古今東西の名作・傑作をジャンルを問わず貪欲に鑑賞しています。オススメな作品のご推薦、コメントも大歓迎です!
by nijibabu
カテゴリ
◆お気に入り映画リスト
◆映画レビュー
◆映画レビュー索引
◆浅野忠信 作品リスト
◆F・フェリーニ 総括
◆各氏・各雑誌のベスト
◆映画関連 その他
◆ラーメン
最新のコメント
>秋の田のさん こんに..
by nijibabu at 11:50
すみません、仕事中に再び..
by 秋の田の at 10:09
>かっぱ太郎さん ツイ..
by nijibabu at 01:34
最近ツイッターを始めたの..
by かっぱ太郎 at 10:50
>かっぱ太郎さん お久..
by nijibabu at 23:41
お久しぶりです! 最近..
by かっぱ太郎 at 01:32
>ぁぉぃちゃん やっぱ..
by nijibabu at 23:59
わぁ~おひしー☆彡 覚..
by ぁぉぃちゃ at 23:51
ぁぉぃちゃん、お久しぶり..
by nijibabu at 22:18
映画たくさん見られていて..
by ぁぉぃちゃ at 21:33
>かっぱ太郎さん お久..
by nijibabu at 23:14
にじばぶさんこんばんは!..
by かっぱ太郎 at 23:32
>なるなるさん コメン..
by nijibabu at 22:56
成瀬の「雪崩」は、大佛次..
by なるなる at 22:29
>SSSDさん お久し..
by nijibabu at 00:22
お久し振りです sss..
by sssd18 at 14:22
>かっぱ太郎さん こん..
by nijibabu at 23:43
にじばぶさんお久しぶりで..
by かっぱ太郎 at 23:50
>Scarfaceさん ..
by nijibabu at 23:20
>Scarfaceさん ..
by nijibabu at 23:18
Profile
◆なまえ
にじばぶ
◆性別

◆出身地
東京都下
◆現住所
東京都下

◆好きな映画監督
成瀬巳喜男
溝口健二
石井輝男
川島雄三
ペンエーグ・ラッタナルアーン
トラン・アン・ユン
ミケランジェロ・アントニオーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ジャン・ユスターシュ
ジム・ジャームッシュ
ウォン・カーウァイ(王家衛)

◆好きな映画作品
★10点満点(順不同)
地球で最後のふたり
ナイト・オン・ザ・プラネット
太陽はひとりぼっち
キッズ・リターン
恋する惑星
ピクニック(1936)
乱れ雲
★9点(順不同)
[Focus]
ダウン・バイ・ロー
新・仁義の墓場
都会のアリス
網走番外地
ぼくの小さな恋人たち
他人の顔
ニュー・シネマ・パラダイス
祇園囃子
残菊物語(1939)
穴(1960)
ビューティフル・デイズ
幕末太陽傳
ある殺し屋
飢餓海峡

街の灯(1931)
晩菊
誓いの休暇(1959)
妻は告白する
眼には眼を
月はどっちに出ている
ゆきゆきて、神軍
モダン・タイムス
恐怖の報酬(1953)
君と別れて
劇場版 フランダースの犬
幸福の黄色いハンカチ
パイラン

◆好きなシリーズ映画
STAR WARS
男はつらいよ

◆お気に入り
【俳優】
浅野忠信
アラン・ドロン
レスリー・チャン
金城武
成田三樹夫
市川雷蔵
フランキー堺
池部良
内田裕也
【女優】
モニカ・ヴィッティ
デルフィーヌ・セイリグ
アヌーク・エーメ
ヘレン・ハント
ケリー・チャン
フィオナ・シッ
グイ・ルンメイ
木暮実千代
香川京子
橘ますみ
司葉子
杉葉子
佐藤友美
中山忍
原田知世
椋木美羽
【スポーツ選手】
レノックス・ルイス
ハリド・ハヌーシ
ヒシャム・エルゲルージ
坂本直子
【東京23区】
港区麻布永坂町
品川区東五反田5丁目
荒川区南千住8丁目
【建物】
同潤会アパート
九龍城砦
【乗り物】
都電荒川線

◆相互リンク
時代の情景
良い映画を褒める会。
タグ
(62)
(44)
(36)
(35)
(33)
(26)
(23)
(19)
(18)
(18)
(18)
(16)
(15)
(15)
(15)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
以前の記事
2017年 02月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


