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古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
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タグ:森田芳光 ( 4 ) タグの人気記事
最近観た映画(2012.7.20)
【評点基準】
★★★★★★・・・滅多に出会えない超お気に入り作品
★★★★★・・・深い印象を残した傑作
★★★★・・・十分に満足できた作品
★★★・・・普通に楽しめた作品
★★・・・不満の残った作品
★・・・何らかの苦痛を強いられた作品
********************************************

c0073737_854125.jpg『それから』(1985/日本)
【監督】森田芳光
★★★
日本文学小説の趣きを存分に感じることができる作品だ。 ロケーションや家屋の佇まいからして、その時代の雰囲気が良く出ている。 致命傷は、脇を固めるキャスティングだろうか。 藤谷美和子や羽賀研二、森尾由美などが、現在からみればではあるが、作品の雰囲気を見事にぶち壊すキャスティングとなっている。 森田芳光の控え目な演出は冴えわたっているものの、役者選びの先見の目に関しては、否定せざるを得ない。 ただし、それらを全てチャラにするくらい、松田優作は素晴らしい。 穏やかながら、鬼気迫る演技を見せている。


c0073737_873642.jpg『霧の旗』(1965/日本)
【監督】山田洋次
★★★★
サスペンス仕立てだが、作品自体のテーマは、復讐劇そのものだ。 女の恨み、執念、その怖さが存分に、そして巧く描かれた内容。 終始、表情の無い倍賞千恵子が、執念深い女を実に巧く演じている。 そして特筆すべきは、大物弁護士を演じた滝沢修。 落ち着いた演技と、それとは対照的に、終盤に見せる落ちぶれた演技。 実に貫録十分の演技で、舌を巻くほど素晴らしかった。




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 
 
by nijibabu | 2012-07-20 08:08 | ◆映画関連 その他
森田芳光監督急死!
『家族ゲーム』で名を馳せ、1980年代から1990年代の最強日本人監督、森田芳光氏が2011年12月20日、肝不全の為、お亡くなりになられました。

『の・ようなもの』で天才の片鱗を見せつけ、代表作『家族ゲーム』で世間を驚かせ、『(ハル)』で時代を先取りした名監督が急死したのは、非常にショックでした。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。



管理人
にじばぶ
 
by nijibabu | 2011-12-22 12:25 | ◆映画関連 その他
(ハル)
c0073737_16443397.jpg(ハル)』(1996)

上映時間: 118分
製作国: 日本
ジャンル: ロマンス/青春

監督/脚本: 森田芳光

出演: 深津絵里
内野聖陽

山崎直子
竹下宏太郎
鶴久政治
宮沢和史
戸田菜穂

日本アカデミー賞(1996年)  新人賞(内野聖陽)
ブルーリボン賞(1996年)  監督賞(森田芳光)
報知映画賞(1996年)  監督賞(森田芳光)


***********************************************
 速見昇は、(ハル)というハンドル・ネームでパソコン通信の映画フォーラムにアクセスした。アメフト一筋に生きながら、腰を痛めて選手生活を断念した彼は、仕事も恋もうまくいかず、自分を見失いかけている。そんな彼に(ほし)からメールが届く。(ほし)こと藤間美津江は事故で恋人を亡くしてから、恋愛拒否症になり、自分を男性と偽ってパソコン通信にアクセスしながら仕事を転々とする日々を送っていた。メールを重ねるうちに、顔も知らないまま次第に本音を言い合う仲になっていく(ハル)と(ほし)。それは(ほし)が女性と分かっても変わらなかった…。
(「TSUTAYA online」より)
***********************************************

森田芳光の監督作品を観るのはこれで3本目。

家族ゲーム』は最高に面白かったが、『の・ようなもの』はそれほどでもなかった。

果てして、本作『(ハル)』はいかがなものか?!

