ヴァケイション』(2007/日本)
【監督】青山真治
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_8545754.jpg『裁きは終りぬ』(1950/フランス)
【監督】アンドレ・カイヤット
★★
ラブロマンスがらみの法廷モノ。 『十二人の怒れる男』と『情婦』をミックスした様な内容で、苦手な系統の作品だった。 『大いなる幻影』で印象的な演技を魅せた女優、ディタ・パルロを目当てで本作を鑑賞したのだが、結局どれが彼女だったのか分からずじまい。 フランス映画にしては、それほど暗さもなく、理屈っぽいところも少ないので、法廷モノを苦手としていない方なら、普通に楽しめるハズ。


c0073737_8562838.jpg『妻は告白する』(1961/日本)
【監督】増村保造
★★★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_8581097.jpg『忘れえぬ想い』(2003/香港)
【監督】イー・トンシン
★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_859388.jpg『神々の深き欲望』(1968/日本)
【監督】今村昌平
★★★
与那国島が舞台というのが、実際にその場所に行ったことのある私にはすぐ分かった。 「クブラバリ」という、その昔、人減らしの為に妊婦を飛ばせたとして知られる気味の悪い場所が実際にある。 私はその現場を観たことがあるので、鑑賞中は怖くて仕方なかった。 本作で登場する“西の神島”とは、台湾のことであろう。 実際、与那国島(クジラ島)から肉眼で観ることができる。 本作はとても長く、決して面白い作品ではない。 ただ、南方の島国の閉鎖的なムードは良く表現できているように思う。


c0073737_901552.jpg『風が踊る』(1981/台湾)
【監督】ホウ・シャオシェン
★★★
ホウ・シャオシェンの初期作品。 この頃はホウ監督も普通にストーリーを語ってます。 しかしながら、どうも退屈。 後にホウ監督は、映像重視の監督になっていきます。 やはり、彼自身もストーリーを語るより、映像で語った方が向いていると悟ったのでしょうか。 そう感じてしまうほど、ストーリーは何の変哲もありません。 ただし、観ていて気分が心地よくなる感じは、この頃から変わっていません。 特に音楽の使い方が印象的。 思わず口ずさみたくなるようなポップな音楽が終始流れています。 センスはともかく、音楽の使い方は個性的なホウ監督です。


c0073737_921375.jpg『無法松の一生』(1943/日本)
【監督】稲垣浩
★★★
三船版の後に観たので、ストーリーを追うような形で観るハメになってしまった。 こちらの方を先に観ていれば、もっと感動できただろうに・・・ 残念だ。


c0073737_932925.jpg『妻』(1953/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★★
にじばぶのレビューをご参照下さい。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-07-13 09:05 | ◆映画関連 その他
最近観た映画(2008.6.24)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_19361663.jpg『魔像』(1952/日本)
【監督】大曾根辰夫
★★★
ベタベタのチャンバラ喜劇。 個人的に苦手な系統の時代劇。 ただし、津島恵子の美しさは特筆モノ! おかしいなぁ、彼女の出演作を観るのは初めてじゃないのに、今までこんなに美しいと感じたことはなかった。 これは監督の手腕のせいか?! 今一度、その美しさに注目したい女優となった。


c0073737_19375365.jpg『にあんちゃん』(1959/日本)
【監督】今村昌平
★★★★
今村昌平作品にしては、性描写が全くない。 これにまず驚き。 しかし、今村監督ならではの“泥くさい描写”は健在である。 田舎町の泥臭さをストレートに映像に焼き付けている。 「にあんちゃん」が貧しくて厳しい環境ながら、未来に希望をもって敢然と山を登るラストシーン。 これは北野武監督作品『キッズ・リターン』のラストシーンを思わせる素晴らしいシーンである。 どんな苦しい環境においても、「希望」を持ってさえいれば、人生が「終わった」ということにはならない。 苦境に立たされても、熱い「希望」を決して捨ててはならない。 「希望」を持つことこそが、生きる上で非常に大切であり、生きる喜びの源泉となり得ることを、本作は雄弁に物語っている。 力をもらえる、心に残る良作であった。


c0073737_19393789.jpg『バリー・リンドン』(1975/イギリス)
【監督】スタンリー・キューブリック
★★★
キューブリックは、やはり初期のモノクロ作品の方が良いですね。 本作は、『アマデウス』に似た作風である様な気がします。 音楽、映像は素晴らしいのですが、どうも役者陣に魅力を感じないのです。 個人的に、一代記モノがあまり好みではないというのも関係していますが、期待していたほどには満足できませんでした。