タグ:石原裕次郎 ( 4 ) タグの人気記事
狂った果実
c0073737_23575258.jpg狂った果実』(1956)

上映時間: 87分
製作国: 日本
ジャンル: ドラマ

監督: 中平康

原作/脚本: 石原慎太郎
撮影: 峰重義
音楽: 佐藤勝/武満徹
助監督: 蔵原惟繕

c0073737_03965.jpg出演: 石原裕次郎津川雅彦/深見泰三/藤代鮎子/ハロルド・コンウェイ/岡田真澄/東谷暎子/木浦昭芳/島崎喜美男/加茂嘉久/紅沢葉子/渡規子/ピエール・モン/竹内洋子/原恵子/潮けい子/近藤宏/山田禅二/峰三平/石原慎太郎/北原三枝
*****************************************************
c0073737_002569.jpg 遊び慣れした兄と純真な弟、そして二人を翻弄する魅惑的な女――。湘南の無軌道な若者たちのひと夏を大胆に描写、その型破りな映像感覚は若きトリュフォーを熱狂させたほど。中平康の才気が随所にみなぎって今なお瑞々しい奇蹟の作。
(「ラピュタ阿佐ケ谷」作品解説より。)
*****************************************************

c0073737_062945.jpg何不自由ないボンボン達だが、これといった目的もなく、ただダラダラと夏を過ごす。

若者達の欲望の先には、結局“女”があった。


狂気を孕んだ若者達の中にあって、唯一、純な心を持った津川雅彦。

後のエロオヤジ役を演じまくった津川が、唯一、純な少年を演じたところが皮肉で面白い。


ラストシーンは鮮烈。

常軌を逸したあぶない目つきで、石原裕次郎と北原三枝の乗るヨットを、ぐるぐるとボートで迂回する津川。

c0073737_072662.jpgその目は極めて危険でうつろだ。

そして、津川はボートで二人をはね殺す。

普通に考えれば、これだけあぶない目つきで、二人をボートで無惨にもはね殺したとなると、津川が一番あぶない人間になるだろうが、実は一番人間的でまともだったのは、津川ではなかったか。


c0073737_065138.jpgやることなすこと、全てあべこべで倫理観に欠けた若者達の中にあって、その純な心を裏切られ、その怒りを殺意に代えた津川の心情こそが、一番ストレートに理解できる。


“殺す”という、社会的に一番狂気な行動をとってしまった津川が、一番同情されるべきナイーブな心を持った登場人物として描かれている辺り、単なる青春映画では片付けられない、深い内容を感じさせる名作である。




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2011-04-04 00:08 | ◆映画レビュー | Comments(0)
陽のあたる坂道(1958)
c0073737_22333627.jpg陽のあたる坂道』(1958)

上映時間: 209分
製作国: 日本
ジャンル: 青春/ロマンス

監督: 田坂具隆


原作: 石坂洋次郎 「陽のあたる坂道」
脚本: 田坂具隆/池田一朗
美術: 木村威夫
撮影: 伊佐山三郎
音楽: 佐藤勝

出演: 北原三枝/千田是也/轟夕起子/小高雄二/石原裕次郎芦川いづみ/山根寿子/川地民夫/天草四郎/森川信/紅沢葉子/新井麗子/田中筆子/早川十志子/千代京二/渡辺美佐子/小沢昭一/木島一郎/柳瀬志郎/柴田新/小杉勇/志賀夏江/樋口かほる/鈴木三右衛門/土方弘/林茂朗/鏑木ハルナ/福田文子/堀川京子/大滝重興/松本薫/須藤和実/須田喜久代

ブルーリボン賞 監督賞(田坂具隆)/技術賞(藤林甲)

*****************************************************
c0073737_22362262.jpg 石坂洋次郎の原作を田坂具隆監督と石原裕次郎のコンビで映画化した青春映画の大作。上流家庭・田代家の次男は妾の子で、常に自分を非難される立場に置こうとし、幼い頃、長男の不注意から妹に軽いケガをさせた罪をかぶっていた。この家庭に、妹の家庭教師として美しい女子大生が訪れたのを機に、家族は次第に真実の自分をさらけ出していく。「乳母車」で石坂洋次郎のユートピア的な人間関係を淡々と描いて、ある種のリアリティーを持たせた田坂具隆監督が、ここではさらに複雑な人物設定を得て、より深く3時間の長尺をじっくりと見せる。石原裕次郎が「乳母車」に続き巨匠のもとで、のびのびとした演技を披露。
(「映画.com」より。)
*****************************************************

