古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
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タグ:黒澤明 ( 13 ) タグの人気記事
最近観た映画(2011.6.4)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_053928.jpg『絞死刑』(1968/日本)
【監督】大島渚
★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_0543038.jpg『姿三四郎』(1943/日本)
【監督】黒澤明
★★★
黒澤映画ならではの、水彩画の様な美しいモノクロ映像。 華奢な月形龍之介が柔道家というのも、少々ミスキャストにも感じたが、淡いモノクロの映像美を活かしたシンプルなストーリーには、嫌味も感じず、すっきりとした後味が残った。


c0073737_0555421.jpg『現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行』(1969/日本)
【監督】若松孝二
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_0594251.jpg『ドン・ファン』(1970/チェコ)
【監督】ヤン・シュヴァンクマイエル
★★
粘土細工ではなく、気色の悪い汚い人形を使っているが、やはりヤン・シュヴァンクマイエルらしさは画面全体から感じられる。 もの凄い個性。 この個性が私には合わない。 話としては、悪行の限りを尽くす放蕩息子のドン・ファンが、最後の最後で殺されて終りというもので、悪は最後に滅ぶという教訓じみたお話。 気色の悪い人形は変に手が込んでおり、ヤン・シュヴァンクマイエルの仕事の丁寧さは感じられた。


c0073737_145161.jpg『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』
(1964/チェコ)
【監督】ヤン・シュヴァンクマイエル

その独創性は強く認めるが、虫がやたらにクローズアップされたり、人間のマスクの造形が気色悪いなどのセンスが、全く理解できない。 ここまで気色悪くする必然性はどこにあるんだろうか。 ユーリー・ノルシュテインの様な造形美の方が断然好みである。


c0073737_172714.jpg『終着駅』(1953/アメリカ)
【監督】ヴィットリオ・デ・シーカ
★★★
男女の別れをひたすら描いた内容で、ヴィットリオ・デ・シーカらしい巧みな心理描写は見事。 だけど、何だか物足りない。 結局、男は捨てられ、プラットホームに転げ落ち、帰途に着く。 男女の哀しい別れを徹底的に描いたという意味では、なかなか力の入った作品だが、鑑賞して満足できるかというと、疑問が残る。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2011-06-04 01:08 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2010.9.4)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_2271178.jpg『どん底』(1957/日本)
【監督】黒澤明
★★★
特別、傑作ではない。 群像劇スタイルで、社会の底辺に生きる人々を丁寧に描いた内容。 不景気の現代にも通ずる内容で、現代に当て込めばそれなりに含蓄を感じる部分はあった。 左卜全の自然な演技は素晴らしい。 それにしても、黒澤明は香川京子の使い方がヘタ。 使うからには、可憐な香川京子を撮ってほしい。


c0073737_2282688.jpg『アイズ ワイド シャット』(1999/アメリカ・イギリス)
【監督】スタンリー・キューブリック
★★★
普通に楽しめるレベルの作品だとは思うが、かのキューブリック作品だと先入観をもって観てしまうと満足はいかない。 だが、凡作ではない何かも感じる。 それが何かを再度確かめるには、尺が長すぎるのがネックで、もう一度観る気は到底おきない。 だから、その何かはこれからも分からないだろう。 リーリー・ソビエスキーという女優を初めて知ったが、これはこれは・・・ 私がそこに居たら、間違いなく危険な誘惑に負ける模様。


c0073737_22104283.jpg『新幹線大爆破』(1975/日本)
【監督】佐藤純彌
★★★★
不作な日本映画の1970年代にあっては、おそらく屈指の出来栄え。 長いのに飽きさせないスピーディな展開は素晴らしい。 ただし、スピーディさを優先するあまり、都合よすぎる展開があるのはご愛嬌。 それより何より、一番気になったのはラスト。 新幹線は無事停車し、高倉健をはじめとする犯人たちは全員死亡というハッピーエンドに違和感が。 最後に流れた、意味なく平和な感じのするショボイ音楽も違和感ありまくり。 これだけ犯人たちの背景を丁寧に描き、犯人側の人間性も描きながら、表向きはすっきりハッピーエンドというのは、どうもいただけない。 高倉健だけ独り海外へ逃亡し、飛行機に乗り込む高倉健の寂しい後ろ姿をとらえ、それを切ない音楽で包むという終り方が良かったんじゃないだろうか。 大金と引き換えに、かけがえのない仲間を失った寂しい高倉健を、盛り立てるような感じで終わらせてほしかった。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-09-04 22:11 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2010.9.1)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_445664.jpg『秋日和』(1960/日本)
【監督】小津安二郎
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_4465241.jpg『蜂の巣の子供たち』(1948/日本)
【監督】清水宏