本作の評価によって、私の森田芳光に対する評価が固まる気がする・・・
そんな予感あり。

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c0073737_17162098.jpg主演は深津絵里と内野聖陽。

深津絵里は今とそれほど変わらない感じ。

それとも、ファンでないからその違いに気付かないだけなのか?!


c0073737_17163894.jpgそれに対し、内野聖陽は若い!の一言。

内野聖陽と言えば、フジテレビのいわゆる“月9”ドラマ『不機嫌なジーン』が印象的。

竹内結子と共演し、独特でいて自然な演技をみせた、あの内野聖陽だ。

本作『(ハル)』における内野聖陽は、髪も短く、セリフ回しもごく自然。

自然すぎて、面白味に欠けてしまったほどだ。(笑)


でも、待てよ?

そもそも彼に面白味を要求するのは間違っているのかな?
彼は一応、二枚目俳優なんだし。

だけど、『不機嫌なジーン』の彼の印象が強過ぎるので、それはある意味仕方ないのかも。

ということで、内野ファンの方、どうかお許し下さい<m(__)m>

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c0073737_17165421.jpg深津絵里の妹役で登場した戸田菜穂

深津絵里の方が若く見え、彼女の妹役というのが何とも不自然に感じた。
というか違和感ありまくり。

というか姉妹にしては似てない。(笑)

でも、この頃の戸田菜穂より、今の戸田菜穂の方が綺麗だな。
(画像は比較的最近のものです。)

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本作は、いわゆる“ネット恋愛モノ”のハシリで、当時の時代背景を考えれば、その独創性は高く評価すべき。

しかし、時代背景そのものを、決して洗練されているとは言い難い映像と音楽で見せるばかりに、今観るとあまりに古臭くなってしまっている。

“1980年代から90年代にかけての邦画の古臭さ”が異常に臭うのだ。


これは賞味期限切れだ。

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だが白眉なシーンもあるにはある。

それはラストシーン。

カラーからセピア色に変わるあのシーン。

あれは意外と好き。



★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 

 
by nijibabu | 2007-07-10 17:18 | ◆映画レビュー
家族ゲーム
c0073737_23485377.jpg家族ゲーム』(1983)

上映時間: 106分
製作国: 日本
ジャンル: コメディ/ドラマ

監督: 森田芳光

原作: 本間洋平 『家族ゲーム』
脚本: 森田芳光
撮影: 前田米造
美術: 中沢克巳
編集: 川島章正

 
出演: 松田優作
伊丹十三
由紀さおり
宮川一朗太
辻田順一
戸川純 ほか

ブルーリボン賞(1983年) 監督賞(森田芳光)
報知映画賞(1983年) 作品賞、主演男優賞(松田優作)、助演男優賞(伊丹十三)
キネマ旬報賞(1983年) 作品賞、監督賞(森田芳光)、主演男優賞(松田優作)、助演男優賞(伊丹十三)
毎日映画コンクール(1983年) 助演女優賞(由紀さおり)

**************************************************
 息子の高校受験のためにと雇った風変わりな家庭教師がやって来たことで一家に巻き起こる騒動を描いた傑作ホーム・コメディ。「の・ようなもの」の森田芳光監督が、現代家庭の抱える問題をシュールなタッチでユーモラスに描く。横一列に並んでの食事シーンなど斬新な表現手法が話題を呼んだ。出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。
(「allcinema」より)
**************************************************

“溝口・小津後”の衰退化した日本映画界において、数少ない傑作の一つとして数え上げられることの多い本作。

本作は1980年代に作られたが、この時期は高度成長の余波を受けて、「核家族化」「バット殺人」「団地」「受験戦争」「校内暴力」等、数々の忌まわしきものを生み出した時代。

その時代を映すまさに鏡の様な作品、それが傑作と言われる『家族ゲーム』である。

**************************************************

“溝口・小津後”の日本映画に対する私のイメージは、“パンツの穴”的イメージ。

『パンツの穴』というしょーもなく、それでいて下品な古き悪き日本映画があった。

この時代には、こういったしょーもない日本映画が多かったが、本作もそれと同じ香りが漂っており、順当に行けば「しょーもない映画だった」の一言で終わってしまうところであろう。