3時間半に渡る大作だが、それほど長くは感じなかった。


c0073737_22325873.jpg冒頭の石原裕次郎と北原三枝の出会いのシーンからして魅力たっぷり。

映画が始まって、裕次郎が登場して、そしていきなり北原三枝の胸をチクリと触る。

まさに、触りからテンションが上がった。


途中、北原三枝が豪邸の芝生の上で、優雅にバレエダンスを披露するシーンが出てくる。

素人目から見ても、そのダンスたるや、しなやかで実に美しく、魅了されてしまった。


c0073737_22355495.jpgこの頃の北原三枝は、エキゾチックな容姿とスタイル抜群のスレンダーな肢体を併せもち、この時代にしてはオバサンパーマではなく現代から見ても普通の髪型であり、また、このバレエダンスの素晴らしさときたら、何でも揃っていて、大スターの裕次郎が嫁に選んだのも頷ける完璧さ。


c0073737_22342685.jpg話としては、大金持ちの一家に渦巻く、複雑な血縁関係や身体的な障害、そしてそれに伴う各人それぞれのコンプレックスを、長い尺を有効に使って丁寧に描いており、3時間半たっぷり楽しめる内容。



裕次郎のキャラが際立って異質で、表面的には怖いくらいに明るく颯爽としているのに、何故だか屈折しているものを内に秘めている。

その何だか得体の知れない、いびつな人間性が実にミステリアスで魅力的あり、最後までひきつけられた。


よくある名家の内幕を描いた作品とは一線を画し、ドロドロとした人間模様を前面に押し出すのではなく、あくまで表面的にはドライなイメージで家族を描いており、その合間に、時折ダークな家族の内情が垣間見えるといった作りで面白い。


c0073737_22351331.jpg青春モノとしても十分に楽しめるし、裕次郎ファンも楽しめるし、北原三枝や芦川いづみといった女優の魅力も堪能できるし、3時間半という長い尺が、実に合点のいく大作である。


限られた登場人物のほとんどが、実は血縁関係にあるという設定には、やや都合の良さを感じるものの、ラストの終わらせ方が実にうまく、未来に希望を持てるすがすがしいラストには、十分満足がいった。




★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
浅野忠信 作品リスト
 

[PR]
by nijibabu | 2010-11-13 22:36 | ◆映画レビュー | Comments(2)
幕末太陽傳
c0073737_22495815.jpg幕末太陽傳』(1957)

上映時間: 110分
製作国: 日本
ジャンル: コメディ/ドラマ/時代劇

監督: 川島雄三

助監督: 今村昌平
脚本: 川島雄三/今村昌平/田中啓一
撮影: 高村倉太郎
音楽: 黛敏郎
出演: フランキー堺/左幸子/南田洋子石原裕次郎/芦川いづみ/金子信雄/山岡久乃/岡田真澄/青木富夫/菅井きん/小沢昭一/西村晃/二谷英明/小林旭

ブルーリボン賞(1957年) フランキー堺(主演男優賞)

***********************************************
 古典落語の“居残り佐平次”を下敷きに、幕末の品川の遊郭に居座り続ける、お調子者で狡猾なひとりの男を描いたコメディの傑作。「雁の寺」「洲崎パラダイス・赤信号」の川島雄三監督、フランキー堺主演。
 リズミカルにして畳み掛けるようなスピーディな展開、それでいてメリハリの利いた演出と、観る者を一瞬たりとも飽きさせない川島雄三監督の代表作にして日本映画を代表する傑作の1本。
 特筆すべきは主役の佐平次を演じたフランキー堺の演技で、その流れるようなムダのない動きは、それ自体ある種の“芸術”の域にまで達しているといっても過言でない美しさを有していた。
 エピローグ、それまで全編を通してひたすらアクティブだったスクリーンが、明け方近くなり皆が寝静まり、佐平次がこっそり遊郭から抜け出そうとするシーンになって一転、強烈な静けさに包み込まれる。この動から静へのあまりにも見事な転換は映画史上屈指のエピローグではないだろうか。とにかく日本が誇る二人の類い希な天才が高次元で融合して産み落とした奇跡の映画である。
(「allcinema」より一部抜粋。)
***********************************************