清水宏監督ならではの演出で、古き良き日本の風景を使い、今で言うロードムービー色豊かに、そして静かに語るその雰囲気は、 昭和のいにしえを感じさせる。 しかーし!! 私は子供が嫌いだった! 子供たちが出ずっぱり、しゃべりっぱなし、遊びっぱなしの内容。 こんなん言うのも何だが、映画館で退屈な苦痛にもだえた90分弱だった。 しかも、後ろに座っていた爺さんが、最初から最後までずっとガムをクチャクチャ噛んでいる音がする。 いや、あれは入れ歯のクチャクチャか。 ガムでも入れ歯でもどっちでもいいが、とにかくイライラした。


c0073737_4495334.jpg『椿三十郎』(1962/日本)
【監督】黒澤明
★★★
話は普通に楽しめた。 だが、クリント・イーストウッドが監督・主演をしている作品の主人公の様に、強すぎる三船敏郎に嫌気がさした。


c0073737_4562744.jpg『忠臣蔵(1910-1912)[活弁トーキー版]』
(1910-1912/日本)
【監督】牧野省三
★★★
まともな形で残っている日本映画としては、最古の作品らしい。 フィルム・センターにて鑑賞。 忠臣蔵のストーリーは知っているから、何とか理解はできたものの、それでもセリフの半分は判然としない。 映像は思ったより綺麗で、普通に観られるし、活弁トーキー版だったので、サイレントを観ている時のような集中力も要しない。 何より、今から100年前の日本映画を観ているということだけで、感動もんである。


c0073737_535622.jpg『ジゴマ』(1911/フランス)
【監督】ヴィクトラン・ジャッセ

フィルム・センターにて鑑賞。 元々、『忠臣蔵(1910)』目当てで行ったので、それとセットだった本作はオマケという意識だった。 そんな意識の上で観たせいか、非常に長く感じた。 しかも、途中で終わったかと思いきや、まだ続くみたいな演出は、余計に観る気力を奪われた。 よくある探偵とギャングとのミステリー劇。 それのフランス版先駆け的作品というところだろうか。 夜8時を回っているのに、客席は結構うまっていて、熱心なファンの集中力に感嘆させられた。 私はつまらないと思った作品でも最後まで観る方なのだが、『忠臣蔵』目当てで来ただけに、さすがに集中力を奪われ惰性で観る中、熱心に本作を観る他の観客たちに敬服した。 なんだか客層がコアで、ほんとの映画好きが集まっている空間だった。 ポップコーン片手とかもいないし(もっともフィルム・センターには売ってないが)、私語を交わすなどのよくあるマナー知らず老人もおらず、集中して観ることができた。 フィルム・センターの夜上映で、しかもサイレント映画とくれば、さすがに真の映画好きが集まるようだ。




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お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-09-01 05:04 | ◆映画関連 その他 | Comments(2)
最近観た映画(2010.7.23)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_23362910.jpg『千と千尋の神隠し』(2001/日本)
【監督】宮崎駿
★★★★
自分の想像を超えた世界観、キャラクター造形に関し、とても楽しめた。 川の自然を守ろうとか、色々きなくさいテーマが裏にあるのは感じるが、画そのものが実に独創的で楽しいので、それほど気にならなかった。 これは間違いなく宮崎駿監督にしか創れない映画だろう。 その独創性に拍手を送りたい。


c0073737_2338564.jpg『破戒』(1962/日本)
【監督】市川崑
★★★
市川崑と市川雷蔵による、“W市川”作品。 原作は私自身も、とある縁のある島崎藤村で、ヒロインに藤村志保という、“W藤村”作品。 というわけで、W市川藤村作品(どうでもよい)。 被差別部落問題を正面から扱った作品で、重苦しいのがネックだが、社会派的作品として、社会に対する役割は十分に果たしていると言える作品である。 三國連太郎と市川雷蔵のツーショットを観られるのも、本作の見所の一つだ。 ドラマとして観ると、楽しめる内容ではない。 それよりむしろ、まだ被差別部落問題が色濃く残存していた時代に、その問題を少しでも解消していこうという監督の熱意が感じられるのが良い。