c0073737_1941199.jpg『ニノチカ』(1939/アメリカ)
【監督】エルンスト・ルビッチ
★★★
映像や演出は洗練されているが、いかんせん、テーマが悪い。 資本主義を手放しで褒めすぎ。 社会主義国を根本的に下に見ている。 そんな部分がどうも好きになれなかった。 グレタ・ガルボもトウがたっていて、魅力はさほど感じなかった。 主演の男優も、いかにもアメリカ人といった感じで好みに合わなかった。


c0073737_19425176.jpg『かくも長き不在』(1960/フランス)
【監督】アンリ・コルピ

なんというつまらなさ。 苦痛の100分だった。 もし本作が生まれて初めて観たフランス映画だったなら、二度とフランスを映画を観たいとは思わないでしょう。 なんでこんなに肌に合わないのか・・・と思案していたら、アラン・レネ監督の名を思い出した。後に本作について調べてみたが、やはり、この監督はアラン・レネ絡みだったのか^^; フランス映画は数多く観ているけど、自分的にフランス映画ワースト5に入る程の退屈さだった。


c0073737_19452579.jpg『恋戦。OKINAWA Rendez-vous』(2000/香港)
【監督】ゴードン・チャン
★★★★★

にじばぶのレビューをご参照下さい。


c0073737_2031048.jpg『歌麿をめぐる五人の女』(1946/日本)
【監督】溝口健二
★★
まあ、溝口作品の中では間違いなくレベルの低い作品ですね。 登場人物が誰が誰だか分からない。 田中絹代しか分からない。 そういった演出的部分も、物語に入っていく観客を阻害している要因の一つだと思われます。


c0073737_2041845.jpg『藍色夏恋』(2002/台湾/フランス)
【監督】イー・ツーイェン
★★★
まるで日本の連ドラをそのまま映画っぽくして、台湾映画風味を加えた様な作品。 映像・ストーリー・役者の魅力、全てにおいて突出したものは感じられませんでした。 ただ一つのプラスポイントとしては、台湾の緑が色鮮やかに映し出されていたことでしょうか。 台湾に行ったことがある人にとっては、その映像だけでも、(多少)は楽しむことができるかもしれません。 それにしても、ヒロインの女のコより、その友人の女のコの方が可愛かったけどなぁ・・・ 脚も綺麗だし(笑)。




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by nijibabu | 2008-06-24 20:06 | ◆映画関連 その他
にっぽん昆虫記
c0073737_2257101.jpgにっぽん昆虫記』(1963)

上映時間: 123分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 今村昌平

脚本: 今村昌平/長谷部慶次
撮影: 姫田真佐久
音楽: 黛敏郎

出演: 左幸子/岸輝子/佐々木すみ江/北村和夫/小池朝雄/相沢ケイ子/吉村実子/北林谷栄/桑山正一/露口茂/東恵美子/平田大三郎/長門裕之春川ますみ/殿山泰司/榎木兵衛/高緒弘志/渡辺節子/川口道江/澄川透/阪井幸一朗/河津清三郎/柴田新三/青木富夫/高品格/久米明


【ベルリン国際映画祭(1964年)】
女優賞 左幸子

【ブルーリボン賞(1963年)】
作品賞
主演女優賞 左幸子
監督賞 今村昌平
脚本賞 今村昌平/長谷部慶次


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 大正から現在まで、数奇な男性遍歴を続けてきたひとりの女性に鋭いメスを入れた衝撃的な作品。
(「Amazon.co.jp」より。)

 一人の女と日本の近代史とを対比させた今村昌平監督の傑作。大正7年に東北の山村で生まれ、やがて売春組織の元締めとなっていった女性の姿を描く。出演は左幸子、吉村実子、北林谷栄ほか。
(「セブンアンドワイ」より。)
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c0073737_22572188.jpg内田吐夢監督の『飢餓海峡』と負けず劣らず左幸子の演技が凄まじい。

彼女の熱演なしには、本作のパワーは生まれなかったであろうことは相違ない。


男と女が情欲に流されるまま、まるで昆虫の様に生きる姿をリアリティに演出した今村監督。

『赤い殺意』と非常に似たテイストの作品だが、本作の方がパワー・リアリティ・性的描写の全てにおいて上であろう。

c0073737_22575920.jpg
宗教、父娘の親密過ぎる間柄、母娘丼、売春、他人の子を身篭り「あなたの子」と騙す、チクリ、金への執着、強姦、、などなど、際どいテーマてんこ盛り。


それらを下手に飾ることなく、リアリズムに徹して描いた今村監督。

「調査魔」と呼ばれた今村監督だからこそ、リアリティを欠くことなく描くことが出来たのではないだろうか。



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by nijibabu | 2008-05-19 23:00 | ◆映画レビュー
「エロ事師たち」より 人類学入門
c0073737_103091.jpg「エロ事師たち」より 人類学入門』(1966)