満を持して、川島雄三監督の代表作にして、日本映画を代表する傑作『幕末太陽傳』を鑑賞することができた。

川島監督の作品はいくつか観てきたが、やはり本作のパワーとスピード感は別格だった。

日本映画史に名を残し、「日本映画ベスト10」といった企画等で常連である本作。

その実力を目の当たりにすることができた。

***********************************************

川島監督にハマりつつあるが、それと同時にフランキー堺にもハマりつつある。

フランキー堺の丸っこい体に似つかわしくない、その軽やかな動きに脱帽。
あの動きは確かに“芸術”の域にまで達している。


そして、とぼけた表情に、スピーディな軽い語り口。

外見的には決して二枚目ではないのに、劇中の女性に惚れられる役回りが多いが、確かにそれを納得させる人間的魅力を感じる。


ちなみに本作には、石原裕次郎も出演している。

主演はあくまでフランキー堺だが、石原裕次郎もさすがの存在感。

本作では意外と少ないこの二人のツーショットだが、その数少ないシーンの中で、二人がお風呂に浸かり、粋な会話を繰り広げる名シーンがある。

そのシーンの映像をアップしておきたい。

c0073737_2342994.jpg

***********************************************

その他のキャストも実に豪華。

c0073737_239647.jpg南田洋子、金子信雄、山岡久乃、岡田真澄、菅井きん、西村晃、二谷英明、小林旭・・・などなど。

特に岡田真澄のインパクトが大。

「若い頃は痩せていて、晩年とは全く違う感じだった」と誰かに聞かされた記憶があるが、確かにその通りであった。(右の画像は、DVD加工画像を切り出したものです。)

***********************************************

c0073737_23194713.jpg本作は、幕末の品川遊郭を舞台にしているので、沢山の女性が登場する。

その中でも中心的役割を演じた女性が南田洋子。
ご存知、長門裕之の奥さん。

これがとても美しくてビックリ!

南田陽子って、こんなに綺麗だったんだぁ・・・と感心してしまった。

これなら長門裕之も惚れるハズ。(笑)

***********************************************

フランキー堺の魅力あふれる演技と、豪華な脇役陣、美しい女性たち、そして「古典落語」を題材にした数々の面白いエピソードなど、見所を挙げればキリがない。

劇中の騒々しさとラストの静けさとの対比や、味わいのあるラストシーンも素晴らしく、“日本映画を代表する1本”という肩書きに偽りはなかった。



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

 
[PR]
by nijibabu | 2007-08-19 23:24 | ◆映画レビュー | Comments(11)
鷲と鷹
c0073737_2103799.jpg鷲と鷹』(1957)

上映時間: 115分
製作国: 日本
ジャンル:
アクション/アドベンチャー

監督・脚本: 井上梅次

出演: 石原裕次郎
三國連太郎
浅丘ルリ子
月丘夢路
長門裕之

二本柳寛
沢村国太郎
柳沢真一
西村晃
安部徹


***********************************************
 貨物船海洋丸に、船長を父の仇と疑う青年・千吉、保険金目当ての偽装沈没計画の疑いを嗅ぎ付けてきた刑事が水夫として乗り込む。さらに、船長の娘・明子と千吉に想いを寄せる酒場の女・朱実。彼女達も巻き込んだ、疑惑の公開は、積荷が全てニセモノである事が判明!やはり航海詐欺だったのだ・・・!サスペンスの要素も含んだ一大海洋アクション。
(「TSUTAYA online」より)
***********************************************

鷲とは石原裕次郎のことを指し、鷹とは三國連太郎のことを指しています。

そう、本作は紛れもなく、単なる“スターにスポットを当てた”娯楽大作なのです。


それではどうしてこの作品を鑑賞しようと決めたのか?

それは父親に勧められたからなのです。

気持ち的には、「裕次郎モノかー。まあ、まともに裕次郎モノを観たこともないし、せっかくの機会だから観てみるカー」的なノリ。

しかも、最近お気に入りになりつつある若かりし頃の三國連太郎が出演しているということもあったし、娯楽作品だし、肩の力を抜いてみてみるのもいいカナーと。


しかししかし・・・

この作品、予想だにしない衝撃を生んだのです。

さて、その衝撃とは?