c0073737_23393099.jpg『紅の豚』(1992/日本)
【監督】宮崎駿
★★★
飛行船で海賊ならぬ“空賊”の世界を作り出した、独自の世界観は素晴らしい。 ただ、空賊たちのハイテンションについていけず。 大人な世界を醸しながら、この子供向けのハイテンションは、年齢層を広げる狙いかもしれないが、ややアンバランスな印象。 森山周一郎の声は、クサ過ぎて意外にも違和感を感じたが、あんなかわいいコにチュウされるなんて、実におっちゃんの夢を実現したファンタジーだ。


c0073737_23404321.jpg『酔いどれ天使』(1948/日本)
【監督】黒澤明
★★★
三船敏郎が20代の頃の作品で、後年の脂ギッシュで貫禄のあるイメージがあるだけに、新鮮味を感じた。 話としては卒がなく楽しめる内容。 脚本ありきの黒澤映画は多少苦手だが、これは案外すんなり観られた。 ヒューマニズムがいきすぎていないのが良い。 『赤ひげ』までいってしまうと、クド過ぎるので・・・




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-07-23 23:41 | ◆映画関連 その他 | Comments(4)
最近観た映画(2010.4.23)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_111550.jpg『天国と地獄』(1963/日本)
【監督】黒澤明
★★★
香川京子のムダ肉のない二の腕に釘付け。 アラン・ドロンも認めた三船敏郎のダンディズムに陶酔。 さて、前半の室内における心理劇は面白かったが、どうにかして三船敏郎に身代金を肩代わりさせようとするシナリオに、わざとらしさを感じた。 出発しようとして、なかなか出発しない三橋達也にも苛立ちを感じ、「うだうだ言ってないで早く出発しろや!コラ!!」と言いたくなった。 後半の犯人を追い詰めるくだりは、はっきり言ってそれほどの凄さは感じられない。 ただ、横浜の黄金町やドヤ街を舞台にした犯人と刑事との追走劇は、喧騒と不気味さの相まった街の雰囲気が存分に演出されており、緊迫感を盛り立てるような臨場感があった。 ラストシーンに関しては、山崎努の絶叫よりも、むしろ三船敏郎の落ち着きぶりの方が印象に残った。


c0073737_1173147.jpg『赤線玉の井 ぬけられます』(1974/日本)
【監督】神代辰巳
★★
赤線「玉の井」が舞台なのだが、「玉の井」ならではの雰囲気をもっと出してほしかった。だけど、舞台もセットだし、予算もおそらく多くはないだろうし、あれが限度なのは仕方なしか。しかし、玉の井の赤線街を流れる用水路はとても印象的で、実にいい情緒を生み出している。まるで京都で見た用水路の裏バージョンという感じ。当時自分がもし生きていたら、絶対に行って実地検分(?)してみたい赤線だ(これは「洲崎パラダイス」も同じだが)。内容は、現在も語り継がれる名だたる日活ロマンポルノの名作たちと比べてしまうと、見劣りがする。舞台が1つのセットしか存在しないから、屋外シーンを多く撮れないのは仕方ないかもしれないが、せっかく「玉の井」という題名を冠しているのだから、当然、屋外の風情ある描写を期待してしまうが、ほとんどは室内の濡れ場が中心で、「玉の井」を舞台にしている意味がほとんど無いのが残念である。


c0073737_1202861.jpg『傷だらけの男たち』(2006/香港)
【監督】アンドリュー・ラウ/アラン・マック
★★
必要以上に挿入される惨殺シーン。 意味があれば良いし、元々そういうジャンルの映画なら何ら問題ないんだけど、この作品の題材において惨殺シーンの乱発にどれほどの効果や意味があったか疑問が残る。 いやむしろ、無意味さを通り越して不快感さえ覚えた。 そして大げさな音楽や効果音。 『インファナル・アフェア』三部作であれほどセンス良く感じた映像が、本作ではまるでダメな方向に仕上がっている。 同じ監督が撮った作品なのに、なぜ本作ではこれほど違和感が出たんだろう。 もしかしたら、この手の大味な香港映画って、何本も観たら嫌気がさすのかもしれない。 そして又、金城武にトニー・レオンという二枚看板を引っさげながらのこの出来は、寂しいものがある。