上映時間: 129分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ/コメディ/エロティック

監督: 今村昌平

原作: 野坂昭如
脚本: 今村昌平/沼田幸二
撮影: 姫田真佐久
音楽: 黛敏郎

出演: 小沢昭一/坂本スミ子/佐川啓子/近藤正臣/菅井一郎/ミヤコ蝶々/殿山泰司/中村鴈治郎/菅井きん/西村晃/佐藤蛾次郎/加藤武

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c0073737_0583589.jpg野坂昭如の原作を今村昌平監督が映画化。ブルーフィルムやエロ・テープなどエロと名の付くものなら何でも提供するエロ事師の仕事の実態と、内縁の妻とその子供たちの複雑な関係を描いている。(「Oricon」データベースより)


『うなぎ』の今村昌平監督によるエロティックドラマ。“スブやん”こと緒方義元は、未亡人・春が営む理髪店に下宿をしていたが、ある日春が病に倒れてしまう。仲間から暴力団との提携を勧められるが、スブやんは断り、8ミリのエロ映画制作に専念する。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
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c0073737_102029.jpg今村昌平の作品の特徴は、気取りの全くない泥臭い性描写と暗い画面。

そういった特徴ある作品を撮るという観点から言えば、ずば抜けた才能の持ち主である。


しかし、個人的に好みから言えば、必ずしも満足はいかなかった。

いかんせん、ぽっちゃり目の女性が苦手という個人的な好みが邪魔をしているんだと思われる^^;

何故なら、今村昌平の映画には沢山の“ぽっちゃり系”女性が出てくるのだ。
本作もその例外ではない。

それにしても、近藤正臣や佐藤蛾次郎や浜村純が出演していたとは気付かなんだ・・・



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by nijibabu | 2007-11-03 01:06 | ◆映画レビュー
赤い殺意
c0073737_1504410.jpg赤い殺意』(1964)

上映時間: 150分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 今村昌平

企画: 高木雅行
原作: 藤原審爾
脚本: 長谷部慶次
今村昌平
撮影: 姫田真佐久
美術: 中村公彦
音楽: 黛敏郎
 
出演: 春川ますみ
西村晃
露口茂
楠侑子
赤木蘭子
北林谷栄
北村和夫
小沢昭一
宮口精二
加藤嘉

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 『うなぎ』の今村昌平監督による、人妻がある悲劇をきっかけに女として逞しく成長する姿を描いたドラマ。人妻の貞子は、ある日強盗に強姦されてしまう。そのことを夫に打ち明けられず悩む貞子の前に再び強盗が現れるが、彼から意外な言葉が発せられ…。
(DVD NAVIGATORより)
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キネマ旬報「オールタイム・ベスト100」日本映画編というHPで、そうそうたる作品が並ぶ中、7位にランクインしていたので鑑賞してみることに。

このベスト100、できれば全部観てみたいものだ。

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主演は春川ますみ。
この作品で初めて知った女優さんだ。

かなりのグラマラスなボディ、というかやや肥満気味。

劇中でも、「おまえ程太った奴はそうはいないだろ」みたいな形で、公然とデブ呼ばわりされている。

裸のシーンが何度も出てくるが、まったく興奮せず。(笑)


だけどそれがかえって良いのだ。

春川ますみ演じる主人公の女性は、“たくましき女性”もしくは“母性の象徴”として描かれている。
そういった意味では適役といえよう。

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150分という長い尺ながら、それ程の長さを感じさせないところは、さすがキネ旬日本映画部門の7位といったところ。

しかし、最初から最後まで重苦しいモノクロ画像。
シャープなモノクロ画像とは対極に位置する重苦しい感じのモノクロ画像なのだ。

これはこれで本作の独特の世界観をうまく創り出しているといえなくもないのだが、さすがに陰鬱な気分になってくる。

しかも激中、何度となく“方言混じりのおばあちゃんのささやき声”が流れ、これがまた不気味。
というか、耳障り。


そして濡れ場シーンの多さもかえってマイナス。

全然色気を感じない、見ていてもさして興奮しない濡れ場シーンの連続に飽食気味になってしまった。

この辺りが、今村昌平を好きになりきれない理由の一つだ。

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最後はうまくまとめてくれるので、鑑賞後はそれなりの満足感を得られるが、不快感も多少残るので、いま一歩といったところ。

少なくとも、キネ旬の日本映画オールタイム・ベスト100で7位というのには合点がいかない。


「もっと素晴らしい日本映画があるのでは??」


と主張したくなるが、でもそれを主張するには、まだまだ鑑賞作品数が足りない。

それを自信をもって主張できるようになるために、一つでも多くの名作・傑作と呼ばれる作品を観ていきたい。



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by nijibabu | 2007-02-10 01:51 | ◆映画レビュー