***********************************************

とあるおんぼろの船。

そこに二人の六尺(181㎝)近い男が乗り込んでくる。

どうやら臨時の雇われ水夫の模様。

そして乗り込んだ途端の大喧嘩。
派手なアクション。

うーん、やはりこの作品は単なるスターの織り成すアクションものか・・・

と、当初の疑念も晴れるまま、物語は進行。


しかも石原裕次郎は相変わらずのクサい演技。

元々好きでなかった上に、今観るとイケてないファッションや髪型に閉口しながらの鑑賞。

そしてそのライバル役である三國連太郎も終始、不自然に上半身真っ裸。

これまた閉口。

まあ確かに立派な体格ではあるけれど、これはさすがになぁ・・・

***********************************************

そこで船長の娘が登場。

これがスレンダーでスタイル抜群。
しかもかわいい。

誰だ?
分からない。

オープニング・ロールのキャスティングに浅丘ルリ子の名があったが、まるで顔が違う。

誰だ?


若かりし頃の浅丘ルリ子は、『男はつらいよ』を全て観たことがあるので、よく知っている。

まったく顔つきが違う。
やっぱり浅丘ルリ子じゃあない。

浅丘ルリ子はもっと顔にクセがあるはず。

誰だ?
この綺麗な女優サンは・・・


観終えた後、ネットで調べると、この女優さんは浅丘ルリ子だった。

当時17歳。
そして『男はつらいよ』の初期に出た頃は20代後半。

こうまで雰囲気が変わるとは。

まさに衝撃

本作における浅丘ルリ子は必見。

この“意外なほどに美しい10代の頃の浅丘ルリ子”を観ることができただけでも、本作を観た甲斐があった。

***********************************************

そして主人公の石原裕次郎。

若かりし頃の彼の作品は観たこともあるし、もちろん若かりし頃の顔も知っている。

だけど彼のことをあんまり好きになれなかった。

本作に出た頃の裕次郎は、まさにスターへの階段を急激に昇っていた頃で、勢いが絶頂の頃。

その勢いとエネルギーと彼の持つタフなイメージが、本作では遺憾なく発揮されている。

特別ファンではない私を画面に釘付けにする程のカリスマ的な魅力を本作ではギンギンに放っていた。

さすがは石原裕次郎。
彼の凄さが少しだけ分かった様な気がした。

これもある種の目からウロコの衝撃であった。

***********************************************

そして我等が三國連太郎。

映画『飢餓海峡』ですっかりミクニの虜になった私。

本作では全編に渡り、不自然に上半身裸で、『飢餓海峡』で上がった私の“ミクニ熱”をすっかり冷めさせてしまった。(笑)

しかしそこは流石ミクニ。

最後はジゴロな白いスーツで登場。

「おいおい!そんな上下のスーツ、船の荷物の中のどこに隠していたんだョ!!」

というツッコミはさておき、そのあまりのジゴロ的かっこよさ(笑)に、衝撃を受けてしまった。

さすがミクニ。
かっこよすぎ!

***********************************************

というわけで、ストーリーよりも、豪華な出演陣の意外な魅力がいっぱいの本作。

まさにキャスティングの勝利だ。

他にも若かりし頃の長門裕之やその実父でもある沢村国太郎、元宝塚の月丘夢路、悪役で有名な安部徹、水戸黄門で有名な西村晃なども出演しており、まさに豪華キャスト。

意外にも衝撃と収穫の多かった作品であった。

そして観ず嫌いの“石原裕次郎嫌い”が治ったのも大きな成果かも。

***********************************************


最後まで浅丘ルリ子と気付かなかった程、可憐な17歳の浅丘ルリ子c0073737_2421737.jpg

女の口説き方が異様に様になっていた石原裕次郎c0073737_2415943.jpg

ジゴロな白い上下スーツの似合う三國連太郎c0073737_2425178.jpg



★参照★
作品レビュー目次

お気に入り映画一覧
宿題映画リスト
浅野忠信 作品リスト
 

 
[PR]
by nijibabu | 2007-05-14 02:46 | ◆映画レビュー | Comments(14)