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作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2010-04-23 01:21 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2009.2.26)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_1921184.jpg『若い人』(1952/日本)
【監督】市川崑
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_19223489.jpg『夏の夜は三たび微笑む』(1955/スウェーデン)
【監督】イングマール・ベルイマン
★★
普通の喜劇ドラマだからして、ベルイマンの作風からすれば異色作と言えるのではなかろうか。 ベルイマンはもっと重厚な人間ドラマを得意とする監督なので、どうも本作のような作品の作り手としては不向きな気がする。 ベルイマン作品を観るならば、本作の様な軽い作品を観るより、ひたすら暗い人間ドラマを観ている方がマシかもしれない。


c0073737_19232833.jpg『限りなき前進』(1937/日本)
【監督】内田吐夢
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_19254633.jpg『天使の詩』(1965/イタリア・フランス)
【監督】ルイジ・コメンチーニ

やばい、いくら集中しようとしても集中できない。 何故か、セリフの一つ一つが頭に入ってこない。 これはヒドイ。 えらく退屈だ。 イタリア映画は大好きだと信じてきた私だが、これでイタリア映画に対するイメージが変わってしまった。 それだけ私にとっては相性の悪い作品だった。


c0073737_19271872.jpg『最後の博徒』(1985/日本)
【監督】山下耕作
★★★
成田三樹夫を目当てで鑑賞。 雰囲気・キャスト共に立派なヤクザ映画だが、内容が今ひとつ。 何か起りそうで起こらない、みんな物分りが良すぎ、と消化不良の内容。 肝心の成田三樹夫は出番こそ多いものの、その魅力が十分に発揮されていたとは言えず、もう少しテンション高く悪乗りして欲しかった。 豪華キャストの中、一番印象に残ったのは萬屋錦之介。 迫力ある演技と、凍りついたようなシーンが印象的だった。 鶴田浩二は、相変わらず疲れた役回り。 本人自身が疲れているので、こういう役しか晩年はできなかったのだろう。


c0073737_19282774.jpg『生きものの記録』(1955/日本)
【監督】黒澤明
★★★★
基本的に黒澤明監督とは相性が悪いのだが、これは面白かった。 最初は「何言ってんだ、この老人は?」だったが、段々、彼の熱意と気持ちが理解できてくると、俄然、複雑な気持ちになった。 危機意識を持たず安穏と暮している人々、それに対し、未来を予測し独り奮闘する家族思いの老人。 どちらが正しいのか? どちらが狂人なのか? この問いを、我々に投げかける余韻を残すラストは見事だった。 そして、モノクロの映像も美しい。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-02-26 19:29 | ◆映画関連 その他 | Comments(0)
最近観た映画(2009.1.7)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_23494042.jpg『罪の天使たち』(1943/フランス)
【監督】ロベール・ブレッソン
★★
キリスト教会の修道女の生き様を描いた、ロベール・ブレッソンの貴重なる長編デビュー作。 東京は有楽町「有楽町朝日ホール」にて鑑賞。 しかし、これは面白くなかった。 ブレッソン作品に特有の張り詰めた緊張感が感じられなかったのだ。 修道女と、それに関わる女性の罪と罰と救済とを描いているが、どうもよろしくない。 この後、ブレッソンは、自らのスタイルに磨きをかけていったのだろう。 そう思うよりほかない。


c0073737_23541434.jpg『花影』(1961/日本)
【監督】川島雄三
★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_23565542.jpg『21グラム』(2003/アメリカ)
【監督】アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
★★★★
かなり楽しめたが、時間軸を交錯させた構成は不要だと感じた。 時間軸など交錯させずに、時系列的にストレートに演出すれば、更に素晴らしい作品になったのではないだろうか。 前半はやや混乱するものの、中盤以降は分かりやすかったし、言いたいこともよく伝わってきた。 ただし、もう少し脚本的に掘り下げることもできたんじゃないだろうか。 それにしても、この監督はスレンダーな女性を好む。 私と好みが似ていて良い(笑)。


c0073737_23574460.jpg『暖流』(1939/日本)
【監督】吉村公三郎
★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_2359132.jpg『蜘蛛巣城』(1957/日本)
【監督】黒澤明
★★★
うーん、、期待していたほどじゃなかった。 そもそも、黒澤明と相性が悪い私は、黒澤作品に期待をしても無駄なのか、とさえ・・・