しかしながら、さすが傑作と呼ばれる本作。
そんなことはなかった。

どこが違うかと言えば、説明できない。

どちらかと言うと、突然変異的に生まれた傑作という感じ。

でも、とにかく面白い。

理屈抜きに面白いので、この時代の日本映画に対して、私の様な負のイメージを持っている人にも、是非観てもらいたい作品である。

**************************************************

気になったのがラストシーン。

本作の舞台は、高度成長期をイメージさせる団地の一室。

その団地の一室での、退屈極まりない昼下がりが本作のラストシーンなのだ。

本作の魅力の一つに“シュールさ”があると思うが、本作のラストシーンは、その“シュールさ”と不気味さ、そして不可解さ、そして疑問、奇抜なカメラワーク等、いろんな要素が複雑に組み合わさって、何とも言えない余韻を残す素晴らしいラストシーンとなっている。


昼下がり、不気味に静まりかえる団地の一室。

由紀さおり演じる母親は、子供たちを呼ぶ。

しかし返事がない。

部屋に子供たちの様子を見にいくと、そこで子供たちは死んだ様に深く眠っている。

いくら起こしても起きないので、仕方なく母親は台所のテーブルに戻る。

しかし、さっきからどうも外がうるさい。

どうやらヘリコプターが何機も団地の上空を飛んでいる模様。

これがとてつもなくうるさい。
不気味にうるさい。

静か過ぎる団地の一室と、その上空をけたたましい騒音をたてて飛ぶヘリコプター。

“喧騒と静けさ”

相反する二つのものが、複雑に絡み合わさり、不思議でいて、それとない不安を醸し出す。


憂鬱なくらいに静かで退屈な団地の昼下がりに、必要以上にうるさいヘリコプターの騒音。

これは一体、何を意味するのか?

結局、私にそれは分からなかったが、とにかくこの“喧騒と静けさ”は、観ている私を“何となく不安”にさせた。

言葉で説明すると何とも抽象的で分かりづらい表現となってしまったが、実際に本作を鑑賞された方の中で、私の言っていることを何となくでも理解してくれる方がいたなら、それで満足である。

**************************************************

ラストシーンの最後の最後、それまで平面的に空間を捉えていたカメラが、突如、上方に動き、団地の一室を上から三次元的に捉える。

そこでエンドロール。

何とも素晴らしい終り方ではないか。


素晴らしいんだけど、この終り方、どこかで観たことがあるような・・・

そうそう、溝口健二だ。

具体的には『残菊物語』のラストシーンであり、また、『雪夫人絵図』のラストシーンである。

この不思議なカメラワーク、溝口の真似だろうか?

それともそれは溝口好きである私の勘違いであって、完全なる森田芳光監督のオリジナルであろうか?

映画について勉強の足りない私にはどちらなのか判断することができない。

しかし、いずれにしても本作のラストシーンは、このカメラワークを含め、1980年代以降の日本映画を代表するに相応しい出来栄えのラストであった。

**************************************************

追伸。

本作に“近所の悩める奥さん役”で出演している戸川純。
(年齢詐称の夏川純とは違いますょ。)

これが、もの凄くかわいい。
(多分そう思ったの自分だけだろうけど。笑)

1980年代のイケてない化粧や髪型の女性が出演する本作(笑)の中で、現代的に見ても、ちっとも古さを感じさせないキュートさが感じられた。

時代を超えた戸川純。

今は何処に?!

**************************************************

更に追伸。

主演を演じた松田優作だが、ハードボイルドな暴力家庭教師をうまく演じていて、さすがの一言。

だけど、父親役を演じた伊丹十三との本作におけるツーショットを見るにつけ、二人とも今はいないかと思うと、妙に寂しくなった・・・


c0073737_056459.jpg



★参照★
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浅野忠信 作品リスト
 

 
by nijibabu | 2007-04-24 00:34 | ◆映画レビュー