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2009-01-07 23:59 | ◆映画関連 その他 | Comments(3)
最近観た映画(2008.12.24)
【評点基準】
★★★★★★・・・以前の評点基準9点以上に相当する超お気に入り作品
★★★★★・・・以前の評点基準8点に相当する傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
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c0073737_20101040.jpg『秋立ちぬ』(1960/日本)
【監督】成瀬巳喜男
★★★
子供たちが主役を演じており、そういった意味では小津安二郎の初期作品群を想起させる。 中盤は、子供二人の会話が延々と続くが、これははっきり言って面白くはない。 子供たちを扱わせたら、やはり小津の方が数段上である。 成瀬巳喜男監督は、大人の男女の愛憎劇や、腐れ縁などを演出させるとピカイチだが、本作のような子供をメインに据えた作品には不向きの様に思う。 ただ、子供二人の不幸の背後には、大人たちの勝手な色恋沙汰が見え隠れしている。 そういった部分を見れば、確かに成瀬作品であることが分かる。 背景描写や音楽の使い方などは、まさに成瀬作品らしい内容となっており、成瀬ファンにとっては、「愛すべき小品」となるに違いない。


c0073737_20114142.jpg『虎の尾を踏む男達』(1945/日本)
【監督】黒澤明
★★★★
黒澤映画としては、『羅生門』に次いで好きな作品だ。 アクション過ぎる『七人の侍』や、ヒューマン臭が過ぎる『生きる』『赤ひげ』などの世間的評価の高い黒澤作品よりも、本作の方が好きである。 尺も短く、緊迫感が最後まで持続し、見事な出来栄え。 大河内傳次郎の、迫真の演技も特筆すべき素晴らしさであった。


c0073737_20131441.jpg『用心棒』(1961/日本)
【監督】黒澤明
★★★★
相変わらずヒューマン臭が強く、うまくまとめすぎ感のあるストーリーは、私の黒澤作品に対する苦手意識を払拭するには至らなかったが、娯楽作品としてまずまず楽しめた。 それにしても、司葉子が3番クレジットにしては、出番が少なすぎる! 黒澤映画は、男を優先し過ぎ!!


c0073737_20143432.jpg『海の沈黙』(1947/フランス)
【監督】ジャン=ピエール・メルヴィル
★★★★

こちらのレビューをご参照下さい。


c0073737_20161821.jpg『野蛮な遊戯』(1983/フランス)
【監督】ジャン=クロード・ブリソー
★★★
東京・銀座の「有楽町朝日ホール」にて鑑賞。 比較的、入り込みやすい作品。 でも、テーマが拡散しすぎ。 とにかく色んな題材を詰め込み過ぎている。 恋愛、失恋、障害者教育、家庭内暴力、殺人、精神異常、エロス・・・ とにかく、よくありがちな題材を無理矢理取り込んでいる。 主人公の少女はとても魅力的だし、両足に障害を持ち、その父親が暴力的にそれを教育する、という内容だけで面白いものが撮れそうなものを、もったいない気がした。




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浅野忠信 作品リスト
 
 
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by nijibabu | 2008-12-24 20:17 | ◆映画関連 その他 | Comments(3)
生きる
c0073737_13165671.jpg生きる』(1952)

上映時間: 143分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 黒澤明

脚本: 黒澤明/橋本忍/小国英雄
撮影: 中井朝一
音楽: 早坂文雄
監督助手: 丸林久信/堀川弘通/広沢栄


c0073737_13175053.jpg出演: 志村喬/日守新一/田中春男/千秋実/小田切みき/左卜全/山田巳之助/藤原釜足/小堀誠/金子信雄/中村伸郎/渡辺篤/木村功/清水将夫/伊藤雄之助/浦辺粂子/三好栄子/本間文子/菅井きん/市村俊幸/倉本春枝/ラサ・サヤ/南美江/関京子/阿部九州男/永井智雄/村上冬樹/青野平義/宮口精二/加東大介/林幹/堺左千夫/小川虎之助/千葉一郎/谷晃/長浜藤夫/小島洋々/登山晴子

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c0073737_13183167.jpg癌で余命幾ばくもないと知った初老の男性が、これまでの無意味な人生を悔い、最後に市民のための小公園を建設しようと奔走する姿を描いた黒澤明監督によるヒューマンドラマの傑作。市役所の市民課長・渡辺勘治は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初めて真剣に申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった……。責任を回避し、事なかれを良しとする官僚主義への批判や人生の価値に対する哲学がストレートに表現されてはいるが、志村喬の鬼気迫る迫真の演技が作品にみごとな説得力を与えている。
(「allcinema」より。)
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黒澤映画の中でも特に評価の高い本作。

個人的には、黒澤監督は苦手監督なだけに、自分の苦手イメージを払拭できるのでは、と期待して観たのだが・・・


c0073737_13235093.jpgうーん、、これはひどい。

安っぽい黒澤流ヒューマニズム全開だ。

特に、志村喬が死んだ後に延々と続く回想シーンには、ほんとかったるくなった。

中村伸郎が悪役、それに対抗する善人役。

これがハッキリ分かれすぎ。

アメリカ映画の悪いところを、黒澤監督がそのままひっぱってきた感じ。


それと、志村喬の人生観に全く共感がもてない。

人間はいつ癌を宣告されるか分からないし、いつ車にはねられて死ぬとも限らない。
だからこそ、今を必死に生きるのだ。

癌を宣告されてからあれこれ考えたって始まらない。

そんなことは元気な間に分かっておくべきことであり、癌を宣告されてからどうのこうのと気張るのは、人生を守りで固めた人間がすることだ。


c0073737_13191771.jpg明日死んだとしても、後悔しないために人は日々、全力で生きるべきであり、一日一日を必死に生きるべきだ。

そしてそのためには非難されるようなことをすべき時もあるやもしれない。

役所のような封建的な場所で飯を食っているのなら、役所の古いしきたりに意識的に染まっていき、それを死ぬまで意識的に貫き通すべきである。

それは、後悔なく生きていく上での生活的基盤を築くためにやむをえないことだ。


c0073737_13203182.jpg志村喬はもっと早くにそれに気付くべきだった。

そして、それに気付けなかったのは、志村喬がどこかで人生に対し、怠慢だったからである。

そのような人間が、癌という病に侵され、ジタバタと頑張ったとしても、私は何も共感できない。


黒澤監督とは、やはり相性がとても悪いようだ。

本作は、間違いなく力作であるが、そのかもし出す分かりやす過ぎるヒューマニズムに嫌気さえ感じてしまった。




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浅野忠信 作品リスト
 

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by nijibabu | 2008-12-06 13:21 | ◆映画レビュー | Comments(0)
雪崩(1937)
c0073737_20432483.jpg雪崩』(1937)

上映時間: 59分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 成瀬巳喜男

助監督: 本多猪四郎黒澤明
原作: 大仏次郎
脚本: 成瀬巳喜男
撮影: 立花幹也
音楽: 飯田信夫

出演: 佐伯秀男/汐見洋/英百合子/霧立のぼる/丸山定夫/江戸川蘭子/生方明/三島雅夫

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1930年代の邦画としては素晴らしい出来。

何より、セリフの一つ一つに含蓄があるのが良い。


例えば、「現代において幸せでいるためには、他人の不幸を見ないようにしなければならない。」なんて、実に的を射ている。

あまりに痛烈すぎて、こんなことに同意してしまうと、周りから冷たいと思われるかもしれないが、生きていく為には必要な割り切りでもあり、偽善者ぶって否定したところでそれは嘘になる。

自分がいかに幸せな状態にあったとしても、他の人間は幸せとは限らないわけで、全員が全員幸せなんことは実社会であり得ないのだ。

それを見事に言い表したセリフだが、こういった歯に衣着せぬ痛烈な風刺的セリフが、本作では沢山飛び交うのである。


1時間程度の短い作品であるが、処世術の様な、実にためになる印象的なセリフがそこかしこにあり、何度も観れば人生勉強になるかもしれない。

そういう意味で、本作は実用的な作品であり、また、純愛とは何かをテーマにした恋愛劇でもある。


ところで、助監督に本多猪四郎や黒澤明の名があるのが興味深い。




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by nijibabu | 2008-11-17 20:53 | ◆映画レビュー | Comments(6)